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    <title>Numero TOKYOYuka Ando / 安藤由香 | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>陶芸家 安藤由香インタビュー 「つかみどころのない色に魅せられて。陶芸の道を模索し続ける」</title>
        <link>https://numero.jp/20250327-yukaando/</link>
        <pubDate>Thu, 27 Mar 2025 05:00:23 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Yuka Ando / 安藤由香]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>凛とした端正なフォルムに繊細で複雑に絡み合うくすんだ色のグラデーション。兵庫県丹波篠山を拠点に活動する陶芸家、安藤由香は、釉薬にこだわり、色をとことん追求する。アメリカLAでの学生時代、社会人生活を経て、突如帰国し、陶芸の世界に飛び込んだ。紆余曲折しながら辿り着いた自分なりの陶芸のスタイルとは。</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
陶芸に向かうまでの迷いや葛藤
<p>──陶芸家になるまでは、LAで社会人をしていたそうですね。</p>
<p>「小学校の頃から、英語がすごく好きで。カナダ人の家庭教師に英語を教わっていましたが、1時間ただ好きなことをお喋りして、時々一緒に遊んだりして、それがとても楽しかったんです。それからもっと話せるようになりたい、アメリカに行きたいという思いが強くなって。高校卒業後、アメリカに留学し、ホームステイ付きの語学学校に通ってから大学を出て、現地で就職しました。実は最初はカメラマンになりたくて、大学で写真を専攻していましたが成績が悪すぎて、このままじゃアメリカにいられないと思い、カメラマンを諦め、ファイナンスに進路変更をしたんです」</p>
<p>──そのときは、とにかくアメリカにいることが最優先だったんですね。</p>
<p>「アメリカで仕事をし始め、結局8年間過ごしました。その間、1週間ほど日本に帰国したあるとき、私が器を買いに行きたいと友人に言ったら、丹波焼があるよと連れて行ってくれたんです。ただ自分が使う器を買って、アメリカに戻るぐらいの軽い気持ちでした。たまたまLAで趣味を増やしたいと思って、ちょうどヨガや茶道を習い始めたタイミングでした。社会人3年目くらいの余裕というか、大人の嗜み的に」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──丹波焼を買いに行って、何か発見があったのでしょうか。</p>
<p>「田んぼや山々が連なる景色、そんな山里で暮らす光景に本当に感動しました。丹波で日本の原風景を見た気がして、こんなところで働いてみたいと、いきなりスイッチが入ってしまったんです。今思えば、LAでの生活に常にちょっと虚しさを感じていたように思います。アメリカで大学にも通わせてもらって、仕事もあって、自分が絶対恵まれた環境にいることはわかっていましたが、でも夢を追いかけている人を見ると胸がざわつくというか」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──いったんは憧れのアメリカでの暮らしを達成できたから？</p>
<p>「私の場合、何をするにもたいてい目標を掲げて、そこに向かうために逆算して行動していました。それでもなんか虚しさが常につきまとっていて。例えば、日本語の教師になるためにアメリカに来ている人、それこそ写真家を目指して頑張っている人に出会ったり、自分がかつて憧れた世界に携わる人を見ると、そういう感情が湧いてくるというか。LAでの私は毎日がただの点でしかなく、明日のために頑張るというよりは、今日が楽しければいいというパリピー的な、刹那的な生き方をしていたように思います。だから何か自分の中で変えたいという気持ちが多分あったのかもしれません」</p>
<p>──そこから陶芸に向かう心境にはどんな変化が？</p>
