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ファッションで東西の文化交流をたどる展覧会 @横浜
ターナー『ドレス』(1870年代)京都服飾文化研究財団蔵 撮影:リチャード・ホートン
ファッションにまつわる貴重なコレクションで知られる京都服飾文化研究財団(KCI)と横浜美術館が、初のコラボレーション企画を開催。その見どころとは?
1859年の開港以来、日本と世界の交流拠点として栄えた横浜。この地を玄関口にして、西洋からもたらされたファッションやライフスタイルが急速に人々の暮らしへ浸透。その一方で、西洋へと輸出されていった日本の着物や美術品は、ジャポニスムのブームをもたらした。
こうした歴史と文化を背景として、横浜では初めての展示となるKCI所蔵のドレスや服飾品約100点を中心に、工芸品や絵画、写真など計200点で構成される展覧会が開催中。東西の文化交流が人々の生活や美意識に及ぼした影響をたどり、日本と西洋が互いに“新しい美”を見出していった経緯に思いを馳せてみよう。
『ファッションとアート 麗しき東西交流』
会期/2017年4月15日(土)〜6月25日(日)
会場/横浜美術館
住所/神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
時間/10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館/木
TEL/045-221-0300
URL/yokohama.art.museum
Text:Keita Fukasawa