2月22日は猫の日! うちの子自慢、愛しのにゃんこ大集合 | Numero TOKYO
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2月22日は猫の日! うちの子自慢、愛しのにゃんこ大集合

ふわふわの毛並み、キュートな仕草、そして不可解な行動で笑顔をもたらせてくれる、猫の魅力は無限大。ただいてくれるだけで幸せ、存在すべてが愛おしい。そんな猫と暮らす、10人の愛猫家が自慢のうちの子をご紹介。出会いや性格、ほっこりエピソードまで、十人十色ならぬ十猫十色。みんな違ってみんないい。個性豊かなにゃんこたちは癒されること間違いなし!

 

ルナ(2歳/メス)

midori(スタイリスト/ファッション・エディター)
とある用事で訪れた、大学キャンパスの敷地内でぐったりした、まだ生後1ヶ月ほどの子猫を発見。このまま放っておいたら命が危ないと思い自宅へ連れて帰り、そのまま我が家の一員に。出会った日が大きくて綺麗な満月の日で、なにか月にまつわる名前にしたいと思い、ラテン系言語で月という意味のある「ルナ(Luna)」と名付けました。怒ったところは見たことがない…! と断言できるくらい温厚で優しい性格。たくさんお喋りしたり、急にはしゃいで家中走り回る面白い子です。コロコロ変わる仕草や表情は毎日見ていても飽きません。

 

キートン(6歳/メス)

DEADKEBAB/アーティスト
出会いは保護猫の譲渡会で。ひとりだけ誰にも興味なさそうにケージの奥でムスッとしていたのが印象的だった白ソックスとバットマンのようなマスクかぶった猫。シャイでおとなしい性格ゆえ、我が家に来てすぐは緊挙動不審でコミカル動きをしていました。そんな姿が喜劇俳優のバスター・キートンにそっくりだったので「キートン」に。膝の上に乗ってきてよく寝るんですが、その寝顔が毎日の癒し。毎朝、「起きて、朝だよ〜」と優しく私の鼻先をペロっとしてきたり、最近ではどうやって編み出した技なのかカーテンを開けてくれるようになりました。そっと優しく起こしてくれる理想の彼女のような存在です(笑)。@keaton_cat

 

マルコ(7歳/メス)

鎌塚千尋(フリーランスPR/nakedfact)
顔、目、鼻、身体… とにかくすべてのパーツがまん丸なので、マルコと名付けました。旦那さんが友人から引き取った保護猫ちゃんで、来客時に客人に愛嬌を振りまいたり、人間全般大好きで甘えん坊さんです。普通は嫌がる動物病院でもすりすりと懐っこい仕草みせて、獣医さんに笑われてしまいます。冬になると寒いのか布団の中に入ってきて一緒に寝るのですが、ふと気づくと熟睡してヨダレを垂らしていたり、へそ天になっていたり、油断している姿がかわいくて。ほっこりさせてくれる我が家の癒し系です。@neco_malco

 

ドティ(3歳/オス)

河田愛歌(エディター/ライター)
コロナ禍のステイホーム中に、家の近くで生まれた地域猫。ほぼ毎日、顔をあわせるうちに友情が芽生え、しっかり者の妹猫とともに家族に。後頭部と横腹、後ろ脚、左前足にドット(ブチ)が隠れていて、ドティ(ブチっぽい)と名付けました。ひっかくことも噛むこともシャーもせず、穏やかな性格ですが、家の前にトラックが止まると「ウーっ」唸り、わずかなオスとしてのプライドを見せつけてきます。夜は私と頭と頭を向きあわせて眠るのですが、かわいかったゴロゴロの音は成長とともにかなり渋い感じの低音に。「グォオロロヴォオロロ…」と轟くウーハー音は睡眠時のBGMです(笑)。

 

うめ(11歳/メス)・セン(11歳/オス)

(左)うめ (右)セン
(左)うめ (右)セン

古瀬達也(クリエイティブ・ディレクター)
2匹とも譲渡会での出会い。「うめ」は娘が直感的につけたのか、いつに間にかそう呼ぶようになりました。1匹より2匹の方が猫も楽しいよねと思い、数ヶ月後に引き取った「セン」は保護猫団体さんが付けた名前で、仙川という川で保護されたからだそう。いい名前だったのでそのまま受け継ぎました。うめちゃんはクールでマイペース。肝が座っているのか、新しい環境にすぐ馴染んでくれました。一方、センくんは野良時代によほど怖い目にあったのか、ビビりの臆病者。半年もテレビの裏から出てこなくて、保護猫団体に返そうかと思ったくらい。いま膝のうえで呑気にしっぽを振る姿を見ていると「うちに来てよかったね」としみじみ思います。それにしたって布団におしっこするのだけはやめて欲しいけども。

