フランク・ステラほか日本初の“カラーフィールド”展
抽象絵画の潮流“カラーフィールド”の画家たちや、彼らと交流した彫刻家ら9名の作家による展覧会「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」が、千葉のDIC川村記念美術館にて開催中。会期は、2022年3月19（土）〜9月4日（日）まで。
今回、カナダのデイヴィッド・マーヴィッシュ・ギャラリーの協力を得て、日本で初めてカラーフィールドの代表作を紹介する展覧会。大きなキャンヴァスに色彩を広げて「場＝フィールド」 をつくる抽象絵画の潮流であるカラーフィールドは、1950年代後半から60年代にかけてアメリカを中心に発展し、その後の美術にも影響を与えてきた。
本展では、このカラーフィールド作品の収集で世界的に知られる「マーヴィッシュ・コレクション」より、フランク・ステラ、ケネス・ノーランド、フリーデル・ズーバスら9名の作家に焦点を当てて紹介。立体作品から横5メートルを超える大型絵画まで、60年代以降に制作された約50点の作品を展示する。
会期中にはギャラリートークなどのイベントも開催。詳細や申し込み方法は公式サイトをチェック。
作品が体現する色の世界、ゆらめく色の海を泳ぐような展示空間を、この機会にぜひ体験してみよう！
※掲載情報は4月6日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」
会期／2022年3月19（土）〜9月4日（日）
会場／DIC川村記念美術館
住所／千葉県佐倉市坂戸631
開館時間／9:30〜17:00
※入館は16:30まで
休館日／月曜、7月19日
※7月18日は開館
料金／一般 ¥1,500、学生・65歳以上 ¥1,300、小中高校生 ¥600
※事前予約制
URL／https://kawamura-museum.dic.co.jp/
Text : Akiko Kinoshita
