美食家が太鼓判! 幡ヶ谷の最新グルメスポット6選 | Numero TOKYO
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美食家が太鼓判!  幡ヶ谷の最新グルメスポット6選

いま東京で気になるのは、幡ヶ谷エリア。カタネベーカリー、パドラーズコーヒー、ワインショップ フロウなどが食カルチャーを根付かせ、今や美食の街となっているのだとか。クリエイティブディレクター、PRとしてファッション業界でも活躍しながら、おいしいものが大好きでナチュラルワインのケータリングサービス「hebeerryk! (ヘベレケ)」も主宰するTaro Kondoさんが、愛犬のオリオン、ルナとともに散歩の途中に立ち寄りたい最新グルメを教えてくれた。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2024年3月号掲載

 

Cyōdo(チョウド)

海外気分でふらりとアペロを楽しむ

「幡ヶ谷は食からカルチャーが生まれる街」と言うTaroさんが、友人を案内するとき絶対にここは外せないというカフェ&バー。店主の山口萌菜さんは幼少期にヨーロッパで暮らした経験から食に目覚め、そこから食を追求。「ナチュラルワインとウフマヨでアペロをするのがお気に入り。料理がおいしくて海外にいるような感覚になるお店作りで、まさに“ちょうど”いい大好きなお店です」

ステックフリット ¥3,500、グラスワイン¥1,000 〜。
ステックフリット ¥3,500、グラスワイン¥1,000 〜。

カウンターではスタッフと会話を交えながら。奥には友人と食事を楽しめるテーブルもあり全11席。朝8:30から夜23:00までオープンしているので、朝ごはんやお茶などさまざまな使い方ができる。近所に住む人やクリエイターなど客層も幅広く、一人でふらっと来店する人も多い。
カウンターではスタッフと会話を交えながら。奥には友人と食事を楽しめるテーブルもあり全11席。朝8:30から夜23:00までオープンしているので、朝ごはんやお茶などさまざまな使い方ができる。近所に住む人やクリエイターなど客層も幅広く、一人でふらっと来店する人も多い。

住所/渋谷区本町6-37-10
営業時間/8:30〜23:00(月〜金)、8:30〜12:00・15:00〜21:00(土・日・祝)
Instagram/@cyodo_official

boat(ボート)

食通も唸る、カジュアルビストロ

住宅街にお店を構える「boat」は炭火焼きがスペシャリテのビストロ。イタリアンやベトナム料理店でも修業したシェフの半田直さんの感性で、牛肉や鴨の炭火焼きと旬の食材を組み合わせた料理が提供される。ナチュラルワインも充実。「幡ヶ谷周辺の食通から、いま注目しているお店だと名前が挙がるのがここ。人気のお店なので早めの時間に来るのがお気に入り」

牡蠣のタルタルのブルスケッタ¥1,200、ワイングラス¥1,100 〜、ボトル¥8,000 〜。ごまあえ、リコッタチーズとブルーチーズで和えたフルーツの白和え、ブルスケッタをベースにした定番メニューがいち押し。※食材は季節により異なります。
牡蠣のタルタルのブルスケッタ¥1,200、ワイングラス¥1,100 〜、ボトル¥8,000 〜。ごまあえ、リコッタチーズとブルーチーズで和えたフルーツの白和え、ブルスケッタをベースにした定番メニューがいち押し。※食材は季節により異なります。

全14席。1983年製のテクニクスのスピーカー、左官職人が仕上げたカウンター、アセビマコト氏の食器、ヴィンテージの照明など、インテリアにも随所にシェフのこだわりが。
全14席。1983年製のテクニクスのスピーカー、左官職人が仕上げたカウンター、アセビマコト氏の食器、ヴィンテージの照明など、インテリアにも随所にシェフのこだわりが。

住所/渋谷区本町6-38-10
営業時間/17:00〜23:00 不定休
Instagram/@boat_hatagaya

LEGAL COFFEE(レガールコーヒー)

つい寄り道してしまう心地よいコーヒーショップ

店主のレオさんのルーツ、ブラジル・サンパウロをコンセプトにしたコーヒーショップ。「オープンしたばかりですが、幡ヶ谷コミュニティの次なるハブになりそう。コーヒーやドーナツもおいしいし、レオがとても気さくでリラックスした雰囲気が魅力。1Fはペットとの入店もOKで、看板犬のオリバーに会いに来たり、オリルナとのお散歩や仕事の合間にと、1日に何度も来てしまいます」

プレスチージョ ドーナツ ¥500、シナモンラテ ¥680。ブラジルスタイルのドーナツはチョコレートにココナッツがたっぷり。メニューはポン・デ・ケイジョ¥250や、セミフランスパンにスモークチキン、ブラジルのハム「プレズント」とマッシュポテトのサンパウロサンド¥770など。
プレスチージョ ドーナツ ¥500、シナモンラテ ¥680。ブラジルスタイルのドーナツはチョコレートにココナッツがたっぷり。メニューはポン・デ・ケイジョ¥250や、セミフランスパンにスモークチキン、ブラジルのハム「プレズント」とマッシュポテトのサンパウロサンド¥770など。

アパレルも展開しており、店主のレオさんがグラフィックを手がけたものも。
アパレルも展開しており、店主のレオさんがグラフィックを手がけたものも。

住所/渋谷区西原1-14-10
営業時間/10:00〜19:00  定休日 月
Instagram/@legalcoffee.jp

kasiki(カシキ)

