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    <title>Numero TOKYO松岡茉優の「考えても 考えても」 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.6 あなたへ</title>
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        <pubDate>Wed, 26 Jul 2023 09:00:50 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Mayu Matsuoka / 松岡茉優]]></category>
		<category><![CDATA[松岡茉優の「考えても　考えても」]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>圧倒的な演技力で唯一無二の輝きを放つ俳優、松岡茉優。芸能生活20周年を記念して、Numero.jpでエッセイ連載をスタート。vol.6はしんどい日々を乗り越えるための対処法について。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>vol.6 あなたへ
 
<p>チーム「しんどい」のみんな、深呼吸してる？　ほんと、毎日参っちゃうね。<br />
良いときは30分、悪いときは８秒に一度、嫌なことを思い出すか、嫌な想像をするか、不安で胸が掻きむしられそうになるよね。<br />
嫌なことを思い出したときの対処法は身につけ始めたよ。それはね、何かを食べればいいんだ。満腹にすると、不思議と嫌な思い出はよみがえりづらくなる。<br />
嫌な想像をしたときには、とことん想像させてあげることにした。その妄想は止まらないから、クライマックスまで見てあげるしかないよ。エンドロールまで流してやれば落ち着くからさ。</p>
 
<p>困ったのは、不安で胸が掻きむしられるとき。何が不安なのか、すぐに原因が見つかったなら、安心させるための一手を探すこともできるからまだ良いのだけど、何が不安なのか、理由が思い当たらないとき。こればっかりは、もう、どうしようもない。何かに集中しようが、気を逸らそうとしようが、のペり、とそいつがつきまとう。私が今、まさにその状態。<br />
だから、チーム「しんどい」のみんなに宛てて、私が日々実践している対策を共有しようと思った。<br />
普段は言葉遣いに気をつけているつもりだけど、今回は友達みたいに話させてもらう。同種のみんなに、仲間として。</p>
<p></p><p>近年のヒットはある絵本から。『だいじょうぶだよ、モリス』という絵本。その絵本の主人公モリスは、新しい幼稚園に転園するのが不安で仕方ない。家族にこの不安を解消する方法を尋ねていくのだけど、モリスのお姉ちゃんの薦める解消法が、素晴らしい。簡単に説明すると、胸の中にある不安を、くるくると回して遊んでいれば、そのうちどこかへ消えてしまうよ、というの。なにそれ？　と思うかもしれないけれど、一度試してみてほしい。今あるその不安の塊みたいなものを、くるくる、ぽーいっと、投げてみる。イメージするのが難しかったら、動作をつけるのもおすすめ。<br />
ちょびっとずつでいいから、くるくる、ぽーいっと投げていく。するとなんだか、ちょびっと不安が減る気がしないかい？　不安の全てが消えるわけではないけれど、私はこれで眠れない夜を何度も越えることができた。</p>
 
<p>最近発見して、続けているのは携帯の通知をオフにすること。特にメールやＬＩＮＥって、大好きな人からの連絡もあれば、しんどい人からの通知もあるじゃない。それが、時を選ばずにやってくるのって、実はかなり負担なのでは、と考えたの。<br />
思い切ってオフにしてみたら、俄然、楽。自分が「お、今なら開けるぞ」ってときに開くから、ある程度覚悟もできているし、少しは余裕のあるタイミングで見られる。<br />
ぽんぽんと、通知がきて、突き動かされるように携帯を開かなきゃいけないのって、つらかったんだって、やってみてわかった。いかに自分の休息の時間が生まれない方程式だったのかって。<br />
注意が必要なのは、自分の返事が遅いことで、相手に不利益を生むことね。スピードが大事なやりとりをしているときは通知をオンに戻しているよ。あと、電話機能だけは常にオンにしてる。仕事のことでなにか急ぎの用事あるかもしれないし、他のことでもね。</p>
<p></p><p>そしてこのエッセイを始めて実感したのは、書くことで、心と頭がずいぶん整理されるということ。頭の中のもやもやも、晴れない思いも、書くことで整頓されるなぁと実感する５カ月だった。<br />
これまでも、子どものころから書く習慣はあって、それが日記だったり、メモだったりしたけれど、エッセイという場で、人に見せるつもりで書くことで、私はこうしたかったんだ、って、自分の心に出合う感覚がある。</p>
 
