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    <title>Numero TOKYONumero CLOSET / ヌメロ クローゼット | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>ガラス作家 今田莉野生インタビュー「ガラスを通して思考する」</title>
        <link>https://numero.jp/20260418-rinoiimada/</link>
        <pubDate>Fri, 17 Apr 2026 09:00:51 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Rinoi Imada / 今田莉野生]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>新進気鋭のガラス造形作家、今田莉野生。言語に基づくアイデンティティや感情の刹那を掬い上げることを主題に、ガラスを媒介に思考を視覚化する多角的な制作を行う。アメリカでガラスと向き合いながらアートを学び、現在は金沢を拠点に活動する彼女のクリエイションに込められた思考に迫る。</p>
ガラスとの出会いと、手で考えるという感覚
<p class="picture"></p>
<p>──ガラス制作に興味を持ち始めたきっかけは？</p>
<p>「ガラスを作り始めたのが中学二年生の頃です。もともと私は中高と女子美術大学付属の学校に通っていたこともあり、ファインアートが身近にありましでした。でも絵を描くのは下手で、それよりは自分で手を動かして立体を制作するのが好きだということに気づき始めて。将来的に自分が何したいのかなって思った時に、昔、埼玉の川越にあったガラス工房での体験がふと頭をよぎって、ガラスって面白そうだなと改めて思うようになりました」</p>
<p>──そのときのガラス体験で感じたことは？</p>
<p>「吹きガラスを体験できる工房で、体験という割にはきちんとガチでやらせてくれるところでした。私はもともとせっかちなので、熱くて直接触れないし、しかもすぐに形が出来上がるというガラスの性質をすごくいいなって思ったんです。自分が息を吹き込むと目の前でどんどん刻一刻と変化していくという素材に魅力を感じて、自宅から2時間くらいかかるのですが、しばらく通っていました。その後、もっと有名なガラス工房が自宅の近くにあると教えてもらい、そちらに移り、中学、高校の間は、週1、2回のペースで通っていました」</p>


	


<p>現在の今田莉野生の代表的なシリーズ『Between』</p>
<p>──そう考えると、かなり歴は長いですね。</p>
<p>「その間、自分がうまくなったかどうかは全然わかりませんが、とにかく楽しいからやっていました。小学生の頃から、工作や理科の実験の時間が好きだったので、よくよく考えると、ガラスって結構化学ですよね。そういうところからガラスに繋がっていったのかもしれません。でもガラスは手を動かすだけでなく、口で呼吸するし、全身使うような感覚です。難しいけど本当に楽しかったです。私は飽き性なので、粘土遊びや、ビーズ遊びもやりましたが、大抵いろんなことに手を出してはすぐに飽きてしまっていましたが、ガラスだけは、どんなにやっても、自分の未熟さを思い知らされ、今でもそうですが、ここが足りないから割れたとか、そういうふうに、ずっと何かを教えてくれる素材ではあります」</p>
技術の先にあるものを求めて、アメリカへ
<p class="picture"></p>
<p>──その後、ガラスをさらに学ぶにあたって、渡米されたのはどうしてでしょうか。</p>
<p>「自惚れとは違うのですが、このまま大学に進学してそこでガラスをやっても、大学1、2年で学ぶ技術的な部分は既に習得していたので、その場合、どこに行ったらいいんだろうと進路を調べていました。候補にあったのが、富山ガラス造形研究所か、海外へ留学するかという選択肢でした。</p>
<p>思い返せば、女子美で多分デザイン科を選択したほうが良かったんですけど、ファインアートを学んだこともあり、ガラスを工芸やプロダクトではなく、アート的に解釈するほうに進みたいということを考えるようになって。そのタイミングで私が通っていた彩グラススタジオの伊藤けんじ先生が主催で、海外の作家さんを何人か招き、ガラスフェスティバルのようなイベントが開催されました。その時に出会ったアメリカの作家のナンシー・カレンさんに、アメリカでガラスを学ぶことについて相談したところ、作家のキャサリン・グレイさんを紹介していただきました。</p>
<p>それで高校卒業後、一年間、英語を勉強して、キャサリン・グレイさんがいるカリフォルニア州立大学のサンバーナーディーノ校に入学しました」</p>
<p>──ナンシーさんやキャサリンさんの作品に、今田さんが目指す方向性のガラス表現を見出したということですか？</p>
<p>「そうですね。ガラスにこんな世界があるんだと衝撃を受けました。ガラスと言えば、大きくいうと、器や窓ガラスなどが大多数のイメージではありますが、特に吹きガラスだったら器が当たり前でした。それなのに、そのときのナンシーさんは巨大なコマを作ったりしていて、それを見ているうちに、こういうのをやってみたいと思うようになって。紹介していただいたキャサリンさんもいろんなものを作るんですけど、大学に通い始めて、先生を選んでよかったと実感しました。在学中は毎週末、キャサリンさんが吹きガラスをやってたので、お願いして、アシスタントさせてもらっていました」</p>
<p>──キャサリンさんの下で学んだことで、これまでの自分にとってどんな発見があったのでしょうか。</p>
<p>「今思うと、自由にやっていいということを教わったのも重要なんですけど、一番心に残っている言葉があって。当初私は、自分の中の定番として金魚を作るのにハマっていた時期があって、先生にある作家の名前をあげて、『その人みたいにうまくなりたいんです』ということを話したことがありました。すると、『変な目標とするロールモデルを決めてしまうと、その人以上の存在にはなれなくなってしまうから、自分の技術を縛るようなことを口にしてはいけない』というようなことを言われ、それが今でもずしんと響いています」</p>
</p><p></p>ガラスを“使う”から、“思考する”ためのものへ


	


<p>──金魚という具象的な作品から、今のようなコンセプチュアルな抽象的な作品にシフトしていったきっかけは？</p>
<p>「大学の時にはリアルな大物を作ったりとかしていましたが、それが変わったのはニューヨーク州ロチェスター工科大学の大学院に進んでからです。そこでの先生は概念やコンセプト、言葉を重視するというか、論文など本当に厳しくて。アカデミックで学術的なバックグラウンドをもった上で、作品で何を表現したいのかを自分の言葉で説明できるように、という方針でした」</p>
<p>──感覚的に学ぶというよりも、きちんとロジカルに言葉で説明していくことを求められる環境だったんですね。それによって、自分のものづくりもより明確になっていった、という感じでしょうか。</p>
<p>「それに加えて、ガラスの可能性を拡張するというか、今までそんな方法でガラスを使ったらダメだと思い込んでいた私の中に積み上げられてきた常識を叩き壊すような考え方でした。本当に壊れた状態のガラスが作品だとか、パフォーマンスアートとしてガラスを使って映像作品を作ったりとか、そういうのを見ているうちに、「こうじゃなきゃいけない」というものがだんだん崩れていった感じがあります」</p>
<p>大学院で制作した、水を加えると溶けてしまうガラスを使って制作した写真作品『@i_am____sick, 1.13.2021-3.11.2021』</p>
<p>──そこから、ガラスという素材へのアプローチはどう変わったのでしょうか。</p>
<p>「金魚など具象のものを作っていたときには、ガラスが自分のペルソナのような、仮面のような感じで、自分の弱い部分を動物の形に託して表現するという作風でした。それがペルソナとしてではなく、本当に自分の分身というか、ガラスに自分の思考の一部を取り込み、思考を視覚化する媒介として、ガラスを通して何か表現する、言葉の代わりのような存在というか。さらに、ガラスそのものを使っていなかったとしても、自分のアイデンティティや生い立ち、経験したことを、熱かったら柔らかく、冷たかったら固まるというガラスの性質に重ね合わせて考えてみよう、みたいな。そういう思考の方法を大学院で思い切り吸収して、今の制作スタイルに至っているという感じです」</p>
<p>──自分の中でどういう気づきが？</p>
<p>「ガラスはただの自分を代弁するものとしてだけではなくて、体と連動しているというか。頭の中で考えごとをするのに紙にメモをよく取るのですが、その行為のツールとしてガラスを使うこともできる、という感覚があって。だから本当に、自分の人生の一部として、物体である以前に、ガラスの性質を自分の中にインプットして、それをまた外に出す、みたいな考え方があったのかなと思います。</p>
<p>そこから、ガラスとアイデンティティを組み合わせて、英語と日本語の二つ言語を扱う中で、言葉が自分を変えていく様をガラスで表現するという内容を論文にまとめました。英語では一人称が『I』で固定されているのに対して、日本では私、僕、自分など、言葉のロールプレイングができるというところ、その変化だったりとか、年を重ねるごとに使う言葉も変わっていく。例えば、水を加えると溶けてしまうガラスを使うことで、そのガラスの性質を、人が年齢とともに失っていくものに重ねてみたりとか」</p>
<p></p>行き来するなかで見えてきた自分の場所
<p class="picture"></p>
<p>──卒業後、帰国して日本で制作することにしたのは？</p>
<p>「大学院修了後、一年ぐらいアメリカの照明の制作会社で働きました。ガラスを通して見た光や影の変化に面白さを感じて、照明を作るのに興味があったので制作部門に入ったんですけど、働くうちになんか違うなと思いはじめました。でも今につながる効率的に働く方法はそこで学びました。アメリカで自由な文化的なところと、効率的な動き方みたいなものを習得して、一年働いて、日本に帰国したのが2023年の冬です」</p>
<p>──アメリカでの会社勤めで感じた何か違うというのはどんなことだったのでしょう？</p>
<p>「今となったら納得できるんですけど、私の方が技術があっても、この先も長く勤めそうなアメリカ人の男性のほうがポジションが上だったりとか、そういう差別的なものを感じることもあったり。ビザのサポートも難しくなったりして、抑えていた気持ちの反動でもっと制作したいという思いが強くなっていきました。そこで、辞めた後、アメリカのノースカロライナ州のPenland School of Craft やベルギー・ロンメルの GlazenHuis 美術館のアーティストインレジデンシーに参加しました」</p>
<p>──アメリカ社会に揉まれたのですね。</p>
<p>「大学院を卒業してからノンストップで会社に入って、ひたすら頭を働かせながらやってたことに少し疲れてしまったので、休みを取るつもりでしばらく実家に戻って、以前お世話になったガラス工房でアルバイトをしていました。そのときに、ベルギーのアーティストインレジデンシーが決まって。帰国後は、イベントや展覧会などで海外の作家が来日した際や、海外の生徒向けに日本人の先生の通訳としてワークショップを手伝ったりしていました。そんなときに金沢卯辰山工芸工房の募集を知って、そのまま申込み、合格して今に至ります」</p>


	


<p>陶芸用の転写シートを用いガラスに言葉を貼り付けたのちさらに焼成する。</p>
<p>──そんな辛い思いをしてもガラスが嫌になることはなかったんですね。ベルギーはどうでしたか？</p>
<p>「ガラスが嫌になることは全然なかったです。それまでヨーロッパのガラス文化の背景に触れてこなかったので、ベルギーでの体験は新鮮でした。ヨーロッパはアーティストと作る人が明確に区別されているんです。私みたいにワンオペでやる人は割と珍しい。アーティストはコンセプトを考えて、それを形にするのは職人、というふうに切り離されていました。自分でやりたいことの作業まで全部考えてやっていたら、どれかが立ち行かなくなるんじゃないか、みたいなことを言われたりもしました。でも私にとっては全く逆で、作りながらガラスに記録していく感覚なので、1から10まで順序立ててやっていくことも含めて、思考の中に入っているので、自分で作品を作らなければ意味がないんです。その考え方は衝撃的でしたが、いい学びになりました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──今は金沢で制作されていますが、そのまま拠点を海外にという発想はなかったのでしょうか。</p>
<p>「旅行や滞在制作など、一定期間ということなら全然行きたいですけど、やっぱり制作の拠点として自分が根を張るのは、今後も多分日本になるのかなと思います。それまでが根なし草でいろんなところに行ってきたので、どこか帰ってこれる自分の居場所を心の中で望んでいる気がします。以前はアメリカにずっと住みたいと思っていたのですが、今は自分のルーツのあるところを拠点に、そこから自由にあちこち飛び回るのが自分のスタイルに合っているのかなと。場所自体はどこでもやっていきたいので、固定された場所というよりは、戻る巣が欲しいという感覚です。昨年から今年の年初に、長崎の五島でリサーチレジデンシーをしましたが、その土地土地でどんどん変化していく自分にとって、環境の変化は重要な要素なので、どこで作るかにルールはありません」</p>
<p></p>言葉や気持ちにガラスという形と重さを与える
<p>吹き出しを思わせるガラスのオブジェ『つぶやきのかたまり』シリーズ</p>
<p>──アメリカ、ベルギーでの体験を経て、今の作品はどんなコンセプトで制作されているのでしょうか。</p>
<p>「『つぶやきのかたまり』と『Between』を制作したのは、ベルギーでの滞在からです。自分の中にある、なんかモヤモヤしているけど忘れてしまうような言葉とか気持ちに、形と重さを与えてみたらどうなるんだろう、というところから始まっています。表現方法の一つとして吹き出しの形にしています。ランダムな言葉を閉じ込めることで、言葉が自分に与える影響とはどういったものか、ガラスを通して表現したいと考えたのが、『Between』という作品で、シンメトリーなガラスの筒に吹き出しを刺して、その歪みを表現しています」</p>
<p>──そもそもなぜ吹き出しの形に？</p>
<p>「言葉の形として頭の中にパッと浮かんできたのが、吹き出しでした。もともと漫画が好きだったのもあります。それに他者と言葉を共有するという面でも、吹き出しは共通のイメージになりうる、分かりやすいモチーフでもあるので。中に閉じ込めている言葉は、最初は手書きで文字を書いてたんですけど、卯辰山に来てからは、自分の伝えたいことを、作品を見ただけでももう少し伝わるようにしていくことを目標にしています。ですが、手書きだけだと視認性が悪かったので、転写シートという陶芸用のインクで印刷された文字を使って、歪んではいますが読もうと思えば読めるようにしました」</p>
<p>Numero CLOSETにて販売中の今田莉野生の作品。『つぶやきのかたまり』各￥33,000『Between』(Large)￥66,000</p>
<p>──そこで登場する言葉はどういう言葉なんですか。</p>
<p>「頭の中でずっと巡っている言葉だったり、繰り返し響いてくる言葉です。それを印刷して使ったり、並行して手書きでその時々に思う言葉をメモみたいにランダムに綴って、その瞬間に生まれた言葉を保存しています」</p>
<p>──ガラスの中の言葉は、歪んでるから読めるものもあれば、読めなかったりもするみたいな曖昧さがありますね。</p>
<p>「見えるところと見えないところ、その曖昧さにもずっと興味がありました。鏡文字になっていて、結局読めないとか、でもなんか読めそうとか。作品を見てくださる方がしっかり読もうとしてくださっているのを見て、この作品自体がコミュニケーションの一種だと感じています」</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで今田莉野生の作品をみる</p>
<p></p><p>The post ガラス作家 今田莉野生インタビュー「ガラスを通して思考する」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ガラス作家 寺澤季恵インタビュー「ガラスと身体のつながりで生命の形を模索する」</title>
        <link>https://numero.jp/20260407-kieterasawa/</link>
        <pubDate>Tue, 07 Apr 2026 03:00:35 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
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		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Kie Terasawa / 寺澤季恵]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>泡のようなガラスが呼吸しながら増殖していく。「生命」をテーマに据える、ガラス彫刻作家、寺澤季恵の作品は、艶のあるガラスと錆の浮いた金属という異素材の調和が、忘れがたい存在感と美しさを漂わす。ガラスという素材でどのように作品へと昇華させていくのか。石川県金沢市のアトリエにて、濃密なコンセプトや素材選びの意外な動機を聞いた。</p>
<p class="picture"></p>
思考の中でテーマを掴む
<p>──心臓をモチーフとした代表作『Heart Beat』シリーズの着想源は？</p>
<p>「呼気で膨らむガラスの動きが自分の心臓、身体とつながっているように感じたことがインスピレーションになっています。そこから徐々に朽ちていく、腐りかけた果実の様子に重ね、生命には終わりがあることを表現しています」</p>

