#STAYHOME おしゃれな人のおうち時間 file.2 吉田佳奈子 in パリ
COVID-19による、世界的なパンデミックで自粛生活が続く今日。おしゃれな人たちは家の中でどんな過ごし方をしているのだろう。シリーズ第2回目は、パリ在住のメイクアップアーティスト・吉田佳奈子が楽しんでいることと、健やかに過ごすためのティップスを教えてくれた。ヒントを得て、前向きなおうち時間を過ごそう。
マクラメでプラントハンガー作りに挑戦
パリで自粛生活を過ごす、メイクアップアーティストの吉田佳奈子さん。「ずっとマクラメで何か作りたいと思い、購入しておいた材料が家にあったんです。マクラメ用のロープで作ったのは、プラントハンガー。いろんな編み方を習得して、それをどう組み合わせるかを考えることが楽しいです。いくつか編み方を組み合わせていたら、思いがけずオリジナルデザインになることも」
その他にも、オイルペイントをして過ごすことも。「一昨年、ロンドンで1週間のオイルペイントのコースに通ったことをきっかけに絵を描くようになりました。何回でも描き直せる感覚がメイクにも似ています。色を使って表現することは喜びであり、いい気分転換になりますね」
調子が悪い日も受け入れる、自然体で過ごすおうち時間
フランスが実施している外出禁止令下の生活について聞くと、意外な返答が。「もともとパリは東京と比べ、時間の感覚がゆっくり。私自身、普段から必要最低限のもののみ購入するミニマルな生活を好んでいます。なので、自粛生活もその延長だと考えていますね。朝、起きた時の気分のまま自然体で過ごすようにしています」
自由に出かけられない生活を続けて1ヶ月間。健康やメンタルの管理についてもコツを掴んできた。「運動量は減るので、無理のない範囲で食べる量を減らし、消化を助けることを心がけています。落ち込んだり、調子が良くないときは、こういう日もあっていいかな〜と思うこと。無理して何かしようとしないことが大切かもしれませんね」
Interview & Text:Aika Kawada Edit:Chiho Inoue