ABBAがロンドンでエキシビション開催
ABBAがロンドンで体験型エキシビションの開催を予定しているという。
10年間の活動を経て1982年に解散した同グループだが、ファンのためにバンドの思い出とスピリットを絶やさぬように努めてきており、今回ロンドンにあるアートコンプレックス、サウスバンクセンターにおいて12月から「ABBA:スーパー・トゥルーパーズ」という名のアーカイブ展示を開催するという。そこには同バンドの歴史の中での最盛期を再現したセクションも用意され、1974年ユーロビジョンで優勝した時に滞在していた、ブライトン・グランド・ホテルの一室の再現なども含まれるようだ。
メンバーのビョルン・ウルヴァースはこの展示会についてこう述べた。「1970年代に作られ、未だ流れ続けている僕らの曲を、サウスバンクの展覧会で、一時的にその当時の雰囲気と共に再現するというのは非常に興味深いよ」「1975年に『マンマ・ミーア』をレコーディングした時に世界で何が起こっていたのか?本当に大昔のようだね!」。同じくメンバーのフリーダ・リングスタッドもロンドンでの展覧会に喜びを隠せない様子で「サウスバンクで行われる展覧会にとてもワクワクしている」と語っている。
昨年この体験型エキシビションのためにメンバー同士が再会し、元スパイスガールズのマネージャーのサイモン・フラーとユニバーサルと手を組んでこの新しい試みを企画し始めたとのことだ。当時サイモンは「過去数ヶ月の間にABBAのメンバーからもらったアイデアがとても素晴らしく非常に期待しているんだ。ヴァーチャル・リアリティやA.I.といったハイテクの中で果たしてエンターテインメントが何をできるのか。今まで見たことのないものになるよ」と述べていた。
このプロジェクトは1972年ストックホルムでの結成時のオリジナルメンバー4人が全て関わっているとのことだ。
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