<p>「そのときはただ感動して、器を買ってLAに帰りましたが、1週間ぐらいその器を使っていたら、じわじわと込み上げてくるものがありました。器のために料理をするようになって、器を使いたいから早く帰宅する。器一つでこんなに毎日が変わるんやって実感がありました。それからずっとモヤモヤとしていて、でもどうしたらいいかはわからない。そんなとき、ふらっと一人で出かけようと思い立って、カリフォルニアのサンタバーバラというワイナリーに列車で向かいました。たくさんワインを飲んだ帰りの列車の中で、答えが見つかったんです。私は陶芸家になる！と。あの日の記憶は今も鮮明に覚えていて、切符もずっと財布の中に持っています。翌日には上司に仕事を辞めると伝え、親にも内緒で帰国しました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──行動力がすごすぎます！帰国後、どのように陶芸の道に？</p>
<p>「丹波焼に弟子入りを申し込んだら断られたので、まずは１年間、京都の訓練校でろくろをみっちり学びました。その間に学校の先生に別の丹波焼の作家さんを紹介してもらい、3年間修行しました。ちょうど30歳目前で、そろそろ独立というときに、東日本大震災があって。大勢の人が亡くなり、家が倒されていく様子を見て、この先、自分が陶芸をする意味は何だろう、作る意味はあるのか、誰かの役に立つのか、そんなことを考え出したら、このまま続けていいのかわからなくなってしまったんです。そこでいったん中断しようかなと思って、修行を終えると同時にデンマークに行きました」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
陶芸に再びときめかせてくれた色との出合い
<p>──陶芸家デビューはせず、突然デンマークへ？</p>
<p>「たまたまデンマークがワーキングホリデーを採用していると聞いて、全く誰も知らない土地に住んでみたかったんです。エコビレッジに住み込みで有機農業の手伝いをしながら暮らしました。そのときの私は物を作ることに対してちょっと嫌悪感を抱いていました。物をあまりにも作りすぎて、害悪になってるんじゃないかとさえ思えて。でもエコビレッジで服をリサイクルしたり、自転車を直してくれるリペアマンという人を知ったり、みんなが物を大切にしている光景を見たときに、新鮮な気持ちになりました。物も使い手によっては尊いものなんだなと。景品でもらったようなマグカップをおじいちゃんが修理しながらボロボロなのに、お気に入りみたいで毎日ずっと使っていたり。小手先でこれが良い悪いと自分が決めつけていたことも全部リセットされ、とりあえず使い手に委ねてもいいのかなと思えるようになりました」</p>
<p>電気窯を大中ミニと揃える窯場。</p>
<p>──勝手に思い込んでいたこと自体もエゴだったと？</p>
<p>「自分の作ったマグカップも、このおじいちゃんみたいに誰かにずっと使ってもらえるかもしれないと思ったら、いい仕事なのかもと思えてきました。デンマークがエコ先進国ということも考えずに行きましたが、人々の物への意識や感度の高さ、家で過ごす時間が長いこともあり家具を大切にするところなど、そういう価値観に助けられた気がします。あと旅先でお世話になった人へのお礼にと、自分が作った小皿を持っていったんですが、それを渡すと、『こんな素晴らしいこともできるなんて、すごいじゃん』と、びっくりするぐらいみんな喜んでくれるんです。もしかしたら陶芸は自分のアイデンティティの一つになっているのかなと思って」</p>
<p><br />
※こちらの作品はNumero CLOSETでお取り扱い中</p>
<p></p><p>──まさにコミュニケーションツールですね。</p>
<p>「それからエコビレッジの後に、ボーンホルム島というデンマークの小さな島に3カ月間滞在して、フォルケホイスコーレ（デンマーク発祥の成人向けの教育機関）という学校に通いました。そこでは寮での共同生活で、基本的に自由にみんないろいろ作っていて、隣は陶芸のクラスでしたが、私はあえてそこは避けて、ガラスとジュエリーのクラスを取っていました。でもガラスも自分にはしっくりこず、また一から全部やり直さなあかんなとか思っていたとき、陶芸クラスで作ったマグカップを自由に使っていいように入れてあるバケツがあって、その中のマグカップが今まで見たことないようなカラフルな色ばかりだったんです。白もどこかクリームがかっていたり、ピンク、水色、黄色、デンマークの家みたいな色ばかりで。それを見て、ふと思い立ち、マグカップに水色の釉薬をかけて焼いてもらったら、自分の中でときめいたというか」</p>