<p>あと、人に読んでもらうって思うと、言葉を調べるじゃない。これ、使い方合ってるのかな？　とか、この言葉は使いたくないのだけど、言い換えの言葉ってあるかしら、とか。調べてみると、新しい言葉と出合えたり、もともと使っていた言葉の本来の意味を知ったりする。そうするとね、自分が言いたかったことが、すでに載っているのよ。　<br />
きっと、大昔に、この言葉を使いたかった人がいたんだな。そして、何人もの人が使ってきたから、この言葉が今も残っているんだな、って思うとさ、一人じゃねぇなぁ、って思うのよ。</p>
<p></p><p>私はお金をいただいて書いているから、これ面白いのかな？　って、もちろんずっと不安だし、１年といわずに３カ月後の自分が見ても、恥ずかしい！　って感じると思う。でも、その気持ちをも乗り越えてくるほどに、書くことで救われてるの。</p>
 
<p>だから私はあなたの文章が読みたいと思う。「しんどい」あなたが、誰かが読むと思って書いた文章。私はそれが読みたい。あなたが紡いだ言葉たちが、また誰かの目に届いて、共感した人が、その言葉を使う。私やあなたの文章そのものは、100年後、残っていないと思うけれど、私やあなたの使った言葉は、きっと残っている。<br />
そう思ったら、本当に一人じゃなくない？</p>
 
<p>今日も眠れないね。<br />
明日が来るのが嫌だね。<br />
会いたくない人に明日も会わないといけなかったり、自分ではどうにもできない悩みが四方八方から押し寄せてきたり、こんなにしんどい毎日なのに、読んでくれて、ありがとう。<br />
ネットの海をさまよって、きっとあなたの文章を見つけるから。<br />
だから今日、なにかを書いてみて。それを読ませてほしい。</p>
<p></p> 
<p></p><p class="btn_entry">松岡茉優の「考えても　考えても」 をもっと読む</p>
<p>&nbsp;</p>




【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.5 手紙で伝える 
Culture / 28 06 2023




<p>&nbsp;</p>




【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.4 肌、荒れてるよ 
Culture / 31 05 2023