	

<p>──一見、ブドウのようですが、よく見ると生々しさを感じます。純粋な美しさとグロテスク（奇妙な美しさ）が紙一重のような印象を受けました。</p>
<p>「粒や網目といった細かい集合体が多いので、人によっては苦手とされるように思います。血管や心臓といった生々しいものを題材にし、捉え方によってはグロテスクかもしれないし、死や腐敗はマイナスのイメージですが、ガラスという素材自体の美しさによって、そういった題材からも美を見出せるのではないかと考えました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──1月に東京・Art+Craft Gallery蚕室で開催された個展では、白い作品も発表されていました。何を象徴しているのでしょうか。</p>
<p>「白い心臓の中には赤い核があります。赤い心臓が心臓そのものだとすれば、白い心臓は魂や精神といったものを象徴しています。吹いて膨らませるという行為を繰り返す中で、日常の繰り返しとリンクして、祈りのようなものを感じるようになりました。さらに発展させていくつもりですが、精神のように、形のないものの形を模索していきたいと思っています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──炎のようにも見える作品のタイトルは「果実」ですが、どんなイメージですか、。</p>
<p>「実在していない空想の果実です。吹きガラスで面白い表現が見つかったと思ってつくりました。この作品を購入いただいた方の一人が、『仏壇に飾る』とおっしゃっていました。生の花だといつか枯れてしまうので、枯れない花ということで置いていただいたのです。その方は、『果実』のモチーフが生命であることはご存じなかったと思うのですが、良い意味で作品が一人歩きすることもあるのだなと感じています」</p>
</p><p></p>ガラスの身体性に惹かれて


	

<p>──どうやってこの表現に行き着いたのでしょう。</p>
<p>「多摩美術大学を卒業した後、ガラスを突き詰めたいという気持ちから富山ガラス造形研究所に入り、そこでコンセプトを固めることに時間を使うようになりました。『自己の存在理由』といった哲学的な命題を追い求めるようになり、そんな思考の中で『生命』というテーマが生まれたのだと思います。心臓の作品を構成しているような赤い泡は、ガラスを始めた時から作っていましたが、作品が本格的に変わったのは、金工ワークショップに参加したのをきっかけに金属を使いはじめた頃です。金属はガラスよりも素直だなと感じ、その違いに魅力を感じました」</p>
<p>──作品の中で金属の役割は？</p>
<p>「もともと廃墟が好きで、剥き出しの配管や錆びた鉄パイプなどの朽ちているイメージをカッコいいと思っていました。それに身体の血液の中には鉄分があり、地中にも水道管などが血管のように埋まっているなど、金属がどこかしら生命のイメージと結びついていることに気づいたのです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──元々、もの作りには興味があったのでしょうか。</p>
<p>「高校ではデザイン科でしたが、デザインはやっぱりプロダクトなので、作品がどこかの時点で自分の手から離れてしまう。作るなら全て自分で完結させられるものがいいなと思ったこともあり、伝統工芸に興味を持つようになりました。最初は漆がやりたかったのですが、大学の工芸学科で学ぶうちに、ガラスの身体性に惹かれるようになったんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──寺澤さんの考えるガラスの身体性とは？</p>
<p>「息で膨らむ吹きガラスなど、作り手の動きに反応する点で、ガラスには身体性があるように感じました。私は昔から柔道や競技一輪車など、スポーツや身体表現をしてきたので、身体の動きに反応して瞬発的なアプローチができるガラスが合っているのだと感じました。漆に比べてスピード感があるのも良かったんでしょうね」</p>
<p>──面白いですね。ご自分の中で伝統工芸とガラスは結びつきましたか。</p>
<p>「そこは結びつかなかったですね。多摩美に入学してガラスを専攻してからは、伝統工芸よりもコンテンポラリーアートの方が自由に創作できるな、と思うようになりました」</p>
<p></p>ガラスの「不自由さ」という魅力


	

<p>──多摩美を卒業後、富山ガラス造形研究所へ入所し、その後、卯辰山工芸工房に入られましたが、どういった学びがありましたか。</p>
<p>「ガラスを扱っていると、ガラスがきれいだということを見失いがちだと気づきました。技巧にばかり目がいったり、ガラスらしくないものをつくる中で、ついガラスの美しさを忘れてしまうのです。工房でいろいろなことに挑戦する中で、ガラスをやりたい気持ちが更に大きくなりました。他の工芸を学ぶ中で、ガラスの性質は自分のつくりたいものを実現させてくれることを実感したのです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──ガラスで制作する上での気づきはありましたか。</p>
<p>「加工する時のガラスは熱くて、陶芸の粘土や木彫の木材などとは違って触れません。コントロールの効かない部分がありますし、熱を帯びている時は、まるで別の生命体のように見えます。ただ私は、コントロールできない部分に惹かれています。私にとっては不自由な素材の方が作りやすく、ままならないガラスの声を聞き、ガラスが『なりたがっている』形と対話するのが楽しい。今の作風に近づいたのは、そのことに気づいてからだと思います。これからもガラスの有限性の中で可能性を追求したいと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──ガラスと対話できるようになったのですね。</p>
<p>「はい。もともと絵を描くなど、手を動かすことが好きだったので、ガラスの技術を教わりながら手を動かしていくことで、素材と対話して共鳴できるようになったのだと思います」</p>
<p>──設計図やラフなどを描いて制作していくのでしょうか。</p>
<p>「一応描くのですが、想定通りになることはないですね。例えばオブジェなどは、ガラスのパーツを生け花のように組み合わせてつくります。バランスを意識してはいますが、それよりも感覚を重視していて狙ってつくるわけではなく、偶発性に任せて創作しています」</p>


	


<p>Numero CLOSETにて販売中の寺澤季恵の作品。左上から時計回り：ガラス彫刻オブジェ「Heart Beat」￥70,000 ガラス彫刻オブジェ「いちご」各¥22,000 足付きグラス￥20,000〜22,000 ぐい呑みグラス￥14,300</p>
<p>──寺澤さんが作る器は独特の造形です。オブジェを制作するのとどう意識は違いますか。</p>
<p>「器はプロダクトデザインですし、使う人のことが頭に浮かびます。もともと吹きガラスは器のために生まれたのだと思いますし、器をつくるのは好きでなので、グラスも使える彫刻という感覚でつくっています。でも一方では、器でも『何かしたい』という気持ちがあるので、個性のある作品を制作していきたいですね」</p>
<p>玄趣庵-レントゲンヴェルケにて開催された寺澤季恵個展の展示。</p>
<p>──これからどんな作品を作り、どんなことに挑戦したいですか。</p>
<p>「いろいろあるのですが、西洋美術において生の儚さの寓意であるヴァニタス画（16〜17世紀の髑髏、朽ちる花などをモチーフにした静物画）からインスパイアされた新作なども考えています。最近は小さいものをつくっていたので、大きめサイズのものを作りたいですね。1月に東京都調布市の深大寺北町にある数寄屋造りの玄趣庵に展示していたのですが、自分の作品が和室の空間の力に負けておらず、ホワイトキューブでない場所にあっても大丈夫なんだと実感しました。今後は空間と対話した作品もつくってみたいと思っています。でも『生命』をテーマにして作品をつくることには変わらないでしょうね」</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで寺澤季恵の作品をみる</p>
<p></p><p>The post ガラス作家 寺澤季恵インタビュー「ガラスと身体のつながりで生命の形を模索する」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>アーティスト 薄久保香インタビュー「アートの魅力は、意味ではなく“余白”に宿る」</title>
        <link>https://numero.jp/20260406-kaoru-usukubo/</link>
        <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 03:00:23 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Kaoru Usukubo / 薄久保香]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>モチーフを構成し写真に撮影し、プリントやコラージュを通し、それを参照しながらキャンバスに描く。多層的なプロセスによって、相反する概念や曖昧な領域を共存させ、「世界は二項ではなく、その間に存在する」という視点を探究し続ける現代アーティスト・薄久保香。京都のアトリエを拠点にする彼女の制作背景と思想に迫った。</p>
<p class="picture"></p>
現代のリアリティの階層を投げかける
<p>──制作はどのように始まるのでしょうか。</p>
<p>「私の場合、モチーフを構成して写真に撮る作業が、いわゆる紙にペンや筆で描くようなドローイングに近い作業なんです。写真やモチーフを切り取り、スクラップブックのように再構成する作業から始まります。自身で撮影した画像、他者から託されたもの、デジタル素材など、出自の異なるイメージが混在しています。構成するモチーフは、それぞれに大きく関係があるのではなく、目に見えるほどではない微妙なずれと違和感があるものです。それらは、わずかな違和や余白を孕んだまま、再び別の像へと変化していく。その曖昧さが、私にとっては重要な視点です。</p>
<p class="picture"></p>
<p>また、写真のような過去を呼び戻す行為は、同時に未来を書き換えているのかもしれません。つまり時間は、時計の針のような直線ではなく、層状で、ねじれながら進んでいる。ひとつのモチーフは断片のように、単独で完結せず、別の像とつながる瞬間に、まったく異なる意味が生まれると感じます。『Third Path』は、そんなテーマでつくった作品で、過去のスクラップブックの面に新しい写真を乗せて撮影し、描いた作品です。新しいモチーフが追加されるたび、過去の解釈が変わっていく。つまり作品は完成に向かうのではなく、更新され続けている状態なんです。だからスクラップブックは時系列もバラバラで、最近は過去に貼ったものの上に新たに貼ったりしています」</p>
<p>──描かれるモチーフひとつひとつは、薄久保さんの中では何か関連づけられているのでしょうか。</p>
<p>「ロジカルに意味を見つけている場合もありますが、直感や導きを大切にしています。たとえばこれは知人の大事な指輪を撮影させてもらった写真なのですが、この場所に置くのはダメ、というルールもありません。関係性を注意深く見ながら、新しい可能性が生まれそうなものを探すような感じです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──他者のものをモチーフにすることも、偶然性を誘発する装置の一つなのでしょうか。そうしたことに着目された作品について教えてください。</p>
<p>「『東京ビエンナーレ2023』の際、東京・丸の内で働く女性たちにインタビューしてつくったシリーズ作品『She is　”Your Alter Ego Found Right Next to You』では、インタビューさせて頂いた方々が長年愛用しているものや、大事にしているものをお借りして構成し、制作しました。普段裁縫で使われている指抜きを貸してくださる方、留学の際に決意表明として買った指輪を貸してくださる方がいて、どちらも指にまつわるものなので、自然とこのふたつのモチーフが交わりました。主題を考えている時には見つからなかった関係性を、モチーフを照らし合わせることで見出せるのが面白い点でした。そういえば、インタビューの途中で印象的な場面にも遭遇しました。ある方が、前世の記憶について話してくれたんです。それは、一対一の静かな時間だったからこそ、言葉にできたのかもしれません。その瞬間、人と人の関係性もまた、断片が重なり新しい像をつくるコラージュのようだと感じました」</p>

	

<p>──そういったさまざまな話から、薄久保さんが感じたものを掬い上げ、作品にしていくのですね。</p>
<p>「二次創作的とも言えると思います。物語があるようで、しかし明示されているわけではない。その曖昧さが、作品にもう一つの層を与えてくれます。この絵は最終的にプリントされ、有楽町の壁画になりました。そして今、私はその光景をスマホの画面でお見せしていますが、これは“新しい画中画”であると捉えています。つまり、絵の中に絵を描き、それをプリントし、壁に貼り、最後には誰かがそれを撮影してSNSにアップするまでを想定して制作しました。そして、そのプロセスそのものが、イメージを媒介し、形を変え続ける現代の視覚環境と重なると考えています。<br />
いま、こうして対面している状況はリアルだと認識できますが、SNS上で見たことも別のフェーズの現実と言えます。さらにAIによる生成が高度化するほど、リアリティの所在はますます曖昧になっている。この作品を通じて、どの段階にあなたの『現実』が存在するの？そんな対話が生まれたら良いなと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──そうしたアプローチはどのように発想しましたか。</p>
<p>「一つの箱を開けるともう一つの箱が入っている入れ子箱ってありますよね。箱の中に具体的な『もの』が入っているのかと思って期待してあけてみるけど、また箱が無限に続いている。それをイメージで表現するのではなく、構造で表現したいと思っていたので、絵が写真に撮られて、SNSにアップされることまで想定して制作しました。『これは本物の絵なのか』『プリントなのか』など、勘違いや誤読が起きるのもいいなと」</p>
</p><p></p>意味の希薄なものを見る、描くことで時間を遅らせる
<p>《Pictorial Poem》（2024年 油彩／パネル 42x31.8cm）</p>

	

<p>左：《Esquis about Olga》（2024年 油彩／パネル 80.3&#215;80.3cm）右：《pictrial poem》撮影した写真は紙にプリントし、見ながら描くという薄久保さん。絵が完成する一方、プリントは古くなっていく。そうしてボロボロになった紙をオブジェに見立て、反比例した状況を描いた。</p>
<p>──構成していく中で、モチーフの色を意図的に変更することもありますか。</p>
<p>「この《pictrial poem》で描いたチューリップは、もともと白色でしたが、制作の途中で黄色へと変えました。色には、社会的・歴史的な象徴や意味が付随することがありますが、このときの選択は意図的なものではなく、より直感的な判断でした。しかし、後に鑑賞者との対話を通じて、色が時代や空気感に反応し、無意識のレベルで選択に影響を与えている可能性があることに気づかされました。それは、私の身体や感覚が、言語化される前の層で世界と呼応しているという感覚に近いものでした。</p>
<p>ただ、色やモチーフに明確な意図を与えたり、鑑賞者の解釈を限定したりするつもりはありません。抽象的なイメージから複数の解釈が立ち上がり、時に誤読が生まれ、意図とは異なる方向へ解釈が波及していく。その状態こそ、作品にとって開かれた、豊かなあり方だと感じています」</p>


	