  </p>










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<p></p>
<p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;">Yuka Ando(@yukaando)がシェアした投稿</p>


<p></p>
<p>──何が安藤さんをときめかせたのでしょう？</p>
<p>「今まで白黒しか好きじゃなかったのに、なんとなくくすんだ水色でしたが、めっちゃいい色だと思ったんです。なぜこの色に惹かれたのかと思い返すと、そのとき見ていたデンマークの風景とすごくリンクしたというか。空の色、壁や家具の色、全てが繋がっていて、めっちゃ素敵な色やなと思えて。やっぱり陶芸が好きかもと気づき、すぐ帰国しました」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
色を大事に探求することが、自分の陶芸のスタイル
<p>──その後はどのようにここまできたのでしょうか。作風にも変化が？</p>
<p>「日本に戻り、丹波の先生の工房を使わせてもらいながら、神戸のアパートにも小さいアトリエを構えました。その頃、結婚をして、夫が富山の仕事をすることになったのを機に、氷見に引っ越し、5年間過ごしました。もともと白黒が大好きで服も持ち物もほとんど白黒で、弟子入りしていた時も白黒の作品ばかり作っていて、それ以外は使っていなかったぐらい。なのに、色に目覚めてからは、まず影響を受けた水色から取り組み出して、ちょっと淡いネイビーだったり、ちょっとくすんだ白などを作り始めました。丹波焼で修行していたときも、その後デンマークに行ったときも自然の風景をよく見るようになって、その美しさに魅了されたのがきっかけかもしれません。それに、たまたま富山県の氷見がデンマークの風景に似ていたので、海や空、立山連峰を見て、毎日感動していました。絶対飽きさせないんですよね、空って。それを見ながら作っています」</p>


	


<p>（左）コンプレッサーで釉薬を極薄に吹き付けることでなだらかなグラデーションが広がり霞や靄のような雰囲気に仕上がる。（右）自分では絶対に描けないような無作為な波打ちのような液だれのラインを出したいときに用いる手法。</p>
<p>──こうして安藤さんの作品を象徴する色が誕生したんですね。具体的にはどのように表現しているのでしょうか。</p>
<p>「釉薬にも温度や時間の影響をあまり受けないものもありますが、それだとブレないけど自分好みの色出しができないので、あえて複雑でグラデーションのような微妙な色味になるものを採用します。土にこだわる人もいますが、私は土はシンプルに黒土と磁器土の2種類に絞り込み、釉薬を複雑に絡み合わせて新しい色を作っていくことを楽しんでいます。でも計算できないことが多い分難しい」</p>


	


<p>（左）釉薬の調合の割合、窯入れの温度や時間を全て記録しているというネイルのカラーチップのような釉薬サンプル。（右）釉薬のストック。新しい色は失敗から生まれることも多いという。「ネイビーは、黒の釉薬を作るつもりが調合を間違えて青になってしまったのを、このままでいいじゃんみたいな感じで生まれました」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──形へのこだわりは？</p>
<p>「形には色ほどのこだわりはなくて。釉薬を見せるための物質のように捉えているので、色優先で考えています。例えば、新しい釉薬ができたときに、こんな形状だったらかっこよく見えるんじゃないかと。ただ器に関してはアプローチが全く違っていて、機能性が優先です。例えば、マグカップなら、いろんな形状を作るのではなく、絞り込んでこの形がいいと思ったら、それを作り続ける。それまでに本当に細かく計算して、試作に試作を重ねているので、どちらかというとプロダクトデザインに近いかもしれません」</p>
<p>──花器と食器では色へのアプローチは違うと？</p>
<p>「器は数を作る必要があるので、実験的なものではなく、ネイビーや白、ブルーグレーなど安定した色を使います。陶芸を始めた当時や独立したての頃は、器ばかり作っていたんです。ただ作っているときに面白い釉薬ができても、結構失敗もするんですよね。そのときに器ではなく、一点ものにしたほうがいいのかなと思い、花器を作り始めました。なので、いろんな形状が好きというよりは、一点物を釉薬で見せるには何がいいのかと考えた結果、一輪挿しが生まれました」</p>


	


