ドン ペリニヨンとレディー・ガガ 創造への挑戦PROMOTION
ドン ペリニヨンとレディー・ガガは、2021年よりタッグを組み、お互いのクリエイションを融合しつつ創造の限界へと挑戦してきた。第一弾の印象的な作品に続き、新たに 「創造の進化」をテーマにしたコラボレーション作品を最新ヴィンテージ「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013」と共に発表。伝統とモダニズム、親密さと壮大さ、光と影を合わせながら、ドン ペリニヨンのアート、音楽、ダンスとの深いつながりを表現している。「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013」と今回のクリエイションワークについて、醸造最高責任者ヴァンサン・シャプロンとレディー・ガガに聞いた。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2023年5月号掲載)
Photos: Marvin Leuvrey
Vincent Chaperon|ドン ペリニヨン醸造最高責任者 ヴァンサン・シャプロン
──レディー・ガガとのコラボレーションがドン ペリニヨンに与える影響とは?
「ドン ペリニヨンにとってアーティストとのコラボレーションは、自分たちをよく知り、より深く理解するための鏡のような存在です。今回のテーマである『Labor of Creation(創造的な働きかけ)』は、ドン・ピエール・ペリニヨンが属したベネディクト派修道会のモットー『Ora et Labora(祈り、働け)』と関係しています。祈りとは直感やひらめきであり、働きとは、完璧を追求して何度も繰り返され、やがて芸術の域まで昇華する熟練的な技術です。レディー・ガガの常に何かを再発明し、変化し続ける姿勢はまさにそれであり、自分たちの仕事を振り返り、よく深く理解する上でとても影響を受けました」
──新しい映像作品は前回とまったく異なりますね。
「“時間性”の概念を映像化しました。創造には時間がかかり、それがドン ペリニヨンを複雑なものとし、多面性を生み出します。7世紀に設立されたオーヴィレール修道院の回廊で展開されるダンスパフォーマンスが、創作活動のエネルギーを表しています」
──今回テーマとなる2013年ヴィンテージのドン ペリニヨンは?
「13年はとても特別な年でした。冬から春にかけて雨が多く、気温も低かったためブドウの生育が遅れました。8月になると天候がガラッと変わり、暑く乾燥した日が続きました。03年以降、温暖化の影響で8月の収穫が当たり前のようになっていましたが、この年は9月末に収穫が始まった晩熟の年。ゆっくりと時間をかけて成熟したブドウは活力と品格に秀で、10年に及ぶ熟成のおかげで素晴らしい調和が得られました。まさに“時間”が生み出したアートピースです」
Photos: Marvin Leuvrey
LADY GAGA|アーティスト レディー・ガガ
──あなたにとってドン ペリニヨンとは?
「飲むこと自体がスペシャルで、確実に思い出に残る存在です。歴史があり、芸術性があります。一緒に仕事をする前に、修道士が創り出した独自の方法でシャンパーニュを造るプロセスをすべて教えてもらいました。本当に芸術の一つだと思います」
──緒に仕事をしてみていかがですか。ドン ペリニヨンの哲学から得たものは?
「彼らと一緒に仕事をするのはとても楽しく、ヴァンサン(醸造最高責任者)は素晴らしい。彼らはインスピレーションを与えてくれ、とても強い意志を持ち、すべてが明確です。新しい仲間と一緒に何かを創ることにわくわくさせてくれるのです。シャンパーニュそのものや仕事の質にとても高いハードルを設けていて、シャンパーニュの緊張感を物語っているように思います」
──今回のコラボレーション作品について教えてください。
「ディレクターであり作曲家のウッドキッド(ヨアン・ルモワンヌ)に振り付けのシディ・ラルビ・シェルカウイをはじめ、アーティストとしての私たち全員が『想像力から何かを創造するとはどういうことか、その描写が絶対的に真実であると感じるものは何か』を考えました。共に音楽を奏で、ダンスはフリーフォーム。ずっとダンスを勉強してきましたが、あの特殊なスタイルのダンスは今まで踊ったことがないと思います。イメージを創るときは常にドン ペリニヨンと共にありました。そこには洗練された優れた技術性と芸術性がなければならないのです。でも、私にはちょっとパンクなところもあって。ドン ペリニヨンは私のその両面を共通するものとしてくれています。前回と今回、2つのキャンペーンを見れば、それがわかると思います」
レディー・ガガとのコラボレーション作品と「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013」の詳細は公式ウェブサイトへ。https://www.domperignon.com
Interview&Text : Tadayuki Yanagi(Vincent Chaperon) Edit&Text : Michie Mito