モエ・エ・シャンドンより、創業280周年を記念した最高峰コレクション「コレクション アンペリアル」が登場PROMOTION
1743年に創立され、今では世界中で最も愛されるシャンパーニュの造り手としても知られる、モエ・エ・シャンドン。創業280周年という節目を迎えた今年、メゾンが実践するオート・エノロジー(最高の醸造学、の意味)の最高峰であり、創業者クロード・モネの崇高なる夢に敬意を表した「コレクション アンペリアル」が誕生した。
「コレクション アンペリアル」は、7つの傑出したヴィンテージのブレンドより生まれた、複雑で重層的な味わいを持つナチュラル ブリュット シャンパーニュ。ステンレスタンクで熟成させたフレッシュな2013年のグラン ヴィンテージをメインに、洗練された2012年と力強い2010年、テンションを感じる2008年、フルボディの2006年、オーク樽で熟成させた2000年、二次発酵後に澱とともに瓶内熟成させたエレガントな2004年を、絶妙なるアッサンブラージュでまとめ上げた1本。選別、ブレンド、熟成の技術を駆使し、糖分を加えることなく、その風味をピュアに表現している。
最高醸造責任者であるブノワ・ゴエズは「コレクション アンペリアルの特徴は、何層にもレイヤーを重ねたような複雑な味わいです。ひとつのグラスから、フレッシュさと時間を経た熟成感のどちらもが感じられる、そんなユニークさを持ち合わせています。280年におけるメゾンのサヴォワール・ヴァンに支えられ、独自に生産、選別し、さまざまな熟成過程を経ることで、7つの個性あるヴィンテージを調和の取れたブレンドに創り上げることができました。モエ・エ・シャンドンのオート・エノロジーの究極のコレクションとして、このコレクション アンペリアルをお届けできることを誇りに思います」と語る。
そしてこの創業280年という節目を記念し、モエ・エ・シャンドンはアメリカ人現代アーティストであるダニエル・アーシャムとの、初のコラボレーションを発表した。アーシャムはブノワ・ゴエズの案内でメゾンを訪れ、ブドウ畑の美しさや、メゾンのセラーに残る歴史的遺産の数々からインスピレーションを得たが、彼が最も刺激を感じたのは、1890年代後半よりセラーの入り口に飾られているステンドグラス。フェリックス・ゴーダンによる、「La Renommée(名声)」と題されたこの作品は、モエ・エ・シャンドンの世界的な名声と成功を寓意的に表しており、アーシャムの創造意欲を大きく掻き立てたという。
そんなメゾンに脈々と流れる遺産のエッセンスを凝縮させて制作されたのが、長さ3メートル、高さ1.5メートルにもなる壁掛けのレリーフだ。シャンパーニュ地方の土壌を思わせる白亜の作品には、水平線まで続くブドウ畑が広がり、中央に並ぶ二人の天使が、クロード・モエがメゾンを設立した「1743年」のプレートをたおやかに掲げている。メゾンの名声を響き渡らせるトランペットを吹くのは、ギリシャ神話の中の女神「ペメ」。木製のワイン樽は、コレクション アンペリアルのアッサンブラージュに使用されたものにちなんでおり、メゾンの歴史と伝統、そして技術の真髄を巧みに表現している。このレリーフはモエ・エ・シャンドンのセラーに常設され、ギャルリー・アンペリアルで2024年初頭から展示される予定だ。
さらにアーシャムは「コレクション アンペリアル」の発売に合わせて、メゾンのオート・エノロジーのビジョンを体現する、85本のみの限定ボトルも制作。レリーフからインスピレーションを得て生み出された精巧で美しいオブジェは、垂涎のコレクターズアイテムとなることは間違いない。
そして去る10月3日にパリで行われたのが、この「コレクション アンペリアル」とアーシャムの作品を発表するグローバルローンチイベント。ブノワ・ゴエズとダニエル・アーシャムによる芸術とワイン造りの芸術性の融合を一目見ようと、世界中から多くのセレブリティが駆けつけた。イベントが開催されたのは、1787年に建てられた元貴族の屋敷、オテル・ド・ブリエンヌ。クラシックの生演奏が流れる中、ゲストに振る舞われたのはミシュラン三つ星シェフ、ヤニック・アレノがコレクション アンペリアルより着想を得て作られたフルコースのディナー。麗しい空間での最上級のシャンパーニュと美食、そしてアートという、まさに五感を刺激する夕べとなった。
Moët & Chandon
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
URL/www.moet.com/
Text: Mamiko Izutsu Edit: Yukiko Shinto