People / Interview

柄本時生インタビュー「最近、ベースを始めました」

旬な俳優、女優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。 vol.33は俳優、柄本時生にインタビュー。

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服は新井浩文からの貰い物。憧れは手塚とおる

──メンズブランド「フィンガリン」ではモデルをしていますが、ファッションはお好きですか?

「モデルはすごく恥ずかしいんですよ。ポージングも指示された通りにやってるだけで。僕ら役者は動く仕事なので、動きがない写真はめちゃくちゃ怖いです。ファッションには無頓着なんですが、モデルを経験することでやっと服への興味も出始めました。カッコいい服を着る勇気が出たというか。実は、僕が着ている服は全部もらいものなんです。先輩の新井浩文さんが年に1回、要らない服を後輩にくれるんです。僕らはジャンケンでそれを奪い合うという。そこでいただいたものを着ています」

──恋愛の傾向は? 積極的なタイプですか?

「ただ待つというか、自分からは全く何もしないです。ダメなパターンですよね」

──では、女性からアタックされるのは嬉しい?

「それはそうですね。来るもの拒まず!なんて言えたらカッコいいんですけど」

──お兄さんの柄本佑さんに第一子が誕生しましたが、結婚願望はありますか?

「兄ちゃんと姉ちゃん(安藤サクラ)がいるから、俺はいいかという気持ちです。兄弟は誰か先に結婚すると、他は遅くなると言いますけれど、本当にその通りで、結婚について全く考えなくなりました」

──憧れの俳優はいますか?

「ここ最近で憧れたのは、手塚とおるさん。連続ドラマで共演したんですけど、あの人スゴイんですよ。例えば、実際には現場がうまく回ってないのに、さも上手く行ってるような雰囲気になることがあるとしますね。そういうときに、手塚さんは、自分から仕掛けるんですよ。怒鳴ったり暴れたりというのではなく、静かに現場を緊張させるような行動をわざとするんです。そうすると、途端に現場の人間関係が浮き彫りになるんです。それがすごくカッコいい。実は真似したことがあるんですけど、僕には無理でした。僕も社会人の端くれなので、つい協調性を意識しちゃうんですけど、手塚さんにはそんなこと関係ない。55歳でも心にナイフを隠し持ってるような、あんな人は他にいません」

ニットTシャツ¥31,800/ハンドシェイク、ワイドパンツ¥19,400、ジャケット¥15,800/ともにカーリー(すべてザ・ウェフト 03-6450-5905)

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Photos:Yuji Nanba
Styling:Emiko Yano
Interview&Text:Miho Matsuda
Edit:Masumi Sasaki

Profile

柄本時生(TOKIO EMOTO) 1989年生まれ、東京出身。2003年映画JamFilm S『すべり台』(2005年公開)のオーディションに合格しデビュー。その後、数多くの映画やドラマなどで活躍する。近年、出演した舞台は『イニシュマン島のビリー』(演出:森新太郎)『ラブ・レターズ』(演出:青井陽治)『ゴドーを待ちながら』(演出:柄本明)『わらいのまち』(作・演出:宅間孝行)など。今年は映画『花筐』、『彼女の人生は間違いじゃない』、『増山超能力師事務所〜激情版は恋の味〜』の公開、舞台『関数ドミノ』『流山ブルーバード』の出演を控えている。

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