鮮やかな色合いや刺激的でユニークなシルエット、歴史を感じる柄モチーフ、近未来的な要素を盛り込んだスポーティデザインなどが生まれた2025年春夏コレクション。最新トレンドを6つの世界観に乗せて新作アイテムを紹介。あなたがトライしてみたいスタイルは?第3弾は空気を含み丸みを帯びたバルーン シルエット。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年4月号掲載)
丸みを帯びた新シルエットにトライ
今季特に注目したいのは、空気を含み丸みを帯びた「バルーン シルエット」だ。風をテーマとしたアンリアレイジは、空調服とコラボレーションして新たな洋服づくりに挑戦。またルイ・ヴィトンを筆頭に肩から広がるパフスリーブデザインや、腰からふわっと広がるスカートやショートパンツ、球体バッグなども各ブランドから登場。毎年、気温上昇が続く昨今には、このエアリーな新トレンドを取り入れるべし。
N°21|ヌメロ ヴェントゥーノ
肩から広がるパフスリーブとショート丈で見せるバルーンシルエット。トップ ¥121,000/N21(イザ)
Vivienne Westwood|ヴィヴィアン・ウエストウッド
腰から広がる高級感のあるドレープデザインのドレス。¥297,000/Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)
Acne Studios|アクネ ストゥディオズ
ユニークな曲線のシルエットが印象的な「ボウリナ 」バッグ。ダブルファスナーで大きく間口が開くので、物の出し入れもスムーズ。バッグ(H29 × W35 × D14cm)¥335,500/Acne Studios(アクネ ストゥディオズ アオヤマ)
Rabanne|ラバンヌ
涼しげなブルーストライプのショートパンツ。大きなリボンデザインがスタイリングの要に。¥97,650/Rabanne(エドストローム オフィス)
Gabriela Hearst|ガブリエラ ハースト
エシカルな素材や生産工程から生まれるNY発のブランド、ガブリエラ ハーストの「デミ」バッグ。光沢感のあるサテン生地はパーティシーンにも活躍。(H14 × W19.7 × D12.7cm)¥462,000/Gabriela Hearst(ガブリエラ ハースト ジャパン)
CFCL|シーエフシーエル
再生ポリエステルを使用したレインボーストライプのセットアップ。ウエスト部分は締まっているのでメリハリのあるスタイルに。トップ¥132,000、スカート¥74,000/ともにCFCL(シーエフシーエル オモテサンドウ)
Longchamp|ロンシャン
ふんわりとした袖口がポイントのグリーンチェック柄ジャケット。緩やかにカーブしたフロントは着物が着想源に。ジャケット¥139,700/Longchamp(ロンシャン ジャパン)
Séfr|セファ
カーフレザーを使用したフレアロングスカート。厚手の生地がそのシルエットを保ったままスタイリングを盛り上げる。¥137,500/Séfr(サカス ピーアール)
Photos:Kouki Hayashi(Cutout) Edit & Text:Saki Shibata Fashion Assistant:Makoto Matsuoka