Fashion / Feature
あなたの“偏愛Tシャツ”コレクション見せてください vol.7 在原みゆ紀
ミュージシャン、映画、アート、珍スポットなど特定のジャンルのTシャツをこよなく愛し収集する、ファッションプロとクリエイターたち。そんな彼らにTシャツへの思い、集める楽しみやこだわりを聞いた。vol.7は在原みゆ紀の偏愛Tシャツコレクション。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2023年7・8月合併号掲載)
在原みゆ紀|モデル
上/首元にほつれがあるハンテンのジャカードボーダー柄はニットのような素材感。中段、左から右へ/首の詰まり方が絶妙だというチャンピオンの刺繍ワンポイント。ブルーベースが多い中に唯一珍しい暖色系はポロ ラルフローレンのボーイズサイズ。胸にワンポイントが入ったポロ ラルフローレンは一番のお気に入り。下段、左から右へ/アディダスの90年代タグものをコレクション中。ロゴの文字が浮かび上がるようなアディダスのロゴプリンントは理想的なサイズ感。
女性らしく着たいボーイッシュな細ボーダーT
100〜200枚所有する80〜90年代のアーリーヴィンテージTシャツコレクションから、大好きな細いボーダーTを初公開。
「スポーティな線が細いボーダーを好んで着る女性は少数派だと思うんです。でも、きれいめなスラックスにインして、ジャケットを羽織り、ゴールドの華奢なアクセサリーを重ねづけすればたちまち、女の人にぴったりな都会的な着こなしができるんです。Tシャツは着てこそ。サイズが合わないと購入しません!」
Photos: Kouki Hayashi Text: Aika Kawada Edit: Aika Kawada, Sayaka Ito
Profile
ありはら・みゆきMiyuki Arihara
1998年生まれ。モデルとして雑誌やカタログ、広告などで活動。1990年代のヴィンテージTシャツにまつわる写真集『私のTシャツロマン』を2019年にリリースした。餃子とビールと町中華が好き。