<p>※こちらの作品はNumero CLOSETでお取り扱い中</p>
<p>──今、夢中になってる色の方向性はありますか。</p>
<p>「最近は触ったときに今までと違うザラっとした質感を目指して、研究しているところです。ギャラリーでの展示では、スポットライトを当てて完璧な状態で見せてくれますが、実際の家はもっと暗いし、棚の中だったらなおさらなので、微妙なグラデーションがあまり見えなかったりします。なので陰影をうまく捉えてくれる作品を作りたいと思って。光だけではなく、影さえも味方にできるような作品って何だろうと。そこで思いついたのが、表面に艶のない、ちょっとした凹凸や、ザラっとしたテクスチャーです。ただ、ベースは変わっていないから釉薬が硬くてなかなか流れないので、そこにとどまる釉薬を編み出しています。他にもやっている人はいますが、石のようなザラザラした質感だけど、“かっこいい”ではなく、渋い色合いの中にも女性らしい柔らかさみたいなものを、自分なら表現できるんじゃないかなと思って」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──女性ならではの感覚から生まれる表現のようなものでしょうか。</p>
<p>「曲線にしても女性のフォルムみたいなものが出ていると思いますし、色合いにしても柔らかいものになりますよね。自分の中では、男性らしさと女性らしさの両方が混在してるものが好きなんです。どんなものに対しても両極なものが一つになるというか。形は端正でシンプルだけど、色はもっと感覚的でつかみどころがない。自分自身の性格も男っぽさと女っぽさが共存していて、仕事に関してはストイックで、ほんま男みたいだとよく言われます。何か目標を決めたら脇目もふらず夢中になってめっちゃ頑張るんですが、いざやりだすと、なかなか一直線には突き進めず、波打つような感情の中で行ったり来たり日々ぐらついています。ああでもないこうでもないと渦巻く内面が色にも出ているのかもしれません」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
つかみどころのない陶芸と一生付き合っていきたい
<p>──陶芸をやろうと決心し、その先の目標は？</p>
<p>「世界で認知されるということは一つの目標でした。なぜかといえば、自分自身が日本にいたときにはアメリカに憧れて、アメリカに染まりたいと思っていましたが、その地ではじめて日本の陶芸の素晴らしさに気づき、なぜそれまで気づかなかったんだと。日本の感性や陶芸のレベルの高さは、一部のコアな人は知っているかもしれませんが、私みたいな一般の人は全然知らないから、日本の陶芸を世界に発信していきたいと思ったんです。陶芸をやると決めたときから、世界を見ていました」</p>
<p>──実際、海外の方からの反応はどうでしょう？</p>
<p>「海外の方からお求めいただく事も多く、とても良い反応をいただいています。作るときには意識してはいませんが、日本人としてのDNAと、自分が過ごしてきたアメリカ、ヨーロッパ、日本で見てきた風景がそこに取り込まれて、自然と雰囲気として表れているのかなと思います。でも私にとってはかなり大きいサイズの作品でも、海外の住空間からしたら小さいみたいで、一時は大きいものを作らないと、世界に発信できないと思い、頑張っていました。でも大きいものだと色が間延びする気がして、やっぱり小さいほうが好きなんです。それに以前、商業施設に納品するために大きい作品を4点ほど試作しましたが、体がガタガタになってしまい自分の限界を感じました」</p>

  </p>










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<p></p>
<p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;">Yuka Ando(@yukaando)がシェアした投稿</p>


