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    <title>Numero TOKYOtanakadaisuke / タナカダイスケ | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>海外アーティストのツアー衣装も話題「タナカダイスケ」デザイナー インタビュー</title>
        <link>https://numero.jp/20250720-tanakadaisuke/</link>
        <pubDate>Sun, 20 Jul 2025 03:00:18 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
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		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[tanakadaisuke / タナカダイスケ]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>5年目を迎える気鋭のファッションブランド「タナカダイスケ（tanakadaisuke）」。デザイナー田中大資は、幼い頃から布を使った創作に親しみ、20代は刺繍や衣装制作に情熱を注いだという。その狂気とも言えそうな繊細な手仕事を生かし、スタートした自身のブランドのコンセプトは「おまじないをかけたようなお洋服で、自分の中にいるまだ見ぬ自分と出会えますように」。独自のスタンスでファッションに向き合いながら、世界的なアーティストからのラブコールも絶えない。そんな彼に、自身のクリエイションについて話を訊いた。</p>
</p><p></p>アレキサンダー・マックイーンがファッションの世界への入り口
<p>2023 AW「white lace black tulle cloak」チュールとレース、ヴェルヴェットのリボン、ビジューを使ったブランドを象徴するケープコート</p>
<p>──ものづくりをしたいと思ったきっかけは何ですか。</p>
<p>「小学生の時から美術や図工、家庭科の授業が大好きでした。何か作りたいという欲求が芽生えたというより、手先が器用なことに気づき、徐々に向いているのかなと思い、興味が湧いてきました。特に家庭科の授業で、その時に布を触るのが好きでした」</p>
<p>──ファッションに関心を持ち始めたのはいつごろからですか。</p>
<p>「アレキサンダー・マックイーンが載っている雑誌を見て『自分がやりたいことはファッションなんだ』と気付きました。刺繍の緻密さや世界観に圧倒されました。他に影響を受けたのはレディー・ガガ。アルバムタイトルの『Born This Way』ツアーのライブで、彼女が曲毎に何回も衣装を着替えていくんです。世間を騒がせた生肉ドレスもその一つ。他にも球体みたいなドレスとか。本人の服を着ることへの根性もですが、観客がそれを見て沸く感じといい、エンターテインメントとしても衝撃的でした」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──「tanakadaisuke」はデコレーション的な要素の強い服という印象ですが、その理由は？</p>
<p>「一番最初に影響を受けたデザイナーがアレキサンダー・マックイーンで、その次がジバンシィ時代のリカルド・ティッシです。ファッション＝ロマンティックで手仕事の要素がギュッと詰まってるものだと思い、この世界に入りました。今は日常に寄り添ったファッションアイテムのデザインをしていますが、ブランドとしてのあり方は原点に忠実でありたいと思っています」</p>
<p></p><p>ショーやイメージビジュアルで使用した小道具にも刺繍が施されている。</p>
<p>──インテリアデザインも学ばれましたが、現在の服作りと共通点はありますか。</p>
<p>「インテリアもアールデコの時代のものが好きでした。やはり装飾的なものに惹かれます」</p>
<p>──装飾的なものや服飾史的なものは、どのようにして知ったんですか。</p>
<p>「姉が読んでいた雑誌『KERA』で知りました。あとは、アニメも好きです。『美少女戦士セーラームーン』や『カードキャプターさくら』などですね。物語や美術的感覚にも大きく影響を受けたと思います。そういった感覚の上に、衣装デザイナー、刺繍作家を経て、ブランドを立ち上げ、活動しているんだと思っています」</p>


	


<p>（左）2022AW「transforming cape」変身シーンをイメージしたケープドレス。（右）2024AW「Pink heart bijou tulle dress」ショーのラストルックを飾ったドレス。</p>
<p>──現在、ブランドはどのようなバランスで構成されていますか。</p>
<p>「コロナ禍にブランドを始めて、ターゲットを設定しないまま動き出しました。当時は自社でポップアップをやって、気に入ってくれた方々がオンラインで購入してくれていました。“自分が欲しいもの”や“見たいもの”を作ることからスタートして、徐々に日本のお店に少しずつ置いてもらえるようになったんです。お店側からリクエストをいただいたりして学びながら続けています。受注生産が今のブランドにとって一番いい方法だと感じています。自分がデザイナーですが、一緒に考えてくれるスタッフもいるので、アイテムの幅は増えてきました」</p>
<p></p>テクニックやディテールの追求から始める服作り
<p class="picture"></p>
<p>──衣装作家や刺繍作家としても活躍されていますが、一つのコレクションを作る際、どういったアプローチから始めているのでしょうか。</p>
<p>「テクニックやディティールからスタートします。刺繍やプリントから考え始め、シルエットは後から考えます。2025AWは、tanakadaisukeらしい黒を表現したいと思っていて。黒いビーズなど、素材集めから着手し、新しい黒のバランス感を作りたかったんです。スパンコールやビーズはマットなものからツヤっぽいものまで探しました。素材が集まったらモチーフ作り。その次はジャケットやドレスなど、どんなアイテムを作るかを決めて、その次にシルエットをどうするか考えます。</p>