<p>左：子どもの頃に描いたという絵。右：アトリエの机に置かれた紙コップと足指セパレーターも作品のモチーフへと変換される。</p>
<p>──普段から意識してモチーフとなりそうなものを見ているのでしょうか。</p>
<p>「意識というレベルではないところで見ているんでしょうね。画家は、『視る仕事』だと思っているから。美しい、かわいいものには、誰でも目がいくし、見ようとする。でも私は、ものすごく立派なものや、価値のあるものじゃないものを作品にしようとしているので、つまらなさそうなところにこそ何かあるんじゃないかな、という目では視ていると思います。何もなさそうなところに楽しみを見つける感覚みたいに」</p>
<p>──ものの見方に薄久保さんならではの視点が垣間見え、面白いです。</p>
<p>「今、アーティストだけでなく起業家や、様々な職業の方がアートリテラシーを学んで、それをどう社会に還元できるのかについて話されていますよね。ものの見方を変えていくことで有益な話につなげることっていくらでもできますし、私もそうした話をさせていただく機会もあります。ただ私としては、その以前にある、もっとやわらかい部分に興味があります。役立つことだけを求め始めると、表現は途端に硬くなり、面白さや自由が失われてしまう。アートの魅力は、むしろ意味を問われない場所、目的から解放された余白に宿るものだと思っています。先ほどの箱の話と同じで、もしかするとあけてもためになるものはなにもないかもしれない。でも、あける時ってワクワクしますよね。私にとっての絵はそのような箱の中に箱がある構造と一緒で、箱をあける時の期待のうほうに価値を抱いています」</p>
<p>《Forgotten Verses 柚子と酢橘》（2025年 油彩／キャンバス 100×100cm）モチーフを自ら選ばないことをルールに構成した作品。印象的なフラワーベースは大学の学生がお土産にくれたもの。周囲に配置された柚子やすだちは、海外ゲストが来日の際にホテルに忘れてしまったものだそう。「西洋絵画でよく描かれるオレンジに似ていながら、柚子やすだちは主役になったことがない。『忘れ物』というエピソードもふくめ、かわいいモチーフだと思いました」</p>
<p>──薄久保さんは大学でも教鞭を取られていますが、現在の教育現場をはじめ社会のさまざまな面で有益であることが求められているような気がします。</p>
<p>「現代はものごとのスピードが何事速いですよね。私の作品では、むしろ『時間をどうやって遅らせられるのか？』が重要です。イメージを共有したいだけだったら、わざわざキャンバスを張って絵の具と筆で描くほど非効率なことはないわけじゃないですか。本当は描かなくてもいいかもしれないものを、でもやっぱり描く。モチーフを組んで、写真に撮って、描くというふうにレイヤーをつくってさらにまた時間をかける。そのプロセスには、『どこまで時間を遅くできるか』という願望がつねに内包されています。昨今は、多くの人にとってインスタントな有益さから逃れることの方がが、寧ろ心身に必要なことかもしれませんね」</p>
<p></p>アートに信じるもの。「描く」という対話
<p>薄久保香＋大庭大介 二人展「第三の径」イムラアートギャラリー（京都）の展示（2025年10月）</p>
<p>──パートナーの大庭大介さんもアーティストです。2025年10月にimura art gallery（京都）で二人展「第三の径」を開催されましたね。</p>
<p>「お互い東京や海外で発表することが多いのですが、制作拠点は京都にあります。だからこそ、京都で展示を行うことには自然さと必然性があると感じていました。もともと、別々の活動をしながら『絵画計画』というユニットを時々組んでいます。二人展としては2020年のベルリンが最初で、日本のギャラリーでは今回が初めてです。互いの作品を深く理解している一方で、正式に展覧会として並べる機会は意外と少ない。その距離感が、今回の二人展をより深い意味レベルへと導いてくれたように感じています。</p>
<p>私も大庭も異なるスタイルの作品で、大庭は、抽象絵画の領域で素材や技法を探りながら、新しい表現の可能性を追求しています。一方、私はイメージを媒介にしながら、抽象的な概念や曖昧さを『描く』という行為を通して具体化することに関心があります。異なるアプローチで制作していますが、その興味の核は通底していて、サイクルの流れの中で交差するポイントがあります。なので、ふたりの作品が共存することで絵画の歴史や方法論を横断し、その幅や可能性を検証できるのではないかと考えていました」</p>
<p>薄久保香＋大庭大介 二人展「第三の径」イムラアートギャラリー（京都）の展示（2025年10月）</p>
<p>──お互いに発見はありますか。</p>
<p>「自分の中では自然の流れのようにできたことであっても、お互いがいなければ見落としていることもあると思います。今回の展示では、私の作品を出発点に、まるでマイクリレーのように互いの作品が枝分かれするように展開していきました。通常、作家同士が制作の途中段階を共有することは多くないかもしれませんが、私たちは日常的に、ほぼ隣り合う空間で制作しています。そのため、お互いの進行状況や迷い、発見や違和感が、言葉にしなくてもどこかで交換されているような感覚がありますね。そして即座に本音で意見を交わせる関係だからこそ、その対話や沈黙までもが、作品に反映されていきました。そうした制作の呼吸が、展示全体に一つのリズムとして流れ込んだのだと思います」</p>
<p>薄久保香＋大庭大介 二人展「第三の径」イムラアートギャラリー（京都）の展示（2025年10月）</p>
<p>──おふたりの関係性ゆえにできることですね。大庭さんは、おふたりが日常の中で関心を寄せているのは、白か黒かではなく、そのあいだに存在する無数のグラデーションであり、そこに思考が動き出す余地があるのではないかとおっしゃっていました。</p>
<p>「社会的な視点で読み取る人もいれば、絵画のフォーマリズムとして受け取る人もいる。その複数の読みが並行して存在しうることが、作品にとって重要だと感じています。私たちは、日常的に政治や社会の出来事について話すことがあります。でもアーティストとしては、それを直接的に提示するのではなく、抽象化された状態で作品に委ね、鑑賞者が自分の解釈に辿りつける余地を残したいと思っています。私も大庭も、そこにこそ信じられる何かがあると感じています。世界をひとつの正解で語れない時代だからこそ、揺らぎや曖昧さを抱えたまま思考できる領域が必要なのだと思います。多分これが『絵』なのでしょうね」</p>
<p>1階のアトリエの壁に貼られたインスピレーションソースや創作メモの数々。</p>
<p>──最後に、薄久保さんの「描きたい」という気持ちを裏付けるものは何でしょう。</p>
<p>「結局のところ、描くことが好きだからだと思います。これだけはとても明確です。キャンバスの種類や絵の具の重ね方、ほんのわずかな筆の動きによって、画面の表情が変わっていく。そんな当たり前のことを、身体を通して感じられることそのものが、最近はますます面白く感じるようになりました。扱う素材の僅かな違いによって、手の動きも自然と変わり、また新しい絵との関係性を生み、その予測できない変化が、とても興味深いんです。『好き』は衝動ですが、『描き続けること』は対話であり、commitment（責任）と愛に近いもので、孤独な制作ロマンとは全く違う性質のものだと感じています。時間をかけて描き続けるには、作品と向き合い続けなければいけない。ときには戸惑いながら、許容し、受け入れていくプロセスが必要になります。</p>
<p>1階のアトリエにて</p>
<p>それは、私が学生たちと向き合っているときにも感じることです。迷いながら、自分の制作と距離を測り、進んだり戻ったりしながら、それでも手を止めない。その時間を一緒に過ごす中で、他者の心や頭が拡張された自分として重なるような感覚になる瞬間がある。描くことは正解に辿り着くためではなく、自分の速度で世界とつながり直すことなのだと改めて思う今日この頃です。出来事とは、枝に降り立つ鳥のようなものかもしれません。来るかどうかも、いつ離れるのかも、こちらには選べない。それでも、その未完のまま続いていく関係をそっと信じたいと思っています」</p>
<p class="btn_entry">
薄久保香の作品をNumeroCLOSETでみる</p>
<p></p><p>The post アーティスト 薄久保香インタビュー「アートの魅力は、意味ではなく“余白”に宿る」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ガラス作家・波多野裕子インタビュー「石と陶器とガラスの間のような色と質感に魅せられて」</title>
        <link>https://numero.jp/20260304-hiroko-hatano/</link>
        <pubDate>Wed, 04 Mar 2026 03:00:44 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Hiroko Hatano / 波多野裕子]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>曇り空のような、水墨画のような繊細なグレーのグラデーションと端正なラインが生み出す、ミニマルなガラスの器。ガラス作家・波多野裕子は、砕いたガラスの粉末を型に詰めて焼成する、伝統的なガラス工芸のパート・ド・ヴェール寄りのキルンキャスティング技法を用いて、日常に寄り添う道具を作る。そこにたどり着くまでの道のりとその創作への率直な思いをたずねた。</p>
<p class="picture"></p>
舞台照明、陶芸を経て、ガラスの世界へ
<p>──もともと工芸の世界には興味をお持ちでしたか。</p>
<p>「幼い頃から、ままごとで石器や土器を作って大昔の原始人ごっこをしたり、『大きな森の小さな家』シリーズの物語の中の、自分で編んで麦わら帽子を作るという世界観に憧れていました。そんなふうに物心ついた時から、何かを作ることが好きだったのだと思います。小学校では、学校に陶芸の窯があったのもあり、陶芸クラブに入ったりしていました」</p>
<p>──原始人ごっこをされるということは博物館に行くのも好きだったのでしょうか。</p>
<p>「土器や石器を見るのは好きですが、博物館では展示品に触れられないので、見るだけでは飽き足らず、その先に自分で手を動かして触って試したいという気持ちがあります」</p>
<p>──小学校から親しんでいたという陶芸ですが、職業とは結びつかなかったのですか。</p>
<p>「あまり結びついていなかったと思います。 大学では陶芸部もあったので見学はしましたが、入部せず、オールラウンドサークルに入りました。ですが、やっぱりつまらなくなく感じ、その後、舞台美術研究会に入りました」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>──舞台美術研究会ではどんな活動を？ </p>
<p>「演劇サークルの舞台美術や舞台照明、文化祭の看板、早慶戦の応援用のパネル看板作りをしていました。 私は大雑把なところがあり、板を寸法通り正確に直角に切ることが苦手で、気づくと斜めになっていたようで、装置には向いていないようでした。それもあり照明を担当し、文化祭の前夜祭で、ジャズサークルのコンサートやダンス公演の照明を手がけていました。</p>
<p>光で強弱をつけたり、色を取り入れたりという作業は面白く、思い返せば、その時の経験が今に至っているように思います。大学卒業後は、一度はテレビ番組の制作会社に入社しました。ただテレビ番組の制作は基本的には構成・演出が中心で、私はどちらかというと美術のほうで手を動かしたかったのだと思い返し、3カ月くらいでやめてしまいました」</p>
<p>──それは次の道を探すために？</p>
<p>「何かやりたいことが決まっていたわけではなく、やめてから次のことを始めるまでの期間は長かったような気がします。そんな中、陶芸を再開しましたが、仕事にしようというのではなく、何か手を動かしたいという趣味の延長でした。それでも本格的に学べる陶芸教室だったので、登り窯で焼いたり、その灰で釉薬を作ったりしていたら歴は長くなり気がつくと、初心者クラスを教えるようになっていました」</p>
<p><br />
特注した研磨機で削りながらまず形や表面の厚みを整える。</p>
<p>──それでも陶芸を生業にするという気持ちはなかったのでしょうか。</p>
<p>「ありませんでした。教室に通っていた中には陶芸家になった友人もいますが、私はしっくりこなかったのです。他にも、銅の鍋を作りたいと鍛金教室に通ったり、小さいスプーンを作りたいと思い、彫金を学んだりもしました。ですが、どれも仕事ということではありませんでした」</p>
<p>──どのようにしてガラス作りに出会ったのですか。</p>
<p>「陶芸は極めたわけではありませんが、私の中ではどこかやり尽くしたような感覚がありました。そんなとき出かけた新宿のリビングデザインセンターオゾンで開催されていたクラフトフェアで、パートドヴェール技法の作家さんの作品に出会ったのです。作品を見て、『何だろうこれは』と思い、早速どこか体験できるところはないか調べました。最初に見つけた教室は少し体験させてくれる程度でしたが、しばらくして見つけた別の教室では、 粘土で原型を作ってから石膏で型を取り、ガラスの粉を入れて焼いて、最後研磨機で削るまで、最初から最後まで一連の作業をやらせてもらいました」</p>
パートドヴェール技法を再解釈した自己流スタイル
<p>微妙に色味の異なるグレーのバリエーション。さらに研磨し濃淡が生まれてくる。</p>
<p>──そこからパートドヴェールにはまっていったと？</p>
<p>「私は陶芸でも、ろくろの成形よりも削って自分の理想の形に仕上げていく作業が好きだったのですが、その教室では、先生が好きなようにやらせてくれ、延々と削ることができたのが楽しくて、通うようになっていました。先生が褒め上手だったこともあり、次第に習うというよりは、作品制作へと気持ちがシフトしていったのです。その後、『工房からの風』という野外展覧会に出展したのをきっかけに作家活動が始まりました」</p>
<p>──これだと思って進んで、そこに迷いはなかったのですね。</p>
<p>「自然に足を踏み入れ、ありがたいことに作品の依頼もあり、 周りに道に乗せてもらって、気づいたらその道を突き進んでいました。2011年頃から始めましたが、クラフトブームという時代に後押しされて、今に至っています」</p>
<p>ろくろで原型を作り、石膏で鋳型を作っていく。</p>
<p>──パートドヴェール技法に出会って、 作りたいものが見えてきたんでしょうか。</p>
<p>「私が初めて見たパートドヴェールの作品は、まるで発掘品のような質感でした。一般的には、パートドヴェールは装飾性が高い作品が多いのですが、デコラティブではなく、表面が凹凸していて出土品のような佇まい。それこそ子どもの頃に、ままごとで作っていた土器、石器を思い出させました。考古学にも興味があったこともあり、発掘品のように見えるガラスにとても魅力を感じたのです。</p>
<p>そして、パートドヴェールは、原型を粘土で作るのですが、陶芸をやっていた私にとってはそこもしっくりきました。当時、ろくろを引いて型作りから自分でやるのは珍しかったようです。だから、ガラスが好きなのかと聞かれると、それはよくわかりません。原型を作ること、石と陶器とガラスの間のような色合いと質感、発掘品のような佇まい、私の好きな要素が全て一つにまとまっている感じに惹かれたのだと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──作品制作において追求しているものは？</p>
<p>「形状と色です。この色については、 舞台照明をやっていた時に好きだった色に似ていると、 大学時代の友人には言われます。照明の色なのかどうかは分かりませんが、 照明の色というとカラフルなイメージがありますが、私の照明は渋めの色でした。基本的に、強い色はあまり得意ではなく、どんなものでもグレーっぽい色味が好きだったのだと思います。 なのでパートヴェールでもカラフルではなく一段フィルターがかかったような色味を好んで作ります。 少し赤みを足してみたり、 青っぽくしたり、 その時々で自分の中の流行りがありますが、グレーの範囲内で、曖昧なニュアンスカラーを追求しているのかもしれません」</p>
<p></p>色も形も納得いくまで突き詰める
<p class="picture"></p>
<p>──色を生み出す上でのインスピレーションは？</p>
<p>「おそらく色は日々ずっと見ているのだと思います。例えば、クリスマスローズの紫だけどグレーっぽい、濁りを帯びた色味、それにコンサートに行っても気づくと照明に目がいきます。中でも、緑と紫の発色の強い上部ではなく、薄くなっている下のほうでスモークがたかれ、さらに淡くなった緑と紫の組み合わせが好きで、作品にもよく取り入れています。見た人も気づかないほど本当に微妙な色の組み合わせを表現しています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──では形における自分らしさはどう表現しているのでしょう。</p>
<p>「人によって心地いい形があると思いますが、私にとっては、グラスだったらシャープなラインとお尻と口の形のバランスです。原型は全てろくろを引いているので、同じように見えるグラスも、二つと同じものはありませんし、きっちり揃えようとはしません。特に、蓋ものは毎回好きなように作っていきます。 形を作ることはやっぱり楽しいです」</p>
<p>ここから研磨を重ねて仕上げていく前段階の作品。</p>
<p>──自分の中で納得のいくいい色とは？ 形と色が合致した着地点のようなところはありますか。</p>
<p>「色はだいたい基本のレシピのようなものが何パターンかあり、 その時々で少し調合を変えたりしています。焼き上がりが少し違うように思えても、研磨しているうちに、ガラスの厚みの変化で色の見え方も変わり、納得の位置に着地したりもします」</p>
<p>──例えば、陶芸だと最後の窯入れで割れてしまうなど予測不能なことが起こり、その偶発性も含めて魅力という部分があると思いますが、ガラスにおいてはどうですか。</p>
<p>「私に関しては、窯から出した後の作業が多いため、陶芸ほどは窯から出して終わりということではありません。色の混ざり具合というのは、その時次第で計算できることではありませんが、そこから研磨によって自分好みに薄さや形を調整できます。 陶芸において、私が得意でなかったのは、 ろくろで引いたサイズから焼き上げると縮むということでした。 縮みも想定して作ることが、自分の中にすっと入ってこなかったのです。ガラスは縮みがない上に、窯出し後、もう一度、自分で手触りや口元の質感を変えられる。 最後は自分の手に委ねさせてくれる、納得いくように終わりを決められる点が魅力だと思います」</p>


	