<p></p>
<p></p><p>──勝手なイメージですが、女性陶芸家で言えば、ルーシー・リーも小さい作品の中での表現が際立っていたように思います。</p>
<p>「私もルーシーみたいに、おばあちゃんになるまでずっと続けたいので、無理をしてまで大きいものとか、海外に向けてとか意気込むよりは、身の丈に合ったサイズ感で、自分が納得できるいいと思ったものを作って、それを誰かが使ってくれるのが理想です。昔の癖で目標を掲げたらそこに猛進していく、目標のために仕事をしているみたいなところから、もっと自分の内面に向き合い、謙虚に作っていきたいです。自分が飽きないように、どうやって続けていけるかということを考えています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──飽きっぽいほうなんですか。でも陶芸を始めてから十数年が経ちましたよね。</p>
<p>「つかみどころがないものだからだと思います。つかめないながらも扱っていると、また違うものが見えてきたり。終わりのない模索する対象を見つけることができたというか。趣味でクッキーやパンを焼くのも好きで、写真も自分で現像して焼いていましたが、どれも共通して待たなければならない。一回手から離れるということが、自分を駆り立てているように思います。一度突き放される感覚というか、委ねなければならない、手に入らないみたいな感じがたまらないんですね」</p>
<p>──なかなか思い通りにならない相手みたいな？</p>
<p>「まさしく。でもどうにもならないことってあるから、陶芸は一生付き合えそうです」</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで安藤由香の作品をチェックする</p>
<p></p><p>The post 陶芸家 安藤由香インタビュー 「つかみどころのない色に魅せられて。陶芸の道を模索し続ける」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>伝統技術を用いながら新たな表現を追求する、注目の女性アート＆クラフト作家6名</title>
        <link>https://numero.jp/20250316-her-arts-crafts/</link>
        <pubDate>Sun, 16 Mar 2025 03:00:50 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
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		<category><![CDATA[Hitomi Abe / 安部仁美]]></category>
		<category><![CDATA[Lmrnuc / エルマルノウチ]]></category>
		<category><![CDATA[Alia Sugawara / 菅原ありあ]]></category>
		<category><![CDATA[Yuka Ando / 安藤由香]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>陶芸、墨絵、金工、竹工芸……伝統的な技法を用いながら自身の記憶や感覚を強みに新たな形を探求し、独自のスタイルを持つ現代の女性作家たちの作品を紹介。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年3月号掲載）</p>
<p>※本企画で紹介する女性作家たちの作品はNumero CLOSETにて展開中。</p>
</p><p></p>Yuka Ando｜安藤由香
<p class="picture"></p>
つかみどころのない色を追い求める果てなき陶芸の道
<p>凛とした端正なフォルムに、繊細で複雑に絡み合うくすんだ色のグラデーション。陶芸家、安藤由香は釉薬をとことん追求する。土は釉薬との相性を前提に1、2種類に絞り込み、形にもそこまで強いこだわりはなく、釉薬の色を見せるための物質のように捉えているという。</p>
<p>「男性らしさと女性らしさが混在しているものや、真逆のものが共存する表現が好きなんです」というように、安藤の作品は、形はシンプルで理性的だが、感覚的でつかみどころのない色が特徴的だ。もともと服も身の回りも黒白ばかりだったが、色に目覚めたのは、陶芸の道を志すきっかけとなった丹波焼の山里の風景に感動した記憶や、後に過ごしたデンマークの空や海の美しさに魅了されたからかもしれないと振り返る。ロサンゼルスでの社会人経験を経て、陶芸の世界へ入り、デンマークに渡り、再び陶芸へと戻った。</p>
<p>安藤にとって陶芸とは「一回手から離れることが自分を駆り立てるんだと思います。たいがい目標を決めて行動に移す性格だからこそ、一度自分が突き放される感覚というか、委ねなければならない自分の中の葛藤や手に入らない感じがたまらないのだと思います。一生付き合える存在です」</p>
<p>（あんどう・ゆか）<br />
陶芸家。1982年大阪府生まれ、兵庫県西宮市で育つ。カリフォルニア州立大学卒業後、ロサンゼルスで社会人生活を経て、陶芸を志し帰国。作陶を学び、丹波焼にて３年間修業。その後、デンマークへ渡る。2013年に独立後は富山県氷見市に工房を構え、現在は兵庫県丹波篠山市に拠点を移し活動中。Instagram：＠yukaando </p>
<p class="btn_entry">
安藤由香の作品をNumero CLOSETでチェックする</p>
<p></p>Lmrnuc｜エルマルノウチ
<p class="picture"></p>
糸と針で思いのままに描く、自分と向き合う時間
<p>ミシン刺繍と手刺繍を組み合わせながら油絵のように糸を何層にも重ねて描き出す刺繍作家のエルマルノウチ。自由にミシンや手を動かす感覚はライブペイントに近い。「どうやったら自分の思い描くイメージに近づけるのか想像を膨らます中で現れる自分の中のカオスな状態が刺繍に出ていて、もっとシンプルな表現にも憧れますが、これが今の私のスタイルです」。</p>
<p>もともとファッションにルーツを持つエルマルノウチは、ヴィンテージのドレスの買い付けをしているときに、カフタンなど民族衣装に施された素晴らしい刺繍に感銘を受け、自分でも縫えたらいいなと思うようになったという。そこで心機一転、生まれ育った土地からあえて見知らぬ場所に拠点を移し、これまでの自分をリセットして本格的に刺繍で表現活動をしていくことに。</p>
<p>「刺繍をする時間はいろんな時代の自分と遊んでいるような感覚で、自分と向き合う時間になっています。見せることにとらわれず、楽しく続けたい。心地よさが全てです」。そんな彼女の自由さは、好きなミュージシャンの耳のクローズアップ、旅先で石を投げ入れた湖面の波紋、おじいさんとおばあさんのキスシーンといった独特のモチーフからもうかがえる。</p>
<p>（えるまるのうち）<br />
ファッション関係の仕事を経て、古着屋でのヴィンテージドレスの買い付けがきっかけで刺繍に夢中になり、独学で縫い始める。<br />
Instagram：@Lmrnuc </p>
<p class="btn_entry">
エルマルノウチの作品をNumero CLOSETでチェックする</p>




