Art / Feature
ストリート経由のアーティストたち【6】LADY AIKO
スケートボードやグラフィティ、マンガからの影響など、独自のセンスを育んできた日本のストリートカルチャー。その核心は、道なき道を行く精神にあり。ストリートを更新する、新感覚のアーティストたちをピックアップ。Vol.6はLADY AIKOにフォーカス。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年12月号掲載)
ニューヨーク、ブルックリンの壁画作品『Coney Art Walls』2015年
浮世絵版画『亜米利加ノ夢』 2018年
LADY AIKO|レディ・アイコ
20年以上にわたりアーバンアートの先駆者として活躍するLADY AIKO。その作品はニューヨークのストリート、浮世絵、日本のカワイイ文化、女性のセクシュアリティ描写からインスピレーションを得たもの。ニューヨークの「バワリー・ウォール」、マイアミ「ウィンウッド・ウォール」など世界各地で壁画を制作。グラフィティやストリートアート界だけでなく、現代アート界からも高い評価を得ている。
Text : Miho Matsuda Edit : Keita Fukasawa
Profile
LADY AIKOレディ・アイコ
東京都生まれ。1990年代後半にニューヨークへ渡り、グラフィティグループ「FAILE」を創設。2006年にLADY AIKOとして活動を開始し、10年にバンクシーとのコラボレーション「Exit Through the Gift Shop」を発表。13年にルイ・ヴィトン のコラボレーターに起用されるなど、世界的に活躍。
(Photo : Martha Cooper)
(Photo : Martha Cooper)