ストリート経由のアーティストたち【4】baanai | Numero TOKYO
Art / Feature

ストリート経由のアーティストたち【4】baanai

スケートボードやグラフィティ、マンガからの影響など、独自のセンスを育んできた日本のストリートカルチャー。その核心は、道なき道を行く精神にあり。ストリートを更新する、新感覚のアーティストたちをピックアップ。Vol.4はbaanaiにフォーカス。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年12月号掲載)

『ARIGATOUGOZAIMASU(BBF020H-16)』2020年
『ARIGATOUGOZAIMASU(BBF020H-16)』2020年

『ARIGATOUGOZAIMASU(BCF019G-56)』2021年
『ARIGATOUGOZAIMASU(BCF019G-56)』2021年

baanai|バーナイ

湘南の鵠沼で生まれ育ち、サーフィンやグラフィティの影響を受けながら、独自のスタイルを築く。反復された文字が画面全体を埋め尽くし、何層にも塗り重ねられた彼の作品は、コム デ ギャルソンなどファッションとのコラボレーションや油彩画への挑戦を通して、さらなる進化をみせる。近年は「ARIGATOU GOZAIMASU」を一日も休まず描き続けたらどうなるのかという実験芸術を続けている。

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Text : Miho Matsuda Edit : Keita Fukasawa

Profile

baanaiバーナイ 1977年、神奈川県生まれ。現在も藤沢市鵠沼を拠点に活動。2015年、コム デ ギャルソンに作品が採用され、16年に同ブランドのDM、洋服、ショッピングバッ グ、18年のパリコレクション(2019S/S)、19年のDM第1弾アーティストに起用される。NEW ERA、RVCA、オーディオテクニカなどにも作品を提供する。

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