ZARAを知るスペインの旅:Vol.2 ラ・コルーニャ編 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

ZARAを知るスペインの旅:Vol.2 ラ・コルーニャ編

お馴染みのファッションブランド「ZARA(ザラ)」発祥の地スペインをファッションエディター岸本佳子が訪問。首都マドリードと本社のある街ラ・コルーニャ、「ZARA」のことがもっとわかる大人の社会見学にご案内。

IMG_7936
IMG_7936
Vol.2 A Coruña ラ・コルーニャ編 首都マドリードから飛行機で約1時間、次のディスティネーションは「ZARA」の本社がある海辺の街ラ・コルーニャ。ここはまさにZARA帝国!
IT_centerのコピー
IT_centerのコピー
トレンドのアイテムをいち早く私たちのもとに届けてくれる「ZARA」ですが、実は毎週2回何十点もの新作が入荷しています。そのスピーディさを可能にしている独自の生産・流通システムが、このラ・コルーニャの本社で築き上げられています。
1
1
「ZARA」本社内で、私たちが一番楽しみにしていたのが“パイロットストア”という施設。何がすごいかと言うと、「ZARA」のショップがそっくりそのまま、本社の中に併設されているんです。そのスケールに驚きませんか!? もちろんここで買い物はできません。「ZARA」の店舗ショールーム的な存在です。出来上がった新商品はまずここでディスプレイされ、全く同じ様子が全世界2,200店舗以上ある「ZARA」で再現されます。ショップイメージを完全統一させる徹底ぶりはさすがです。 ちなみに世界8カ所ある「ZARA」の”プレスルーム”のディスプレイは、マドリードのショールームにて創られます。 詳しくはこちらをCheck → Vol.1 マドリード編
2
2
中の雰囲気は私たちが見覚えのある「ZARA」のショップそのもの。商品サンプルが完璧に配置。これはVMDと呼ばれるフロアコーディネーターさんたちの手で丁寧に時間をかけて創られたディスプレイです。商品の見え方によっても実売に影響がでるので、スタイリングのテクニックのみならず、消費者心理も反映した配置なんでしょうね(確かに「ZARA」の店内は買い物がしやすいですよね)

「ZARA」の商品が手元に届くまで その舞台裏に潜入!

Photos & Text:Yoshiko Kishimoto

Profile

岸本佳子Yoshiko Kishimoto コントリビューティング・ファッション・エディター、スタイリスト。ロンドン留学でファッションを学び、帰国後『Numero TOKYO』に参加。本誌にてファッションストーリーを担当するなどファッションエディターとして活動するほか、フリーランスのスタイリストとして雑誌や広告、そしてCMの衣装なども手がける。プライベートでは「well-being」なライフスタイルを心がけている。現在、シャンパンとワインを勉強中。
Instagram: @yoshico_kishimoto

Magazine

JUNE 2024 N°177

2024.4.26 発売

One and Only

私のとっておき

オンライン書店で購入する