ニューノーマル時代を迎えた2020年秋、メイクの楽しみ方も変わってくる予感。リアルトレンドな新色選びのポイントを、MICHIRUさんが指南します。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年9月号掲載)

「今年は絶対買い! 美人力アップのモーヴ色アイシャドウ」
「この秋何よりも目を惹かれたのが、モーヴを効かせたアイパレット。狙い目はグレイッシュなモーヴです。クールな色調で肌に馴染むので、目元をすっきり洗練された印象にしてくれる“美人色”。ピンクとも好相性で甘さのバランスをとってくれます。赤や紫など挿し色アイライナーと合わせるのも◎。今年は迷わずモーヴを選んで」
![1.シマーゴールドがほのかに煌めくローズチーク。どんな肌色にも馴染んで血色感をつくる“神色”! 約22gの軽量で外出のお供にも◎。ミネラルスティックチーク ¥3,800(8月5日発売)/MiMC(エムアイエムシー 03-6455-5165) 2.ペンシルリップとアイパウダーのWエンドは、1本で目元と口元のWメイクが可能。グレイッシュベージュとレッドリップの粋な組み合わせでモダンに。RMK キセルWライナー EX-01 ¥4,000(8月1日店舗限定発売)/RMK(RMK Division 0120-988-271) 3.マットなトランスルーセントパウダー。マスクによるメイク崩れのお直しに持ち運びたいパフ内蔵型。レ ヴォワレット プードル ヴォワイヤージュ[7.5g]¥6,900/Guerlain(ゲラン 0120-140-677) 4.グロスのようなクリア仕上げの進化型リップコート。塗りたての質感も色もキープ。クリア リップコート ¥3,300(8月5日発売)/Amplitude(アンプリチュード 0120-781-781)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/08/139_p130_2.jpg)
「この時期に役に立つ! 必見、お助けメイクアイテム」
「マスク時間が長い今、食事などでマスクを外す直前のタッチアップは大事! ひと塗りでツヤめく頬をつくるチークや、1本でリップ&アイメイクができるペンシルなどの便利アイテムを携帯して、スマートに活用を。マスク中でも肌をフレッシュに見せてくれるマットパウダーや、口紅が落ちにくくなるトップコートなどもあると安心ですね」

「秋のリップはまず、ステイン系を1本」
「この秋は落ちないリップも持っておきたいアイテムです。不意にマスクを外したときに、少しでもリップに血色感があるほうがやっぱり好印象。摩擦に弱いグロスやクリーミーな口紅ではなく、ステイン系のリキッドタイプを選んで」

「“黒じゃない” アイライナーを挿し色に」
「アイラインが黒だと印象がキツくなりやすいので、アイメイク重視の今季はカラーラインがおすすめ。グレーやグリーンのニュアンスカラーや、逆にアクセントになる色を選ぶと、お洒落なバランスに仕上がります」

「目元キラキラ☆ ギャラクシーな輝きに夢中!」
「銀河や星屑のようなキラキラ感に注目しています! 色よりも煌めきで視線を惹きつけるので、TPOを選ばずアイメイクを華やかにできるのでおすすめ。煌めきと色をレイヤードして、ニュアンスを楽しんでみて」
Photos : John Chan Edit & Text : Naho Sasaki