田中杏子「ハズしを利かせたスタイリング」 | Numero TOKYO
Fashion / AKO's Style

田中杏子「ハズしを利かせたスタイリング」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしとプライベートアイテムを紹介。(「ヌメロ・トウキョウ」2018年1・2月号掲載

ますます際立ったスタイリングが気分! 自分らしいハズしを利かせたスタイリングが楽しめる時代に入りました。

08サーカス(08sircus)」のブラウスとワイドパンツに「ルイ・ヴィトン×シュプリーム(Louis Vuitton × Supreme)」のキャップ、ミュウミュウのファーストール、「ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)」のバッグを合わせました。オールホワイトのスタイリングは、個人的には挑戦でしたが、着てみるとしっくり。ファーストールとバッグの色合わせに、キャップを合わせてカジュアルダウンしたスタイリングは、パパラッチ隊からも注目で気分上々でした!

コーディネートでも合わせた「ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)」のバッグ。ストラップの長さを変えられるので斜め掛けもOK。パリコレ中、とても重宝しました。

#113_ako03
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ニューニュー(newneu.)」のiPhoneケースはマジックテープ付きのアートピースを自在にカスタマイズできるので、その日、そのときの気分でいろいろと楽しめます。今のお気に入りは二つのアートピースとふわっふわでボリューミーなファー♡ キャップも同じく、好みのアートピースを合わせて自分のオリジナルを作ることができます。なんて素晴らしいアイデア!

#113_ako04
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トリー スポーツ(Tory Sport)」のメッシュジャケットのように、スポーティディテールをリアルなアイテムに取り入れるデザインは次シーズンも注目。ロングワンピースに合わせてみたいです。

#113_ako05
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バレンシアガ(Balenciaga)」のトレンチコートとドレスはパリコレ中の戦利品。セリーヌのバッグ、「マイケル マイケル・コース(Michael Michael Kors)」のサングラス、「プラダ(Prada)」のサンダルでスタイリング。カラータイツを合わせるのが今の気分!

フレームの形や上品なカラーリングがさりげなく主張してくれる、「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」のサングラス。新生フェラガモも楽しみです!

#113_ako06
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サマンサベガ(Samantha Vega)」のバッグはヴィンテージ気分で、どんなスタイリングにも合わせやすく、物もたくさん入る優れもの。カジュアルにデニムと合わせても、お出かけのときのワンピースと合わせても◎

ストラップにあしらわれたラインストーンがポイントの「グッチ(Gucci)」のパンプス。内側にはロマンティックなフラワープリントが施されていて、眺めているだけでも素敵。プラス1の装飾があるアイテムが最近気になります。

スワロフスキー(Swarovski)」の煌めく星が連なるネックレスは、Tシャツ&デニムのようなシンプルなスタイリングにオンして首元をさらりと飾りたいです。

肩にカッティングが入ったデザインの「ラウタシー(Lautashi)」のドレス。肌触りが柔らかくて気持ちよく、家でリラックスして着ると心に余裕が持てそう。

Profile

田中杏子Ako Tanaka 統括編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の編集スタッフとして 創刊から参加。シニア・ファッション・エディターを務める。2005年 Numéro TOKYO編集長に就任し2007年2月創刊、2025年3月まで務める。現在は統括編集長として本誌のヴィジュアル全般、デジタルやSNS、ECなどNuméro事業全体を担う。2021年、新プロジェクトrabbitonを立ち上げる。著書 『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka
 

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