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Culture Post

ラブホルモンがつなげる
SNS時代の新しい愛のカタチとは?

スマホやSNSの発達とともに、モデルやタレントがパートナーとのラブラブ写真や幸せな家族写真をアップするのも一般化してきた近年。そんな心理の変化はなぜ起きたのか? 医学博士の石川善樹にSNS時代の新しい愛のカタチを科学してもらう。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2017年5月号掲載

Interview & Text:Rie Hayashi
Illustration:Shoko Takahashi
Edit:Fumika Oi

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そもそも「ラブホルモン」って何?

現代(=18世紀後半の産業革命以降)は、人間が都会に住むようになった初めての時代なんです。そのストレスが「オキシトシン」の分泌を促しています。オキシトシンとは別名「ラブホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれ、自分の子どもを前にしたときや、好きな人とスキンシップを取ったときに分泌されるホルモン。特徴としては、好きな人をもっと好きになったり、つながりたい、共有したいという気持ちが強くなるという作用があります。つまり、都会に住むストレスがオキシトシンの分泌を促し、つながりたい! 共感したい!という人々の気持ちが強くなったということ。SNSは、そんな人々の気持ちを容易に叶えてくれるツールとなったわけです。

常にゆるくつながる
SNS時代は自然体でいい

Profile

石川善樹(Yoshiki Ishikawa) 1981年生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業後、ハーバード大学公衆衛生大学院修了、自治医科大学にて博士号(医学)を取得。「人がより良く行きるとは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究に従事。予防医学、行動科学、計算創造学などを専門分野とし、雑誌、テレビ、講演などにも多数出演する。

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