Culture / Feature
デデはピンクサイバーギャルとしてセルフメイクやロングネイル、日常をYouTubeチャンネル『〒"〒"DEDE/デデ』やインスタグラム(@dededooo)で発信している。そんな彼女の動画はピンク一色だ。サイバーギャルとして人生を歩み始めた経緯にはピンクも大きく影響している。
「親に昔の写真を送ってもらったら、着ていたメゾピアノのワンピースもランドセルもピンクでした。その後“喪女”の時期があり、その頃はおしゃれ自体に興味がなくなりピンクも着なくなった。でもあるときネオギャルの存在を知ってギャルの世界に足を踏み入れました。そしたら自分が戻ってきて“あんたはピンクだよ”って降りてきた気がして。マザーの体内がピンクだったから思い出すのかな(笑)。コミュ力も上がったし、よく笑うようになりました。私の場合はピンクで人生が変わったけれど、みんながそれで人生が変わるのかわからないし、変わりたいかどうかもわからない。でも私を通してピンクっていいなと思ってもらえればうれしいかも。この世の中って自分の好きな格好をしているだけで笑われる風潮があるじゃないですか。私は偏見がない世界をつくりたい。みんなもっと自由に楽しもう!」
サイバーギャル デデに聞く「ピンクを纏う喜び」
ピンクを纏う喜びとは
ピンクを纏うこと。それは人にどんなパワーを与えるのだろう。強くなれる人、人に幸せをあげたい人、人生が変わった人……。その捉え方は色とりどり。ピンクを愛する4人に、ピンクとの関係について話を聞いた。第4回はサイバーギャル デデ。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』9月号掲載)
ピンクは私の故郷。マザーの体内カラーだから
デデはピンクサイバーギャルとしてセルフメイクやロングネイル、日常をYouTubeチャンネル『〒"〒"DEDE/デデ』やインスタグラム(@dededooo)で発信している。そんな彼女の動画はピンク一色だ。サイバーギャルとして人生を歩み始めた経緯にはピンクも大きく影響している。
「親に昔の写真を送ってもらったら、着ていたメゾピアノのワンピースもランドセルもピンクでした。その後“喪女”の時期があり、その頃はおしゃれ自体に興味がなくなりピンクも着なくなった。でもあるときネオギャルの存在を知ってギャルの世界に足を踏み入れました。そしたら自分が戻ってきて“あんたはピンクだよ”って降りてきた気がして。マザーの体内がピンクだったから思い出すのかな(笑)。コミュ力も上がったし、よく笑うようになりました。私の場合はピンクで人生が変わったけれど、みんながそれで人生が変わるのかわからないし、変わりたいかどうかもわからない。でも私を通してピンクっていいなと思ってもらえればうれしいかも。この世の中って自分の好きな格好をしているだけで笑われる風潮があるじゃないですか。私は偏見がない世界をつくりたい。みんなもっと自由に楽しもう!」
Photo:Kisimari Edit&Text:Saki Shibata
Profile
デデdede
サイバーギャル。YouTubeチャンネル『〒"〒"DEDE/デデ』やインスタグラムで、すべて自身で手がけているギャルメイクやロングネイルを配信し注目を集める。イラストレーターとしても活躍。 Instagram/@dededooo