リアルに真似したい! 業界人の手元&耳元おしゃれスナップ vol.1 スタイリスト 濱本愛弓 | Numero TOKYO
Fashion / Feature

リアルに真似したい! 業界人の手元&耳元おしゃれスナップ vol.1 スタイリスト 濱本愛弓

クリエイターやファッション業界を牽引するおしゃれな人たちを街角でスナップ!お気に入りのジュエリーやアクセサリーへの思い入れ、スタイリングの秘訣、いま注目のブランドなどを聞いてみると小さなもの一つ一つへのこだわりが、それぞれの個性を作り上げていた。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2022年7・8月合併号掲載)

ドリス ヴァン ノッテンのブルーのコートに合わせたビスチエはナヌーシュカ、スカートはヒロサイ、ブーツはジャンヴィト ロッシ。
ドリス ヴァン ノッテンのブルーのコートに合わせたビスチエはナヌーシュカ、スカートはヒロサイ、ブーツはジャンヴィト ロッシ。

主役級アイテムも大胆にレイヤード

ジュエリーのレイヤードスタイルに卓越したセンスが光るスタイリストの濱本愛弓。「華奢なものを重ねるより、一つ一つにインパクトのあるアイテムをどう組み合わせるかを考えるのが好きですね。意識するのは、服をより良く見せるバランス。デコルテが開いたビスチエを着るときはネックレスをじゃらじゃらっと重ねて。全身を映す鏡の前で一つずつ長さを調節するのが好バランスへの近道。特に気に入っているのはソフィー ブハイのパールネックレス。パールの間に黒いつなぎ目が施されているのがユニークで、二重にするとチョーカーのような長さに。ラフなスタイルのときも思い切りジュエリーをレイヤードして、カジュアルになりすぎないようにしています」

黒の球体ピアスはジルサンダー、ゴールドのものはエルナンエルデス。
黒の球体ピアスはジルサンダー、ゴールドのものはエルナンエルデス。

パールのネックレスは一番タイトなものと一番長いものはプリーク、二重巻きにした小粒のものはソフィー ブハイ。ゴールドのチェーンはララガン。“LOVE”のネックレスはウッターズ・アンド・ヘンドリックス。シルバーのボールチェーンとコイン付きのネックレスはマリハ。
パールのネックレスは一番タイトなものと一番長いものはプリーク、二重巻きにした小粒のものはソフィー ブハイ。ゴールドのチェーンはララガン。“LOVE”のネックレスはウッターズ・アンド・ヘンドリックス。シルバーのボールチェーンとコイン付きのネックレスはマリハ。

右手人差し指は上からカルティエ、テラ。ブルーの石のリングはボロロ、ダブルフィンガーリングはロン。薬指は二つともリーフェ ジュエリー。左手人差し指はマリハ、中指の“MOM”リングはマリア ブラック、その下はエネイ、ヴァジック。小指はトムウッド。
右手人差し指は上からカルティエ、テラ。ブルーの石のリングはボロロ、ダブルフィンガーリングはロン。薬指は二つともリーフェ ジュエリー。左手人差し指はマリハ、中指の“MOM”リングはマリア ブラック、その下はエネイ、ヴァジック。小指はトムウッド。

リーフェ ジェエリーボロロマリハ、テラなど日本発のブランドも積極的に取り入れている。「ボロロのロック リングは石と台座がシームレスにつながっていて、伝統工芸士の技術の高さに驚きます。ジュエリーは私にとってオン・オフのスイッチ。気分が上がるし、人の目にも留まりやすい。“ジュエリーといったら濱本さん”と言ってもらうことが増え、ジュエリーにまつわる仕事も増えました。新しいきっかけを運んでくれる存在ですね」

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Photos:Anna Miyoshi Interview & Text:Mariko Uramoto

Profile

濱本愛弓Ayumi Hamamoto 大阪の美容学校を卒業後、アパレルブランドで販売職を経験。上京後、2014年からスタイリストの仙波レナに師事。18年に独立し、モード誌を中心にスタイリングを手がける。ブランドのプロデュースなど多岐にわたり活躍。

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