「Versus Versace」が選んだ新世代サブカル・アーティスト
「ヴェルサス ヴェルサーチ(VERSUS VERSACE)」2017年秋冬キャンペーンに、世界のサブカルチャーシーンで活躍するアーティストたちが集結!
「ヴェルサス ヴェルサーチ(VERSUS VERSACE)」が、2017年秋冬キャンペーンでフィーチャーしたのは、確かな意見を持ち、クリエティビティにおいて決して妥協をしない、そんな自身のスタイルで既存のカルチャーを覆すアーティストたち。フォトグラファーBen Tomsが撮り下ろしたヴィジュアルイメージは、そのアーティストたちが持つ存在感や強さを、オーセンティックで自然なムードを表現する。
トミー・ジェネシス(TOMMY GENESIS)は、カナダ出身のアンダーグラウンドのラッパーで、海外雑誌をはじめ、最近では、カルバン・クライン、ミュウミュウなどファッションブランドもこぞって起用する、まさに今を体現する女性アーティスト。ジェンダーアイデンティティに一石を投じる彼女のラップは、フェティッシュ・ラップと呼ばれ、リリックと自身のアーティスティックな才能によって新境地を開拓している。1年前、「KOCHE」のデザイナーが、彼女を注目のラッパーだと言っていたのを思い出す。
そして、ロンドンを拠点に活動する東京生まれのミュージシャン兼モデル、リナ・サワヤマ(RINA SAWAYAMA)。彼女はファッション業界における人種差別、性差別、偏見に立ち向かっている存在だという。そんまさまざまな壁を乗り越え、作詞・作曲、プロデュース、MVの監督までDIYで手がけるデジタル世代のシンガーである彼女を小誌でもいち早くフィーチャーしている。
アイルランドのヒップホップアーティスト兼プロデューサー、レジー・スノウ(REJJIE SNOW)。
ニューヨーク出身の俳優で、フリースタイルのラッパーとしても活躍する、ユダ・ラング(JUDAH LANG)。サンローランのスモーキングスーツのキャンペーンにも登場してました。
他にも、アメリカのアーティストで、トランスジェンダーを認める活動家、ハンター・シェイファー(HUNTER SCHAFER)。トップモデル、クリステン・マクメナミーの娘でニュージェネレーション・モデルをリードする、リリー・マクメナミー(LILY McMENAMY)などが登場する。
今回のプロジェクトについて、ドナッテラ・ヴェルサーチは、「ヴェルサスの新しいキャンペーンに起用した若いアーティストにとても感心があるの。“サブ・ヴェルサス・ジェネレーション”」と言える彼らは、サブカルチャーのコミュニティーで自身の信念や個性を主張している」と語っている。
VERSUS VERSACE
URL/www.versusversace.com
#VERSUSFW17 #SUBVERSUS
いわゆるメジャーなブランドが、アンダーグラウンドやストリート、さらにはSNSを舞台に、自分たちのメッセージやクリエイションを発信するアーティストたちに着目し、彼らの持つパワーに惹きつけられているのは、今の時代の潮流。ブランドが次にどんな人物に着目するか、メジャーとインディーズのミックス感や、その先見の明に注目したい。