NIGO®︎が語るPenfoldsとのコラボワイン「One by Penfolds」とは
1844年創設のオーストラリアの名門ワインブランド、ペンフォールズが、NIGO®︎をクリエイティブ・パートナーに迎え、HUMAN MADEとの第１弾プロジェクトとして「ワン・バイ・ペンフォールズ」をリリースした。『ワンネス／一体感』をテーマに、ペンフォールズの特徴的な『ハウス・スタイル』を持ち併せたワインは、果実味を感じさせる生き生きとしたアロマティックな香りと爽やかな味わいが特徴。ワイン産地を象徴する動物モチーフのラベルが目を引く。
ワインによって得た感動を
──ワインメーカーとのコラボは初ですね。ペンフォールズ180年の歴史上、初のクリエイティブ・パートナーだとか。
「あまり興味がなかったり、わからないものは受けないのですが、ワインに関しては20年ぐらいコレクションしていて、なかでもニューワールドのワインが好きで、ペンフォールズもコレクションとして持っていたので、二つ返事で引き受けました」
──ワイン通として有名ですが、興味を持たれたきっかけは？
「もともとはワインに苦手意識があって、飲んでなかったんです。あるときサイバーエージェントの藤田晋さんの別荘でワインをいろいろいただいて目覚めました。そこから自分でも買って飲んで勉強し始めて。もっと早く知りたかったと（笑）。当初から、寝かさずに楽しめるニューワールドのワインが好きでしたね」
──ワインの魅力は？
「変化していくのが面白いですよね。他にそんなお酒ないですし。ワインラベルのデザインがシャトーや造り手によって違うのも面白いですし」
──ペンフォールズの印象は？
「老舗のイメージですね。ニューワールドでは断トツというか。このプロジェクトを進めるにあたり、オーストラリアのアデレードにあるペンフォールズを訪れたんです。環境も良くて、食事も美味しくて、ブドウ畑もとても美しくて。アーカイヴ資料や入手困難なワインも揃っていました。ペンフォールズをはじめたイギリス人医師、ペンフォールドの家も保存されていて、診察室とか薬瓶とか、ドクターズバッグなど当時そのままの状態でとても興味深かったです」
──「ワン・バイ・ペンフォールズ」のワインラベルは動物のグラフィックが印象的ですね。
「ワン・バイ・ペンフォールズ」の４つの生産国（オーストラリア、フランス、中国、アメリカ）を表しつつ、HUMAN MADEらしさとなると動物がいいのかなと思い、リサーチして意見をもらいながら、４つの国を代表する動物、クロコダイル、雄鶏、パンダ、熊をモチーフにしたデザインを施しました。入門編のワインだと思うので、まずは飲んでいただき、そこで好きかどうかでいいと思うんです。自分がワインによって得た感動や経験を若い人たちもしてくれたらと思います」
──ペンフォールズは伝統と革新を大事に、ワイン造りを芸術の域にまで高めようとしているブランドです。NIGO®︎さんのクリエイションと重なる部分があると思います。新たなクリエイションのためのインスピレーションはどこから？
「普段の生活の中からが多いですね。ワインもそうですし。出会って知った時の感動が大きいんだと思います。このところは陶芸をしていて、毎月のように萩に通い、最近はお茶もはじめました。陶芸をしている時はまる一日携帯電話に触らず、普段とは違う時間を過ごしています。その経験が今後自分のクリエイティブに無意識に生かされていくように思います」
7月に香港で開催されたグローバルローンチイベント。会場は「ワン・バイ・ペンフォールズ」の世界観を表現。ラベルデザインのクロコダイル、雄鶏、熊、パンダがテーマとなった4つのカテゴリーの体験型スペースが設置され、世界各国から集まったVIPをはじめとするゲストたちは、コラボレーションワインと共に楽しんだ。
NIGO®️の友人であるラッパーのPusha Tがサプライズゲストとして登場し、会場を沸かせた。
NIGO®️、マドモアゼル・ユリア
タイからのゲスト。俳優のクリサナプーム・ピブンソンクラーム、女優のパット・チャヤニット・チャンサンガヴェイ
One by Penfolds ワン・バイ・ペンフォールズ
ワインラベルには、ワン・バイ・ペンフォールズが生産される4つの地域（オーストラリア、フランス、アメリカ、中国）を表したクロコダイル、雄鶏、熊、パンダ（※）の4つの動物をモチーフにしたデザインが施されている。（※中国のみの販売）
シラーズ オーストラリア、シャルドネ オーストラリア、ピノ・ノワール オーストラリア、ヴァン・ルージュ フランス、レッド・ブレンド カリフォルニア／各￥4,400（750ml）
Penfolds
URL／www.penfolds.com
