祝☆ビリケン謹製サエポーク・ソフビMoMAがお買い上げ！

只今、六本木ヒルズA／Dギャラリーにて個展開催中。この会期に向けて1年前からサエポーク・ソフビ化計画第一弾をビリケン商会さんにお願いしていたのです。

上写真はカラーリングのチェックをしにソフビ工房に来たとこ。サエポークソフビのパーツが沢山並んでいて歓喜！！

塗装工場もサエポークで埋め尽くされて豚工場みたく見えて、今回の私の展示とシンクロしてる～！

ビリケン商会謹製、カリスマ原型師ハマハヤオさん原型のサエポーク、本当にクオリティーが半端ないです。私のラテックス家畜たちはパターンを接着して継ぎ合わせてるものなのですが、その繋ぎ目のラインも完全再現！インフレータブルの皺や空気入れのバルブ部分の突起まで再現してもらっているという、サエポークの完全模刻、つまり私の分身そのもの！！私の分身だ、と思えるくらいの再現度の高さは凄いです。簡易な造りだったら分身だと思えませんからね。

ちなみに目の覗き穴も再現してもらってるんです。この段差のおかげで塗装が超大変だったみたいだけど、これがないとスーツじゃないですからね！でもすみませんでした。ありがとうございますっ！（塗装はシカルナ工房さんがやってくれた。ここにも神のように塗装上手い人がいて、凄く素敵にしてくれた）

ハマハヤオさんは日本一の怪獣原型師で、ずっと惚れ込んでお願いしたのですが、原型の段階でこの貫禄。。。

そして今回は大変なスケジュールの中、手がけてくれたビリケンの三原社長の神対応に本当に感謝します！！

三原さんの目利きのおかげで、このクオリティーまで達したのです。（乳首の色決めの時もだし、ソフビ的なツヤを消してマット加工にした方がゴムっぽさが出る、との助言もそう）経験値が高いおかげで、これはこうなるだろう、というのがわかるんですね。私だけが監修してたら間違った選択をしてたところです。。現物と同じままの再現にしたら、同じようにみえないんですよね。。

念願のサエボーグソフビ化計画第１弾！サエポークソフビ！！サエポークソフビは約30センチ、バービーサイズです（バービーより全然ボリュームあるけど）

只今、工房でサエポークが生まれ続けています。ので予約販売という形です。来年2月頃のお届けの予定です～

ビリケン商会謹製サエポーク･ソフビの気になるお値段は、図張理「サンシチのブタ」で37000円也！

（言を担いで、ブタの数字にしました）

制作コストが超かかってるので、この値段は安すぎだとみんなに言われましたが、できるだけ色んな方の手に届いてほしいと思い、とても安い値段付けにしました。この、サエボーグの愛をわかってほしいのですが、現場知らない人にはなかなか愛を気が付いてもらえず。。涙。

そしてなんとニューヨーク近代美術館、MOMAがお買い上げ！

マーク・リッキー（ターナー賞受賞者）の今週末から始まるMOMA・PS1の展示にてサエポーク・ソフビを並べるとのこと。

実は展示初日から英語でメールが来ていたのを、忙しいし、また助平親父からの求愛メールかと思ってほうっておいたら再度連絡があり、よくよくみたら、なんとMOMAだった、、ヒルズに問い合わせてくれたおかげでなんとか間に合ったけど、申し訳なかった。なんかマークさんがずっとインターネットで私をみてくれたらしく、それで販売と同時に連絡くれたみたいです。凄いですねぇ、イントーネットの奇跡！ありがとうTwitter！！