<p></p><p>The post 【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.6 あなたへ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.5 手紙で伝える</title>
        <link>https://numero.jp/the-more-i-think-05/</link>
        <pubDate>Wed, 28 Jun 2023 09:00:11 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>圧倒的な演技力で唯一無二の輝きを放つ俳優、松岡茉優。芸能生活20周年を記念して、Numero.jpでエッセイ連載をスタート。vol.5は気持ちを伝える手段として松岡が一番大切にしているという「手紙で伝える」ことについて。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>vol.5 手紙で伝える
<p>いつからか。もしかしたら、物心ついてからずっと、一番気持ちが伝わる手段は、「手紙」であると疑わずに今日まできた。</p>
<p>私にとって最初の手紙は多分、幼稚園や保育園で書く、家の人へ向けたものだったはず。すごく喜んでくれたような気がするが、手紙への信頼が確定した瞬間ではなさそうだ。<br />
遠く離れた親戚がいたから、たまに手紙を書いていたのか？　もしくは、初孫だったこともあり、「〇〇さんありがとう」みたいなものを、ときたま書いていたのだろうか。「お手紙書こっか！」という母の声が聞こえるような、聞こえないような……。</p>
<p>なぜ私がこれだけ手紙を信頼しているのか、きっかけはさっぱりわからないけれど、どんな手段より、手紙が一番だと思っている。</p>
<p></p><p>まずいただくであろうご意見からお答えしていこう。<br />
「手紙じゃ表情がわからないよ。直接会って、相手の顔を見ながら話すのが一番だろう」<br />
というご意見。確かにおっしゃる通りだが、やや意地悪なものの見方をすれば、直接推しの方はきっと、相手の表情の変化を気にせず、お話ができるのだな、と思う。ビクビク族からの意見を言わせてもらえば「相手の表情が見える」ことは、必ずしも加点ではない。もし、自分の話に退屈してしまい、時計や携帯を気にし始めたら。大事な話を切り出したい場面で、怖い顔をされたら。自分にとってセンシティブなことをお伝えする場面で、ちょっと笑われたりでもしたら。もう、続きなんて話せない。話せたとしても、相手の表情が少しでも柔らかくなるように、言いたくないことや、言うつもりのなかったことを口にして、後悔するのだ。</p>
<p></p><p>次に多いであろうご意見はこれだろう。<br />
「やっぱり電話だね。声のトーンで相手の気持ちがなんとなく読めるし、同じ場所に集まる必要がなくて、タイミングさえ合えばいつでもかけられるじゃない」<br />
仰る通りである。ビクビク族からしても、表情が見えない分、気は楽である。しかし、携帯電話を通した声が、自分の声そのものではないことをご存じだろうか？　電話というのは、声の波形をもとに、さまざまな工程を瞬時にこなし、話し手の声に一番近い音声データ相手の電話機に流しているのだ。（機種やアプリによって違うから調べてみてください）<br />
「この人、電話だとちょっと厳しいんだよね」とか、「なんか怒ってた？」などの経験はないだろうか。おそらくそれは、あなたのせいでも、相手の虫の居所が悪かったわけでもない。単に、音声データがそう聞こえさせただけかもしれないのだ。<br />
電話派にはもう一つ聞いていただきたい。電話越しの相手が、何をしているかわからないということ。<br />
ここが電話の危険なところだと思う。</p>
<p></p><p>相手が家にいるときであれば、やかんが沸騰したタイミングで、重要な話を切り出してしまっているかもしれない。相手が会社にいるときであれば、苦手な人が前を横切っているタイミングで、お願いごとを切り出してしまっているかもしれない。相手が外にいるときであれば、「あ、今走れば横断歩道渡れるな」というタイミングで、一番伝えたいことに踏み込んでいる懸念もある。相手が何をしているかわからないというのは、話の内容が肝心であればあるほどに、不確定要素が多いように思う。</p>
<p></p><p>そこで、手紙だ。<br />
手紙ならば、相手の表情を気にすることもなく、もっと言うと、自分の話したい流れを止められることもない。そして何より一押しなのが、自分と相手の時間を合わせてもらう必要がないこと。相手にとって最適な、今読もうかしら、というタイミングで読んでくれている分、何かに妨げられる心配もほとんどない。もしも途中で読めない状況になれば、一度手紙を置いて、あとで読み返してくれるだろう。たとえ何かの作業中に読み始めたとしても、内容の重さによっては、手を止めて読んでくれるはずだ。<br />
そして想像しているよりははるかに、手紙には気持ちがこもる。私は自筆に自信があるわけではなく、どちらかというときれいなほうではないのだが、なかなかどうして、伝えたい思いが強かったり、はっきりしているときほど、誠実な字になる。きれいではなくても、気持ちの伝わる字が書けるものなのだ。</p>
<p></p><p>たとえば書類を見ながらの打ち合わせなら、直接会うのがベストだと思うし、スピードを優先させたいときには、電話には敵わない。私にとって、手紙は奥義である。<br />
ここぞ、というとき。会って話す自信がなかったり、電話で話しても伝わりきらないと思ったときに、手紙がお出ましするのだ。　<br />
今まで、これは手紙だな、と思った場面で手紙を書いて、不服な結果に陥ったことがない。好転しなかったことも、解決しなかったことも、もちろんあったけれど、気持ちだけは伝わってきたと思う。</p>
<p>大丈夫。きっと伝わるから。わかってもらえなくても、あなたが書くことに費やした時間も、思いも、形として残るから。渡す前に写真に残すことを忘れずに、ここぞというときには、手紙という手段を使ってみてほしいと、私は思う。</p>
<p></p><p class="btn_entry">松岡茉優の「考えても　考えても」 をもっと読む</p>
<p>&nbsp;</p>




【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.4 肌、荒れてるよ 
Culture / 31 05 2023




<p>&nbsp;</p>




【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.3 あぁ、思い込み 
Culture / 19 04 2023




