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People Talks

黒木華インタビュー「隙のある色っぽい悪女に憧れる」

旬な俳優、女優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。 vol.28は女優、黒木華にインタビュー。

Photos:Ayako Masunaga
Hair&Makeup:Katsuhide Arai
Styling:Yuriko E
Interview&Text:Miho Matsuda
Edit:Masumi Sasaki

黒木華

妄想が大好き。Mステの階段下りを空想した幼少期

──プライベートの時間はどうやって過ごしてますか?

「時間があれば、舞台に行きます。ジャンルを問わずいろんな作品を観ますね。映画も好きで、単館系の映画館にもしょっちゅう足を運びます。グザヴィエ・ドラン監督やミシェル・ゴンドリー監督の作品が好きなんです。タイプは違うけれど、グッとくるものがあって」

──映画館で顔バレしませんか?

「気付かれずに普通に観ています。時間があれば、映画や舞台を観たり、本を読んだり。あとは、最近『どうぶつの森』というゲームを始めました。アクティブな趣味を作りたいんですけど、地味な生活をしていますね(笑)。でも、ウィンドウショッピングは好きです。シンプルな服や黒い服が多いから、最近は赤いセーターを買ったり、雑貨はエスニック系にハマったり。部屋はモロッコ風のものやサボテンのクッションが置いてあったりするんです」

──趣味が映画や舞台鑑賞、読書となると、もしかして空想癖がある?

「妄想族です(笑)。小さい頃は、Mステの階段を下りてくる自分を想像していました」

──プライベートは“おひとり様”好きなんでしょうか?

「ひとりになりたいときと、賑やかにしていたいときと、波がありますね。ただ舞台や映画の期間中は、私も集中しているから周りに気をつかうことができなくて、LINEの返信が滞ったり。そうなると、気の合う人が、限られてくるところもあって」

──恋愛においても?

「この仕事を始める前、会えないことを理由にフラれたこともありました。私が仕事に集中したい期間には、『俺も自分のことを頑張るから、大丈夫だよ』と言ってくれるような人じゃないと、難しいかもしれません。お互いを支え合えるような、尊敬できる人がいいな。だから妄想の中で、大人の男性だったら、こういう私を許してくれるのかなと考えたりもします」

──得意の妄想が入りましたね。では、恋愛マンガもよく読むとか?

「恋愛系のマンガや映画が苦手なんです。大人のドライな恋愛ものは好きなんですけれど、『壁ドン! キャ!』みたいなのは、恥ずかしくなっちゃって。関西人だからかもしれないけど『オイ!』とツッコミたくなっちゃう。胸キュンシーンがもどかしく感じちゃうんですね」

──どちらかというと、好きになったら自分から告白するタイプ?

「自分から言っちゃいますね。性格がネガティブだからウジウジはするんだけど、その時間は苦しいし、ほかのことが手につかないのが嫌。だんだん片思いの時間が、面倒くさくなって、すぐに白黒ハッキリさせたくなります」

──黒木さんご自身と、今回演じる「お勢」は全く違うタイプなんですね。

「彼女は捉えどころがないけれど、とても魅力的です。今は台本を読み込んだり、江戸川乱歩の他の作品を読んだりして、彼女はどんな女性なのか自分の中で模索している段階です。でも、悪役はやりがいもあるし楽しいんですよ。舞台は観客の方がいて完成するものなので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思っています」

ジャケット ¥90,000/ジェフリー ビー スモール(ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店 03-6418-0900) スカート ¥39,000/ニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)

『お勢登場』の情報はこちらから

Profile

黒木華(Haru Kuroki)1990年生まれ、大阪府出身。2010年、大学在学中にNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でヒロインオーディションに合格し、野田秀樹、中村勘三郎との3人芝居でデビュー。映画『シャニダールの花』『小さいおうち』『舟を編む』『リップヴァンウィンクルの花嫁』、NHK連続テレビ小説『花子とアン』にも出演。2NHK大河ドラマ『真田丸』や主演ドラマ『重版出来!』、主演舞台『書く女』も話題に。2017年は2月から舞台『お勢登場』に出演。

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