Chim↑Pom新作展!高円寺に “道” を作る!?
東京発の6人組アートユニットChim↑Pomの新作個展「道が拓ける」が、高円寺にて開催される。社会に様々な問いを投げかけるChim↑Pomが拓いた “道” とは何なのか…?
2016年秋に歌舞伎町振興組合ビルで開催され話題を呼んだ個展、「また明日も観てくれるかな?〜So see you again tomottow, too?〜」に連なる今回の展覧会。現在の東京で乱発する「スクラップ&ビルド」をテーマにしたプロジェクトの、後半戦だ。
建築家の周防貴之とともに、高円寺にある築70年(推定)の「キタコレビル」(見た目はさながらバラック!)の敷地内、かつて道が存在したと思われる場所に「Chim↑Pom通り」を開通するほか、歌舞伎町振興組合ビルの解体に伴って損壊した作品の残骸を用いた新作が展示される。
さらにはChim↑Pom初の都市論を収録した書籍『都市は人なり——「Sukurappu ando Birudo プロジェクト」全記録』が刊行されるほか、日本を代表するライブストリーミングサイト「DOMMUNE」の仕掛け人である宇川直宏や会田誠、K-BOMBやマヒトゥ・ザ・ピーポーなどを巻き込んだイベントも開催予定だ(詳細は下記Webサイトをチェックされたし!)。
アート/カルチャー領域を横断しながら、精力的に活動し続けるChim↑Pom。
そう、Chim↑Pomの前に道はない。その後ろに “道” はできるのだ……!
Chim↑Pom「Sukurappu ando Birudo プロジェクト 道が拓ける」
会期/2017年7月29日(土)〜 8月27日(日)
会場/キタコレビル 東京都杉並区高円寺北 3-4-11
時間/14:00〜20:00(道の通行は24時間開放)
※29日(土)は18:00〜20:00
休館/水曜
URL/chimpomparty.com/exhibition/
「また明日も観てくれるかな?〜So see you again tomottow, too?〜」とは?
Text:Ken Suzuki