	


<p>特にモチーフを重視しているので『これはどこにつけよう』『このバランスだとジャケットだな、これはパンツだな』と考えて、どんどん服を構成するパーツが集まってくるイメージです。物語の登場人物が決まると、ストーリーの流れが見えてくるじゃないですか。やりたいモチーフやテクニックは、1シーズンに何個かあるので、それをどうまとめれば面白く語れるのかを考えます。その時自分が研究したいテクニックがそのシーズンのテーマやアイテムに繋がっていくのが、tanakadaisukeならではかもしれません」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──世の中のトレンドと一線を画す、独自の世界観をお持ちです。常に大切にしていることは？</p>
<p>「素直でいること。何事にも共通することですけど。ものづくりで嘘をつくとバレると思うんです。『これは本当は好きじゃないんだろうな』とか。自分がブランドを始める前の、衣装作家時代に出会ったスタイリストさんたちに『面白い』と思われたい。お客様はもちろん、クリエイターや自分が憧れてた人たちに認められたい気持ちが強いんです。そのためには、創作する自分の直感に嘘をつかず正直でいることが大事というのが現時点の考えです」</p>
<p>──トレンドなど情報過多な時代ですが、流行というものをどう捉えていますか。</p>
<p>「たまたま流れてきたSNSで見た画像に対して『自分だったらこうする』と考える癖をつけていて。ゲーム感覚で向き合うことで、楽しんでいます」</p>
<p></p>独自の世界を生み出すのに欠かせない刺繍
<p>2023 SS「champagne gold moire jacket」多様な刺繍使いが特徴的なtanakadaisukeらしさが伝わるジャケットの一つ</p>
<p>──刺繍の技術や衣装製作はどこで学ばれたのでしょうか。</p>
<p>「学校を卒業して半年間だけ、コレクションブランドで働きました。その後は自分でブランドを始めたのでちゃんと学んだかというと正直あやしいです。20代でトライアンドエラーを繰り返しながら習得しました。学生時代から服のディテールをクローズアップした本が大好きで、アレキサンダー・マックイーンのドレスの寄りの写真を穴があくほど見ました。よく観察することで、どんな仕事が施されているかが分かるので、真似して作って自分がどこまで本物に寄せられるか挑戦していました。とにかく見て、自分の頭の中でイメージし、それに近づけていくみたいな作業。自分が手に入れられるパーツでどこまでマックイーンレベルの刺繍を目指せるか、それが学生時代にやっていたことです。写経みたいですね。『ここだけビーズの質感を曇らせて、1トーン落とせば色で立体感が出るんだ』『高さを出すためにパーツを組み合わせているんだ』というように手を動かすと発見があって面白い。絵を描くだけだと単純に色を変えるにすぎない表現になりますが、刺繍は手を動かすことで見えてくるものがあるんです」</p>


	


<p>（左）ビジューフリンジブラトップ（Numero CLOSETにて取り扱い中）（右）レースやスパンコール、ビジュー刺繍など装飾が施されたバッグ。</p>
<p>──それは楽しかったのか、それとも意地でやっていたのでしょうか。</p>
<p>「どっちもですね。やってやろうみたいな挑戦に燃えていたと思います。マックイーンの存在、仕事を見てファッション界に入ろうと決めたので。『マックイーンが16ルック作ったら、17ルック目を自分が作れる』というぐらいの気持ちや自信もありました。振り返ると学生が何を言ってるんだって感じですけど（笑）」</p>
<p></p>ファッションとエンターテインメントの融合が衣装制作の醍醐味
<p>2025SS「CLOAKED IN MYSTERY」深海の神秘的な一面を題材とし、ファンタジーでありながら現実的な側面を追求したコレクション。双子の人魚姫をイメージしたルック。</p>
<p>──衣装制作をするようになったきっかけは？</p>
<p>「レディー・ガガのステージ衣装を見て、こんなに自由なファッションがあるということに自分自身がやられてしまって。ファッションとエンタメが絡んでいるのがずっと好きだったので、今に繋がっていると感じますね」</p>
<p>──どのようにして衣装作りの技術を習得されましたか。</p>
<p>「出会ったスタイリストさんたちから学びました。少しずつ知識をもらい、「衣装制作において、こういうことを気にして作らないといけないんだ」と知りました。スタイリストさんとの仕事は彼らが「こういう方向性でいきたい」と考える参考資料をもらい、近づけられるよう追求します。自分の中にないものを引き出してもらえるので、課題みたいでとても面白い仕事でした。限られた納期や手に入る素材でできることと、できないことのせめぎ合いでした」</p>

  </p>










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<p></p>
<p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;">tanakadaisuke(@tanakadaisuke_official)がシェアした投稿</p>