<p>（上・左）何台もの研磨機を使いわけながら、何段階も研磨して仕上げていく。（上右）形を整えたガラスの厚みをさらに薄く、表面の質感を滑らかに調整していく。（下）ヒップラインの窪みなど、形状のディテールをさらに滑らかに納得のいくまで整え続ける。最後、機械の届かない細部や繊細は一輪挿しの口などは手作業で研磨する。</p>
用の美の中で自由に表現する
<p>──ところで、波多野さんが作るものは、アート作品というよりも道具でしょうか？</p>
<p>「使うものです」 </p>
<p>──だとすると使い手のことを想定したりもするんでしょうか。</p>
<p>「細かくは想定はしていませんが、例えば、グラスならば口当たりなど想定しながら厚さ、重さを考えます。やはり手で持った時の触感はとても大事にしています」</p>
<p>──ランプシェードも作っていらっしゃいますが、これは舞台照明の経験が関係していたりもしますか。</p>
<p>「あるかもしれません。ですが、ランプシェードはそこまで実用性を重視しておらず、どちらかというと舞台照明的な考え方で、雰囲気づくりの演出をするものとして制作しています。なので合わせる電球も作品の良さを楽しんでいただくために、5ワット、最大でも10ワットとしているため非常に暗い。それ以上の明るさの電球だとガラスの色が飛んでしまい、私のシェードには向いていないのです」 </p>
<p class="picture"></p>
<p>──用途はあるけれどアートとしても楽しめる気がします。完全に美術品、アートに振り切るということはないのでしょうか。</p>
<p>「確かにランプシェードは器に比べると、 道具というよりは、どちらかというと実験的に自由に制作していますが、あくまでも日常の中で使うための演出、用の美の範疇なので、アートや美術品のような方向性ではありません」</p>
<p>──これからやってみたいこと、挑戦したいことは？</p>
<p>「私はガラス工芸学校を出たわけではなく、工芸教室でいきなり実践から始めたため、他の作家さんが使っているテクニックにも違う角度からアプローチしていることも多く、いまだに学びがあります。そんなふうに自分が気づいていないだけで、やりたいことがまだまだあるように感じますし、別の作業をしている中で、違う発見や感動があったりの連続ですので、今のところ楽しく続けられています。おそらくガラスは自分の性に合っているので、いつまでできるのだろうなと思っています」</p>
<p></p><p>The post ガラス作家・波多野裕子インタビュー「石と陶器とガラスの間のような色と質感に魅せられて」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>ハワイからもらったパワーをジュエリーに込めて。「マウイマリ」デザイナーの人生ドラマ</title>
        <link>https://numero.jp/20260105-mari-diller/</link>
        <pubDate>Mon, 05 Jan 2026 05:00:52 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Mauimari Ocean Jewerly / マウイマリオーシャン ジュエリー]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>マウイ島で誕生したジュエリー「マウイマリ・オーシャン・ジュエリー（Mauimari Ocean Jewelry）」。ハワイの美しい風景にインスパイアされ、天然石、パール、貝など大自然が生んだ素材を活かしたデザインで、カジュアルからイブニングシーンまで、デイリーに身につけるお守りジュエリーとして日本でも人気を呼んでいる。マウイ在住のデザイナー、マリ・ディラーに、ジュエリー制作を始めたきっかけ、マウイでの暮らし、そして波乱万丈の半生についてインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>──ジュエリーのデザインは、マウイでのライフスタイルから生まれているそうですが、どんな毎日を送っているのでしょうか。1日のルーティンを教えてください。</p>
<p>「ほとんど自宅の周りで過ごしています。朝は太陽の光を浴びながら、ゆっくり一日を始めて、午前中はサーフィンへ。家から歩いて15分ほどの場所にサーフポイントがあるので、海に入って、そのままビーチを散歩することも多いですね。帰宅したら一度お風呂に入って、午後はジュエリー制作。夕方前には仕事を切り上げて、家族と食事をします。太陽が沈む頃には自然と眠くなってしまうので、かなりの早寝です」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──理想的な暮らしですね。ご自宅の周辺は、自然がとても豊かだそうですね。</p>
<p>「周辺はもちろん庭がすでにジャングルのようなんです。フルーツの木もたくさんああって、バナナの木は50本ほど。朝は草木をかき分けながら、食べ頃のアップルバナナを収穫して、スムージーにしたりしています。ほかにもパッションフルーツやオレンジ、ライムがあって、季節によってはライチも実ります。少し畑もありますし、フィッシャーマンの友人から魚介を分けてもらったり、友人の庭のアボカドと、うちのバナナを物々交換することも。マウイはワイキキのあるオアフはまったく違って、とても素朴な島です。風が強いとすぐに停電しますし、Wi-Fiが落ちることもしょっちゅう。でも、そんなときは、“仕方ないね”と庭で火を起こしてバーベキューをする。そんな暮らしが日常です」</p>


	

<p>左上から時計回りに：バナナの木が生い茂る自宅の庭。自宅で飼っていた馬。ビーチで休むアザラシ。愛犬と共に散歩するのが日課。</p>
<p>──ご家族や動物たちと一緒に暮らしているんですね。</p>
<p>「娘が二人いますが、長女は独立して近くに住んでいて、次女はアリゾナの大学に通っています。今は夫と、2匹の犬、猫たちと暮らしています。以前は馬も何匹か飼っていましたし、野豚のような野生動物がよく庭に遊びに来るんです」</p>
<p>──暮らしの中で目にするものが、そのままデザインソースになっているのでしょうか。</p>
<p>「そうですね。マウイでの生活がなければ、今のジュエリーは生まれていなかったと思います。私にとってジュエリーは“作品”というより、暮らしの延長。庭にかかる虹、朝日や夕日の色、花びらの重なり、海や貝殻の色や模様。そのすべてが、自然とデザインに繋がっています。貝拾いは小さな頃からの習慣で、ジュエリー作りを始めたきっかけも、たくさんの貝殻を集めていたことが大きいですね」
</p>
</p><p></p>事故での大怪我を、新たな世界への旅立ちに転換
<p>自宅の窓から美しい虹を臨む</p>
<p>──生まれ育ったのは、神奈川県の逗子ですが、マウイにはいつから？</p>
<p>「マウイに住み始めて28年ほどになります。移住する前から、しばらく日本とマウイを行き来していました。大きな転機となったのは、ウィンドサーフィンを始めた18歳の頃。大きな交通事故を起こしたんです。7時間の緊急手術から目が覚めたら、歯が折れていて、長い髪もバリカンで剃られていて。何針も縫ったので、顔もまるでブラックジャックのよう。それからも半年ごとに何度か手術を受けました」</p>
<p>──想像を絶する出来事でしたね。</p>
<p>「でも、私はそれほど悲観的にはならなかったんです。大怪我だったのに、『早く海に入りたい！』と言って、友人を呆れさせていました（笑）。当時、私は女子短大に通っていて、卒業したら大手企業に就職して25歳までに結婚するという、“敷かれたレール”があったんです。でも、この怪我によって『レール通りの人生を歩かなくて済む！ これで存分にウィンドサーフィンができる！』とポジティブになってしまった。もちろん、両親も友人も呆れていました」</p>
<p>──そこからどのようにマウイへ？</p>
<p>「怪我が回復してから、ウィンドサーフィンを続けていたんですが、ウィンドサーフィン用の水着にいいものがなかったので友人とカスタムオーダーの水着制作を始めたんです。それが口コミが広まって、鎌倉・湘南エリアで徐々に人気が出るようになったんです。その売上のご褒美として、初めてハワイ旅行に行って、すっかりマウイの海に恋してしまいました。それから、夏は日本で水着を作りお金を貯めて、冬はマウイでウィンドサーフィンという生活を続けていました」</p>
<p>ポロスポーツを楽しむことも</p>
<p>──マウイに定住したきっかけは？</p>
<p>「結婚です。マウイで出会ったアメリカ人の男性と結婚し出産をしました。彼はお土産用のオブジェを制作する陶芸家で、私も子育てしながらその絵付けを手伝っていましたが、そのときは、子育てとパートナーの手伝いで手一杯。サーフィンはしばらくお休みして、海で貝を拾うことが唯一の趣味でした。マウイのパイヤ・タウンのお店で可愛いビーズを買い集めるのも好きで、そこのリサイクルガラスのビーズと拾った貝でネックレスを一つ作ったんです。そうしたら、ブティックをオープンするアメリカ人の友人が、『それ可愛いからお店に置いてあげる』と声をかけてくれて。それがきっかけとなり、作ったものがコンスタントに売れるようになっていきました」</p>
離婚と子育て、大変な時期を支えたジュエリー制作
<p class="picture"></p>
<p>──趣味から始まったジュエリー制作が本格化したのは？</p>
<p>「結婚から10年ほど経った頃に離婚することになり、親権も養育も私が持つことになりました。ひとりで子どもたちを育てながら、フルタイムで働くのは難しい。そこで、少しずつ軌道に乗り始めていたジュエリーを、本格的に仕事にしようと決めました。同時に、マッサージセラピストの資格取得のための学校にも通い、ライセンスも取りました。でも、その間にジュエリーの評判が広がり、お手伝いしてくださる方も増えていって、結果的にジュエリーで生計を立てられるようになりました。振り返ると、本当に幸運だったと思います」</p>
<p>──人生のピンチをチャンスに変えたんですね。</p>
<p>「躊躇なくとにかくやってみるという性格が幸いしたのかもしれません。今はハワイに5つあるフォーシーズンズリゾートでも取り扱っていただいていますが、それも自分から直接、売り込みに行ったのが始まりです」</p>


	

<p>──ジュエリー作りが趣味から仕事になったんですね。</p>
<p>「仕事という感覚はなかったんです。作ること自体が本当に楽しくて。子どもを寝かしつけたあと、夜な夜な手を動かす時間が何よりの癒しでした。それから10年ほど、ひとりで子どもを育てながらジュエリー作りを続けてきましたが、ハワイには助け合って生きる文化があるので、ハワイアンも移住者も関係なく、自然に手を差し伸べてくれる。マウイの人たちには、本当に支えられてきました」</p>
<p>──異国の地でひとりで子育てするのは大変だったと思いますが、日本に帰国するという選択肢は？</p>
<p>「子どもたちはハワイの自由な環境の中で育ったので、きっと日本の生活は難しいだろうと感じていました。私自身も日本で暮らす自分がもう想像できなかった。日本はいいところだけど、特有の不文律のようなものに、今の私は疲れてしまうと思ったんです。あのとき、もし日本に帰っていたら、今、ジュエリーを作っていなかったかもしれません」</p>
<p>浜辺を散歩しながら拾い集めた貝がら</p>
<p>──ここまでの道のりは、決して平坦ではなかったんですね。</p>
<p>「救ってくれたのはいつも海でした。ビーチを裸足で歩いて貝を拾ったり、海に潜ったり。クジラのシーズンになると、姿が見えなくても、海の中から声が聞こえてくるんです。ハワイの自然や人の温かさが、私にエネルギーをくれたのだと思います。子育てもひと段落し、実は、2年前に再婚しました。私は離婚後に乳がんを経験し、彼もがんを患った、いわゆる“がんサバイバー同士”。命と向き合った経験があるからこそ、決断に迷いがなかったんです。今はマウイの家で穏やかな日々を過ごしています」</p>
<p></p>決断を促すときの、お守りのようなジュエリーでありたい
<p class="picture"></p>
<p>──デザインする上で心掛けていることは？</p>
<p>「私のジュエリーはハワイの自然と、ハワイの人の温かさにインスパイアされています。ハワイからもらった力を、ジュエリーに込めてみなさんにお返ししたい。ジュエリーは装飾だけでなく、心の支えになるものです。私のジュエリーが人生で何かを決断しなくちゃいけないとき、そっと背中を押してくれる“お守り”のような存在になれたら理想です」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──ジュエリーのレイヤードもマウイマリ・オーシャン・ジュエリーの特徴のひとつですが、mariさん流のレイヤードのポイントは？</p>
<p>「レイヤードすることでオリジナルな楽しみ方ができるし、組み合わせを考えるだけでウキウキしますよね。重ね付けすることを前提に、長さやバランスを設計したり、ひとつだけではなくて二つで楽しめるような価格設定にしています。いつもジュエリーを身につける時に、大切にしているのは「バランス」です。イヤリングが大ぶりならネックレスは軽く。装飾的なものを付けるなら、その他はシンプルに。その日の服との組み合わせもありますよね。それから、全てを同じ色の石に統一するのではなくて、いろんなものをミックスして楽しんでみる。トゥーマッチよりもバランス。私のジュエリーは、左右対称や規則的ではなくあえて崩した配置にすることが多いんですね。グラデーションになるように石を並べるのはそれは、夕焼けの空だったり、花びらの色をイメージしています。ただ、これはあくまで私の提案。最後は、ご自身が“好き”だと思えばそれが一番です」</p>

	


<p>Numero CLOSETにて販売中。左：パールネックレス¥32,450 右：ムーンチェーン ダイヤモンド×マザーオブパール 14Kネックレス ￥121,000</p>
<p>──ゴールドやシルバー、パール、天然石…。素材へのこだわりは？</p>
<p>「ハワイでは、正装の際にタヒチアンパールを身につける文化があって、パールはとても愛されています。私自身も大好きな素材ですし、貝や天然石もよく使います。石は、何億年という時間を生きてきた存在。そこにはやはり特別な力が宿っていると思います。人気のハーキマーダイヤモンドは、ニューヨーク州の洞窟のオーナーから直接買い付けていますが、研磨しなくても、自然のまま結晶の形なんです。ただ、スピリチュアルやハワイらしさに寄せすぎることはしたくありません。石のエネルギーを、あくまで洗練された形で、日常に取り入れてもらえるジュエリーでありたいですね」</p>


	


<p>アリゾナの見本市で石を買い付け。</p>
<p>──天然石は世界中から？</p>
<p>「アリゾナで年に数回、大きな見本市があるので、そこへ買い付けに行きます。石に出会った瞬間にデザインがひらめくこともあるし、石を眺めているうちに作りたいものがどんどん変化することも。それぞれのパーツから受け取るインスピレーションと、頭の中にあるハワイの風景や人々の温かさ。それらが重なって、ジュエリーのデザインになります。基本的にデザイン画は描かず、プロトタイプを作り、スタッフと一緒に仕上げていきます。制作を手伝ってくれるのは、マウイの日本人コミュニティの方々。好きな時間に自宅でできる仕事ですし、日本の方は手先が器用なので仕上がりも美しい。お互いに無理のない、良い関係が築けていると思います」</p>
ジュエリーを通して、ハッピーな循環を作っていく
<p class="picture"></p>
<p>──これから、ジュエリーを通してやってみたいことは？</p>
<p>「自分だけが満たされるのではなくて、ジュエリーを通してみんながハッピーになるような循環を作ることです。今は少しお休みしているけれど、これまで乳がん月間にはピンクのアイテムを企画したり、東日本大震災やラハイナの火災のときも、ジュエリーを作って利益を寄付にあてたりしてきました。長女は今、障がいのある方々のデイケアセンターで働いているので、そこに来る人たちにビーズを提供して一緒に制作し、センター内のストアで販売につなげる取り組みも時々行っています。これからはジュエリー制作と並行して、そういう活動にも、もっと力を注いでいけたらと思っています」</p>
<p>Mauimari Ocean Jewelry<br />
URL／https://mauimari.com/</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでマウイマリ・オーシャン・ジュエリーをチェックする</p>
<p></p><p>The post ハワイからもらったパワーをジュエリーに込めて。「マウイマリ」デザイナーの人生ドラマ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>アーティスト・上田真央香インタビュー「絵を描くことは修行のようなもの」</title>
        <link>https://numero.jp/20260105-maokaueda/</link>
        <pubDate>Mon, 05 Jan 2026 03:00:40 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Maoka Ueda / 上田真央香]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>「Wonky Tunes（グラグラで不安定な旋律）」を独自のコンセプトに描く上田真央香。黄金比や渦、フラクタル構造（どの縮尺でも同じ形が規則的に続く図形の法則）といった自然に潜む数理的なパターンをベースに、アニメキャラクターから宇宙までつながる普遍的なものへと挑んでいる。このような作品をつくるに至ったのはなぜか。</p>
自分の境目が曖昧になる体験
<p class="picture"></p>
<p>──絵を描き始めた経緯を教えてください。</p>
<p>「絵に関してはほとんど独学で描き始めて5、6年ほどです。美術大学には通っていたんですが、専攻がグラフィックデザインでした。もともとはファッションデザインを勉強したくてロンドンの大学に留学し、最終的にはファッションフォトグラフィーを学びたいと思っていたんですが、ファウンデーションに進む際、教授に適正を判断されグラフィック専攻になりました。大学の風土は合っていたんですが、教授から『アート寄りだ』とコメントをもらってしまうこともよくあって、デザインは向いていないかも、と思っていました。</p>
<p>最終学年になり、卒業制作をしている時、ある日何の前触れもなく突然目の前に柄が見えるようになったんです。赤と黒の細密な柄がウワーッと視界全面に広がって。同時に、自分の体から意識が離脱して、部屋の角から自分を客観視しているような状況が起こりました。『私』という自我がどんどん薄れて外に溶け出していく感覚と同時に、その状況にパニックになっている普通に意識のある自分もいて」</p>
<p class="picture"></p>
<p>「その日からトラウマで2週間ぐらい、一切寝られなくなったんです。学校にも行けなかったですし、日常生活も送れないほどだったので、治療のため日本に帰国しました。いろんな病院に行ったんですが、ユング心理学も専門の鍼灸院の先生が『それって曼荼羅じゃない？』と。それまで私は曼荼羅がどんなものか知らなかったんですが、先生に見せてもらった瞬間にバチっとリンクして。ユング心理学において、そのような状況はすでに研究されていて『集合的無意識が開く』と言うそうです。『曼荼羅は心の中心構造の象徴らしく、自分が個人じゃなくなる。そして意識をどんどん潜っていくと、森羅万象全部の意識がつながっていることだ』と。</p>
<p>『ユングは多くのクライアントが集合的無意識が開く直前や直後に曼荼羅を「見る」あるいは「描く」ことに気づき、そこから曼荼羅研究を始めた』と解説を受けて、スピリチュアル的な物には当時懐疑的でしたが自分の感じていた恐怖と体験が感覚的にものすごくリンクしたんです。当時はもっと怖くてパニックにもなったんですが、先生が『怖いものを見ているのではなくて、うまくコントロールできれば意識をアップダウンできてお得だよ』と言ってくれて、療法として見えているものを描き写すことを勧められました」</p>