刺繍作家 Lmrnucインタビュー「糸と針で思いのままに描く、刺繍は自分と向き合う時間」 
Art / 09 03 2025




<p></p>Midori Arai｜新井緑
<p class="picture"></p>
ボーダレスに広がる、自由な墨流しの可能性
<p>水面に広げた墨や絵の具が生み出す色柄を、吸い上げるようにして紙などに写し取る墨流し。日本では平安時代の貴族たちが、川に墨を流して遊ぶようになったのが始まりといわれており、江戸時代には浮世絵の背景などにも広がっていった。海外にも同様の技法は古くから存在し、マーブリングと呼ばれている。「誰でもなんとなくの感覚でキレイにできてしまうから、広く楽しまれる一方で、技法そのものはほとんど発展していない。そこに自分が追求する意味がある」。</p>
<p>定期的に個展を開催し、2024年は等高線のような影を落とすアクリル板のシリーズで注目を集めた。水面で色をクラック（ひび割れの意）させる独自の技法を用いた作品は、石の断面を思わせる不思議な色柄を描き出す。それが自然の神秘なのか、あるいは人為的な演出なのか、見る側の感覚まで揺らすようなアプローチが特徴だ。</p>
<p>最近は、墨流しから起こしたデザインを彫るタトゥーアーティストとしても活動する。「10年の節目を迎える今年はいろんな職人さんと一緒に制作に取り組んでみたい。どんな相手の脇役にもなれるのが、墨流しのいいところです」</p>
<p>（あらい・みどり）<br />
墨流し作家。“墨流し”の伝統技法を独自のスタイルで表現する作品を制作。水や色と向き合い、呼吸と自然の力を合わせながら描いていく模様は、偶発性を味方にすることで頭の中の構想を超えた作品を引き出す。アートチームDWS（Dirty Workers Studio）での活動のほか、個展にてアートワークの発表をはじめ、他分野のアーティストやブランドとのコラボレーションも多数。墨流しをデザインに起こしたタトゥーアーティストとしても活動中。Instagram：@midori_dws </p>
<p class="btn_entry">
新井緑の作品をNumero CLOSETでチェックする</p>




墨流し作家・新井緑インタビュー「ボーダレスに広がる、墨流しの自由な世界」 
Art / 27 02 2025




<p></p>Hitomi Abe｜安部仁美
<p class="picture"></p>
伝統の技とアートの隙間に芽吹く新しい竹工芸
<p>室町時代から伝わる別府竹工芸の技法を用いた作品を制作する安部仁美。彼女が丁寧に編んだ竹工芸は、日常の道具としての役割を備えながらもアートピースのような存在感を放つ。</p>
<p>直球の伝統工芸とは一線を画す自由なクリエイションに、彼女が日本初の旗艦店立ち上げ時から「メゾン マルタン マルジェラ」で働いていた経験やファッション的アプローチを感じずにはいられない。「存在自体への興味を掻き立てる、心理学的なメゾンの考え方そのものに惚れ込んでいました。最も惹かれていたのはアーティザナル。古くなったものをまったく違うものに生まれ変わらせるという世界に魅了されたんです」。</p>
<p>安部にとって竹工芸は継承すべき伝統というよりもむしろ未知なるものを創造する表現の手段。海から顔を出した石に波が当たって泡立つ光景がフリルのように見えたことに着想を得た「ブリム」シリーズや、前髪をテーマにした「フリンジ」バスケットは、竹という素材の制約や伝統的な編み方をリスペクトしながら、オルタナティブな視点で遊び心を追求した。「パーソナルな記憶をたどりながら自由に自分を解放して、そこから広がっていくものづくりに挑戦することがとても楽しいんです」</p>
<p>（あべ・ひとみ）<br />
大分県生まれ。竹工芸作家。女子美術大学短期大学にて染織を学ぶ。「Maison Martin Margiela」の旗艦店立ち上げメンバーとしてチームに参加後、大分県竹工芸訓練支援センターにて竹工芸を学ぶ。2023年10月にGALLERY ESCAPERSで初個展を開催。現在は大分県日出町のアトリエにて制作活動をしている。<br />
Instagram：@a__hitomi </p>
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竹工芸作家 安部仁美インタビュー「伝統工芸とアートの隙間、日常と非日常のあいだにあるもの」 
Art / 10 03 2025




