Fashion / Post
デッドストックを蘇らせる「ビームス クチュール」
ヴィンテージブームの中で誕生した新たな「リメイク」プロジェクト。アパレル業界で新製品に携わってきたクリエイターがひと手間加えて服の価値を再解釈する理由とは?(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2018年3月号掲載)
オリジナルレーベルのアーカイブに着目した「ビームス」の新たな取り組み。「ケイスケカンダ」デザイナー・神田恵介をパートナーに迎え、デッドストックとして眠っていた服を手仕事でアップサイクル。2017年秋冬のローンチからサンリオのデザイナー山口裕子やアーティストのとんだ林蘭など、クリエイターとも積極的にコラボレート。キャンバスに絵を描くように、ウェアの上で繰り広げられる自由なクリエイティブが特徴。ロマンティックなアイテムから、ジェンダーレスな価値観で創作されたカジュアルウェアまで幅広く展開し、もちろん全てが一点物。クリエイターがアイデアを出し合う場としての役割も担い、今後もさまざまな仕掛けを行っていく予定。
Q. Why Now?
水上路美(デザイナー)
「神田さんが『全力で手伝う』と言って下さったことが取り組みのきっかけに。完成されたアイテムが簡単に手に入る今だからこそ、手仕事による自分だけの一点物があるとワクワクするし、服に夢を感じます」
「神田さんが『全力で手伝う』と言って下さったことが取り組みのきっかけに。完成されたアイテムが簡単に手に入る今だからこそ、手仕事による自分だけの一点物があるとワクワクするし、服に夢を感じます」
神田恵介(クリエイティブディレクター/「keisuke kanda」デザイナー)
「”HANDMADE DRESS FOR A GIRL”がキーワードの一つ。個人の思い出や記憶と深く関係しているところがデッドストックの魅力なので、コラボはもちろん、お客さまとつながるプロジェクトにしていきたいです」
「”HANDMADE DRESS FOR A GIRL”がキーワードの一つ。個人の思い出や記憶と深く関係しているところがデッドストックの魅力なので、コラボはもちろん、お客さまとつながるプロジェクトにしていきたいです」
BEAMS COUTURE
ビームス ジャパン
TEL/03-5368-7300
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