ブシュロンを象徴する4つのコードが強い個性を放つ、メゾンのアイコンコレクション「キャトル」。大胆で力強く、モダンでスタイリッシュ、ジェンダーレスでオリジナル──昨年、誕生20周年を迎えた革新的な精神を宿す「キャトル」は、既成概念を超越する自由なスピリットで、自分らしく常に前進する赤西仁と錦戸亮のふたりの生き方と共鳴する。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年6月号掲載)

新しく誕生した、彫刻のように美しい
「キャトル クラシック チューブ」
それは、身につけるアートピース

「キャトル」の象徴的なデザインを現代的なエスプリで再解釈し、ゴールドチューブと融合させた新作 「キャトル クラシック チューブ」が5月に発売される。建築的なラインとエレガントな曲線が交錯し、まるで彫刻のような美しさを讃える。
ホワイトとブラックが交錯するモノクロームを響かせて

「キャトル」に宿る力強さをさらに引き立てる、モノトーンのコントラストが潔く美しい「キャトル ブラック」。ホワイトゴールドとブラックPVDがダイヤモンドの輝きをより際立たせ、纏う人にパワーを宿す。
凛と静謐な輝きを放つ純白のきらめき

「キャトル」の4つのコードすべてをホワイトゴールドとホワイトセラミックの白で統一した「キャトル ダブルホワイト」。何にも染まらない、澄んだ力強さと気高さを放ち、圧倒的な存在感を感じさせる。
【赤西仁 インタビュー】
独立というキャリアの転換から10年を迎えた赤西仁。40歳を迎えた自身のキャリアや心境とは。アーティストとして、俳優として、直近で携わっているプロジェクトについてインタビュー。(本誌一部抜粋)
「僕、女とジュエリーはコロコロ変えないから」
ところが開口一番、「インタビューは得意じゃない」と先制。そのとき感じたことを素直に言葉にしてしまうから、「つじつまが合ってない。この前と言っていることが違うってことがよくある」のだとか。飄々として捉えどころがないけれど、率直。
「亮ちゃんとの撮影はかなり久々だったけど、あまり考えることもなくフラットな気持ちでした。さすがに25年もこの仕事をしているから、気恥ずかしさみたいなものはまったくなかった。ただただ『高価なジュエリーを傷つけないように』って、それだけ。ブシュロンのジュエリーはもちろん知っていたけれど、実際に手に取るのは初めてで。第一印象はシンプルだけど、 上品でありラグジュアリー。それでいてキャトルはジェンダーレスにつけられるので、僕の好きなムードと親和性がありました」
彼自身が身につけるジュエリーは繊細なゴールドチェーンのネックレス。10年以上、肌見離さずつけていて、「僕、女とジュエリーはコロコロ変えないから」と真顔。(笑)
「ずいぶん前だけどスペインに行ったとき、たまたま立ち寄った教会でネックレスを無料で配っていて。それがシンプルなゴールドチェーンのネックレスだったんですよね。気に入ってつけていたんだけど、チェーンが切れてしまったのか、気づいたらなくなっていて。同じようなデザインのものが欲しいなと思って、今身につけているのは自分で作ったもの。取ったりつけたりが面倒くさいし、ずっとつけっぱなしです。ファッションに合わせてつけ替えることもしないから、ネックレスもピアスもシンプルなゴールドが基本。このネックレスがなくなったら、また自分で同じものを作ると思う」

【錦戸亮 インタビュー】
40歳という節目を迎えた今、若さにしがみつくことなく、かといって単に年齢に流されるのでもない。錦戸亮が口にした「抗いたくない」という言葉の裏にあったのは、積み重ねた経験と、それを受け入れる深く、柔らかな心。(本誌一部抜粋)
「自分で選んだものにずっと寄り添っていく、そんな人間でありたい」
彼のジュエリーとの距離感は、流行に左右されることなく、気に入ったものだけを一途に愛する。
「その点でいうと、今回身につけたブシュロンのジュエリーはシンプルなデザインで溶け込みながらも、唯一無二の存在感がある。自分のスタイルにもしっくりきました。僕は、基本的に長く愛用できそうだと思ったものしか買わない。たぶんケチなんです(笑)。何個も持つよりも、自分にとって意味のある特別なものが少しだけあればいいし、毎日身につけたいと心から思えるものを選びたい。もちろん歳を重ねると、カジュアルすぎて似合わなくなる……みたいなこともあるので、そこはバランスをとりながら。友人とハワイに行ったときに買ったカレッジリングは、つけていない時期もあったけれど、ずっと変わらず好きですね。10年、20年後につけていても〝しっくりくる〞かどうか──ちょっと先の自分をイメージして買うので、結果的にシンプルで質のいいジュエリーを選ぶことになる。自分で選んだものにずっと寄り添っていく、そんな人間でありたいです」
ジュエリーのエピソードとして挙がったのが、母への誕生日プレゼント。
「父の誕生日に欲しがっていた憧れのバイクをプレゼントしたら、母も『私もなんか欲しいなぁ』と冗談っぽくいうので、『何、欲しいねん?』『ピアス』というやりとりがあって。シンプルなピアスをプレゼントしました。ピアスの穴が4つ開いているので、ちゃんと4つ。似合いそうだなと思ったものを勝手に選んじゃったけれど(笑)」

ボーダレスに、タイムレスに。
重ねるほどに個性を引き出す「キャトル クラシック」

メゾンに継承される4つのコードを多色のゴールドとダイヤモンド、ブラウンPVDを重ねて表現した「キャトル クラシック」は、ブラウンカラーがアクセントになった個性的なデザイン。タイムレスでプレシャスなジュエリーは、赤西仁と錦戸亮の自由でチャーミングな生き方に呼応する。
Boucheron
ブシュロン クライアントサービス
TEL/0120-230-441
URL/www.boucheron.com
Photos : Takanori Okuwaki Styling:Norio Honda Hair:Takai, Uran, Shihori Makeup:Shino Ariizumi Nail:Ayaka Tanaka Edit & Text:Hisako Yamazaki Interview & Text : Hazuki Nagamine
Profile

