初夏に映える! 最旬ネイルアートのアイデア6選
『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』7・8月合併号のビューティ特集は「polychromatic──夏色の魔法をかけて」。エネルギーにあふれた夏の色彩を取り入れたネイルやメイクの提案する撮影で、ネイルを担当してくれたのはTotal beauty salon「ウカ」の代表・渡邉季穂さん。誌面で披露したネイルデザインの全貌&ハウツーを詳しく解説!
LOOK #1
透けるシロップカラーのペディキュアは今夏イチ押し!左右の足に違う色を塗って、遊び心を演出して。「ウカ ペディキュア スタディ チュールの2色を使用しました。このネイルカラーは透け感があるのが大きなポイント。ヴィヴィッドな色でも、抜け感が出て足元が涼やかな印象になります。上から丸いホログラムを中央に整列させてオン。ホログラムは色に関わらず左右で同色を使うことで、統一感が出ます」
使用したのは「ペディキュア スタディ チュー ル」の2色。
LOOK #2
左右全く違うデザインで彩った魅惑のアシンメトリーネイル。「小花柄が夏らしく可愛いデザインです。ベースにベージュを塗ったら、ドットペン(爪楊枝の先端で代用OK)を使って、緑色を等間隔に置き、周りに花びらとなるオレンジをのせていきます。花びらに使用した色を反対の手の単色塗りにも使用して、両手で見たときにまとまり感が出るようにしています。白いマットカラーは今夏注目の色。この1色を入れるだけで夏らしい爽やかさと華やかさが際立ちます」
使用したのは「シャネル ヴェルニ ロング トゥニュ」。左手の中指と小指に927、人差し指に933を使用。
LOOK #3
弾けるようなドットグラデーションのアートも、専用の道具を使えば案外簡単!「ネイルスタンパーというネイルアート用品を使用しています。模様が凹凸で描かれているプレートにネイルカラーを少量のせて、シリコンスタンプで爪に転写するだけで難しくありません。今回は細かいドット柄のプレートを使用。ピンクやグリーンなど複数色のネイルをプレートに垂らして、ホワイトネイルの上からスタンプしたら完成です」
LOOK #4
グリーン×ブラックの夏映えする大人っぽいフレンチのペディキュアは、どんなサンダルに合わせても足元に上質さを演出。「左右非対称のシンプルなペディキュアです。シックな印象のブラック×グリーンの組み合わせにしました。ポイントは、細めのスキニーフレンチにすること。普通のフレンチよりもぐっとシャープで洗練された印象になります。ネイルブラシの端を使ってスッとひと筆で描けるスキニーフレンチは、太いフレンチより実は簡単にできます」
LOOK #5
メタリックシルバーと濃淡ブルーをグラフィカルにデザイン。「3色を使用したグラフィカルなネイル。やや上級者向けです。3重の囲みデザインを右手の親指で説明すると、ベースにネイビーを塗り、内側の水色を線で描き、最後に外周をシルバーで囲います。右手の薬指、左手の人差し指のデザインは、ベースにシルバーを塗ってから上下に半円を描いています。アートをするのが大変、という人は半円デザインを左右各1本いれるだけでもお洒落にみえます。シルバーを多めに取り入れることで、シャープな輝きが際立ち全体的なデザインが締まってみえます」
LOOK #6
夏気分を加速させるビタミンカラーの指先は、透け感のあるイエローベースがポイント。「クリアな黄色をすべての爪に塗ります。デザインのポイントとなるニュアンスマーブルを作る爪は、ベースの黄色が乾かないうちに、水色やブラウン、オレンジのカラーをポンポンとランダムに少量垂らして、乾かないうちにすばやく黄色を塗ったネイルブラシでランダムに混ぜます。透け感のあるイエローをベースにしているから、色がにごらずきれいなマーブルになります。仕上げにゴールドのスタッズを載せて立体感のポイントもプラスしました」
ネイルの楽しさを解放する、斬新なデザインをぜひ試してみて!
Edit & Text : Naho Sasaki