田中杏子の私的ビューティ考 Vol.42 赤のリップスティック
小誌編集長・田中杏子の視点からコスメをお試しする美容連載。今月のテーマは、秋モードを加速させたい今こそ必携の「赤のリップスティック」をご紹介。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2024年11月号掲載)
Chanel|シャネル
「ルージュ Nº5と名付けられた18は、パッと印象が華やぐオレンジレッド」。シャネルのエスプリを体現した至高のルージュから、ルミナス マットな新12色が今秋仲間入り。18はジャスミンの温かな香りをイメージした色。
Givenchy|ジバンシィ
「唇の表面にツヤと輝きを感じるピュアレッド。カジュアル感覚でさっと塗りたい」。みずみずしいサテンのツヤ感がプレイフル。ロゴがエンボス加工されたスリムなケースもお洒落!
Gucci|グッチ
「その名も“ロッソ アンコーラ”。メゾンを象徴する深紅の色です」。サバト・デ・サルノが手がけた初のリップカラーは、メゾンのレガシーにオマージュを捧げる1本。クリーミーマットな仕上がり。
Nars|ナーズ
「ふっくら立体感が出て、クラシカルな赤が美しく発色&持続」。クリーミーサテンのリッチな発色も魅力。フランソワ・ナーズの口紅への妥協なきクリエイティビティから生まれた新時代のアイテム。
Byredo|バイレード
「モダンクラシックでかっこいい赤。質感も洗練されています」。ルチア・ピカらしい大胆な発色と、なめらかなサテン質感が魅力。ティアドロップ型のケースもオブジェのような美しさ。
Photos : John Chan Edit : Naho Sasaki