ペットたちとの#STAYHOME ファッションエディター・岸本佳子の場合 | Numero TOKYO
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ペットたちとの#STAYHOME ファッションエディター・岸本佳子の場合

ニュースやドラマを観るのも疲れてしまった……そんなとき私たちを癒してくれるのは、やっぱり動物! というわけで、ペット4匹と暮らすファッションエディターの岸本佳子にオンライン取材。外出自粛でペットたちとのおうち時間はどう変わったのだろう。気になるペットたちとの暮らしぶりを、怒涛のスナップと合わせてお届けします。

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まずは、岸本家のペットたちのプロフィールをご紹介。

ロシアンブルーの美猫ベジータ、推定8歳。
ロシアンブルーの美猫ベジータ、推定8歳。
ベジータ(ロシアンブルー/推定8歳) 「17年間飼っていた猫を病気で亡くし、その数ヶ月後に猫の里親募集のサイトを見ていると、埼玉で活動されているボランティアさんが保健所からレスキューしたベジータの里親を探していました。元飼い主のネグレクトで保健所に連れて来らてたらしく、猫風邪を放置されたことから片目がくっついて開かなくなっていました。ボランティアさんが避妊手術の際に、同時に目の手術もトライしたら、ラッキーにもまぶたが開くようになり、うちに来てくれた時には、びっくりするくらい美しいグリーンアイズのロシアンブルーの顔に戻っていました。ロシアンブルーは犬のような性格の猫とも言われているのですが、その通り本当にフレンドリーな優しい性格です」
怖がりのシェンロン(7歳)。
怖がりのシェンロン(7歳)。
神龍・シェンロン(ソマリ/7歳) 「ベジータの兄弟が欲しかったので『ペットのおうち』というサイトで里親募集の猫を探していました。まだ8ヶ月のロンくんの元飼い主さんが、突然の猫アレルギー発症のためため、次の飼い主さんを探していました。問い合わせしてすぐに面会に行きました。その一週間後にはうちに迎え入れることができました。ベジータとは違い、人間以外の動物に対して怖がりな性格。今も1匹で静かにしているのが好きみたいです」
スタイリッシュなYK(2歳)。
スタイリッシュなYK(2歳)。
YK・ワイケー(ミニチュアピンシャー/2歳) 「私の地元、大阪へ出張の際、自宅近所のペットショップで出会いました。子どもの頃にもミニピンを飼ったいたことがあり、大好きな犬種との偶然の出会いでした。2時間も店の前で悩んだあげく、東京に連れて帰ることに決めました。3ヶ月のチビですごく吠えるので、一時期はノイローゼになるかと思うくらいでした。今思うと、赤ちゃんの頃から犬を飼うのはすごく難しいことで、それなりの覚悟が必要かと思います」
末っ子のタイニープードル、JD(1歳)。
末っ子のタイニープードル、JD(1歳)。
JD・ジェイディー(タイニープードル/推定1歳) 「『wanwanhogo』というボランティアさんで運命の出会い。既に3匹も動物がいたので、4匹目は考えていなかったのですが、JDを見た瞬間『うちくる?』と自然に感じました。里親としての面接の際にYKも連れて行ったのですが、相性もバッチリで、その後のトライアル期間も4匹とも仲良く過ごせたので、里親になることを決めました。先住たちとの相性は本当に大事なのです!」

猫2匹と犬2匹。いい距離感で付き合える家族に巡り会えた

──あなたにとってペットはどんな存在?

「私はこの4匹の親ではないので、寮母さんになったつもりで面倒を見ています(笑)。例えば自分のことを『ママですよー』みたいに言ったり、甘やかしません。同居してくれている『家族』とは思っています。奴らの本能をリスペクトし、ただ動く姿を見て癒されています」

──複数飼いを始めたきっかけ、また、複数飼いならではの喜びや苦労があれば教えてください。

「本当に4匹に増えたのはたまたまです。みんないい距離感で仲良く共存してくれることに感謝。複数いる方が、動物同志で勝手に社会勉強するので助かります」

「苦労は…ご飯代が結構かかる(安心安全のモグワン・モグニャンを通販しているので)。後はペット保険に加入いるので4匹分は流石に仕事頑張らないとです(笑)。でももし病気やケガしたら、保険に入っていないと高額な治療費がかかります。払えない金額だといって、治療を断念するようなことにだけはしたくないので大事なことかと。契約内容にもよりますが、例えば70%保険適応されたりします」

──コロナで、ペットたちとの暮らしはどう変わった?
「短時間の散歩なら外に出てもOKなので、今のところ特に変わりはないです。トリマーに行かないので、自分でトリミング頑張っているとカットの腕が上がりました」

──ペットたちがおうちで好きな場所は?
Sealyのペット用ベッドをみんなで取り合っています。犬猫にもマットレスのクオリティがわかるようです。ロン(神龍のニックネーム)だけは、ひとりガリガリサークルの中がお気に入りです」

「村上隆さんの2mフラワークッションの上や、カシウェアのブランケットがある場所も」

──ペットとのおうち時間を充実させるために工夫していること、お役立ちグッズはありますか?
「床など低いところで寝るのが嫌いなのか、ソファとか椅子の上にベッドやブランケットを置くようにしています。私と同じ高さにいると安心なのでしょうか。とにかく生意気にも『Sealyのペット用ベッド』が大好きみたいです。人間仕様のマットレス品質です。オススメです」

──最後に、うちの子自慢をどうぞ!

「うちの動物たちは、小さいときから犬猫MIXした仲間がいる生活をしているので、『犬っぽい』とか『猫っぽい』とかなく、ユニークな性格の4匹だなと思います。私の声のトーンで機嫌がわかるのか、空気を読んでくれるところが好きです。すぐに寝たふりをします。靴バッグのページで、ベジータとYKが登場したり、TAOちゃんや水原佑果さんのファッションページでも、Numeroに出してもらってるのもちょっとした自慢です(笑)」

Photos:Yoshiko Kishimoto Edit:Chiho Inoue

Profile

岸本佳子Yoshiko Kishimoto ファッション・ディレクター。ロンドン留学中に London College of Fashion にてファッションと写真を学ぶ。帰国後『Numero TOKYO』に創刊より参加。本誌にて「岸本佳子のモード24/7」やファッションストーリーを担当。ファッション編集者として活動するほか、フリーランスのスタイリストとして、雑誌・CM・広告、そしてセレブリティの衣装なども手がける。最近ではライフスタイルブランド『Foxyco』を設立。シャンパーニュと動物をこよなく愛する大阪人。 Instagram: @yoshico_kishimoto

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