<p></p>
<p></p><p>──衣装の場合は着る人が決まっていますが、コレクション制作においてイメージする人物像、女性像はあるのでしょうか。</p>
<p>「コレクションでも“着る人が誰か”は、はっきりイメージがあります。コレクション１カ月前に、モデルのオーディションをして、ドレスを着る人を決めます。それありきで「アクセサリーが必要だよね」とか「靴ってこうだよね」とルックの詳細を詰めていきます。他のファッションデザイナーとは違うやり方かも知れません。モデルの印象から、デザインのヒントを得たり、服を作ったり。衣装デザインという自分の持ち場に近づけて服作りをしていますね」</p>


	


<p>2025SSコレクションより。</p>
<p>──服作りで一番楽しい瞬間は？</p>
<p>「モデルが衣装を着た瞬間の全てがマッチした感じが一番幸せ。ショーの最中よりもです。フィッティングでモデルのテンションが上がっていたら最高ですね」</p>
<p>──逆に大変なときは？</p>
<p>「いつもです。一つ一つの作業の積み重ねとスケジュール的な時間に限りがあるので。今は刺繍を職人さんと一緒に作っていますが、ショーピースは自分で考えながらやったほうが早いことも。パターン化しているモチーフについては、一破片やって、これを6個を作ってくださいみたいなこともあります」</p>
<p></p><p>TAEYANG 2025 TOUR [THE LIGHT YEAR]アンコール公演にサプライズ出演したG-Dragonが着用した2024AWシーズンのジャケット。</p>
<p>──SEVENTEENをはじめ、数多くのアーティストの衣装を手掛けていますが、最近では、G-Dragonのワールドツアーの衣装が話題になりました。何がきっかけで手掛けることになったんでしょうか。</p>
<p>「韓国・ソウルのセレクトショップに卸していた赤いジャケットをG-Dragonのスタイリストさんが見つけてくれたみたいで。着用があったことは知らず、インスタを見ていたら、いきなり自分が作った服をG-Dragonが着た写真が流れてきて驚きました。その後「ツアー用に衣装を貸してください」と連絡が来たんです」</p>


	


<p>──そのツアー衣装についてもう少し詳しく聞かせてください。</p>
<p>「その後、オープニングで着用する赤い王冠のヘッドウェアと黒いノーカラージャケットに裾や袖口にクロシェ編みのフリルをあしらった衣装を作りました。衣装は25AWコレクションのカーディガンのデザインをベースに、ステージ映えするようにボリュームアップして作り変えました。夏のツアーになるということで、薄手で透けるくらい軽いツイードウールの素材を採用しました」</p>
<p>──実際に東京ドーム公演のステージで、自分が手がけた衣装を着用するG-Dragonを見た感想は？</p>
<p>「王冠と衣装の制作に2人の職人に入っていただいたので「とにかく使ってもらわないと」という気持ちが強かったです。偶然ですが、2人ともご自身でツアーのチケットを取っていたぐらいG-Dragonのファンだったんです。オープニングで王冠をつけて登場した瞬間、ホッとしました」</p>
<p></p>『美少女戦士セーラームーン』に憧れて
<p>胸元に蝶モチーフのビジュー刺繍をあしらったドレスは、2024年東京国際映画祭で橋本愛が着用したドレス。</p>
<p>──衣装は今後も制作していきたいという思いはありますか。</p>
<p>「作る対象が誰でもいい訳ではありませんが、絞りつつ全力が出せる現場で挑戦したいです。以前はいろいろと依頼を受けていましたが、コレクション制作も忙しくなってきたので現実的にオフシーズンでしかできないので。個人的には楽しいからやりたいですし、やっぱり学ぶことも膨大にあるんです」</p>
<p>──次は誰の衣装を手掛てみたいですか。</p>
<p>「やはりBLACKPINKのジェニーですね。過去に衣装のリースはありましたが、彼女のファンの一人でもありますし、アジアのDIVAとして女性をエンパワメントしていると思います。自分自身が『美少女戦士セーラームーン』を見て憧れていたものに重ねちゃうんです。あとはIVEのウォニョンも気になるし、学生の時からSHINeeのファンなので、ミノ（ミンホ）さんがチョーカーをつけてくれたときは驚きました」</p>
<p>──『美少女戦士セーラームーン』のどこに憧れたのでしょう？</p>
<p>「セーラームーンは強くて、素直なところ。ドジをしてもそのキャラクターが強みになって愛されるというか。あと、当時アニメや漫画を見ていて、作者の武内直子さんのファッションに対する描写も好きでした。ファッションブランドのモチーフがいっぱい描かれていて、本当に好きなんだろうなと。プリンセス・セレニティのドレスにもたくさんのディティールが描き込まれていて今でも忘れられないドレスです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──衣装を作るとき、一番心がけていることは？</p>
<p>「客観視すること。ファンが見たい姿と、自分の技術が重なり合うところの最大値を出していきたいと思っています」</p>
<p>──最後に、ご自身にとってファッションとは？</p>
<p>「いつもと違う自分になりたい時に僕が一番近くにいたいと思っています。魔法とかおまじないに一番近い存在に」</p>
<p>tanakadaisuke<br />
URL／https://tanakadaisuke.jp/<br />
Instagram／@tanakadaisuke_official</p>
<p></p><p>The post 海外アーティストのツアー衣装も話題「タナカダイスケ」デザイナー インタビュー first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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