	

<p>──自分だけが見えているもの、自分の頭の中にあるものを視覚化するような作業ですね。</p>
<p>「そうですね。なので、デッサンをして正しく描くというより、頭の中にあるものをアウトプットするような作業に近いです。寝ている時に見ている夢だったり、意識の中にある無意識だったりもモチーフですね。最初は絵の具と筆ではなく、見えている柄をペンで描いていたんですが、そこから絵を描くこと自体が楽しくなってきて、どんどん絵を描いていこうと前向きな方向にチェンジしていきました」</p>
</p><p></p><p>頭の中に宮殿を描き、部屋一つひとつに記憶の象徴物を配置していく「場所記憶術」を用いていたという上田さん。「私の宮殿は、遊園地のような空間なんです」。潜在意識のレイヤーを描き、意識が深くなるにつれ概念があやふやになるもののさまを表現した初期作『Museum of Consciousness』</p>
<p>──見ているものに色を感じたり、音楽を聞いて味を感じたりする共感覚のあるアーティストもいますよね。それと近い感覚なのでしょうか。</p>
<p>「見ているものは違っても、似たような臨死体験だったり精神体験をしている人はたくさんいるそうです。自分って誰だっけ？　と自己を形成するアイデンティティが薄くなったり消失すると同時に、普段自分と認識しているもの以外のものも全部自分だし、普段自分だと認識しているものでさえ全部自分じゃないみたいな、相反する感覚になると言いますか。何と言うのでしょう、言葉にするのがすごく難しいんです。自分が錯覚しているだけで自分だけの自分じゃないんじゃないか、なろうと思えば他人の意識にもなれるんじゃないか、とか、自分の境界がわからなくなるんです。どんどん拡張されていく自分に恐怖を感じている客観的な自分もいるし、そんな意識を忘れて誇張していく私もいるような。SFのような話なんですが、その感覚がリアルにあるんです」</p>
<p>今は亡き愛犬をモチーフにした作品『Teddy in the Infinite Woods』。下に遺骨を埋めたという松の木が犬のそばで、精霊のようにそびえ立つ。壮大な命の循環を描いた。</p>
<p>──今現在も、そうした状況が絵を描くことへと誘発していく感覚がありますか。</p>
<p>「今は当時ほど鮮明ではないんですが、コンディションによってよく見えることがあります。特に絵を描いたらすぐにビジョンが見えてくる時があるので、描きやすかったり（笑）。自分の見えているものをそのまま描いている時は、多分何も考えず、動かされているような感じです。線を描いたらまた次の線が出てきて、どんどんつながって。自分でも不思議なんですが、色も直感的に導かれるままに置いています。本当は描くスピードが遅いほうなんですが、そうしてできる絵は、夜に描き始めて朝には一気に描き上げてしまうぐらい速いんです。ただ、自分が見ているものの鮮明さと比べると、まだ絵を描く技術が追いついていないと感じます。描き始めた頃に比べると画力も上がったと思うんですが、描き続けていると、まだまだ技術不足だなと。見えているものがよりクリアに再現できたら、もっといいものが描けるんじゃないかなと思います」</p>
<p></p>曼荼羅、キャラクター、自然、宇宙……すべてにつながる法則
<p>『Wonky Mandala Hoo』2025年 当初はカラフルな色合いのものが多かったが、近年はグレーを混ぜたシックな色合いのものも制作している</p>
<p>──目の前のものを啓示のようにそのままアウトプットするフェーズから、『Wonky Mandara』シリーズのようなポップな曼荼羅作品が展開されるなど、作品にも変化があるように感じます。</p>
<p>「私自身描いていくことでどんどん考察が進んでいって、今辿り着いているのが、自分が見えている柄や螺旋の性質は自然の中にある法則や、『フィボナッチ』や『フラクタル』という同じ形を繰り返すことで全体ができるという法則なのではないかということです。らせん構造の向きが自分の見ているものと同じ法則なんじゃないかと気づいたんですが、見えていたものは自然の法則なんじゃないかと思うんです。曼荼羅って、仏教における宇宙観ですよね。私の中での宇宙観は、生命に共通する数理的なコードのような法則なんです。神と言うと誤解のある言い方ですが、ある種真理的な部分なんじゃないかと思っています」</p>
<p>──キャラクター化するように描かれたのはなぜでしょうか？</p>
<p>「突然の視覚体験があってから、その柄をよく見るとキャラクターの目がいっぱいあるように見えてきたんです。ミッキーマウスのような目だなと思いました。キャラクターの線って、実は同じ黄金比の法則で描かれてるんですよ。どんどんキャラクターの目や線をつなげていけばどうなるんだろうと試してみると、このような作品ができあがりました。『Wonky Mandara』は一見違うように見える作品でも、同じ線の法則に従っています。線の組み合わせ同士によって動きが変わってくるんですが、流れや法則性は同じなんです」</p>


	


<p>左：『MIA』右：『Linda&#8217;s Garden』</p>
<p>──どこかグラフィカルな印象も受けます。グラフィックデザイン専攻していたという経歴も影響しているのでしょうか。</p>
<p>「やっと生きてくれた（笑）。クリエイティブだと大雑把さも魅力だと思うんですが、隅々まで塗りたくなる几帳面さがあるんです。線に沿って色を置いている時も、写経をしているような感覚になりますね。作品によって描いている時の感覚が全然違っていて、頭の中にあるイメージを描く時は、自分でもどうなっていくのかわからないような感じですし、『Wonky Mandara』は下絵に神経を使って、色を塗る工程は色自体も各色彩がそれぞれ放射線状の法則に従ってトーンを変え流れるように配置します。後者はある程度完成が見えているので、iPadで写真を撮って、色の組み合わせを考えることもあります。工程そのものも違いますし、作風がまったく違うので、2つ同時に展示していると「2人展ですか？」って混乱されることもあります（笑）」</p>
過去の作品や作家と共感し合う、つながる
<p>制作中は音楽をかけていることが多いという上田さん。「音楽と一体感を得た時、描きやすくなるんです」</p>
<p>──神戸のアトリエは六甲山の豊かな自然に囲まれていますね。環境による影響はあるのでしょうか。</p>
<p>「環境的にも描きやすくて、展覧会直前は、こっちにこもって描いていることが多いです。周囲に緑が多いですし、自然をテーマの一つに描いているので、身近にあるのとないのとでは全く違うなと感じます。休憩中に外に出て、葉っぱを見てまた法則を感じたり。幼少期から過ごした場所ですし、小さい頃からこの自然の中で遊んでいたので、それも絵に影響を与えているかもしれません」</p>
<p>作業机一面にひろがる絵の具の数々。「パレットに色をたくさん置く状態そのものが好きなんです。色があればあるほど安心します」。既存の絵の具の色からインスピレーションが湧くこともある</p>
<p>──突然の体験や、制作を始めたことで、ものや作品の見え方にも変化がありましたか。</p>
<p>「深層意識的なニュアンスを含むような作品や音楽や物に直感的に反応するようになりました。直近だと昨年、東京のオペラシティで具体美術の作家として知られる松谷武判さんの展示を見たのですが、松谷さんも私と似たものを見ているんじゃないか、と作風は全く違うのに感じました。松谷さんの作品は素材が面白くて、絵の具ではなくボンドを使ってキャンバスに立体をつくっていたり、鉛筆でひたすらキャンバスを覆うように線を描いたり、その鉛筆で真っ黒に染まったところに溶剤をかけて垂らしたり。この感覚がそんなふうに表現できるんだ、こんな手法があるんだと勉強になりました。昔の絵画でも、見ると『この人も同じものが見えていたんだろな』と感じるものが結構あります。見つけると嬉しいし、作風がまったく違っても親近感を感じることが多いですね。コンセプトを深く読み込まずとも、私とその作品とのつながりがどんどん膨らんでいくような感覚になります」</p>
<p>月光に照らされ、私達の見ていない世界で踊る者たち『Sublime Moonlight』Numero CLOSETにて販売中。</p>
<p>──どこかシンパシーを感じるのですね。</p>
<p>「近しい体験をした人とは、インド哲学だったり、仏教だったりと東洋寄りの思想を持っているなど、似ているところがあると感じます。森羅万象、輪廻転生のようなフラットな世界観を持っているというか……。私の作品もそうした『流れ』を意識していて、植物を描くにしても、植物からまた別のものが生まれ変わっていく、どんどん命がつながっていくサイクルを描きたい。こうした体験をしたことで大きく思想が仏教的であったり東洋哲学的なものに変わったし、そういう意味でも曼荼羅を描くこともつながっていると思います。絵を描くことは、私にとって悟りに近づくような、修行のようなものかもしれません」</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで上田真央香の作品をみる</p>
<p></p><p>The post アーティスト・上田真央香インタビュー「絵を描くことは修行のようなもの」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
                            <ldnfeed:image>
                                <ldnfeed:image_link>https://numero.jp/wp-content/uploads/2026/01/9ef076bb6d4ba8351b9014548b53d221.jpg</ldnfeed:image_link>
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        <title>a little something Red：感性を刺激するギフトコレクション</title>
        <link>https://numero.jp/20251218-a-little-something-red/</link>
        <pubDate>Thu, 18 Dec 2025 05:00:26 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[gift]]></category>
		<category><![CDATA[Valentine / ヴァレンタイン]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Love It Once More / ラヴィットワンスモア]]></category>
		<category><![CDATA[Yuka Hayashi / 林友加]]></category>
		<category><![CDATA[Keita Suto / 須藤圭太]]></category>
		<category><![CDATA[Haruna Aoki]]></category>
		<category><![CDATA[Kie Terasawa / 寺澤季恵]]></category>
		<category><![CDATA[Joaquin Berao]]></category>
		<category><![CDATA[MauiMari Ocean Jewelry]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>ホリデーを彩るジュエリー、作家による一点もののオブジェや器。手仕事の温もりと、アーティスティックな視点でセレクトした個性あふれるギフトたち。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年1・2月合併号掲載）</p>
<p>※掲載商品は小誌オンラインストア「Numero CLOSET」にて取り扱い中。</p>
<p>Super Fancy Love Pop by Haruna Aoki｜スーパーファンシーラブポップ バイ アオキハルナ
</p>
<p class="picture"></p>
<p>ぬいぐるみのドリーミーな装飾性とバッグの実用性を融合させた、アーティストのアオキハルナが手がけるブランド「スーパーファンシーラブポップ」。デザインから制作まで一貫して手仕事で仕上げ、素材や手法の組み合わせによる多彩な表現が魅力。</p>
</p>
<p class="btn_entry">
スーパーファンシーラブポップ バイ アオキハルナの商品をチェックする</p>
<p>Kie Terasawa｜寺澤季恵
</p>
<p class="picture"></p>
<p>金沢を拠点に、吹きガラス特有の形や現象と自身の生命観の間で制作する、気鋭のガラス彫刻作家、寺澤季恵。代表作に不気味さと美しさが共存する「ハートビート」シリーズや「フルーツ」シリーズがある。</p>
</p><p></p>Yuka Hayashi｜林友加
<p>茶碗¥132,000／Yuka Hayashi<br />
安土桃山時代に美濃にて誕生した志野焼に向き合う陶芸家 林友加は、伝統を継承しながら今の暮らしに合う現代の志野を探求している。ピンクとグレーを基調に釉薬による陰影や濃淡で表現されたミニマルな佇まいが印象的な茶器。</p>
<p class="btn_entry">
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Valentine｜ヴァレンタイン
<p>リング M（Numero CLOSETにて、ほかAHKNRSY 展開）￥36,300／Valentine<br />
甘さとシャープさを併せ持つジェンダーレスなハンドクラフトジュエリー、ヴァレンタイン。ベルリン在住のタイポグラファーArata Hirano（typoésie）とのコラボレーションによるアルファベットジガーリング。</p>
<p class="btn_entry">
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Love it once more｜ラヴィットワンスモア
<p>キーチャーム￥15,400／Love it once more<br />
アップサイクルと⽷から⽣み出されるデザイン性をコンセプトに、一つ一つ手作業により生み出されるハンドメイドニット・アイテムを展開する「ラヴィットワンスモア」。アイコンのチューリップモチーフを愛らしいチャームにした新作。</p>
<p class="btn_entry">
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Joaquin Berao｜ホアキン・ベラオ
<p>（左から）ネックレス TOKYO￥108,900  ネックレスGAUDI ¥107,800  ペンダントPOEMA ¥85,800／すべてJoaquin Berao<br />
1982年創業のホアキン・ベラオは、彫刻や建築を想起させる造形美とエレガンスが調和する個性的なデザインが特徴のスペインを代表するジュエリーブランド。</p>
<p class="btn_entry">
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<p></p>Keita Suto｜須藤圭太
<p>（手前）酒カップ￥16,500 （奥）ティーボウル￥33,000／ともにKeita Suto<br />
「装う」をテーマに制作する陶芸家、須藤圭太の「dress」シリーズの酒器と茶碗。器と糸を身体と衣服の関係になぞらえ、土と異素材を組み合わせることで陶芸作品における「装い」を表現する。</p>
<p class="btn_entry">
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Telma｜テルマ
<p>ビジュー刺繍ロンググローブ ￥148,500／Telma<br />
テルマ2025AWコレクションにて、コーディネートのアクセントに登場したビジュー刺繍のあしらわれたロンググローブをNumero CLOSET限定で販売。ハーフスリーブのドレス、ベストコート、ロールアップしたカーディガンなどの手元をコスチュームジュエリーのようにゴージャスに演出してくれる一品。</p>
<p class="btn_entry">
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MauiMari Ocean Jewelry｜マウイ・マリ・オーシャン・ジュエリー
<p>淡水パールとアコヤパールに大粒のハーキマーダイヤモンド（ニューヨーク州ハーキマー地区で産出される高透明度の水晶）を組み合わせたネックレス ￥59,400（12月上旬より発売予定）／MauiMari Ocean Jewelry<br />
マウイ島在住のデザイナー、マリ・ディラーによる「マウイ・マリ・オーシャン・ジュエリー」は、ビーチからイブニングシーンまで、カジュアルでありながらハイエンドな素材使い、デザインが特徴のデイリーに身につけてほしいお守り的なジュエリー。</p>
<p class="btn_entry">
マウイ・マリ・オーシャン・ジュエリーの商品をチェックする</p>
<p></p><p>The post a little something Red：感性を刺激するギフトコレクション first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>アーティスト門田千明インタビュー「平凡な日常に漂う印象を色とかたちで表現する」</title>
        <link>https://numero.jp/20251202-chiaki-kadota/</link>
        <pubDate>Tue, 02 Dec 2025 05:00:16 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Chiaki Kadota / 門田千明]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>木や花、サンドイッチや果物、ソファやぬいぐるみといった日常のひとコマを、グレイッシュな色味で描く門田千明。いつも霧に包まれてような北海道・苫小牧の景色の中で育った門田の作品には、心地良く優しい雰囲気が漂う。選ばれるモチーフは生活の中でふと心に「とまる」ものであり、「愛でられる」対象だ。画題を慈しみ大切にしたいと願いながら、ありきたりな日常の中にある幸せを描こうとする門田の表現を支えるモチベーションをひも解く。</p>
<p class="picture"></p>
絵との出会いが仕事になるまで
<p>──もともと絵を描くのが好きだったのでしょうか。</p>
<p>「北海道の苫小牧で生まれ育ったのですが、子どもの頃、道路のアスファルトにうつる自転車の影が、時間が経つにつれて変化していく様などをチョークでなぞるのが好きでした。そうやって絵を描いていたら、ある日近所のおじいさんに「絵が好きなの？」と聞かれたのです。実はおじいさんはもともと校長先生で、定年後に絵を描きつつ油絵も教えている方だったので、その教室へ通うようになったのです」</p>
<p>──運命的な出会いですね。どれくらい通ったのですか。</p>
<p>「デッサンや彫刻などいろいろ教えていただいたのですが、一番大きかったのは、ものの見方や、広く言えば社会の捉え方など、概念的な要素を学ぶことができたことでしょうか。創作の基本的な価値観は、その時培ったように思います。小学校一年生から中学校に入学するまで通いました。中学に上がる前、『もう技術的に教えることはないから、別のところに通った方がいいよ』と言われたので、寂しかったけれどもやめました。それから美大の予備校に通い始めたのですが、私はただ絵が好きで、美大に入ってからの目的がなかったこともあり、つまらないと感じるようになってしまいました。そしてファッションに興味を持ったので、服飾系の学科がある東京の大学に進学しました」</p>
</p><p></p><p>CAFE AALTOでの個展に合わせて、フィンランド・デザイン界の巨匠アルヴァ・アアルトの代表作フラワーベースに生けられた花々をモチーフに。（左）《けいとう》（右）《smoketree and echinacea》</p>
<p>──ファッションで自己表現するようになったのですね。</p>
<p>「アパレル系の会社に就職したいと思いながら、夜間に美容専門学校へ通い、美容師の免許を取りました。その後、就職した会社でヘアアクセサリーの企画販売を手がけました。学んだことを生かせるので、やりがいを感じられましたね」</p>
<p>──当時、絵は描いていなかったのですか？</p>
<p>「仕事でヘアアレンジの提案をする時などは絵を描いていました。あとイラストも手がけていましたが、仕事ではなく遊びで描いている感覚でしたね。当時は休みの日に美術館へ行くくらいで、アートに関してはつくり手というよりも鑑賞者側だったように思います。<br />
その後、結婚して鎌倉に引っ越しをし、子どもが生まれたので会社を退職したのですが、自分の時間が取れなくて、子どもが大きくなった時ロスになるような気がしました。そんな時、たまたま保育園に空きが出たので預けて仕事をするようになりました」</p>
<p>（左）《cinnamon roll》（右）《sandwich》グラフィカルなストライプ模様は、実はサンドウィッチ。</p>
<p>──絵のお仕事でしょうか。</p>
<p>「イラストを描いたりカレンダーをつくったりしていまして、フリーランスならイラストレーターとして仕事ができるかもしれないと考えるようになりました。鎌倉には出版社で働いている方など面白い人が多くて、縁がつながるようになったのです。順調だったのですが、5～6年経つと次のフェーズに行きたいと考えるようになり、プロになるためには学び直した方がいいのかな、などと思うようになりました」</p>
<p>──考える時期に入ったのですね。</p>
<p>「やがてコロナが流行し、社会も止まったのですが、その頃にグラフィックデザイナーの友人が子どもの造形アトリエをつくり、オープンを手伝う機会がありました。子どもたちと絵を描くのはとても楽しく、自分が大人になって凝り固まっていたことに気づかせてもらいました。その時友人に『表現したい気持ちがあるなら公募に出してみたら？』とアドバイスをいただいたんです。自分では表現したい気持ちがあると思っていなかったのですが、とても良いきっかけでした。そして自分だけの色やかたち、情景などをいろいろ重ねてスパイラルの公募型アートフェスティバル『SICF22』に出品し、ワコールスタディホール京都奨励賞をいただきました」</p>
描きたいもの、描きたい瞬間
<p>《blueberries》アアルトのフラワーベースの有機的なフォルムは、フィンランドの湖の形、白樺の根本付近の断面形状とも言われ、門田さんのモチーフ使いにもどこか共通している。</p>
<p>──木や花、サンドイッチや果物、ソファやぬいぐるみなど、具象の絵が多いですね。</p>
<p>「描いているのは具象のもので、画題を通して前向きな気持ちを引き出してもらっている気がします。私は人が楽しい気持ちになったり、ウキウキしているところを見るのが好きなので、そういった気持ちを共有できると嬉しいですね。一方で、私の絵が好きではない方もいらっしゃると思うのですが、どのように見えてもいいですし、好きな人もそうではない人もいる、寛容な状態がいいですね。寛容さがあれば生きにくさがなくなると考えています」</p>
<p>──画題にするものの共通点はあるのでしょうか？</p>
<p>「造形などにも惹かれるのですが、平たい言葉で言いますと『愛でられる』もの、でしょうか。愛でるという行為は、慈しみ、大切に接し続けることでもあります。気ぜわしい現代社会の中でこそ、太古から息づいていたであろう美しい心を大切にしたいですし、そういった気持ちが表現を支えるモチベーションになっていますね。画題を『愛でたい』と感じる瞬間に心が動きます」</p>


