2025年春夏のランウェイに多く登場したシューズトレンドの一つ、トングサンダル。ビーチやプールへ出かけたくなるようなデザインで夏ムードを高めてくれる。ヒールや素材、カラーリングなどバリエーション豊かに揃っていて、タウン仕様でスタイリングを仕上げるのが今季のポイントだ。11ブランドからピックアップした旬なデザインをチェック!
【index】
1. Miu Miu(ミュウミュウ)
2. Hermès(エルメス)
3. Chloé(クロエ)
4. Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)
5. Etro(エトロ)
6. Celine(セリーヌ)
7. Alaïa(アライア)
8. Jimmy Choo(ジミー チュウ)
9. Ferragamo(フェラガモ)
10. Versace(ヴェルサーチェ)
11. Toteme(トーテム)
Miu Miu|ミュウミュウ

柔らかなパテントレザーを採用し、ストラップやカバーヒールデザインで安定感のあるトングサンダル。ミュウミュウのシグネチャーとも言えるメリージェーンを夏らしくアップデートした。ランウェイで提案されたトゥレスソックスを合わせるとより今っぽいスタイルに。
Hermès|エルメス

オーバーサイズのメタルバックルが特徴的なサンダル「クリプ」。ナチュラルカラーの柔らかなカーフレザーがすっと足にフィットする上質な一品。洗練されたフォルムがモダン・シックに夏の足元を演出してくれる。
Chloé|クロエ

クロエ 2025年春夏コレクションのランウェイでは、風を孕むロマンティックなドレスを纏ったモデルの足元にも注目が集まった。トランスペアレントな「ジェリー」サンダルのトングフロントはウェイビーなラインを描き、シェルシェイプのヒールがセットされたドリーミーな一足。
Bottega Veneta|ボッテガ・ヴェネタ

アイニックなイントレチャートがインソールにあしらわれた「マレーラ」。甲から踵へ向かって伸びるアッパーの絶妙なラインが妖艶に魅せて。チャンキーヒールは歩きやすさとスタイルアップを叶えてくれる心強い味方。
Etro|エトロ

ウェッジスタイルのトングサンダルを取り入れると、ぐっと旬な表情を引き出してくれる。シンプルなフォルムはパンツルックでもスカートルックでも、コーディネート問わずに合わせやすく優秀だ。フロントにセットされたブルーのマーブルがアクセントに。
Celine|セリーヌ

陽射しを浴びた肌に映えるホワイトが爽やかさを放つ。カーフスキンがなめらかに足に馴染み、軽めのパッドが入ったインソールやラバーのアウトソールも施されている。ゴールドのトリオンフが華やかさを添えて。
Alaïa|アライア

ビーチサンダルの影響か、フラットデザインのイメージも強いトングサンダル。今シーズンはハイヒールを組み合わせたハイブリッドなスタイルも多く登場した。愛らしいライトピンクもメタリックでフューチャリスティックな雰囲気に。コーディネートにモードなパンチをひとさじ。
Jimmy Choo|ジミー チュウ

サテンのシャイニーなライトグリーンが涼やかな印象を与える「ディラ」。華奢なストラップの片方に施したクリスタルのチェーンやキトゥンヒールで、ジミー チュウらしい上品さとトングサンダルのカジュアルなディテールを丁寧にドッキングさせた。
Ferragamo|フェラガモ

バレエに着目しコレクションを発表した今季。シルクリボンをレースアップしたヒールサンダルは、一点投入で一気に上級者スタイルへ導いてくれる頼れるピース。レギンスのようなタイトなアイテムの上に合わせても、高めにロールアップしたパンツの裾から覗かせても◎。
Versace|ヴェルサーチェ

アンダーウォーター バロッコ プリントをあしらった「バロッコ ラ メドゥーサ」サンダル。ラ メドゥーサのハードウェアがパワフルに存在感を放って。リゾートへのお供にぴったりなデザインで、足裏にフィット感を与えてくれる成形インソールが、足の疲れ軽減へ働きかけてくれる。
Toteme|トーテム

スリークなシルエットを描くトングサンダルが、決めすぎないラフな余裕を醸し出す。カジュアルなデイリー使いやワークシーン、ドレスと合わせてディナーへ出かけるも良しな万能選手だ。インソールパッドが履き心地を高めてくれる。
Edit & Text: Nozomi Urushibara