<p></p><p>The post 【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.5 手紙で伝える first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.4 肌、荒れてるよ</title>
        <link>https://numero.jp/the-more-i-think-04/</link>
        <pubDate>Wed, 31 May 2023 09:00:26 +0900</pubDate>
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        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>圧倒的な演技力で唯一無二の輝きを放つ俳優、松岡茉優。芸能生活20周年を記念した、Numero.jpでのエッセイ連載。vol.4は松岡がどうしても解せない呪いの言葉「肌、荒れてるよ」について。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>vol.4 肌、荒れてるよ
<p>特に20代前半は、自分のことを棚に上げ、周りの発言に怒りをもつことが多かった記憶があるのだが、案外、相手もそんな意味では言っていないことが年々わかってきたことで、怒る回数は減ったように思う。自分の発言で相手を怒らせていたことだって、数多あるのだろうし。<br />
　</p>
<p>たとえば先日、通っているネイルサロンで、<br />
「この前、お客さまが来店されたときに、ネイルが剥がれまくってて。ガビガビだったんです。もう、ちょー剥がれてて、え、これで過ごしてたの？って引いちゃって」<br />
という会話が隣の席から聞こえてきた。<br />
私は思わず自分の爪を見つめて、隠したい衝動駆られたが、そうではない。だって、ガビガビだから来るのでしょう？　きれいにしてほしいから来るのでしょう？　引かれながら施術を受けたくなどない。<br />
もう、このサロンには来ない！　なんて、数年前までなら怒っていただろう。</p>
<p></p><p>でも、きっとそのネイリストさんにとっては、ネイルが剥がれたまま日常生活を過ごすことは、考えられないのだろう。爪はきれいにしておくもので、だからこそネイリストという仕事をしているのかもしれない。<br />
他の客にも聞こえる声量で話していたことは確かだが、今その人が施術している客とは関係値が深くて、そんな話もできる仲なのかもしれない。</p>
<p>　<br />
考えを巡らせれば、怒ることでもない。私はガビガビをきれいにしてほしくて伺うので、どうかこれからもきれいにしてほしい。どう思われていても、同じようにきれいにしてくださるのだから、引かれたって構わないのだ。<br />
その人の気持ちになって捉え直すという筋トレをしていると、日々の消耗が抑えられるし、自分にはない価値観や感情の発見になる。そういう人もいるのだな、と、捉えるようにする。</p>
<p></p><p>そんな心掛けで過ごしていても、どうしても理解できず、毛が逆立つ発言がある。<br />
「肌、荒れてるよ」<br />
に代表される、相手が気にしているかもしれない容姿について、あえて言及する行為だ。<br />
そんなこと、その人自身が誰よりもわかっている。その人が治したい場合、すでにありとあらゆる努力を重ねているだろうし、そこまで気にしていない人であっても、<br />
「え、ほんと︎」<br />
となるケースは限りなく少ないだろう。たとえば、「太った？」に対しても同じ思いである。その人が気にしている場合、すでにありとあらゆる努力をしているだろうし、そんなに気にしていなくて、<br />
「え、ほんと︎」<br />
となったとしても、<br />
「教えてくれてありがとう！」<br />
とはならないと思う。</p>
<p></p><p>先述の通り、自分には理解できない発言であっても、なるべく理由を考えるようにしているのだが、これだけは、なぜわざわざ伝えるまでに至ったのか、どうしてもわからない。心配してくれるのだったら<br />
「肌荒れつらいね、どんな方法を試しているの？」<br />
だとか、<br />
「そんなに気にならないけれど、こういうサプリがあるよ」<br />
だとか、自分の知っている情報を共有したり、共感することで相手の気持ちをなだらかにすることもできるはずだ。</p>
<p>たとえば、「美人だね」と言われることがつらいという人もいる。言ったほうとしては褒め言葉であっても、それがコンプレックスだったりすることがあるのだ。<br />
容姿に言及するというのは、そもそもが難しい。どこに触れてほしくない箇所があるのかは、本人にしかわからないから。特別に親しい関係性を除いて、容姿に言及するということは、できることなら避けたい話題だと私は思っている。</p>
<p></p><p>そんなつもりはなかったとしても、相手が傷ついたならば、そこにはすでに、傷が存在する。納得いかなくても、自分ならば気にしない発言であっても、「その傷は存在しない」と、他者が判定を下すことはできないのだ。謝れなかったら謝らなくてもいいけれど、「そんなことで傷つくのはおかしい」とは、言ってはいけないと思う。傷ついたことすら否定してしまっては、傷をさらに深め、その人にとって、その言葉が呪いに変化してしまう可能性があるのだから。</p>
<p>そんな恐ろしい「容姿についての言及」の世界に、なぜか存在し続ける「肌荒れてるよ」。<br />
もしかして、ただの感想なのか？<br />
どうしてもわからない。</p>
<p></p><p class="btn_entry">松岡茉優の「考えても　考えても」 をもっと読む</p>




