“世にも奇妙なアート”が Bunkamuraに大集結!?
現代アート作家たちによる”奇妙な”展覧会が、Bunkamura Galleryで開催されている。
薄暗い背景から浮かび上がるのは、人か、 生き物か、それとも……。不安と同時に煽られるのは好奇心。覗いてみたいけれど、それでいて直視したくないような奇妙な世界がここに広がっている。
同じくBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の展覧会「ベルギー奇想の系譜展|ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」と連動した本グループ展。「奇なるもの」をテーマに20名のアーティストが絵画表現に挑んでいる。見たこともない光景や思いもよらない構図、体験したことのない表現を目の前にして私たちが感じるのは、恐怖や不安だけでなく無意識の中に潜む記憶や懐かしい風景かもしれない。 円山応挙や伊藤若冲、ヒエロニムス・ボス、ジュゼッペ・アルチンボルドなど、古今東西の表現者たちが描いてきた「奇なるもの」の世界を、作家現代のアーティストたちはどう表現するのか。”既成概念への挑戦”に注目したい。
この夏休みは渋谷で、ミステリアスなベルギー美術の魅力とともに、奇想・幻想の世界にどっぷりと浸ってみてはいかが?
「世にも奇妙な絵画たち -既成概念への挑戦-」展
会期/2017年8月16日(水)~8月23日(水)
会場/Bunkamura Gallery
住所/東京都渋谷区道玄坂2-24-1 1F
入場料/無料
時間/10:00~19:30
TEL/03-3477-9174
URL/bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/170816unusual.html/
Text : Manami Abe