	


<p>（左）《zakuro and pear》（右）《あじさい》</p>
<p>──そういったモチーフを「描きたい」と感じるのは、どういった瞬間ですか。</p>
<p>「例えば食べものを描く場合は、おいしい』とか『好き』だと思う時でしょうか。なにげないもの、気になるもの、経験につながるものを描きたいです。ほか、ぬいぐるみには人格があるようで愛おしく、世代や時間をつなぐ『有限』を感じさせる部分に惹かれます」</p>
<p>──詳しく教えてください。</p>
<p>「最近、私は時間を描いているんだと思っていて、『有限』を意識することで『今しかないもの』を大切にできると考えています。昔はどちらかというと面白いもの、刺激的なものを求めていたのですが、今は日常の愛おしさ、ありきたりな生活の中にある幸せを描きたいのです。年齢を重ねることで純粋になれたのかもしれません。例に出すのもおこがましいようですが、大家のアーティストでも高齢になって自由になられる方がたくさんいらっしゃいますよね。この瞬間、こんな風に感じた、こんな色だった、そういったことをたくさん発見し続けて、前向きでありたいです」</p>
<p></p>色づかいに宿る自身のルーツ
<p>《white birch》白樺は、自身の思考を巡らせるきっかけであり、自分らしさを表す大切なモチーフだという。</p>
<p>──色の使い方が独特ですが、気をつけていることなどはあるのでしょうか？</p>
<p>「技術的なお話ですと、対角にあるものの色や補色などの法則を使っているのですが、具体的な法則性は小学校の頃におじいちゃん先生から教えていただきました。先生には『千明さんは色の人』だと言われたのですが、色彩が新しいということで嬉しかったのを覚えています。描くときは自分の色の基準があって、受け身で『描かされている』気がします」</p>
<p>──曖昧な色が多いですね。</p>
<p>「グレーや霧がかかっている感じは、私がもともと持っている感覚だと思います。生まれ育った苫小牧は大体霧に包まれているような天気だったので、そういった見え方が原体験として残っていて落ち着きます。はっきりした色のものを見ても、見たままには描けないと思います」</p>
<p>「In Denmark」シリーズ。（左）《lakescape l》夏に訪れたデンマークの湖と湖面に映る緑深い森を描いた作品。（右）《lakescape ll》上空から見た湖面に映る空の表情を描いた「lakescape」<br />
</p>
<p>──「SICF22」でワコールスタディホール京都奨励賞を受賞された『Portrait of my friends』は白樺をモチーフとした作品ですが、控えめな色調が印象的でした。</p>
<p>「実家に帰ると千歳空港から白樺が見えるのですが、その光景になんとなく安心するんです。帰省して白樺が目に入ると『私は頑張れたかな？』と考えますし、関東へ戻るときは白樺に『行ってらっしゃい』と言ってもらえるような気がしています。今は葉山に住んでいますので、海を描いたこともあるのですが、自分らしさとは何かを考えた時、白樺は私にとって思考を巡らせるきっかけみたいなもので、今の私らしいモチーフだと思っています。白樺を描いた時、基本的な技術は既にしみ込んでいて、表現したいものや概念は自分の中にあるんだと気づかされました」</p>
<p>──門田さんの作品には、北海道出身というルーツが生かされていますね。</p>
<p>「北海道にいた時、あのおじいちゃん先生に本質的なものを与えていただいたんでしょうね。あと、自然しかない環境で生まれ育ったので、昔は東京に出たかったのですが、今になると故郷は豊かで全てがあると感じていますし、ありがたいことにルーツが強みになっていると思います。その意味で、先日伺った北欧も北海道に似た部分があって落ち着きました」</p>
内なる風景とこれからを見つめて
<p>Numero CLOSETにて販売中の「ode to joy」シリーズの3作品。（左から）《flowers》《two figs》《home》</p>
<p>──アーティスト活動は、どのように継続なさっていく予定でしょうか？</p>
<p>「今はあふれる想いのままに試行錯誤しながら絵を描いていて、自分の表現とは何かを考えながら制作していますね。個展をやることで自分の中で整合性をつくっているので、日常がテーマの個展を続けていきたいです」</p>
<p>──日常の中に色やかたちを見つけていくのですね。</p>
<p>「はい、そこに喜びがあると思っています。私にとって絵を描くことは内省的な行為でありつつ、外界や社会とコミュニケーションを取ることですので、絵を通して想いや感動を表出しているのだと考えます。小説や物語は言葉で表現しますが、私の場合は絵で表現しています。ですので個展でお客様のお話を伺い、感想などをいただくのが好きです。私も個展に行った時、作家の原風景を伝えてもらった気がしてはっとするのですが、自分の個展でお客様が何かを伝えてくださると、同じようにはっとしますね」</p>
<p>──今後はこういったものを描きたい、こういう活動をしたい、などはありますか。</p>
<p>「より抽象的なものを描いていきたいという気持ちがあります。ほか、ミニマムで洗練されていて、歴史を感じさせるので、日本的なモチーフにも挑戦したいと思っています。あとは絵本の制作にも興味を持っていますね」</p>
<p>CAFE AALTOにて開催中の門田千明展の様子</p>
<p>門田千明展<br />
会期／開催中〜2026年1月12日（月）<br />
時間／11:00〜21:00（平日・土）11:00〜20:00（日・祝日）※最終日のみ19:00まで<br />
会場／CAFE AALTO店内（Spiral Garden 新丸ビル4F）<br />
住所／東京都千代田区丸の内2丁目4-1 新丸ビル4F<br />
URL／https://www.spiral.co.jp/topics/11929_kadotachiaki</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで門田千明の作品をみる</p>
<p></p><p>The post アーティスト門田千明インタビュー「平凡な日常に漂う印象を色とかたちで表現する」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
                            <ldnfeed:image>
                                <ldnfeed:image_link>https://numero.jp/wp-content/uploads/2025/11/71815d7fc161f762d6340040055a9436.jpg</ldnfeed:image_link>
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            <ldnfeed:rel_subject>三田真一×伝統工芸職人らによる展覧会＠福岡県・太宰府天満宮</ldnfeed:rel_subject>
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        <title>ニットデザイナー倉谷マロ インタビュー「捨てられる糸にもう一度愛を込めて」</title>
        <link>https://numero.jp/20251126-maro-kuratani/</link>
        <pubDate>Wed, 26 Nov 2025 05:00:41 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Love It Once More / ラヴィットワンスモア]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>余剰糸を軸にアップサイクルのハンドメイドニットを展開する「LOVE it ONCE MORE（ラヴィットワンスモア）」。「エゴのないものづくり」を目指し、廃番となった家庭用編み機を駆使して、見た瞬間に心が明るくなるアイテムを発表する。ポップでカラフルなニットに込められた、デザイナー倉谷マロの思いとは。</p>
<p class="picture"></p>
<p>──編み物を始めたきっかけは？</p>
<p>「縫製の仕事をしていた祖母が趣味で編み物をしていて、その影響もありますが、子どもの頃から、髪の毛を編むのがすごく好きで、鏡を見ながら自分で三つ編みや編み込みをしていたんです。思い返すと、子どもの頃から編み目の模様を見ることもずっと好きで、その延長で気がついたら自然と編み物に興味を持ち始めました」</p>
<p>──編み物が好きだったとのことですが、本格的に始めたのは？</p>
<p>「もともとニットの編み目が好きだったのもありますが、ニットは思い描いたものを自分の手ですぐに形にできる感覚があって。布帛とは違う、ニット特有の立体にしていく感覚や、糸から選んだり、何種類か撚り合わせるだけで好みの糸もできて、オリジナルのものを生み出せるプロセスがすごく面白くて。その楽しさに惹かれて、大阪文化服装学院のニットコースに進学しました」</p>


	


<p>──生粋の編み物好きなのですね。</p>
<p>「私にとって編み物は瞑想に近いんですよね。編み目を数えたり、規則的な動きの繰り返しに無心に集中できるんです。海外ではニット・メディテーションというのがあるらしいですが、まさに編んでいると心が整うというか。編み続けることで、精神安定というかニュートラルな状態を保てる、バランスが取れる感じがしています。だから、しばらく編まないでいると、無性に編みたくなってくるんです。同じ作業を苦に感じることはなく、もう生活の、日常の一部になっています」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>──ニットを学び、自身でブランドを立ち上げるに至った背景は？</p>
<p>「卒業後、しばらく企業でニットの企画デザイナーとして働いていました。そのなかで大量生産の背景にある大量の余剰糸の存在や廃棄されている現状を知り、次第に何とかそれらを活かして、自分のエゴだけではないものづくりができないか、という思いが強くなっていきました。また、マイナスなイメージの余剰糸をポジティブな価値を持った作品に変換して届けたい、テキスタイルのように見た瞬間に心が明るくなるアイテムにしたいという思いから、自分のブランドを立ち上げました」</p>
<p>チューリップモチーフのバッグチャーム¥15,400（Numero CLOSETにて販売中）</p>
<p>──ブランド名「LOVE it ONCE MORE」に込めた意味は？</p>
<p>「LOVE it ONCE MORE」というブランド名には、「もう一度愛して」という思いを込めています。捨てられてしまうはずだった余剰糸を使って、新しい命を吹き込み、新たな価値を持たせる。そういったポジティブな考え方で、この名前をつけました。ものを大切にして、もう一度輝かせるということを大事にしています」</p>
<p>
	