<p></p>kanehen｜カネヘン
<p class="picture"></p>
金属の繊細なバランスと形の響き合いのハーモニー
<p>「モビールは、重力とバランスと風という少ない要素の単純な原理なのに、とても複雑な動きをする点が面白い」。伝統工芸の鍛金（たんきん）を学び、「kanehen」として金属を叩いて生活の道具や身近な品を作る金工作家、宮島司緒里がモビールを主に制作し始めたのは数年前のこと。あるとき個展の際に、カトラリーやトレーだけでは平面的で展示空間が寂しく感じられ、間を埋めるためにモビールを作ったのがきっかけとなった。</p>
<p>当初はモビールといえばアレクサンダー・カルダーのイメージや、鍛金技術が不要なモビールを自分が作ることに躊躇があったが、数を作る中で自分なりのモビールの解釈を見つけた。鉄に比べて柔らかい真鍮素材を使用しているため自重でしなる繊細なバランス、金属そのままのテクスチャーや経年変化していく様を大切にし、黒色も塗装ではなく薬液により発色させるなど、随所に金属へのこだわりが見える。</p>
<p>「家で幼い子どもと向き合う日々に、台所に何げなく掛けてあった自作のフライパンを見てあらためて美しく感じられ、心がほぐれるような感動を受けました」。おのずと生活空間でのベストなサイズも決まっていった。kanehenにとってモビールは、家の中の植物のような存在だ。</p>
<p>（かねへん）<br />
1971年生まれ。98年東京藝術大学 大学院美術研究科 鍛金専攻修了。2003年より長野県にて「kanehen」として生活の中の金工品を制作する。10年、岐阜県に拠点を移し、その後モビールを中心に制作。<br />
Instagram：@kanehen_miya<br />
jimashiori </p>
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<p></p>Alia Sugawara｜菅原ありあ
<p class="picture"></p>
墨の濃淡で生み出すシュールな空想の世界
<p>和紙に墨を用い、モノクロで表現するアーティスト菅原ありあ。心臓と一体化した珊瑚、体の部分が骨になっているトンボ、どこかシュールなモチーフは、生まれ育ったアリゾナの砂漠や北海道の自然の風景の記憶と、そこから浮かび上がる空想の世界との融合によって生み出される。</p>
<p>「子どもの頃から家族でホラー映画を見たり、一人で怖い絵や本を見るのが好きでした」と昔から不安や恐怖にドキドキする感覚を楽しんでいたという。そして大学時代に民藝や伝統工芸、日本画に触れ、その繊細さや自然との調和に惹かれ日本文化への興味が深まった。なかでも掛け軸の素晴らしさに魅了され、従来の堅苦しいイメージを払拭し、現代の生活空間でも飾れる掛け軸を作りたいと積極的に自分の作品にも取り入れている。</p>
<p>「頭の中の世界を描いていますが、そこには色も、音もない静けさが広がっています」。菅原ありあにとって墨絵とは、素の自分の内面や本質を表現するための手段なのだ。</p>
<p>（すがわら・ありあ）<br />
北海道札幌市生まれ。墨絵アーティストで、モデルとしても活動。14歳までアメリカ・アリゾナで育ち、美術系の高校に進学、木炭デッサンを学ぶ。早稲田大学とユニバーシティ・オブ・ブリティッシュコロンビア（UBC）にて、植物や動物の生態、大地や岩石の形成、人間の脳の発達など、自然物に関する科学を学びながら、創作活動をしてきた。2022年初個展「ALTER ALIA」so1 gallery、24年ART FAIR TOKYO &#8211; GALLERY TARGET出展、個展「Black Water」SAI。<br />
Instagram：＠alia.sugawara </p>
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墨絵アーティスト菅原ありあインタビュー 「頭の中に広がる、シュールで静謐なモノクロの世界」 
Art / 11 03 2025




<p></p><p>The post 伝統技術を用いながら新たな表現を追求する、注目の女性アート＆クラフト作家6名 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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