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    <title>Numero TOKYOYukiko Mishima / 三島有紀子 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>三島有紀子監督インタビュー 「モノクロの世界に生きている」</title>
        <link>https://numero.jp/20240607-cinematic-monochromatic-2/</link>
        <pubDate>Fri, 07 Jun 2024 09:00:46 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[21世紀のモノクロ映画考]]></category>
		<category><![CDATA[Yukiko Mishima / 三島有紀子]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>三島有紀子監督の最新作『一月の声に歓びを刻め』は自主映画からスタートし、その思いと作家性が遺憾なく込められた力作だ。本作を構成する３つのエピソードのうちのひとつはモノクロで撮られている。その理由を監督に伺った。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2024年5月号掲載）</p>
</p><p></p>白黒の色は変わらなくても見え方が変わっていく
<p class="picture"></p>
<p>──新作の『一月の声に歓びを刻め』では、前田敦子さん演じるれいこを描く大阪・堂島篇をモノクロで撮られています。もちろんそこには傷ついた過去に対する喪の象徴性を帯びた意味合いもあるかもしれませんが、彼女が色を失った世界に生きているような悲観的な印象だけではなく、自分の人生のパレットに残された色で生きていくのだという力強さを感じました。</p>
<p>６歳で性暴力事件に遭ったとき、一瞬のうちに世界が白と黒になってしまった経験が私にはありました。かつて好きだった人がコロナウィルスで亡くなってしまい、八年ぶりに帰郷した大阪がきっとれいこにはこう見えているのかもしれないと話し合い、白黒で撮ることになりました。</p>
<p>──カルーセル麻紀さん演じるマキの北海道・洞爺湖篇と哀川翔さん演じる誠の東京・八丈島篇はカラーで撮られていますが、どういったところを意識しましたか。</p>
<p>「八丈島は歴史上、罪人が流された島なので、リゾートに見えないように厳しい自然の緑と黒を、湿度の高い色みで強調しています。洞爺湖の中島に初めて行ったとき、自分の体と心にまとわりついていた要らないものが削ぎ落とされていく感覚があったんです。神聖で、そして限りなく美しくすぎるからこそ、悲しかったりするような映像効果が得られるのではないかと思ったので、真っ白な世界を描き出しました。それは自分にとって禊であり、祈りのような時間といえるかもしれません」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
<p>──色彩の面にもこだわっていらっしゃいますが、音響設計に関してはどうでしょうか。</p>
<p>「堂島篇はずっとくぐもった音になっているんですが、れいこが『レンタル彼氏』と訪れたラブホテルの部屋の窓を開けたとき、初めて大阪の街の音が広がって聞こえてくるようになっています。映像は白黒ですが、そこで見方が変わるように組み立てられています。最後にれいこが歌う場面まで白黒のままですが、失われた色ではなく、白と黒という力強い色に見えてほしかった。前田敦子さんの声や表情によって、感じ方が変わってくれればいいなと。見ている方に希望を感じてもらえるように色を変える方法もあったはずですが、むしろそうしてしまえば、私にとってはこの映画を信じられなくなってしまう。色自体は変わらなくても見え方が変わっていくほうが、自分にとってはこの作品を信じられると思ったんです」</p>
<p>──確かに最後にモノクロからカラーに切り替わる映画は多いですよね。その方が観客に対してわかりやすく希望を示せるはずですが、三島監督がそれを選択しなかったのは、映画と観客のことを心から信頼しているからこそだと思います。</p>
<p>「『一月の声に歓びを刻め』はもともと自主映画として始めたので、とにかく『映画』というもの、そしてお客さんが感じてくれるものを信じようと思い、説明しすぎることも無理に物語を展開させることもしないように作りました」</p>
<p>──そもそも、なぜ３つの物語で語ろうと思ったのでしょうか。</p>
<p>「罪を多面的に捉えたかったんです。傷つけられた人に近しい人たちの後悔の罪の意識、傷つけられた人の罪の意識、傷つける側の日常的な罪の意識……、複数の物語で描くことによって、罪や罪の意識を持ってしまう人間がそこに朧げながら浮かび上がってくるのではないかと思いました」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──この映画には、これまで秘めていた過去の傷ついた経験について女性たちが語り始めるような力があると思います。</p>
<p>「性暴力についての被害を語ることに限らず、あまりにも“性”について語られてないと感じています。セックスという意味の“性”であれば、そこには愛情があって非常に豊かなものであるはずが、それさえ語りにくい現状もある。もっと“性”について語れるようになればいいですよね」</p>
<p>──最後に、三島監督の好きなモノクロ映画について教えてください。</p>
<p>「フェデリコ・フェリーニ監督の『カビリアの夜』に『一月の声に歓びを刻め』と同じようなカットがあるんですが、傷ついてのたうち回りながら力強く生きている人間の姿に美しさを感じます。それ自体、私に映画が教えてくれたことでしたが、そこでは細胞レベルで生きようとしている姿がスクリーンに映し出されている。成瀬巳喜男監督の『女が階段を上る時』でも、いろんなことが起きてもそれでも自分の足で生きていく、その先も人生が続いていくことを思わせる人間の生きる力がありました。モノクロのほうが自分の中で俯瞰しながら映画を見られるので、映し出されている何万倍もの情報が頭の中で広がっていく。ときに映画はモノクロのほうが鮮やかなんです」</p>
<p></p><p></p>
『一月の声に歓びを刻め』
<p>北海道・洞爺湖の中島、伊豆諸島の八丈島、大阪の堂島の３つの“島”を舞台に、ストーリーの重要な存在として登場する“れいこ”をめぐる心の葛藤が描かれる。<br />
脚本・監督：三島有紀子<br />
出演：前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔<br />
©bouquet garni films<br />
https://ichikoe.com/</p>
<p class="btn_entry">
特集「21世紀のモノクロ映画考」を<br />
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<p></p><p>The post 三島有紀子監督インタビュー 「モノクロの世界に生きている」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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