Fashion / Feature
あなたの“偏愛Tシャツ”コレクション見せてください vol.6 キャサリン・リーランド
ミュージシャン、映画、アート、珍スポットなど特定のジャンルのTシャツをこよなく愛し収集する、ファッションプロとクリエイターたち。そんな彼らにTシャツへの思い、集める楽しみやこだわりを聞いた。vol.6はキャサリン・リーランドの偏愛Tシャツコレクション。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2023年7・8月合併号掲載)
キャサリン・リーランド|PR会社勤務、モデル
上段、左から右へ/ファッションブランド、ロマンスのフェミニズムT、「Listen to Bob Marley」パロディT。中段、左から右へ/ウェス・アンダーソンの出身校の売店にて購入、アシュリー ウィリアムズの「知らない、興味ない」T、脚本家ジェイミー・マネラスが手がけたロックバンド「ブライト・アイズ」へのメッセージT。下段、左から右へ/写真家でライターのコンスタンス・メアリー作ダイアナ妃T、TV番組『Jackass』の出演者が着用したTシャツのリプロダクト。
クリエイターのSNSで発掘するメッセージT
その日の気分を代弁してくれるというメッセージT。お気に入りはダイアナ妃モチーフの一着だ。
「タックインすると“Princess Diana”の文字しか見えませんが、全体を見ると陰謀論的なメッセージが。もちろん信じていませんが、危険は隠れたところにあるというユーモラスな社会批評だと思う(笑)。最近注目しているのは、コンスタンスとジェイミーのようにTikTokで目にするZ世代作のメッセージT。たとえバズっていなくとも面白いものに魅かれます」
Photos: Kouki Hayashi Text: Aika Kawada Edit: Aika Kawada, Sayaka Ito
Profile
キャサリン・リーランドCatherine Lealand
ニュージーランド出身。学生時代に日本の雑誌や書籍に出合い、日本のサブカルチャーに興味を持つ。語学留学で来日し、現在はフリーランスのモデルをしながらPR、翻訳家として活動。