ここ幡ヶ谷でアイスクリームの概念がくつがえる

「お店の内装がとても素敵で、昼と夜で店内の表情が変わるのが幻想的。店内はいつもいい香りで満たされています」。Taroさんとオリオン、ルナは窓際のベンチがお気に入り。「kasikiのアイスはナチュラルワインやコーヒーと一緒に楽しむ大人の味わい。ここのアイスを初めて食べたとき、アイスクリームの概念をくつがえされました。季節の食材を使ったシーズナルメニューもおすすめです」

アイスクリーム 2種1カップ¥850、グラスワイン¥1,000〜1,500。写真のアイスは赤ワインで煮たプルーンと八角が香るミルクアイスの「八角プルーン」と、コクのある「塩バニラオリーブオイル」。
アイスクリーム 2種1カップ¥850、グラスワイン¥1,000〜1,500。写真のアイスは赤ワインで煮たプルーンと八角が香るミルクアイスの「八角プルーン」と、コクのある「塩バニラオリーブオイル」。

店主の藤田澄香さんが、四季の香りをアイスクリームで表現したいという思いのもと、料理の延長線上としてアイスクリームを捉えた。幡ヶ谷の「ワインショップ フロウ」などでポップアップを展開後、2022年にオープン。
店主の藤田澄香さんが、四季の香りをアイスクリームで表現したいという思いのもと、料理の延長線上としてアイスクリームを捉えた。幡ヶ谷の「ワインショップ フロウ」などでポップアップを展開後、2022年にオープン。

住所/渋谷区西原1-13-2
営業時間/13:00〜21:00 定休日 木
Instagram/@kasiki__

202 WINE& GROCERY(ニーマルニ ワインアンドグロサリー)

初心者も気軽に入りやすく、こだわりのワインが揃う

「お家を楽しむ」をコンセプトに、ナチュラルワインやクラフトビール、スタッフおすすめのおいしいものなど、食卓を豊かにしてくれるアイテムが揃う。「こだわったワインのセレクションで、初心者にも優しく説明してくれるので、20代から年配の方まで客層も幅広く、気軽に入りやすいのもポイント。ペットフレンドリーなのでオリオン、ルナと一緒によく立ち飲みしに来ます」初心者も気軽に入りやすく、こだわりのワインが揃う。

テイスティング グラス ¥800〜1,200前後。ワインはイタリア、フランスを中心に常時700本ぐらいを取り揃える。クラフトビールやシードルなども。
テイスティング グラス ¥800〜1,200前後。ワインはイタリア、フランスを中心に常時700本ぐらいを取り揃える。クラフトビールやシードルなども。

食品は、福岡の山田製麺、永福苑のキムチ、下北沢ゲレロのラザニアをはじめとするお惣菜など全国のおいしいものを厳選。1Fの人気のお菓子屋「サンデーベイクショップ」の姉妹店。
食品は、福岡の山田製麺、永福苑のキムチ、下北沢ゲレロのラザニアをはじめとするお惣菜など全国のおいしいものを厳選。1Fの人気のお菓子屋「サンデーベイクショップ」の姉妹店。

住所/渋谷区本町6-35-3 深野ビル202
営業時間/9:00〜21:00(水〜金)、9:00-19:00(土・日) 定休日 月・火
Instagram/@202wineandgrocery

キッチンかねじょう

スパイスの効いた絶品小皿をお供にさくっと立ち飲み

鹿児島出身の上松晃大さんと、もともと幡ヶ谷に住んでいた上松菜穂さんが切り盛りする立ち飲みビストロ。「スパイシーなつまみにナチュラルワインや鹿児島焼酎の中国茶割りをいただくのが大好き。小皿料理はフレンチをベースにアジア風であり和風でもあるここならではの味。日曜限定の朝ごはんもおいしくて、朝散歩がてらよく食べに来ています」

シマアジのミキュイサラダ ¥1,200、半熟玉子とマサラマヨのウフマヨ ¥250、焼酎の中国茶割り¥750 〜
シマアジのミキュイサラダ ¥1,200、半熟玉子とマサラマヨのウフマヨ ¥250、焼酎の中国茶割り¥750 〜

店名は晃大さんの祖父の代より続くお店の屋号から。中国茶のセレクトは晃大さんの母が手がける。魚も鹿児島から直送のもの。菜穂さんが毎日お店で焼くパンも絶品。店舗は通常10人ほどが入れるが、日曜限定の朝ごはんは着席式の6席限定。
店名は晃大さんの祖父の代より続くお店の屋号から。中国茶のセレクトは晃大さんの母が手がける。魚も鹿児島から直送のもの。菜穂さんが毎日お店で焼くパンも絶品。店舗は通常10人ほどが入れるが、日曜限定の朝ごはんは着席式の6席限定。

住所/渋谷区幡ヶ谷2-47-1 本田ビル101
TEL/03-6276-1514
営業時間/16:00〜23:00(月・木・金)、14:00〜21:00(土・日) 定休日 火・水 ※日曜日だけ8:00-10:00で朝食を提供。
Instagram/@kitchen_kanezyo

Photos: Kouki Hayashi Interview & Text:Miho Matsuda Edit:Mariko Kimbara

Profile

Taro Kondoタロウ コンドウ クリエイティブディレクター、PR。アパ レルショップ販売員、ファッションPRを経て2015年に独立。17年に「TAROL!NGAL LTD.」を起業。PR、ブランディ ング、コンサルティングを行うほか、三軒茶屋発のワイン ストア&スタンド「Però(ペロウ)」のスタッフの一面も。23 年、ナチュラルワインをメインとしたケータリングプロダクション「ヘベレケ(hebeerryk!)」を始動。 @tarolingal

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