新カプチュールで、 輝きに満ちた美しさへ
ディオール カプチュール、新たな伝説への挑戦
1986年に初代カプチュールを発表して以来、スキンケアのイノベーションを牽引してきたディオール カプチュールが進化。肌の細胞呼吸という新たなジャンルに着目し、先進理論を携えて、スキンケアの新時代を切り拓く。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年3月号掲載)
肌の酸素運搬に着目した、カプチュールの新美容液
人体は実によくできている。さまざまな生体機能を知るたび感服するが、ディオール サイエンスが新たに注目した酸素運搬体もまた然り。まず、呼吸で体内に取り込まれた酸素は、やがて細胞へと運ばれて細胞呼吸に使われ、新たな細胞を生み出すためのエネルギーを生成。さらに老化細胞など異常のある細胞を攻撃して排除するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させるが、そのどちらにも重要な酸素の供給を最適化する、いわば若々しく健康な身体の生命線となるのが、酸素運搬体だ。
幹細胞研究20年以上のディオールから、新しいカプチュールが登場する。1986年の初代カプチュールの登場以来、革新的な知見や技術を盛り込み、刷新を重ねてきたディオールを象徴する美容液が、インスピレーションの領域を再生医療分野にまで広げて、進化。肌の細胞呼吸に関する研究から着想を得て、新たなゲームチェンジャーとして“酸素運搬体”の最適化に着目。皮膚組織が持つ酸素供給機能にフォーカスを当て、新次元のハリをもたらす。
みなぎるようなハリと溢れんばかりの輝きを
なめらかなハリ肌へと導く名品美容液のDNAを引き継ぎながら、さらなる先進性を備えたエイジングケア*1美容液へと進化。独自に開発した“OX-Cトリートメント*2”に加え、リリー抽出液*3やジペプチド*4を配合。さらに肌のすみずみまで行き渡せるための新たなデリバリー技術も搭載し、ディオール サイエンスの“最新”が結集した一本。
ディオール カプチュール ル セラム 30ml ¥17,270、50ml ¥23,320/Dior(パルファン・クリスチャン・ディオール)
ディオール独自のリバース エイジング研究
「ディオールの研究は、単なる見た目の若返りを叶えるためのものではありません。“老化とは何か”“どのようなメカニズムで進むのか”を上流まで遡って研究しています」(パルファン・クリスチャンディオール サイエンティフィック コミュニケーション ディレクター/ヴィルジニー・クトゥロー氏)。
包括的、かつ効果的な答えを求めて自社600名以上の研究者を抱え、さらに国際的に活躍する著名な科学者を招集した国際的科学諮問委員会“ディオール リバース エイジングボード”を設置。肌老化に関わる12のホールマークを示し、単一はもちろん相互関係においても解明を続ける。
新知見から、処方もデリバリー技術も刷新酸素運搬に関する研究から着想を得て誕生した新しいカプチュールには、ディオール独自の“OXーCトリートメント*2”を搭載。また、リリー抽出成分*3 やジペプチド*4も新たに配合。ハリと輝きが内側から溢れ出るような肌印象を目指す。さらに、肌のすみずみまで届けるべく新デリバリー技術“エクソ リポソーム”も開発。
「1986年に発表した初代カプチュールで、自然由来のリポソームを、世界で初めて*5化粧品に応用したディオールならではの技術力を活かしたダブルベクターシステムで、効率のよい浸透*6 を実現。もともとリポソームは繊細なカプセルのため、中に収める成分によっては不安定になりますが、その点をクリアすると同時に、みずみずしく浸透するようなテクスチャーを追求。自然由来成分97%*7で、繊細なつけ心地と、肌のアプローチを両立しました」(クトゥロー氏)
“純然たるエレガンス”を表現するテクスチャー
今回の進化ではパッケージも一新。パワフルでサイエンティフィックな印象が漂うシルバーの洗練されたデザインに。みずみずしくフレッシュなつけ心地、すっと肌の中へ浸透するようななじみ感、なめらかな使用感のすべてを叶えるテクスチャーの開発には、東京にあるAIC(アジア イノベーション センター)の研究員も携わったといい、目指したのは日本人の繊細な感性にも響くような、優雅さ。纏った瞬間、肌の密度が増したようなハリ感をもたらし、弾力感と輝きに満ちたイキイキとした印象の肌へ。
ディオール カプチュール ル セラム 30ml ¥17,270、50ml ¥23,320/Dior(パルファン・クリスチャン・ディオール)
*1 年齢に応じたお手入れ *2 ノウゼンハレン花/葉/茎エキス(整肌成分) *3 マドンナリリー根エキス(整肌成分) *4 アセチルジペプチド-1セチル(整肌成分) *5 ディオール調べ *6 角層まで *7 自然由来指数97% (水67%を含む)ISO16128準拠
今、エイジングサイエンスで注目される“酸素運搬体”
酸素運搬体はサイトグロビンと呼ばれ、血中のヘモグロビンと同じように酸素を運搬したり、細胞への酸素供給の適切なコントロールの役割を担っている。さらに、サイトグロビンには活性酸素の除去効果も備える。実際、再生医療の現場においても「酸素は重要であり、適切な量が大事」と、医師の貴子氏は語る。
「加齢などの影響で機能不全になった組織や臓器の再生や修復を行うのが再生医療。これにはエネルギーが必要で、細胞が酸素を使って行う呼吸=好気呼吸で効率よく産生できるため酸素は欠かせません。今まで炭酸などを用いて酸素供給の増加を期待するものはありましたが、今回の細胞への酸素運搬をダイレクトに増加させるという研究は、より肌においても効果的であろうと期待しています」(貴子氏)。
まさにリバース エイジングを叶える、革新的サイエンスなのだ。
Photos : Kinya Styling : Yoshiko Kishimoto Hair & Makeup : Masayoshi Okudaira Text : Hiromi Narasaki Edit : Naho Sasaki