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People Talks

村上虹郎インタビュー「演じることを通して、その人たちの幸せを表現したい」

旬な俳優、女優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。vol.38は俳優、村上虹郎にインタビュー。

Photos&Text : Shoichi Kajino
Styling:Go Takakusagi
Hair&Makeup:Ryohei Matsuda
Edit:Masumi Sasaki

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明日死んだらどうしようって、いつだって思っています。

──恋愛には不器用と?

「実は距離が遠い方が伝えられる、人としての距離に余裕がある方が、こうやって会話にできる……。逆にすごく近いと〝話す必要がない〟という甘えが出てしまう。〝わかるでしょ〟って。それはきっと家族や親友に対しても同じですね」

──ヒロインの燐は積極的でしたよね。

「ありがたいですよね。あんな人いたらいいなと思います。本当はいろんな葛藤があるのに、強いですよね。特に女性はそういうところがある。男はそこで開き直れないところがありますよね。僕はそういうところだけは、オープンになりましたけど。言うべきときに言わないのは、ほんとうの男じゃないと思いますし。そこは言わないと!」

──家族に対しても不器用?

「言葉にするようにはしています。明日、死んだらどうしようって、いつだって思っているので。もし帰り道になにか起きてしまったとして、そしたら『愛してる!産んでくれてありがとう!』て、もう一回、言わないと、そういう衝動が来ると思います。18歳の誕生日には両親にメールを送りました。仕事を始めたのが16歳だったから、やっぱり学校を卒業する年が、僕にとっては人としての成人、と思ったんです。そのときは僕からメールしました。でもムラジュンはそういうことを細かく把握しているんです」

──お父さんのことムラジュンて呼ぶんですね。

「まさか、本人に向かってムラジュンとは呼ばないですよ。けど、他人と話しているときは、親のこと、UAとムラジュンて呼んでます(笑)」

映画の現場に惚れました

Profile

村上虹郎(Nijiro Murakami)1997年3月17日、東京都出身。2014年、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品『2つ目の窓』(河瀨直美監督)主演で俳優デビュー。15年、『書を捨てよ街に出よう』で舞台初出演初主演を飾り、活躍の場を広げる。他、出演作に『神様の言うとおり』(14年/三池崇史監督)、『さようなら』(15年/深田晃司監督)、『夏美のホタル』(16年/廣木隆一監督)、『武曲 MUKOKU』(17年/熊切和嘉監督)がある。9月23日に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(廣木隆一監督)、9月30日に『Amy said』(村本大志監督)と出演作が公開を控える。

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