SUPER JUNIOR来日! 「初めて日本に来たときのようにときめいています」 | Numero TOKYO
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SUPER JUNIOR来日! 「初めて日本に来たときのようにときめいています」

韓国のダンス&ボーカルグループ「SUPER JUNIOR」が4月2・3・4日の3日間、さいたまスーパーアリーナにて「SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022 〜Return of the KING〜」を開催。この3日間は、彼らの来日を心待ちにしていた約45,000人のファンが会場に集結する。そこでライブ直前に行われた記者会見で、メンバーたちに今の気持ちを聞いた。

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歓声がなくても、大きな拍手でファンの愛を感じられた

──来日してからどのように過ごしていましたか。

イトゥク「空港に着いて入国した瞬間から面白いことがあったんです。久しぶりということもあって日本語をかなり忘れていたんですね。入国審査のところで審査官に『日本語は話せますか?』と聞かれたので、『日本語は上手じゃないです』と日本語で答えたら、日本語が話せると思ったみたいなんですね。それで審査官から色々と質問されたんですけどよくわからなくて、聞かれるたびにとりあえず『はい』と答えていたんです。そうしたら、質問内容は『コロナに罹ったことはありますか?』『体温は37度以上ですか?』『隔離期間はホテルではなく、自宅ですか?』ということだったんです(笑)」

シウォン「僕は昨日、東京の夜を楽しみました。とても素敵でした」

イトゥク「ハイボール?」

シウォン「それと焼き鳥!」

イトゥク「僕らは日本の食べ物が恋しくて、来日したら何を食べるか計画していたんです。油そば、つけ麺、ラーメン、うどん、ひつまぶし、もつ鍋、鉄板焼き、それを1日3食ぐらい、ひとつずつ食べています」

キュヒョン「日本でもおいしいお店の配達をしてくれるんですよね。僕は部屋で食べました」

──隔離期間中はどのように過ごしていましたか。

ヒチョル「大好きなX JAPANやLUNA SEAなど、日本のロックバンドの音楽を聴いていました。僕は他のメンバーよりも(入国が3日早く)隔離も3日早く終えたので、隔離中のメンバーを横目に思いっきり遊んだり、メンバーをからかったりしていました」

シウォン「僕も充実していました。まず、本を2冊読み終えたし、ホームトレーニングをたくさんしたので、1日があっという間に過ぎました。今はどこにいてもオンラインでミーティングをすることができるから、オンライン会議を積極的に行っていました」

イトゥク「シウォンは3泊4日の隔離中も、ずっとこのヘアスタイルだったんですよ」

シウォン「いつビデオ会議が始まるかわからないし、ファンの皆さんのために撮影することも考えて準備していたんです」

──約2年ぶりの日本公演ですが、いかがですか。

イトゥク「ウニョクさんは1日目の公演中に涙を流したんですよね」

ウニョク「会場のさいたまスーパーアリーナに到着したときからワクワクして、リハーサルでステージに上がった瞬間も、メンバー全員がワクワクしていました。公演が始まる直前、ステージの下で待機しているときも、『初めて日本に来たときのようにときめくね』とメンバー同士で話していたんです。それで、ステージで歌っているときに、E.L.F(SUPER JUIORのファンのこと)の方を見たら、涙を流している方がいて。僕もずっと泣くのを我慢していたんですけど、涙がこぼれてしまいました。ステージに上がる前、みんなで歌詞や振り付けを間違えたら罰金を払うと決めていたんですが、僕は泣いたときに歌詞を間違えたので今日は50,000ウォン払わないといけません(笑)」

──今回、ファンの皆さんは歓声や声援ではなく大きな拍手でみなさんに気持ちを伝えていましたが、その様子をみてどのように感じましたか?

イトゥク「これまで歓声の大きさで、E.L.Fのみなさんがどれだけ感動してくれたのかを感じていたのですが、今回は大きな拍手を聞くたびに感動と涙、嬉しさとときめきを感じることができました。よく、愛し合っている者同士は会話をしなくても目だけで分かり合えるという言葉があるように、拍手ひとつでも僕らは全てを感じることができました」

──楽屋ではどのように過ごしていますか。

イトゥク「楽屋ではメンバーみんながウキウキしているから、たくさん食べるし、たくさん話したりもしています。僕らはいつものことで普通なんですけど、スタッフからはちょっとおかしいように見えるようです(笑)」

ウニョク「それと、E.L.Fのみなさんために心と体を整えて公演の準備をしていますよ」

キュヒョン「久々の公演なので、歌詞を確認したり歌を練習したりして、できるだけ罰金を払わないようにしています(笑)」

メンバーそれぞれにとって、SUPER JUNIORとは?

──デビューから17年目となり、ミュージカルやバラエティ、ドラマ、ソロ活動など、個人での活動もたくさん行っていますが、改めてみなさんにとっての「SUPER JUNIOR」とはどんな存在でしょうか。

リョウク「もし僕がSUPER JUNIORじゃなかったら、今のようにミュージカルや舞台に出演することができたのだろうかと思います。SUPER JUNIORは僕にとってありがたい存在です」

ドンヘ「僕もメンバーみんなに大きな感謝の気持ちがあります。メンバーに出会ったのは人生で大きな幸せです」

イェソン「ずっと歌うことを夢見てきたので、メンバーは僕と一緒に夢を叶えて、前に向かって歩んでくれる同伴者です」

イトゥク「表現が難しいんですが、SUPER JUNIORは、僕とファンの皆さんとを会わせてくれた、とても大切な架け橋のようなものです。父と母が出会わなかったら僕が生まれなかったように。SUPER JUNIORもそんな存在です。時間が経っても、ずっとそこにいてほしい」

ヒチョル「僕は『職場の同僚』と答えようと思っていたんですが、イトゥクさんが感動的なコメントをしたので……。最初は契約上で結ばれた関係でしたけど、今は本当の友達のような存在です」

ウニョク「歳をとってもずっと一緒にいられる、シルバータウンのようなもの」

シウォン「SUPER JUNIORには、クレージーでない人はいない。だから、僕にとっては精神治療院のようなものです(笑)」

ヒチョル「すいません! (記者会見は)終わりです!」

キュヒョン「SUPER JUNIORはいい兄さんたちです!」

イトゥク「今年、僕たちはアルバムをリリースしたり、日本でもたくさんライブもしようと思っているので、よろしくお願いします!」

ライブでは「SUPERMAN」や日本語曲の「★BAMBINA★」、今年2月にリリースされたばかりの「Callin’」など全12曲を熱唱。迫力のボーカルや息の合ったコーラスワーク、キレのあるパフォーマンス、そして笑いたっぷりのトークコーナーなど、エンターテイナー集団SUPER JUNIORの魅力を余すことなく披露した。17年目を迎えてより一層精力的に活動し、今年こそ日本での活動も行いたいと意欲を見せる彼ら。今こそSUPER JUNIORから目が離せない。

Photos: Seitaro Tanaka Text: Miho Matsuda Edit: Yukiko Shinto

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