松岡茉優インタビュー「明日が来るのが嫌な人に作品を届けていきたい」 
Interview / 13 03 2023




<p></p><p>The post 【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.4 肌、荒れてるよ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.3 あぁ、思い込み</title>
        <link>https://numero.jp/the-more-i-think-03/</link>
        <pubDate>Wed, 19 Apr 2023 09:00:06 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[松岡茉優の「考えても　考えても」]]></category>
		<category><![CDATA[Mayu Matsuoka / 松岡茉優]]></category>
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		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>圧倒的な演技力で唯一無二の輝きを放つ俳優、松岡茉優。芸能生活20周年を記念して、Numero.jpでエッセイの連載がスタート！　vol.3は子役時代からよく「やってしまった」という「思い込み」について。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>vol.3　あぁ、思い込み
<p>またやってしまった。何年ぶり何度目なのかはわからないけれど、人生で少なくとも５回はやっている。</p>
<p>初めてやったのは小学３、４年生のころ。私の所属する事務所では当時、事務所主催のレッスンがなく、希望する人は提携する児童劇団のレッスンを受けに行かせてもらえた。毎週日曜日に、お芝居はもちろん、日本舞踊、ダンス、お仕事先の人と接するためのマナー講座など、代わる代わる先生がやってきて、教えてもらうことができた。<br />
第０回（※注）でもお話しさせていただいたが、私はとことんオーディションに受からなかったので、とりわけお芝居のレッスンがうれしかった。演じていいテキスト、演じていい役。お仕事ではなく、レッスンだとしても、自分に役がもらえることがとてもうれしかった。</p>
<p></p><p>忘れもしない。お芝居のレッスンで最初に配られたテキストは、きょうだいの何気ない会話劇だった。私は児童劇団の中ではお姉さんだったので、姉役をいただき、ペアを組むことなった弟役の男の子と、セリフを合わせていく。その日は２人でセリフを合わせるところで終わり、次回までにセリフを覚えてくるようにと言い渡された。<br />
私は翌週まで、家でたくさん練習をした。弟役の男の子はユウジくん（仮名）という名前だったけれど、私の中ではもう弟であり、役名が名前だった。ケンタ、とかだったかな。</p>
<p>翌週のレッスンでは、それぞれきょうだい役となった５組ほどが、練習したものを一組ずつ先生に見ていただくことになった。１時間の授業なので、各ペアが披露できるのは一度きり。確か、良かったペアは授業の終わりにもう一度やらせてもらえた。私はその“良かったペア”ではなかったけれど、役として過ごせる時間はかけがえのないもので、充足感があった。他のペアの講評がされているときも、休憩中も、私はユウジくんのことをケンタと呼んだ。これからの人生で、私は何人の役を演じさせてもらえるのかわからないけれど、私は一生、彼の姉であり、彼はケンタなのだと思った。それはこの先ずっと、事実として残り、変わらないものだと思った。</p>
<p></p><p>そのまた翌週のレッスンでは、新しいテキストが配られた。もうちょっと、あのテキストをやりたかったな、と思いながらも、私は新たにいただける役がうれしくて、ほくほくと配られたテキストを読む。<br />
今回はお友達同士の会話劇なので、私のケンタは別の男の子との組み合わせになった。仕方ないよな、と納得しながらも寂しさが残り、さっそく練習をはじめるわが弟に目を細める。がんばれ、ケンタ。<br />
私がケンタを見つめていると、私とペアになった女の子が<br />
「小さい子同士のペア、かわいいよね。ユウジのほうがお兄さんかな」<br />
と話しかけてくれた。私も微笑みながらうなずき、<br />
「ね、かわいい。まぁ、ユウジくんは、ケンタでもあるけどね」<br />
とやんわり訂正をした。ユウジくんが、ケンタであった時間は確実に存在したから。ユウジ、と言い切られるのは切ない。私のケンタは、そこにいる。<br />
「え？　なんで？」<br />
彼女は不思議そうにこちらを見ていた。ああ、そうか。ユウジくんは芸名で、本当の名前はケンタなのかしら、なぜ先々週入ったあなたがそれを知っているの？と思わせてしまったのかもしれない。<br />
「あ、ほら、きょうだいのテキストで、ケンタ、だったから。ほら、私の弟だから」<br />
慌ててそう言うと、彼女はもっと不思議そうな顔をした。<br />
「え、うん」<br />
「え、だから、先週、私たちきょうだいだったから。それでケンタ、だから」<br />
「あはは、うん、じゃあ、私たちもやろうか」<br />
彼女はスペースを見つけてそこへ座り、怪訝な顔をしながらぶつぶつと練習をはじめた。<br />
あれ、そうなのか。もう、ケンタではないのか。たった１週間、７日前はケンタだったし、私の弟だったけど、違うのか。そういうものなのか。<br />
私よりずっと前からここに通っている彼らは、そうやってたくさんの役を演じ、役と別れてきたのか。お芝居をするって、そういうことなのか。<br />
私は自信満々にケンタだと訂正したことが恥ずかしいやら、悲しいやらで、顔を真っ赤にしながらその子の隣で練習をはじめた。</p>
<p></p><p>大人になるまでも、なってからも、たくさんの役と出会わせてもらい、演じてきて、一人一人がやはり愛おしい。でも、いつまでもその役と、その役の周りにいた人と、同じ関係性だとは思っていない。というか、思わないようにしている。大人だし。<br />
しかし、作品によっては、うちらはもうずっとこの関係性かも！　と感じられることがある。そして、そう感じたのはきっと私だけじゃないはずだと、信じられることがある。</p>
<p>とある現場でご一緒したその方は、私にとってはまさにそういう関係性で、その方にとって、私もそうであると思い上がっていた。<br />
先日、久しぶりにお会いして会話を交わす中で<br />
「だって、私はあなたの○○じゃないですかぁ」<br />
と、当時の役の関係性を示した。きっとその方も笑いながら同意してくれると思っていたのだが、<br />
「うん？」<br />
その方はとても不思議そうに私を見ていた。あのときの、彼女と同じ顔だった。</p>
<p></p><p>※注…第0回はNumero TOKYO 2023年4月号に掲載したもの。ウェブサイトには掲載しておりませんが、引き続き電子版やdマガジンでお楽しみいただけます。</p>
<p class="btn_entry">松岡茉優の「考えても　考えても」 をもっと読む</p>