</p>
<p>──具体的には、余剰糸をどう活用しているのですか？</p>
<p>「ニットの生産には、どうしても大量の余剰糸が出てしまうので、それらを使ってアイテムを作ることでただ捨てられるのではなく、新しい魅力的な形に変えています。余剰糸は色や太さが混在していて数が安定していないんですが、逆に面白さとして捉え、うまく組み合わせながら柄編みやジャカードにすることで、オリジナリティを表現しています。私にとって余剰糸はデザインのヒントやアイデアをくれるポジティブな素材なんです」</p>
<p></p><p>柄編みのジャガードや太い糸にも対応できるブラザーの『パンチナイン』。パンチで穴を開けたパンチカードという設計図を入れて柄模様を編んでいく。</p>
<p>──なぜ、アナログな家庭用編み機に行き着いたのでしょう？</p>
<p>「最初は古着やビンテージのニットを解体して、それを新しい形に編み直すアップサイクルをしていましたが、持続可能なブランドとして成り立たせるためには、それだけでは難しいことに気づきました。それと数量も種類もバラバラな余剰糸を組み合わせて柄を作るような細かな表現は、既存のニット工場では対応できず、規模的にも家庭用編み機が合っていたというのもあります。ただ、それまで鉤針や棒針の手編み、プログラミングデータで編む業務用の編み機でしか作ったことがなかったので、家庭編み機の使い方を学ぶためにスクールに通いました。こうして  次第に糸から選んで、細かい柄も編める家庭用編み機にシフトしていったんです」</p>
<p>立って押し引きしながら編みのが倉谷さん流。色を選んで変える作業が多いため、立ったままの方が集中できるのだとか。</p>
<p>──実際に家庭用編み機を使ってみて気づいた発見、魅力は？</p>
<p>「家庭用編み機は、なくてはならない作品作りの相棒です。私が愛用しているブラザーのパンチナインなど多くは今の日本では製造されていないので、とても希少です。壊れてしまうと修理できる人も少ないので、壊れないでと話しかけながら大切に使っています。家庭用編み機の良さは、手編みだと限界がある量でも作れるし、余剰糸を使った柄編みや色替えがしやすいのも魅力です。あと、ブラザーやシルバーなど、かつては多くの家庭用編み機が日本で製造されていました。日本独特のものづくりの精神が詰まった家庭用編み機を使って制作していると思うと感慨深いですし、私のものづくりのポリシーとも通じる部分があって、とても大切な存在です」</p>


	


<p>（左）ビーニー¥42,350 （右）ニットスカーフ（マフラー）¥66,660／ともにNumero CLOSETにて販売中</p>
<p>──家庭用編み機で制作することが、日本のものづくりの精神とも繋がっているのですね。</p>
<p>「日本の文化にすごく興味があって、和食やお茶、着物、畳といった日本独特の美しさに惹かれています。ポップなカラーリングのアイテムですが、根底には和の感覚があると思っています。例えば、古い着物からインスピレーションを得たり、日本の文化や美意識を編み物を通じて表現していきたいんです。ポップだからこそ、着物、お守りといった和の要素でも、和風すぎずバランスが取れるのかなと思います」</p>

  </p>










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<p></p>
<p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;">LOVE it ONCE MORE(@loveitoncemore_official)がシェアした投稿</p>


<p></p>
<p>──そうなると表現の仕方や作るものも今後は変化してくるのでしょうか。</p>
<p>「はい。身に着けるだけのものではなく、飾るものとしてのアート作品にも力を入れていきたいと思っています。例えば、掛け軸のようなアイテムやオブジェなど、より装飾的で優美な形にも挑戦し、もっとニットの可能性を広げたい。 世の中にはモノがたくさん溢れているけれど、その優れたものを受け継ぎ、一つ一つに愛着をもって大切にできるようなモノを広めていきたいと思います」</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでLOVE it ONCE MOREのアイテムをみる</p>
<p></p><p>The post ニットデザイナー倉谷マロ インタビュー「捨てられる糸にもう一度愛を込めて」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【佇まいのある器】vol.3 陶芸家 須藤圭太</title>
        <link>https://numero.jp/20251019-aesthetic-vessels-3/</link>
        <pubDate>Sun, 19 Oct 2025 03:00:17 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Life]]></category>
		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[佇まいのある器]]></category>
		<category><![CDATA[Keita Suto / 須藤圭太]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>生活の道具としての器、アートとしての器。ガラス、陶磁、七宝焼…それぞれの技法で表現する作家たちの作品から奥深い創作哲学を読み解く。vol.3は、陶芸家 須藤圭太。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年10月号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>陶芸家　須藤圭太｜Keita Suto
器にファッションの自由さを吹き込み<br />
陶芸の可能性を拡張する
<p>陶器を身体に見立て、衣服やアクセサリー、タトゥーからインスピレーションを得て装飾を施す陶芸家、須藤圭太。「dress」シリーズは、まさに「装う」がテーマ。陶磁器の修繕技法の金継ぎをヒントに、黒い楽焼の器をあえて破損し、割れによって生じた傷を「不完全・コンプレックス」と読み替え、釘と糸で“ドレス”を纏わせることで、ポジティブなものへと昇華する。</p>
<p>「dress /vase」割れ、破損をより魅力的に見せるためどう糸を纏わせるかを考えながら制作。</p>
<p>「dress / tea bowl」傷口を縫合する糸のリズムをそのまま美しい装飾へと解釈。</p>
<p>「MYO」シリーズは、黒土をキャンバスに幾何学模様を刻み込み、モノトーンゆえの“白と黒どちらを見るか”という視覚の揺らぎを狙う。彫刻刀の刃が生むシャープな断面の強弱、緩急の連続は、まるでミニマルミュージックの反復のようなパターンを形成し、彫り痕の凹凸は触覚をも呼び覚ます。</p>
<p>須藤は、陶芸にファッションの概念を重ね、器とオブジェ、完全と不完全、強さと儚さ、相反する要素を共存させながら、その〈間〉に潜む美と自由を探る。</p>
<p>水平器で正確なグリッドを描いてから模様を下書きし、3種類の彫刻刀を使い分けて手彫りした「MYO / vase」</p>
<p>Numero CLOSETで須藤圭太の作品をチェックする</p>
<p class="btn_entry">
「佇まいのある器」シリーズをもっと読む</p>
<p>&nbsp;<br />




器を縫う!?　陶芸家 須藤圭太の創作の源を探る 
Art / 18 10 2025



</p>
<p></p><p>The post 【佇まいのある器】vol.3 陶芸家 須藤圭太 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
                            <ldnfeed:image>
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        <title>器を縫う!?　陶芸家 須藤圭太の創作の源を探る</title>
        <link>https://numero.jp/20251018-keitasuto/</link>
        <pubDate>Sat, 18 Oct 2025 03:00:13 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Keita Suto / 須藤圭太]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>器を割り、釘を打ち、糸を張る。また、器の表面に刻まれた文様が、立体的な表情を生み出す。陶芸作家、須藤圭太の作品は、伝統的な陶芸を出発点にしながらも、その概念を根底から問い直すような実験性に満ちている。繊細に張り巡らされた糸、彫刻刀で彫り込まれた線のリズム、それらが作品に艶やかな装飾性と緊張感を与え、独自の存在感を獲得している。このクリエーションは、どこからインスパイアされたのだろうか。彼の代表作である「Dress」と「MYO」の2つのシリーズを軸に、彼の創作の源を探った。</p>
<p class="picture"></p>
艶やかな服をまとった「Dress」シリーズ
<p>──器がオートクチュールドレスを纏ったような、「Dress」シリーズはどのように誕生したのですか。</p>
<p>「6年ほど前、ある展示のテーマが“食器”だったんです。それをきっかけに、器のフォルムを保ちながら糸を張るという試みを始めました。それ以前は、人体のような抽象的な造形に糸を纏わせていたのですが、器という完成された形に装飾を施すには、必然性が必要だと感じました。そこで思いついたのが、器を“割る”という行為です。器をあえて崩すことで、釘を打ち、糸を纏わせることが意味を持ってくるのではないかと考えました」</p>


	


<p>──釘や糸のパターンは、どのように決まるのでしょうか。</p>
<p>「まず器を作り、それを割る。ランダムに生じた割れ目やひびから、大まかなデザインが決まります。割れ方とフォルムの関係を見ながら、ここに釘を打ち、この方向に糸を通す、と墨で下書きしていく。その時点で、すでに糸のパターンはある程度、見えています。その後は淡々と糸を張っていく作業に没頭します。繰り返しのリズムは編み物に近い感覚で、一定の手の動きの中に心地よさがあり、何度も糸を巡らせることで濃淡が生まれ、新しい形が立ち上がり、それがまた次のパターンに繋がっていきます」</p>
<p>──糸の選び方にはどのような基準がありますか。また陶器をモノトーンに統一している理由は？</p>
<p>「糸は太さや質感が大きなポイントです。光沢や強度といった実用性も考慮しますが、一番は、糸を張ったときの配列の心地よさ。土台となる陶器も意図的です。表面の糸をより鮮やかに見せるために、黒または白で着色しています。器そのものに赤やピンクなどの色彩があると、そこに意味が生まれてしまう。ミニマルなモノトーンに絞り込むことで、作品のフォルムと糸のパターンを純粋に見てもらいたいと考えています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──ひとつの作品にどれくらいの時間と糸を費やしますか？</p>
<p>「作品の大きさにもよりますが、だいたい4〜5時間ほど。日をまたいでしまうと気分が変わり、余計な要素を足したくなってしまうので、できる限り一気に仕上げます。糸はおおよそ30メートルほど。なるべく一本の糸で通したいのですが、全体のバランスを整えるために複数本を使うこともあります」</p>
</p><p></p>彫るという行為が、器に新しい表情を与える「MYO」
<p class="picture"></p>
<p>──「MYOシリーズ」の名前の由来を教えてください。</p>
<p>「これは8、9年ほど前から始めたシリーズで、最初は“彫りの模様シリーズ”と呼んでいましたが、展示に出す段階で『MYO』と名付けました。MYOは、“模様”であり、同時に『妙』とも読むことができます。この言葉は仏教において『極めて美しい』という意味があります。ただ、これは、シリーズを象徴する記号のようなものなので、読み方も観る人に自由に委ねています」</p>


	


<p>──一輪挿しに文様を彫るという発想はどこから？</p>
<p>「版画からイメージを膨らませたところもあります。彫刻刀の入れ方や深さによって、濃淡を表現できるし、彫ることによって模様をつけることは、ある種タトゥーにも通じます。『MYO』は粒子の細かい磁土を使用し、粘土を半乾きの状態で表面を削ります。刃が粘土を削る感覚自体も心地よく、それが制作の動機になっている部分もあるかもしれません。『Dress』は感覚に従って糸を巡らせる即興性という側面がありますが、この作品は、この部分にこの模様を入れようと設計を起こしてから作業を始めます。設計やデザインの工程が大きな比重を占めています」</p>
<p>──パターンの設計はどのように進めるのですか。</p>
<p>「ノートに図案をスケッチしています。ただ、ペンで描く線は均一な太さなので、実際に土に彫りながら、再度、スケッチに戻る、その往復で模様を展開していきます。また、平面で考えた図案を器の360度のフォルムにきちんと収まるかどうか、それも計算しながら進めます」</p>
<p></p>実用的な食器よりも、表現の手段としての陶芸に惹かれた
<p class="picture"></p>
<p>──そもそも、陶芸を志したきっかけは？</p>
<p>「幼少期から絵を描くことが得意で、母も美術が好きだったので、よく美術館やスケッチ旅行に連れて行ってくれました。そのまま美術科のある高校に進学し、その後、芸術大学を目指していたのですが、一時期は進路に迷い、興味のあったファッション業界で販売員として働いていたこともありました。それでも、2年半ほど経った頃、やはり美術をきちんと学びたいという思いが強くなり、美術大学の工芸科に進学しました」</p>
<p>──なぜ、工芸を選んだのですか。</p>
<p>「当時、まるで本物のような金属の彫像など、超絶技巧に興味があったことが理由です。工芸科でさまざまな素材に触れる中で、ずっと身近にあった陶芸に目が向きました。地元・笠間には、数多くの陶芸家がいて、実際に作陶で生計を立てている様子を目にしていたので、陶芸なら、創作を“職業”として続けられるかもしれない。そういう現実的な選択でした」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──環境という要素も大きかったのですね。</p>
<p>「そうですね。陶芸を選ぶにあたって、雷に打たれたような決定的な出会いがあったわけではありません。地元にモデルケースが存在していたことが、決断を後押ししたと思います。やってみたいという気持ちと環境、そして運。創作を続けられるかどうかは、結局その3つの要素に尽きるのかもしれません」</p>
<p>──そして、大学院に進学しスイスに留学。なぜスイスに？</p>
<p>「大学院の教授が、フィリップ・バルドという面白いアーティストがスイスにいると紹介してくれたんです。大学や大学院では、陶芸の基礎と立体造形を学び、スイス留学では、美術としての陶磁器文化に触れました。ヨーロッパでは陶芸は立派なアートのひとつで、その環境に身を置く中で、自分もアートとしての陶芸をやっていきたいと強く思うようになったんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──以前は実用的な食器の制作もされていましたが、そこから離れた理由は？</p>
<p>「独立した当初は、陶器市で販売するような食器を作っていましたが、日本には優れた食器作家が数えきれないほどいます。正直、自分がそこに加わる必然性はあまり感じなかった。むしろ、用途のある器から離れ、自分にしかできない表現を追求した方がいいと考えるようになりました。それで、徐々に用途のある器から意識が離れていきました」</p>
陶芸の未知なる美を探求する
<p>こちらの「dress」シリーズの作品はNumero CLOSETにて販売中。</p>
<p>──釉薬ではなく、糸や彫りを用いた表現に行き着いた理由は？</p>
<p>「陶芸では釉薬を用いた装飾が一般的です。僕も学生時代に一通り学びましたが、そこにあまり魅力を感じませんでした。というのも、釉薬の美は何千年もの歴史の中で確立され、もはや完成された領域です。それを今の時代に落とし込み表現するという方法もありますが、僕が関心をもったのは、今だから成立する新しい表現です。新しい表現技法で、かつ装飾的なものを探りたい。一見奇抜に映るかもしれないけれど、これもひとつの美として成立していませんか、という提案を続けたいと思っています」</p>
<p>──これから挑戦したいことは？</p>
<p>「平面的な作品の商品化です。版画的な平面と立体の中間を、陶芸だからこそ表現できると考えているので、そこをもっと掘り下げていきたい。また、新しい技法をアーカイブ化しウェブで公開することも構想しています。陶芸を志す人なら誰もが手にする、ジョー・コーネルの『陶芸―装飾のテクニック』という技巧書があるのですが、その現代版を作りたい。これまで自分が編み出した技法も、必ずしも全てを作品化できるとは限りません。自分には用途のない技法であっても、他の人がそれを作品に応用して新しい作品を生み出すかもしれない。そしてその作品を観た人が刺激を受けて、さらに新しい陶芸を。そういうサイクルを作りたいんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──技巧のアーカイブ化は、ライフワークですか？</p>
<p>「そうですね。2年前から少しずつ進めているのですが、このプロジェクトが収益化できるとは考えていないので、仕事の合間にライフワークとして少しずつ実現していけたらと考えています。そもそも、筆と絵の具があれば制作を始められる絵とは違って、陶芸は技術的な要素が大きく、設備も必要なので、作品が完成するまでのレイヤーが多い分野でもあるんですね。大学などで基礎を学び、そこから自分なりの技法を編み出していく。その技法を編み出す段階をサポートできるようなアーカイブを残したいのです」</p>
<p>こちらの「MYO」シリーズの作品はNumero CLOSETにて販売中</p>
<p>──最後に、須藤さんにとって、創作のモチベーションとは？</p>
<p>「陶芸にはまだ未知な部分が多く残されています。焼成による偶然性やコントロールできない面白さもそうですし、まだ発掘されていない“正解”がある。それに対する、冒険心が大きなモチベーションです。世の中にはまだ、陶芸に使用されていない素材が山のようにあります。それを組み合わせて、新しい美しさが生まれるのかを探りたい。そして、今はSNSなどを通じて、その冒険の結果をすぐ社会に投げかけられる仕組みがあります。反応を受け取り、また次の冒険へと進む。結局のところ、陶芸にはまだわからない部分がたくさんある。それが、純粋に面白いと感じるんです」</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで須藤圭太の陶芸作品をみる</p>
<p></p><p>The post 器を縫う!?　陶芸家 須藤圭太の創作の源を探る first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>プロたちの愛用道具｜yUKI「竹森鉄舟作のメイクブラシ『yUKI Brush』」</title>
        <link>https://numero.jp/20250909-tools-they-love-3/</link>
        <pubDate>Tue, 09 Sep 2025 05:00:17 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Beauty]]></category>
		<category><![CDATA[yUKI TAKESHIMA]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[プロたちの愛用道具]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>各分野のプロフェッショナルたちに、自身のクリエイションを完成するのになくてはならない大切なこだわりの道具を見せてもらった。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年7・8月合併号掲載）</p>
yUKI｜ユキ（メイクアップアーティスト）<br />
竹森鉄舟作のメイクブラシ「yUKI Brush」
<p class="picture"></p>
</p><p></p>「ブラシの毛が良くないと、きれいに肌に馴染まない」
<p>「メイクにおいてブラシは手と同じくらい重要」とメイクアップアーティストyUKIは語る。1990年代にパリでメイクを学び、パリコレやファッション撮影の現場でブラシの使い方がメイクの仕上がりに大きな影響を与えることを実感。だが、帰国した当初、日本で主流のスポンジでメイクした厚塗りの肌に違和感を覚えた。それをきっかけに「肌に負担をかけず、肌質を生かした自然な仕上がりの美を提案したい。そのためには良いブラシが必要」との思いから、世界的に評価の高い日本製の熊野筆で理想のブラシ開発に着手。</p>
<p>yUKI Brushシリーズ。（右上から時計回り）ベースだけでなく洗顔に使用するのも効果的な、高価で上質な山羊毛ブラシ106（プティ）。適度なコシのチーク&#038;パウダーブラシ002。ニキビや吹き出物もピンポイントでカバーするコンシーラーブラシ008。シェーディングブラシ102（プティ）。毛穴をカバーし、ツヤも実現するファンデーションブラシ205（サクラ）</p>
<p>広島県熊野町の職人や工場を何軒も訪ねるなかで、竹宝堂の筆司・竹森鉄舟氏と出会った。高品質な原毛の厳選から、熟練の手作業による工程のなかでも「揉み出し」は、手触りと感覚を頼りに不要な毛を整理し形を整える、高度な技術が求められるブラシ作り。</p>
<p></p>
<p>開発に約3年を費やし、鉄舟氏の技と温かみ、yUKIのノウハウとこだわりが詰まったメイクブラシ11本（現9本）が完成した。ファンデーションからアイシャドウまで全てブラシで完結できる。</p>


