マドモアゼル・ユリア、好きなものを極めた唯一無二のスタイル | Numero TOKYO
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マドモアゼル・ユリア、好きなものを極めた唯一無二のスタイル

オリジナリティの高いコーディネートが注目され、ファッションウィークのスナップでも多くのメディアに登場する、東京発のアイコン、マドモアゼル・ユリア。 彼女が大切にするおしゃれ極意、ブレないスタイルの秘訣とは?(「ヌメロ・トウキョウ」2018年9月号掲載)

今季は「マスキュリンだけど女性らしさを感じるもの」がポイント。カタカナをプリントしたユーモアあるトップには、フレアプリーツのパンツで女性らしいシルエットに。スポーティなプラダのバッグでバランスを調節している。

情報にあふれた今こそ、自分が好きなものを極めたい

「ファッションにしっかりとカルチャーが結びついている服が好きなので、常に時代の流れを意識しています。SNSで1秒ごとに新しい情報が入る今、選択肢が多すぎて自分の好みや個性というものを見つけることが逆に難しくなってると思うんです。だからこそ、本当に好きなものを極めたい。この姿勢は媚びてないのかも?」

ラバー素材のフェティッシュなソックスは媚びないレッド&ブラックをセレクト。

日本の伝統文化好きが高じて、現在は大学で日本文化専門の学科を専攻中。特に大正時代のモガに影響を受けているとか。

「Maison Margiela」の新作バッグももちろん真紅。

ビジューをちりばめた「Alexander McQueen」のグラムなパンプスが気分。

インテリアにもファッションに通じるムードをプラス。壁紙や床なども手作業で張り替えたというお部屋はオリエンタルな世界観に。

2019SSシーズンのパリコレクション会場での最新スナップもご紹介!

「Each×Other」のショー会場にて。難易度高めなトータル赤のコーディネートに、白黒ストライプのブーツを一点投入!

「Rochas」のショーでは、難易度超高な、全身パイソン柄をバッチリ着こなし、ひと際目を引いてました。

ファッショニスタの「自分ウケ至上主義」

Photos : Tetsuya Maehara Text&Edit : Yuko Aoki

Profile

マドモアゼル・ユリア(Mademoiselle Yulia)DJやシンガー、モデルとして幅広く活動するファッションアイコン。2016年からは自身のブランド「グローイング ペインズ」をスタートしてい る。多忙な彼女だが、最近は大学に通い日本の歴史を学んでいるそう。

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