シンガポール航空の最新ビジネスクラスで、優雅なモルディブ旅へ | Numero TOKYO
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シンガポール航空の最新ビジネスクラスで、優雅なモルディブ旅へ

ハネムーナー憧れの地として、国内外から人気を誇るモルディブ。インド洋に浮かぶリゾートアイランドへは、日本各地からの就航便も多く、トランジットもスムーズに叶うシンガポール航空を利用するのが便利だ。スカイトラックス社の航空会社ランキングで、2023年に5回目のベスト・エアラインを受賞しているなど、総合サービス評価が高い。

今回は世界最高峰のサービスを誇るとも言える、シンガポール航空の最新ビジネスクラスを利用したモルディブへのフライトの様子とともに、新しくなったシンガポール航空のビジネスクラスラウンジについても紹介する。

ロブスターテルミドールなど多彩な機内食、フルフラットシートで上質な空の旅

今回搭乗したのはエアバス社のA350という最新の機材。ビジネスクラスの座席数は40にも及び、シートはスコットランド製レザーにダイアモンドスティッチが施された贅沢な造りだ。

ビジネスクラスの座席には、2つのリクライニングポジションがあり、就寝時はフルフラットへとベッドメイキングしてくれる。

ビジネスクラスではウェルカムドリンクのおもてなしに始まり、アルコールとアペタイザー、メイン料理、数種類から選べるパン、デザート、食後のドリンクというコース仕立てで料理が提供される。

特にスイート、ファーストクラス、ビジネスクラス(飛行時間が1.5時間を超えるフライト)で利用できる「ブック・ザ・クック」はシンガポール航空ならではのサービスだ。ミシュランスターシェフなどが監修した料理を事前に予約できるサービスで、日本発の路線では東京発(成田・羽田)のみ対応しており、ビジネスクラスでは10種類以上からメイン料理を選べる。

今回はシンガポール経由のモルディブ行きだったので、シンガポール発便の「ブック・ザ・クック」でのみオーダー可能な「ロブスターテルミドール」をチョイス。見た目以上にロブスターの身がたっぷりと入った贅沢な一皿で、空の上とは思えぬ味わいだ。

また、シャンパーニュやオリジナルのシンガポールスリングなど、幅広いドリンクラインアップも見逃せない。機内エンターテイメントも大充実の内容で、Wi-Fiもビジネスクラス以上を利用の場合登録不要&無料で利用でき、フライト時間が短く感じるほどの快適ぶりだった。

予算59億円!シンガポール空港の豪華専用ラウンジでひとやすみ

画像提供:シンガポール航空
画像提供:シンガポール航空

シンガポールのチャンギ国際空港に到着したら、乗り継ぎの待ち時間にシンガポール航空の専用ラウンジでひとやすみを。特におすすめは、ターミナル3にある「シルバークリスラウンジ」だ。「クリスフライヤーゴールドラウンジ」とあわせて5,000万シンガポールドルもの(1シンガポールドル119円換算で、59億円!)予算をかけ2022年5月31日にリニューアルされたばかりで、延床面積が6,100平米となり、収容人数は約1,150名、座席とスペースが30%広くなった。

画像提供:シンガポール航空
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シンガポール航空のビジネスクラス搭乗者とPPSクラブ会員は、「シルバークリスラウンジ」のビジネスクラスエリアを利用できる。豊富なセルフサービスビュッフェを備えたメインダイニングホールエリア、ソファシートや個別の作業用スペースを備えたリビングルームエリア、朝はバリスタが、夜はバーテンダーがサービスするバーエリア、休息エリアなどが揃う。シャワールームも15部屋と多く、待ち時間に悩まされることが多いラウンジシャワー問題もここでは心配ない。この充実ぶりは、他社エアラインのファーストクラスラウンジ並みといっても過言ではないだろう。

画像提供:シンガポール航空
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今回特別に「シルバークリスラウンジ」内にある、ザ・プライベート・ルーム、ファーストクラスエリアも拝見した。ザ・プライベート・ルームは、シルバークリスラウンジ内で最も上質な空間だ。

スイートおよびファーストクラス搭乗者本人のみが利用できるエリアで、最大78名まで収容できる。ブース席やデイルームなど、仕事や休憩に適した設備が整っているほか、なんとベッドを備えた個室まである。ダイニングではコース料理が振舞われるというから驚きだ。

画像提供:シンガポール航空
画像提供:シンガポール航空

ソリティアPPSクラブ会員や、スイートおよびファーストクラスの搭乗者が利用できる「ファーストクラスエリア」も別で設けられている。リクライニングチェアやテンピュール社のベッドなどが備わったデイルームも完備。ライブ・クッキング・ステーションやバーエリアもあり、きらびやかな内装にも目を引かれる。

東京からシンガポールまでの飛行時間は約7時間、シンガポールからモルディブへの飛行時間は約4時間半。他社便の場合、夜着が多いため空港近くのマレで一泊してから各リゾートへ移動する必要があるのだが、シンガポール航空を利用すればモルディブへの到着は午前中になるため、その日のうちに各リゾートへの移動が可能だ。

画像提供:シンガポール航空
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シンガポール航空のビジネスクラスを利用すれば、フライト中もおいしい食事に舌鼓を打ち、フルフラットシートで体を休めることができる。トランジットでは専用ラウンジでシャワーを浴び、出来立ての食事を楽しみ、休息エリアでさらにリラックスできるため、モルディブに到着したらすぐにアクティブに活動できるはずだ。

取材協力:シンガポール航空 www.singaporeair.com/
モルディブ政府観光局日本事務所公式Instagram @visitmaldivesjapan
モルディブ政府観光局 visitmaldives.com/en

Photos & Text:Riho Nakamori

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