松岡茉優インタビュー「明日が来るのが嫌な人に作品を届けていきたい」 
Interview / 13 03 2023




<p></p><p>The post 【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.3 あぁ、思い込み first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.2 送迎車の中</title>
        <link>https://numero.jp/the-more-i-think-02/</link>
        <pubDate>Wed, 22 Mar 2023 09:00:50 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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		<category><![CDATA[Mayu Matsuoka / 松岡茉優]]></category>
		<category><![CDATA[松岡茉優の「考えても　考えても」]]></category>
		<category><![CDATA[noads]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>圧倒的な演技力で唯一無二の輝きを放つ俳優、松岡茉優。芸能生活20周年を記念して、Numero.jpでエッセイの連載がスタート！　vol.2はお気に入りのアイテムで埋め尽くし、いまや“ワンダーランド”となった愛すべき送迎車の中について。 </p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>vol.2 送迎車の中
<p>現場へ向かうとき、事務所で管理している送迎車で移動させてもらっている。家から5分の場所であっても、日帰りで遠方へ行くときも、基本的にはいつも、送迎車に乗せてもらう。大きい会社さんだと、先輩や後輩とシェアしたり、決まった車ではなく、その日の状況で臨機応変に違う車がやってくるという場合もあるようだが、私の所属する会社は現状、タレントが私一人なので、送迎車は1台。私と車は、相棒といえる。</p>
<p></p><p>会社のみんなは、過ごしやすいようにと、大きい車を薦めてくれたのだが、私は憧れだった車を選んだ。幼いころ家族で乗っていた車であり、子役時代に目標にしていた女優さんが乗っていた車でもあった。今は生産をしていなくて、中古のものを社長が探してきてくれた。せっかくなら新車にしたら？とも声をかけてくれたが、私はこの車がよかった。<br />
クリーニングなどを経て、いよいよやってきた車。これからよろしくね、と声をかけた。とても状態のよい車だった。探してきてくれた社長に感謝。大事にします、と誓った。</p>
<p></p><p>車内は私の大切な空間となる。移動中だけでなく、待ち時間や、休憩時間、あるいは簡単なお支度だって、車ですることがある。ごはんも食べる。滞在時間が意外と長いのが、送迎車なのだ。<br />
まず、私はお気に入りの毛布を3枚持参した。以前から車に置いていた、安心する毛布。これを機に自宅で念入りに洗ってきた。どんなに寒い日も助けてくれる分厚いもの、生地が柔らかくてホッとするもの、絵柄が好みのもの、の3枚。馴染みのある毛布たちがシートに置いてあるだけで、一気に私の車内だという感じがした。<br />
