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    <title>Numero TOKYORyota Katayose / 片寄涼太 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>片寄涼太インタビュー「近しい人だけが知っている僕を感じてほしい」</title>
        <link>https://numero.jp/interview290/</link>
        <pubDate>Sun, 26 Dec 2021 09:00:35 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
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同僚でもなく友人とも少し違う、2人の不思議な関係
<p>──文章を書くという作業は初めてだったそうですね。</p>
<p>「最初は締め切りに追われることも多く、苦しんだ部分もありました。徐々に慣れてきて、後半は楽しんで書けるようになりました」</p>
<p>──振り返ってみて、特に思い出に残るエピソードは？</p>
<p>「タクシーのドライバーさんとのやりとりを書いた『自分が浅はかに思えたとき』というエピソードは忘れられません。配車アプリでお願いしたタクシーのドライバーさんに、挨拶をしても行き先をお伝えしても返事がなくて、無愛想な方なのかなと思っていたら、実は聴覚障がいをお持ちの方だったとわかって、自分が見ていたのは一つの側面でしかなかったんだなと感じた経験だったんです。それまでは小竹さんに問いかけるようにメッセージを書いていたんですが、この出来事をきっかけに、自分が思ったこと、感じたことも書いてもいいのかもしれないと思ったんです。このエピソードから、思ったことを自然に書くという意識になり、往復書簡も楽しくなりました」</p>
<p>──小竹さんは、片寄さんと年齢が倍近く上の方で、LDHでも数多くの楽曲を手がける作詞家です。片寄さんにとってはどんな存在ですか。</p>
<p>「小竹さんとはデビューする前、オーディションの直後ぐらいに出会ったので、もう10年近くのお付き合いになります。LDHはいい意味で体育会系の勢いがあるんですが、小竹さんはHIROさんとも近い方でありながら、すごくフラットに接してくださって、年齢も関係なく、僕をひとりの人として見てくれる方です」</p>
<p>──巻末の、おふたりの対談の部分も、すごく自然でした。</p>
<p>「同世代の友人とも違う、独特で不思議な関係だと思います。LDHの中でもメンバーたちとは違う角度で話を聞いてくださる人というか」</p>
<p>──ちなみに、小竹さんが作詞された曲の中で好きなものを挙げるとしたら？</p>
<p>「たくさんあるけど、今、思いつくのは、三代目J SOUL BROTHERSの『空に住む〜Living in your sky～』と、GENERATIONSの『PIERROT』。2016年頃は小竹さん作詞の曲が多かったんですが、どれも好きです」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
作詞家・小竹正人が引き出した、片寄涼太の意外な側面
<p>──実はこれまで、片寄さんはスマートになんでもこなすタイプだと思っていたんですが、本書を読んで、葛藤しながら自分で答えを見つけ出そうと立ち向かう姿がとても意外でした。</p>
<p>「お仕事をご一緒した方や近しい人だけが知っている僕を、この本によって感じ取ってもらえたらとてもうれしいです。パフォーマンスや歌、演技、表に出ている自分に噓はないし、どれも100%の僕なのですが、それだけでは表現できない自分もいて。自分が存在するのは人と人のつながりの中なので、小竹さんを介して自分が見えてくるところもあったし、小竹さんが引き出してくれた部分がありました」</p>
<p>──周りが盛り上がっているときに少し引いてしまうことがあるとも書かれていましたが。</p>
<p>「それを気にしていた時期もあったんですが、今はグループ全員が勢いに乗って走り出す中で、俯瞰で見る役割がいてもいいのかなと思っています。バランスなのかな。この連載で自分自身を客観的に見て、小さく収まる必要はないんじゃないかとも感じました。パフォーマンスでももっと大げさなくらい派手な表現ができるようになれば、繊細な表現もより生きてきますしね」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
強火まで火力を上げて、弱火もきちんと表現できる人に
<p>──よく読書をしているそうですが、読者におすすめの一冊を教えてください。</p>
<p>「谷川俊太郎さんの詩集『女に』。短い言葉の連なりに詩の良さを感じたし、いろいろと考えさせられるものもありました」</p>
<p>──ドラマや映画で最近面白かったものは？</p>
<p>「最近はあまり見てないんですよ。徐々に対面ライブが再開していて、意識がライブに向かっているので他のことに集中できなくて。ライブ前に好きなアニメや映画を見るメンバーもいるんですが、僕はずっとストレッチしたり、音楽を聴いたりしています」</p>
<p>──緊急事態宣言の前後では、ひとりのアーティスト、そして俳優としての意識は変わりましたか？</p>
<p>「ファンの方に向かう姿勢が変わりましたね。俳優もそうですが、今回のようにエッセイを書くことなど、20代のうちはいろんな可能性にチャレンジし続けたいし、30歳に向けて少しずつ、今あるものを磨いていく段階にも差しかかっていると思います」</p>
<p>──今後もエッセイは書き続けますか？</p>
<p>「今回の連載で、自分は何でも器用に伝えられるタイプじゃないんだと気が付きました。想いを込めたものほど、うまく表現できない。だから、こうやって時間をかけて文章にしたことはいい経験でした。せっかく書くことに慣れたので、何かの形で続けられたらいいですね」</p>
<p>──最後に2022年の目標を教えてください。</p>
<p>「初心を忘れず、継続しているものはよりギアを上げる。これまでは自分自身の“火力”が中火までだったけれど、強火も出せて、弱火もきちんと表現できる人間になることが目標です」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
『ラウンドトリップ 往復書簡』
<p>著者／片寄涼太　小竹正人<br />
発行／新潮社<br />
価格／¥1,650（税込）<br />
shinchosha.co.jp/book/354271/</p>
<p></p><p>The post 片寄涼太インタビュー「近しい人だけが知っている僕を感じてほしい」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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