私にとって「渋谷花魁」は、出来ちゃった結婚で産まれた子供みたいな存在で、すっかり己の30代を捧げてしまった気もします。

先週末は、私がプロデュースをしているウォームアップ・バー「渋谷花魁 shibuya OIRAN」九周年パーティを二夜連続で。

渋谷道玄坂界隈には、沢山のライブハウスやクラブ、シアターがあり、夜遊び前のウォームアップや、食事や映画鑑賞、ライブの後に一杯！なんていうコンセプト、プラスして震災後は遊び心から夜をウォームアップしていけたらなぁ…SNSも賑やかな時代だけど、実際に人と人が会って楽しい時間を過ごしたりするのは大切だよね、、、例えばライブを見に行く！とか目的がハッキリしない時間というのも素敵なことだよね…なんて。。。色々と考えて作ったことは確かですが、だんだんと時間を重ねるにつれて仕上がっていった感じかな。。

しかし未だにこういう商売の分野では大いなる素人という感覚は拭えなくて、それが続けてこれた秘訣だったりする…なんて言い訳にしかならないかな（笑）

この写真は、パーティ後にDJをしてくれたMidori AoyamaくんとDJブースで。

Midoriくんとは、8年前くらいに「渋谷花魁」で話しかけてくれて、意気投合して、今では何かと仕事で一緒したり、仕事論みたいなものを常に話し合う間柄。

そして、渋谷花魁で毎週日曜日に「TSUBAKI FM」という世界中のアンダーグラウンドのDJ達のプレイを生配信するプログラムをやってくれております。

ちなみにコチラも一緒にやっているワークスです。

LINE MUSICの最新プレイリスト、ぜひチェックしてね。

開店当初は2010年という「テン年代」幕開けと共に、大きなメディアでPRするわけでもなく、本当にお客様や協力してくれる仲間の口コミで広まっていった「渋谷花魁」でした。

私にとって「渋谷花魁」は、出来ちゃった結婚で産まれた子供みたいな存在で、当時は31〜32歳だったのだけど、子育てみたいなお店作りに、すっかり己の30代を捧げてしまった気もします。

3〜4周年くらいから、「渋谷花魁」を起点として「OIRAN MUSIC」というミュージック・ブランド（レーベルであり、様々なプロジェクトにアートワークを提供したり、アーティストをキャスティングしたりする）をスタートしたりして、お店に集まる様々な可能性を広げることも注力できるようになりました。

とはいえ、一人商店状態ですので、案件によって、これは自分自身、これは「OIRAN MUSIC」なんて千手観音のように、マルチタスクで動いているという感じなのですが…

依頼には100％の期待に応えたく、子育てをするように続けて参りました。。。

そんなOIRAN MUSICワークスの中でも、このセッション、一生の思い出です。
野宮真貴 x Watusi x 斎藤ネコ x カワムラユキ渋谷系セッション at りんご音楽祭 2017

敬愛する斎藤ネコさん、還暦おめでとうございます！！

今年は同じタイミングでバースデーライブのシンガー、アーティストのYun*chiのステージ「BIRTH DAY LIVE Level.3」によんでもらったりして、いい時間でした。

笑いあり涙あり…告白ありw

‬まさにAB型全開のショウに

ありがたいなぁ〜

もともとは「渋谷花魁」にCDをもってご挨拶にきてくれたご縁から始まり、その後は、m-floの☆Takuさん作曲、作詞が私で、Good Smile Companyのアニメ「うーさーのその日暮らし」の主題歌をYun*chiが歌う時に仕事も出来て、今回はバックDJをしてほしいとのことで、肩の力が抜けたトークもそのままの姿を。。。