以前から車に置いてあるシリーズだと、外せないのが「ごろねこサミット」というドウシシャさんから出ているクッション。ねこのぬいぐるみに近いのだが、これがまた、夢のように気持ちがいいのだ。もちろん、触るもよしだが、もし出合ったら、力まかせにぎゅーっと抱きしめてみてほしい。中綿がこれでもか、と詰め込まれているので、もっちもちなのである。余談だが、「ごろねこサミット」のクッションは、一番多いときで5体、我が家にいた。しかし私の愛が強すぎて破けてしまったり（手術もした）、遊びにきた友人に一目惚れされて譲ったりしていたら、いつの間にか残ったのは車内のハラダさん（猫の種類によって人間の名前が商品名としてついている）だけになってしまった。クレーンゲームでゲットできるアイテムなので、ゲームセンターを通りかかるたびにチェックしているのだが、ここのところ出合えていない。私はまた「ごろねこ」に囲まれて過ごしたい。　</p>
<p></p><p>私の愛すべき車内の話を続けよう。他にも数年愛用しているレッグウォーマーはショート、ロング、スーパーロングと長さを取り揃えていたり、衣装によっては急に必要になる肌着が何枚か、冬場のベンチコート、カイロ、お灸セット、携帯湯沸かし器（重要）、お腹が空いたときのフリーズドライなど、多種多様のアイテムがあるのだが、今の車からデビューしたのが、シートポケットである。カー用品店などで売っている、車のシートにくくりつけて使う収納ポケット。<br />
いろいろな商品が出ているのだが、私はサンリオで購入した。マイメロディと、クロミちゃんのプリントがしてある、ピンクや紫のかわいいもの。気持ちが上がるかなと、期待して買ったのだが、これが大正解。暗い夜に出番を待っているときも、夜が明けきらない早朝に出発するときも、マイメロディとクロミちゃんはいつも私に微笑みかけている。そしてピンクがかわいい。<br />
カー用品としての使い勝手もよく、ティッシュケースと、ウエットティッシュケースがそれぞれ内包されており、もはや私は目線を変えずに一枚抜き取ることができる。ポケットには、虫除けスプレーや、ごはんに髪がつかないようにするクリップやヘアゴム、急に何か書かなくてはいけないときのメモ帳とペン、車酔いしたときの梅干し系おやつなど、場合により緊急性の高いアイテムたちが収納されている。必要になれば、パッと取れる。もはやこのシートポケットがない車内は考えられない。</p>
<p></p><p>もう一つ新たに購入したのが、ブローチ。きっかけは、お洋服を買ったときにノベルティでいただいたブローチを見ていて、これ、車のカーテンにつけたらかわいいのでは？という発見から。早速つけてみたところ、かわいい。癒される。<br />
当時、ちょっと頑張らなくては、という仕事が始まる間際だったので、その前にブローチを集めたいと思った。ネットで見つけて購入したり、もともと持っていたものたちを導入したり。カーテンはどんどんかわいくなっていった。実際、そのお仕事の間、ブローチたちにかなり助けられた。どうしようか、と台本と睨めっこしているときも、自分なりにうまく行かずに落ち込んでいる帰り道も、そのブローチたちがキラキラと、励ますように揺れていた。</p>
<p></p><p>目線に入るものって、無意識であっても、感じている。それにより影響を受けている。もはや私のワンダーランドと化した車となら、４時間の移動だって苦ではない。もう生産されていない私の相棒。お気に入りで埋め尽くされた私の相棒。いつまで一緒にいられるだろうか。どんな現場を共に過ごすだろうか。これからも、寒い日は暖かく、暑い日は涼しくなって、私を守ってくれるだろう。何があっても、車内に戻ればいつもの居場所だ。</p>
<p></p><p>実はここで紹介した以外にも、車内にはまだアイテムはあり、荷物が多すぎることは自覚している。以前、共演者さんの車に乗せてもらったことがあったのだが、水が１本、予備で置いてあるだけだった。<br />
現場マネージャーさんには、本当に申し訳なく思っている。これ以上何か増やすなら何か引っ込めるから、どうかお付き合いしてほしい。</p>
<p>「ごろねこサミット」のハラダさん</p>
<p class="btn_entry">
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松岡茉優インタビュー「明日が来るのが嫌な人に作品を届けていきたい」 
Interview / 13 03 2023




