シンプルだからこそ、センスや個性が光るアイテム。今シーズン、ファッション業界で活躍するおしゃれな人たちは、どんなTシャツを選び、どう着こなしている? リアルな愛用品とその着こなしのコツを、セルフスナップでチェック!
なめらかで、頼れる。リフィルの定番T
川村詩織|PR
「とにかく滑らかな肌触りが気持ちいい、『リフィル』のTシャツは、毎シーズン買い足してしまう定番アイテム。老舗の繊維専門商社が手がけているだけあって、素材やシルエットの美しさにも信頼が置けます。首元や袖口がへたりにくく、長く愛用できるのも嬉しいポイント」と語る川村さんは、クローゼットに無地Tがずらりと並ぶ“Tシャツ派”。「シンプルだからこそ、素材や形にこだわりたくなる。小物や合わせ方次第で雰囲気がガラッと変わるのがTシャツの魅力です!」

今日のスタイリングのポイントは?
「シースルーのロングスカートにシルバーのチェーンバッグを合わせて、少しピリッとした印象に。ポイントはエントワフェインのニットハットのブラックレザーコードを首元でリボン結びにしたところ。白Tによく映えてネックレス代わりにもなります。異素材を組み合わせることで、シンプルだけどメリハリのあるモノトーンスタイルに仕上げました」
カルチャーへの思いが詰まった特別な一枚
鎌塚千尋|フリーランスPR/nakedfact
鎌塚さんのお気に入りの一枚は、ロンドンの音楽ユニットTHE KLFの前身である「THE JAMS」のグラフィックがあしらわれたヴィンテージのロンT。「ハウスやブレイクビーツだけでなく、現代アートや社会にも影響を与えたアーティストで、個人的にもリスペクトしている存在。無骨なグラフィックと絶妙なサイズ感に惹かれて手に取りました」

今日のスタイリングのポイントは?
「オーバーサイズのバンドTシャツは、メンズっぽくなりすぎないようバランスを意識。インに重ねたのは、ミスターイットのガーリーなミニワンピ。インド刺繍が施されたヴィンテージライクなデザインが、さりげないフェミニンなムードを添えてくれます」
新鮮カラーで印象チェンジ!
新藤友紀子|Numéro TOKYO ウェブ・コンテンツ・ディレクター
ワードローブにはなかったピンクをチョイスしたエディター新藤のTシャツは、ポルトガル発のブランド「インデックス」のもの。「長年ラグジュアリーブランドやストリートブランドの生産を手がけてきたファクトリー発のブランドだけあって、シンプルだけど計算されたシルエットと絶妙なサイズ感が本当にちょうどよくて。素材は100%オーガニックコットンで、肌ざわりもとても心地いいんです。何度洗っても型崩れしないタフさもあって、つい頼りたくなる存在です」

今日のスタイリングのポイントは?
「年齢を重ねるにつれて、カジュアルなアイテムをどう着こなすか悩むことも増えてきました。だからこそ、Tシャツはラフになりすぎないよう工夫して取り入れています。この日は、ボリュームのあるブラックスカートを合わせてシックなムードに。Tシャツの裾はインしてすっきりと見せ、ハットのストリングを結んでアクセサリー風にしました」
クリスタルが散りばめられた贅沢デザイン
阿部翔美|Numéro TOKYO エディター
「クリスタルが散りばめられた白リブTに一目惚れ。キラキラ好きにはたまらないデザインで、絶対に手に入れたい!と思い続けて、やっと最近購入できました」と語るエディター阿部。撮影のリサーチ中に出会ったのは、「アレキサンダーワン」のボディウエアラインの一枚。「肌馴染みが良く、体にしっかりフィットする抜群の着心地で、ヘルシーに肌見せできるクロップド丈もお気に入りポイントです」

今日のスタイリングのポイントは?
「この日のテーマは“シンプルアンドコージー”。コンパクトなシルエットのTシャツに、ボリュームのあるパンツを合わせてメリハリを意識。足元はスニーカーでラフにまとめ、スポーティなムードをひとさじプラスしました。シンプルな白Tとしても活躍してくれるので、デニムと合わせて王道のカジュアルを楽しんだり、インナー使いでレイヤードスタイルに取り入れたりと、着こなしの幅が広がります」
Edit:Naomi Sakai