柄本時生と篠山輝信が演じる少年たちの、
ひと夏の冒険を描く舞台『チック』
ドイツの児童小説『14歳、僕らの疾走:マイクとチック』(ヴォルフガング・ヘルンドルフ/著)を原作に、ドイツ出身の小山ゆうなが翻訳・演出を手がける舞台『チック』。14歳の少年ふたりを柄本時生と篠山輝信が演じる夏の冒険譚が8月13日より、シアタートラムにて上演される。
この作品は、早世したドイツの作家ヴォルフガング・ヘルンドルフによる児童文学『Tschick』が原作。2011年にドイツで初演され大人気となり、2016年には同名の映画版が製作され、今年秋に日本でも公開が予定されている(邦題『50年後のボクたちは』)。その作品が、今年夏、日本でも上演される。翻訳・演出を手掛けるのは、演劇界の新星でありドイツ・ハンブルグ出身の小山ゆうな。アジア系ロシア移民の少年チックに柄本時生、同じく14歳のマイクを篠山輝信が演じる。
マイクはベルリンの14歳。家ではアルコール依存症の母と家庭を顧みない父との息の詰まる暮らし。学校では、誰からも見向きもされない退屈な日常。そこに風変わりな転校生・チックが現れる。夏休みになり、突然チックに誘われた。
「どっか連れて行こうか? 乗れよ」
チックが“借りた”という車に乗り込み、ふたりの旅が始まる——。
『チック』
出演/柄本時生、篠山輝信、土井ケイト、あめくみちこ、大鷹明良
原作/ヴォルフガング・ヘルンドルフ
翻訳・演出/小山ゆうな
上演日程/2017年8月13日(日)〜27日(日)
※チケット発売中
会場/シアタートラム
お問い合わせ/世田谷パブリックシアターチケットセンター
TEL/03-5432-1515(10:00〜19:00)
URL/setagaya-pt.jp
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