 

ケラン(6歳/オス)

栗山裕美(フレグランスコーディネーター)
保護猫の譲渡会での出会いは生後2ヶ月の頃。腕の中でピーピー鳴く姿が愛おしく思えて一緒に暮らそうと決めました。私が酉年なので「たまご(自分のたまごという意味を込めて)」にしよう思い、ちょうど韓国語を勉強していたこともあって、韓国語で「ケラン」と名付けました。普段はケラと呼んでいます。小さな音にも驚いて、大量の抜け毛を残し漫画のように飛び跳ねて走り去ったり、よだれを垂らしながらゴロゴロ甘えたり、臆病でとても甘えん坊さんです。一度脱走した過去があり、発見したとき、あまりにも大声で鳴いていたので、その姿を見たときは安堵とともにクスッと笑ってしまいました。今ではいい思い出です。@junglistkera09

 

紅(8歳/メス)

田中杏子/Numero TOKYO編集長
保護猫の譲渡会で家族全員が一目惚れ。ご縁があり我が家へ迎え入れることに。保護親さんが名付けた名前がしっくりきたのでそのまま「紅(べに)」にしました。お姫様気質な彼女は私には甘えん坊、娘とは姉妹、仲間のような関係、夫に対しては完全に姫っぷりを発揮していて、家族構成を理解しているのか、その使い分けに驚かされます。毎朝、おはようと声をかけると「おはよ〜」と返してくれたり、「今日はこんなことがあったよ!」と一生懸命に話しかけてくるのですが、最近は何を言ってるのか理解できるようになりました(笑)。彼女とのおしゃべりタイムは日々の癒しです。

 

ベジータ(12歳/メス)・神龍(12歳/オス)

ベジータ
ベジータ

神龍
神龍

岸本佳子/Numero TOKYOファッション・ディレクター
ペット里親募集情報サイト「ペットのおうち」で、2012年1月にベジータと出会い、半年後に神龍(シェンロン)と出会いました。猫は宇宙からやってきた生命体のように神秘的。そんな意味合いもあって、2匹ともアニメ「ドラゴンボール」のキャラクターから命名。いつもそばにくっついて犬みたいに人懐っこいベジータは一緒に暮らしている2匹の犬の毛繕いをしては、拒否の意でいつも甘噛みされています。慎重派でロンリーウルフの神龍は毎朝、枕元で行儀よく座り控えめな目力で「朝ごはんください」と気遣いができるお利口さん。同じ猫なのに性格が対極的な2匹は見ていて面白いです。

 

ゾーイ(1歳/メス)

阿部翔美/Numero TOKYOファッション・エディター
「ゾーイ」の名前は、直感的につけたもの。ダンボールに入っていた子猫を友人が保護していたことがきっかけで昨年の春、我が家にやってきました。とにかく好奇心旺盛で人懐っこい性格。友人が遊びに来ると、しっぽを立てて挨拶したり、スリスリしたり、撫でて〜と隣に座ったり、かわいさを全開にアピールしています。自分は猫じゃなくて、人間だと思っているのかも。先日、雑多に物が入った買い物袋からおもちゃだけを器用に取り出して、「これって私のでしょ?」と言わんばかりに目の前に置いて待ち構えていた姿に思わず笑ってしまいました。予想外の行動にいつも驚かされます。

 

小太郎(14歳/オス)

坂井直美/Numero TOKYOエディター
きっかけは、何気なしに立ち寄ったペットショップ。飼い手が見つからず、セールと書かれたポップが貼ってある檻に入れられた不遇な子猫がかわいそうになってしまい、その日のうちに連れて帰りました。呼びやすいかつ漢字の名前がよくて「小太郎」に。ベッドのど真ん中を占領していびきをかきながらぐーぐー寝るし、私が何か食べていると(主に甘いもの)猛スピードで寄ってきて「俺にもくれ!」と超しつこい。そんなウザさも許せてしまうほど愛おしい存在です。早朝にのそのそとやってきて、遠慮なしに足蹴りしながら枕を占領するのはやめて下さい(笑)。

Edit:Naomi Sakai

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