今年は、化粧水1本で肌の運命を変えられるらしい。ハイスペックな化粧水でその真価を体感して。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年10月号掲載)
日本が誇るバイオテクノロジー、発酵の無限パワーを宿す「水」

もとより発酵には無限の可能性がある。天然成分を特別な菌の力を借りて発酵させることで、人工的には作れない複雑で多彩な成分が生まれることもあり、世界的にも“発酵コスメ”は注目されている。コスメデコルテは、秋田県産の白色玄米「淡雪こまち」を独自のプロセスで発酵させた「黒麹発酵液」を開発。このエッセンスには実に470種以上のアミノ酸やペプチド、ビタミンなどの成分が含まれ、ハリ、弾力、シワ、キメ、透明感、毛穴、くすみ……とあらゆる肌悩みにアプローチできるのが大きな魅力。
化粧水の処方の「水」にあたる62%を「黒麹発酵液」に、37%を「多重層バイオリポソーム美容水」に置き換え、1滴に凝縮したパワーは美容液に匹敵するほど。新開発のリポソームが有用成分を真皮まで引き込み、浸透をサポート。まろやかなテクスチャーが肌を包み込み、瞬時にふっくら潤うその手応えも十分。保湿もアンチエイジングもこの1本に肌運命を任せたい、と思える逸品だ。
美容成分を高濃度に配合。化粧水1本でハリの高みを目指す

ポーラ最高峰スキンケア「B.A」が5年ぶりにリニューアル。目指すは自分史上最高の“全域ハリ”。最新研究で新たにポーラが着目したのは「毛の根元周辺の再生力」。毛の根元の細胞から分泌されるタンパク質「プレイオトロフィン」が、細胞群に働きかけて真皮を再生に導くことで、コラーゲン線維構造のコンディションが良くなることに着目。プレイオトロフィンの真皮全域での働きを高める成分として、海藻と植物の複合成分「B.Aコアエキス」をライン全品に採用し、真皮を再生に導くのをサポート。
濃密テクスチャーの化粧水は、なじませた瞬間にハリのベールを形成してたしかな弾力感となめらかさをキープ。感性科学発想により、肌に触れたときの心地よさも、グリーンシトラスやオークウッドの織りなす温かく爽やかな香りも、心にまで作用。自分と向き合うプレシャスなスキンケア時間を、特別な化粧水とぜひ。
10年で約10%減少するコラーゲン。これからは太く丈夫に育てる時代!

資生堂は、長年のコラーゲン研究の結晶として画期的新成分コラジェネシスを開発。コラーゲンの“量”と“質”に加え、“育成”までを見据えたサイエンスを搭載したパワフルな化粧水を完成させた。太く丈夫なコラーゲンを育成する、という夢のようなアプローチを叶えたのは、岡山県の特定地域のみで栽培される薬用の芍薬「べにしずか」。化粧品に採用されたのは今回が初めてだそう。
そして、コラーゲンの消化・育成を促進するM2マクロファージを増加させる「セイヨウバラ」。この2つのエキスを掛け合わせたコラジェネシスは、これまでとは一線を画す効果を叶える究極のコラーゲン成分。使うたびに丈夫なコラーゲンがすくすくと育ち続け、ハリ不足はもちろん、小ジワ、たるみ、毛穴などが着々と解消。最新技術が結集した、“塗るコラーゲン”の実力を肌で試して。
潤いを瞬時にシールド。肌が守られた感覚を叶える化粧水

人気の「ジェニフィック」ファミリーに待望のローションが誕生。目指したのは、肌に本来備わっている“回復力”を加速し、潤いを閉じ込め、化粧水ひとつで最高レベルの美肌へと導くこと。回復のキーとなるのは高純度のβ-グルカン。ヒアルロン酸を超える保水力とともに、発酵由来のβ-グルカンならではの高いバリア機能をもたらし、外的ダメージをはねのける強い肌へと加速。さらに、美肌分子プロキシレン配合でエイジングケアも万全。
なじませるとさっと浸透すると同時に、潤いのシールドを肌上に形成。これ1本で“守られている”感覚と自信を授けてくれる。おなじみの先行美容液「ジェニフィック アルティメ セラム」の後でも、これ単体でもOK。とろみとみずみずしさの黄金比率を極めたテクスチャーと、フランス産ローズの優美な香りにも癒やされる。
Photos : Shinmei Prop Styling : Mafumi Edit & Text : Naho Sasaki
