加藤シゲアキや藤井夏恋らも堪能。12年熟成へ進化した「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」の香りと味わいの秘訣
Life / Food

加藤シゲアキや藤井夏恋らも堪能。12年熟成へ進化した「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」の香りと味わいの秘訣PROMOTION

シングルモルトスコッチウイスキー「グレンモーレンジィ」が、フラッグシップである「グレンモーレンジィ オリジナル10年」を「グレンモーレンジィ オリジナル12年」にグレードアップ。その発売を記念して、六本木ヒルズ大屋根プラザにて「グレンモーレンジィ ハウス 2024」が開催された。

01 | 06

イベントには加藤シゲアキ、藤井夏恋、大野拓朗らグレンモーレンジィを愛飲するセレブリティゲストが来場。グレンモーレンジィ オリジナル 12年のおすすめの飲み方である、オレンジの皮を絞った“オレンジハイボール”や、ゲストバーテンダーによるスペシャルカクテルなどを堪能。

イベント会場の様子
イベント会場の様子

「グレンモーレンジィ インフィニータ 18年」エリア
「グレンモーレンジィ インフィニータ 18年」エリア

また、イベントではグレンモーレンジィ オリジナル12年だけでなく、2011年以降23の世界的賞を受賞している「グレンモーレンジィ 18年」をパッケージリニューアルした「グレンモーレンジィ インフィニータ 18年」の世界観を体験できるエリアも登場した。

イベント会場の様子
イベント会場の様子

目の前で突如オレンジ色の花束を渡されたような華やかな香りが特徴的な「グレンモーレンジィ オリジナル12年」と静かな森の中に迷い込んだような深遠な香気を発する「グレンモーレンジィ インフィニータ 18年」。そのふたつの特別なウイスキーの製造に深く携わっているのが、イベントにも登場したグレンモーレンジィ蒸留所の最高蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士。

華やかなイベント翌日、Numero TOKYOはラムズデン博士を取材。今回のリニューアルに関するインタビューを行った。

【ビル・ラムズデン博士にインタビュー】

ビル・ラムズデン博士
ビル・ラムズデン博士

さて、ウイスキーのボトルにはよく「10年」とか「12年」といったように熟成期間が明記されている。グレンモーレンジィの場合、もともとは「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」だったのを「12年」にアップデートしているわけだが、ラムズデン博士によれば、この“2年の熟成期間”を巡っては、やはり多くの試行錯誤があったという。

「熟成する樽を変えるなどをしてみたのですが、うまくいきませんでした。そこで、10年熟成と同じレシピ、同じ比率で11年熟成、12年熟成と、熟成期間を伸ばしてみたんです。すると、10年は『(日本語で)オイシイ』。12年は『オイシイ×オイシイ』! 熟成期間を2年伸ばしたことでクリーミーで甘みが引き立つようになり、ハチミツやバニラのニュアンスが加わっていたんです」(ラムズデン博士、以下同)

インタビュー現場では「10年」と「12年」の比較テイスティングも行われた。まず10年と12年では見た目に12年のほうが色が濃く、香りにおいてはつぼみの状態の花と満開の花のような違いがあり、味わいにおいては12年のほうがたしかにハチミツ、バニラ、あるいはバターやココナッツのようなナッティな風味を感じることができた。

グレンモーレンジィ オリジナル 12年
グレンモーレンジィ オリジナル 12年

どちらも間違いなく「グレンモーレンジィ印」が押された繊細でチャーミングな味わい。なのだが、たとえるならば入り口は同じでも奥行きの異なる建物のように、アロマの奥深さが12年のほうが明らかに上。そして、これら望ましい変化が起こるのはウイスキーそのものの良さがあればこそだとラムズデン博士は胸を張る。

「もともとのスピリッツ(原酒)が良くなければ熟成させても意味はありません。スコットランドでは珍しい豊かな湧き水を仕込み水に使い、モルトウイスキーの中でもっとも背の高いポットスチル(蒸留機)を使い、シェリー樽ではなくアメリカンオーク樽を使うことで繊細で、デリケート。グレンモーレンジィ オリジナル12年はグレンモーレンジィのテロワール(≒その土地の個性)が一番表現できていて、それができているがゆえにフラッグシップであるウイスキーなんです」

ビル博士はもともとバイオケミストリーの博士号を取得した科学者だが、彼にとってウイスキー造りはあくまでも「アート」なのだそう。ケミストリーで分析とトラブルシューティングを行い、アートで味わいを追求する。アート&サイエンスのバランスが、グレンモーレンジィをグレンモーレンジィたらしめているようだ。

最後に、ビル博士に「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」と「グレンモーレンジィ インフィニータ 18年」のおすすめの楽しみ方を聞いてみたら、こんな答えが返ってきた。

グレンモーレンジィ インフィニータ 18年
グレンモーレンジィ インフィニータ 18年

「他のウイスキーメーカーの中には、水を入れちゃダメ、氷も入れちゃダメというところもありますが、グレンモーレンジィはそうではなく、自由に楽しんでいただきたいです。『グレンモーレンジィ オリジナル 12年』も、ハイボールはもちろん、オンザロックでも、カクテルに使ってもOKです。ただ『グレンモーレンジィ インフィニータ 18年』に関しては……できればストレートで味わってもらいたいですね(笑)。私は、18年を飲むと、いつも頭にシャネルの『NO.5』が浮かびます。その香りを、ぜひ味わっていただきたいんです」

冒頭で紹介したイベント「グレンモーレンジィ ハウス2024」はすでに終了しているが、10月から12月にかけて全国主要7都市のバーやレストランでイベント実施予定。

ウイスキーというと少しハードルの高さを感じる方も中にはいるかもしれないが、グレンモーレンジィ オリジナル 12年に堅苦しさは皆無。軽やかでチャーミング、自由に楽しむのが正解の、それでいて極めて高品質なお酒と言える。生まれ変わったグレンモーレンジィ オリジナル 12年を入り口に、ウイスキーの世界に足を踏み入れてみては?

グレンモーレンジィ オレンジハイボールキャンペーン
全国主要7都市で500店舗以上にて展開する大キャンペーンを開催。LINE内のキャンペーンサイトでポイントをためて、オリジナルグッズやボトルをゲットしよう!
キャンペーン期間/10月16日(水)~11月30日(土)
LINE/http://bit.ly/3vAxSaP

Text:Takashi Okawa

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する