<p></p><p>The post 【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.2 送迎車の中 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.1 校閲してもらった！</title>
        <link>https://numero.jp/the-more-i-think-01/</link>
        <pubDate>Wed, 01 Mar 2023 09:00:10 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
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		<category><![CDATA[Mayu Matsuoka / 松岡茉優]]></category>
		<category><![CDATA[松岡茉優の「考えても　考えても」]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>圧倒的な演技力で唯一無二の輝きを放つ俳優、松岡茉優。芸能生活20周年を記念して、Numero.jpでエッセイの連載がスタート！　vol.1は『Numero TOKYO 2023年4月号』に寄稿した、このエッセイの序章となる“vol.0”の校閲について。　<br />
</p>
</p><p></p>vol.1 校閲してもらった！
<p>Numero TOKYOの４月号にて、エッセイを掲載させてもらった。今読んでいただいているのは、Web版の第一回となる。たった一回、それでも私は以前までの私とは違う人間になった。なぜなら、私は、校閲してもらったから！</p>
<p>十年ほど前に別の場所で連載を持たせてもらったことがあり、校閲していただくのは初めてではないはずなのだが、記憶がなく、今回が初めてのように書いてしまうことを先に謝りたい。ごめんなさい。</p>
<p>校閲というお仕事は、ドラマなどでも題材にされており、特に本を読む習慣のある方には馴染みのある職業だと思う。本を愛でる身として、もれなく私も存じ上げていた。ただ正直、作家さんとややバトルをしているようなイメージがあった。それこそ作家さんたちのエッセイとか、あとがき、インタビューなどで「そうじゃないんだ、こういう意味なのに」みたいなお話を読んだことが一度ではなかったから。私も晴れて校閲デビューなので、原稿をお渡ししたあとには、お得意さまに手を揉み揉みする商人のようなムーブでお返事を待っていた。「さてさて、どんなお直しが来るのかな？」なんて。</p>
<p>はり倒したい勘違いである。お直しの施された美しい紙を見て私は息をのんだ。昨日まで一緒に居たのに、あなた、きれいになって……。</p>
<p></p><p>まず特筆すべきはそのわかりやすさである。誤字修正、変えなくてもいいけれど変えたほうがわかりやすいであろう箇所、表記ゆれを防ぐためのご提案、通例ではこうですよの部分。それぞれが色分けされて、柔らかさのある手書きで記入されていた。これをべっぴんさんと呼ばずになんと呼ぶのか。</p>
<p>そもそも、ど素人の書いた文章をプロフェッショナルがお直しをしてくれるなんて。こんなこと他の業界にあるだろうか？　俳優業で例えるなら、道端で見つけた演技経験のない人をそのまま現場に連れていって佐藤浩市さんとサシでお芝居してもらうようなものではないか。キャリアとして佐藤浩市さんはさすがにどうかしら……と思われるかもしれないが、謙遜されないでほしい。私はまあまあ本を読むほうなので、きっとこの度お世話になった校閲さんのお直しした本で、涙したことも、忘れられない気持ちと出合ったこともあると思う。確かに、取材を重ね、物語を生み出したのは作家さんだ。取材先に交渉し、付き添い、こういうのはどうですか？などの提案をしたであろう編集さんの導きも必須。でも今回校閲していただいて、明らかに私の文章が読みやすくなったのだ。情景が浮かびやすくなった。すっきりした。</p>
<p></p><p>４月号のNumero TOKYOをお持ちの方はぜひ見ながら確認してほしい。文章の中で私は「わかる」という言葉を何度か使っている。最初に書いたものは、ひらがなで「わかる」と書いている箇所と、漢字で「分かる」と書いている箇所が混在していた。これを統一しませんか？という提案をもらった。それぞれ意図なく書いていたわけではなかったので、どうかなぁと思いつつ、全て漢字に統一してみた。するとどうだろう、読みやすい！　全体がすっきりと見えることで、スムーズに読めた。</p>
<p>似たところで「ありがとう」の統一も提案してもらったのだが、こちらは直してみたところ、子供のころの私の言う「ありがとう」と、大人になった私が今思う「有難う」では異なる感情があり、このままいけないか？と相談をしたところ、編集の担当者さんから「その感覚はぜひそのままで」とご回答いただいた。私はもう書くだけで偉いのではと、とんだ勘違い野郎になりそうなので頬を叩いて己を取り戻す。</p>
<p>他にも漢字表記からひらがなにするご提案や、句読点の有無もご指摘いただき、その通り直してみるとやはり読みやすい。文章全体のパズルが揃うような感覚だった。そして、先ほどの「ありがとう」のように、ここは変えたくないのですが、という相談にも心を込めて返してくださる。</p>
<p></p><p>当初は「お原稿」と言ってもらうに値する文章なんてとても書けない、と恥ずかしく思っていた。文章そのものには今も自信はまったくない。でも、素人の書いた文章が、プロの手によって「お原稿」となる様を見た。完成したゲラをいただいたとき、自分の打ち込んだ文字の並びをエッセイだと思うことができた。</p>
<p>ふと、これは相性もあるのだろうと思う。校閲のお仕事は、芸術分野の中では正解のあることも多いお仕事かと思うけれど、直し方や、指摘の仕方、これはこうしてみては？などの伝え方は感覚によるもので、それぞれであり、そこには相性が発生するはずだ。それこそ、人による、というやつ。私だって俳優という仕事をひとまとめにしてほしくはない。それぞれに矜恃があり、仕事のやり方がある。</p>
<p>私は広い出版という海で、するりと腹落ちするお相手に出会えたのだ。</p>
<p>編集さん、校閲さん、素人の文章に頭を抱えることも多いかと思います。これから学ばせていただきますので、末長く、宜しくお願いします。</p>
<p></p><p>The post 【連載】松岡茉優の「考えても　考えても」vol.1 校閲してもらった！ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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