5月20日は世界ミツバチの日（World Bee Day）。 ハニーなコスメ大集合！
古くから健康や美容と密接に関わるハチミツ。5月20日「世界ミツバチの日（World Bee Day）」は、人間にとっても生態系にとっても欠かせない存在であるミツバチの保護活動の啓蒙のために制定された国際デーだ。そこで、ハチミツの力をもっと身近に感じるハニーコスメをフィーチャー。ミツバチを守り、増やしていくために各ブランドが行っているサステナブルな活動にも併せて注目を。
Guerlain ｜ゲラン
ミツバチとの縁が深いゲラン。「ゲラン ミツバチ保護プログラム」を展開するなど、ミツバチを保護する活動を長年行っていることでも知られている。ミツバチの持つ類い稀なパワーを余すことなく配合したのが“アベイユ ロイヤル”シリーズ。ゲラン初のスカルプ&ヘアケアアイテムは、ロイヤルゼリーとともに、自然豊かな島々で生み出された4種のハチミツを配合。濡れた髪、乾いた髪の両方に使用できる美容液のような質感で、潤いと輝きに満ちた髪へ。5月20日から5月22日まで、最大100万ユーロ（約1.3億円）を目指した世界的な寄付活動を実施しており、寄付金はすべて「ゲラン ミツバチ保護プログラム」の支援に役立てられるそう。
Yamada Bee Farm｜ 山田養蜂場
長年にわたって日本のミツバチ保全活動や、未来を繋ぐ子供たちへの自然環境を尊ぶ教育活動などを行っている「山田養蜂場」。ピュアなマヌカ蜂蜜をはじめ、マヌカの葉や枝から採取されたオイルなど、自然の力を余すことなく取り入れたのが“マヌカハニー”のシリーズだ。W洗顔不要のクレンジングバームは、生マヌカ蜂蜜や和洋ハーブの力によって肌を潤しながら、毛穴奥に潜んだ汚れをすっきりオフ。
Melvita ｜ メルヴィータ
養蜂業を営んでいた生物学者ベルナー・シュビリアが、ミツバチにインスパイアされた製品を展開したことから誕生したフランス発オーガニック認証ブランド。自然保護区で育成された、修復力の高いタイムハニーを含む3つのハチミツで作られたこちらのボディミルクは、失われた栄養分を補給しながらバリア機能を高める効果が。空調で乾いたボディや荒れやすいかかとになじませれば、弾むようなふっくら肌に。
Aotea | アオテア
マオリ族の血を引く創業者が、幼い頃から触れていた祖母の自然療法をヒントに手がけたニュージーランド発ブランド。電力が通っていない島内で自家発電や手作業によって丁寧に作られるコスメは、パワフルな自然の恵みを感じられるものばかり。なかでもこちらのマスクは、70%がマヌカハニー、水不使用という濃厚な処方で、高い抗炎症効果を持つ。日焼け後の沈静や保湿はもちろん、それぞれの肌悩みに応じて多角的にアプローチする。
Honey by Hacci | ハニー バイ ハッチ
110年以上の歴史を持つ老舗養蜂園のDNAを受け継ぐ「ハッチ」から、２ステップでスキンケアが完了する頼もしいアイテムがお目見え。1本で導入美容液、化粧水、乳液まで完了するローションと、大人気の美容ドリンク“ハニーコラーゲン”の美肌成分を含んだセラム。この2本だけで潤いも透明感もコンプリート。今春から伊勢神宮の隣に「ハッチ ミツバチの楽園」がオープン。ミツバチにとってストレスフリーな環境を作るアニマルウェルフェア（動物福祉）への取り組みにも注目！
Antipodes | アンティポディース
ニュージーランドの沿岸地域に自生するマヌカの蜜を収穫するミツバチから、持続可能な方法で調達されたマヌカハニーを使用する「アンティポディース」。このフェイスマスクは、洗顔後の肌にコクのあるクリームを塗布して15分置くだけで、肌に潜んだ古い角質やゴワつき、赤みなどを一掃。即座に毛穴を引き締め、ワントーン明るい素肌に。使い続けるほど肌の潜在力を高めてくれるのでリピーターが絶えず、日本では欠品が続くほど人気に！ ハチミツの高い保湿力を備えつつもライトなテクスチャーのクリームもおすすめ。
https://jp.antipodesnature.com/
Snow Fox Skincare | スノー フォックス スキンケア
世界的なミツバチの減少を目の当たりにしたヴィーガンブランドの「スノー フォックス スキンケア」が、保護活動を目的に開発したのがこちらのハンドクリーム。オーストラリアの天然の蜂が育てたミツロウを原価で仕入れて製造することで、地域の養蜂や環境保全をサポートしている。従来のビタミンEの50倍近くの強い抗酸化力を持つと言われるトコトリエノールをはじめ、ヒアルロン酸やシアバターを配合し、デリケートな手もとをしっかりプロテクト。オーストラリア産の精油の香りも豊潤で心地いい。
Text : Nathalie Lima Konishi