	

<p>例えば、希少な灰リスの毛を使ったブラシ001は、肌に上品なツヤを残しつつ、絶妙なハーフマットの仕上がりを可能にする。アイシャドウブラシ010は程よい硬さと密度があるので、先端を蝋燭形に尖らせることで、目の際までしっかり色を入れられる。</p>
<p class="picture"></p>
<p>その後、プロユースはもちろん、一般の人でも使いやすいプティサイズも展開し、敏感肌の人からも「こんなに痛くないブラシは初めて」と支持されている。</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでyUKIのメイクブラシをチェックする</p>
<p></p><p>The post プロたちの愛用道具｜yUKI「竹森鉄舟作のメイクブラシ『yUKI Brush』」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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                                <ldnfeed:image_link>https://numero.jp/wp-content/uploads/2025/07/yuki_sns.jpg</ldnfeed:image_link>
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        <title>存在感で魅了する「ASAMIFUJIKAWA」のリング｜私たちのモノ語り #081</title>
        <link>https://numero.jp/makotomatsuoka-7/</link>
        <pubDate>Sat, 09 Aug 2025 05:00:35 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Editor's Post]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[jewelry]]></category>
		<category><![CDATA[【連載】私たちのモノ語り]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[ASAMIFUJIKAWA / アサミフジカワ]]></category>
		<category><![CDATA[makotomatsuoka]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>ジュエリーを選ぶポイントは人それぞれですが、私が一番惹かれるのは、これまでに見たことのないデザインに出会ったときです。印象的なフォルムのジュエリーは、身につけるだけで気分が高まり、「それどこの？」と聞かれることもしばしば。そこから生まれるちょっとした会話も、楽しみのひとつです。今回、アサミフジカワ（ASAMIFUJIKAWA）から新しくお気に入りのリングをお迎えしたので、ご紹介します。</p>
</p><p></p><p>Shell Thin Double finger Ring（Silver）¥48,400</p>
<p>私がチョイスしたのは、存在感のあるダブルフィンガーリング。アンモナイトの化石がモチーフとなっているそうで、その繊細なディテールに見るたびうっとりしてしまいます。大ぶりながら、シンプルな服にも個性派スタイルにも馴染む優れもの。手元にひとつ加えるだけで、一気に洗練されたムードにしてくれます。</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>指に巻きついているような不思議なフォルムで、見る角度によって表情が変化するユニークなデザイン。硬いシルバーのテクスチャーも、しなやかな曲線と表面に施されたストライプ柄によって、柔らかさを感じさせます。</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>ひとクセあるリングを重ね付けして、シンプルな服装に手元だけ派手にするのがお気に入り。自分から一番見えやすい場所にあるファッションアイテムだからこそ、とびきり気分の上がるアイテムをチョイスしたいです。</p>
<p>Numero CLOSETには他にもユニークなジュエリーを展開中。新たな個性を引き出すアイテムをぜひチェックしてみてください。</p>
<p class="btn_entry">Numero CLOSETで<br />「ASAMIFUJIKAWA」のアイテムをチェック！</p>
<p class="btn_entry">
連載「私たちのモノ語り」をもっと読む</p>
<p></p><p>The post 存在感で魅了する「ASAMIFUJIKAWA」のリング｜私たちのモノ語り #081 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>ファッション性と普遍性が共存する世界を描く「ART of TANAKA」の挑戦</title>
        <link>https://numero.jp/20250806-tanaka/</link>
        <pubDate>Wed, 06 Aug 2025 05:00:02 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[TANAKA / タナカ]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>デニムを主軸とするブランド「タナカ（TANAKA）」に新展開。今秋ローンチするコレクションライン「ART of TANAKA（アート・オブ・タナカ）」は、その名の通り、アート性を追求するハイエンドなクリエイションの場であり、後世に残したい伝統工芸やテクノロジーとの取り組みを通して、クチュールを見出していくという。メンズ、ウィメンズ問わず、国内外に多様なファンを抱えるTANAKA。その現在地と未来へのヴィジョンを「ART of TANAKA」のユニークなピースが生まれるまでのプロセスとともにひも解く。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p><p>──TANAKA は2017年にニューヨークでスタートしました。今、日本と行き来するペースは？ </p>
<p>「以前に比べると、日本にいる期間が長くなりました。日本のチームメンバーが増え、2023年には直営店もオープンしたためです。ただ、ニューヨークがTANAKAのインスピレーションを得る拠点であることは変わらず、今も定期的に滞在しています」</p>
<p>──2025-26年秋冬のランウェイショーでは、新ライン「ART of TANAKA」を発表。クラフツマンシップを感じる素材使いが印象的でしたが、どんな位置付けのラインでしょうか？</p>
<p>「TANAKAのコレクションラインの位置付けです。よりアートの側面を追求するために、従来のラインから切り分ける形で新たに立ち上げました。今回のコレクションでは京都や尾州、桐生などの伝統技術を取り入れています。これまでも多少デザイン性の強い服はつくっていて、ファッション感度の高いショップさんにも買い付けていただくことが増えてきたところでした。だったら2軸にわけて整理したほうが、両極に振り切ったものづくりができますし、クリエイションの方向性がもっと明確になると思いました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──定番のラインはそのまま続く？</p>
<p>「はい。従来のラインは『New Classic』として、引き続き新しいクラシック＝傑作を再構築していきます。『ART of TANAKA』では、ジャパンデニムの可能性をもっと広げて、クリエイションとしてのデニムを見出していきたい。つまり、今後もTANAKAのコアがデニムであることは変わりません」</p>
<p></p>和洋の伝統工芸と新旧テクノロジーを折衷する


	


<p>──そもそも、TANAKAといえばデニムである理由を改めて教えてください。</p>
<p>「まず、ニューヨークでブランドを立ち上げた時につくったのは、5ポケットに近いデニムなどのエッセンシャルなアイテムで構成した、とても小さなコレクションでした。なぜTANAKAがデニム軸になっているのかというと、世界に向けて売り始めた時、ニューヨークとヨーロッパからの反応が一番良くて、そのアテンションが『TANAKAがつくるジャパンデニム』というところに集中したからです。その延長線上で、ファッション好きの人たちが今着たいと思えるようなスタイルを追求していく中、ただベーシックなだけじゃないアイテムも増えていきました。私自身、感覚的に物心ついた頃からデニムに魅力を覚え、よく身につけていたということももちろん前提にあると思います」</p>


	


<p>──ART of TANKA では、ファッションとしてのデニムの可能性をさらに広げていくと。 </p>
<p>「はい。アート性を追求することは、人の手もかかり、希少価値が高くなる。いわゆる量産のシステムとは違う作り方や売り方をする必要もあるかと思います。そしてこれまで伝えきれていなかったことをART of TANAKA で開放したいなと」</p>
<p>──具体的には、伝統工芸とのコラボレーションなどになりますか？</p>
<p>「日本の伝統工芸を後世に残したいと、いろんな場所に足を運んでますます思うようになりました。『今までの100年とこれからの100年を紡ぐ衣服』というTANAKAのヴィジョンとシンクロしますし、大事なミッションです。これまでも奄美大島の泥染めなど、伝統工芸との取り組みはありました。今後、さらに ART of TANAKAを通して、日本に限らず、東洋と西洋、新旧の技術と出合い、新しい形で後世に伝えていきたい」</p>
<p></p>「100年先に残すべきでない衣服」というカウンター発想
<p class="picture"></p>
<p>──25-26AWのテーマ“SIDE A”とは？</p>
<p>「“SIDE A”は、TANAKAが思い描く理想の世界です。“SIDE B”のほうが現実世界で、悲しいことにそこでは争いが絶えず続いています。今回、その“SIDE B”の象徴をミリタリーウェアとし、TANAKA流に解釈して、これからの100年に残してはいけないものと定義しました」</p>
<p>──古着の世界では、ミリタリージャケットが人気を集めた時期もありました。戦争のイメージは抜け落ちて、本来の用途から切り離されたところでファッションの価値が生まれた。</p>
<p>「ミリタリーウェアをミリタリーウェアだと気にせずに着ることができたら、それは平和の証ですよね。少し前まではそんな時期もあったように思いますが、今はミリタリーの存在がリアルに近すぎて、そのまま着ることに抵抗があるとも思います。その異常さに対して、自分たちの無力さに打ちひしがれるばかりですが、だからといって傍観しているわけにはいかない。今、TANAKAに何ができるのかを考えた時、ミリタリーウェアを後世に残さないために、まずは一度全部ほどいてみようかと」</p>


	


<p>ツイードボンバージャケット CLOSETにて予約販売中。テープ状に裂いたミリタリーナイロンを織り込んだファンシーツイード。裂織りの技術は、東北地方の農村部で生まれた襤褸（ボロ）がルーツにあり、近年海外のアートやファッション界でもBOROとして注目されている。着倒した古布や端切れを継ぎはぎして1枚の生地に戻すという、日本が貧しかった時代の知恵であり文化だ。</p>
<p>──ミリタリーウェアをほどくとは？</p>
<p>「今回トライしたのは、裂織りのテクニックです。ミリタリージャケットに使われるナイロンを裂いて、ラメ糸やリボンヤーンと一緒にファンシーツイードに織り込みました。ただ、アイデアは出たものの、実際にやろうとすると思った以上に難しく、いつもお世話になっているツイードが得意な生地屋さんに持ちかけたら、できないと断られて……。いわく『これができるのは小塚毛織のカナーレさんくらいだろう』と。それですぐに小塚さんの連絡先を探して相談したところ、TANAKAの取り組みにすぐに賛同いただけて、その1週間後には尾州の工場でつくり始めていました」</p>
<p></p><p>裏地は明るいフラワープリントをカモフラージュ柄に落とし込み、ハッピーなムードに</p>
<p>──「100年後に残すべきではない」という今シーズンのコンセプトは、「今までの100年とこれからの100年を紡ぐ衣服」というTANAKAのヴィジョンの反転であり、結果的にポジティブな未来へと接続していくアプローチにもなっていますね。</p>
<p>「ありがとうございます。ちなみに小塚毛織さんは、ションヘル織機という、今ではとても貴重なドイツ製の古い機械を集められていて、70〜80歳の熟練の職人さんじゃないと動かすことができないし、メンテナンスもできないそうです。長らく継承者がいなかったようですが、最近20歳前後の若い世代が修行に来ていて、それも素敵だなと思いました」</p>
<p>ツイードフィールドコート Numero CLOSETにて予約販売中。</p>
<p>──ミリタリーナイロンを織り込んだファンシーツイードを、フィールドコートなどのユーティリティウェアに落とし込むのがTANAKA流ですね。</p>
<p>「今秋冬はもうひとつ『ブリティッシュ』のキーワードがあります。インスピレーショントリップとして、去年の秋口にイギリスに行ったんですけど、すれ違う人みんながBARBOUR（バブアー）のオイルドコートばかり着てたんです。天気も気温もまちまちな土地柄だと、長いコートより腰丈でバサっと羽織れるもののほうがが、汎用性があっていいんだなと。そういう実用的なところの気づきから生まれたアイテムです。展示会でもすごく好評でした」</p>
<p></p>西陣織の帯を、カジュアルウェアのグラフィックアートに


	


<p>フィールドコートの背面に貼り付けた西陣織のグラフィック。通常のジャカードではできない、独特な色合いが目を引く。マルチパターン フィールドコート Numero CLOSETにて予約販売中。</p>
<p>──アート作品をそのまま貼り付けたようなフィールドコートもあります。</p>
<p>「西陣織の帯をつくっている京都の工場とご縁があり、今シーズンのテーマを描いたグラフィックを織ってもらいました。“SIDE A” を背面に、“SIDE B” はひとつの柄を半分に切って、両袖に」</p>
<p>──大胆なドッキングですね。</p>
<p>「横幅が決まっている帯というのは、生地として使おうとすると制限になってしまいますが、洋服に嵌め込むグラフィックと考えれば、むしろ耳まで使えていい。和の要素を、スポーティーなウエアに組み合わせたいというのがずっとあって、それが実現したのがこのコートです」</p>
<p></p>「デニムをどれだけエレガントに表現できるか」
<p>ノーカラーレイヤードデニムジャケット（ブラックレース）と レイヤード ストレートジーントラウザーをセットアップで。Numero CLOSETにて予約販売中</p>
<p>──そして主力のデニム。加工がかなり凝っています。</p>
<p>「レーザー加工の応用です。デニムをレーザーで焼き、ウォッシュで色を抜く技術なんですけど、この技術自体は以前からヒゲのユーズド感を出す際などに使われています。ART of TANAKAでは、この技術を使って絵を描きました。色を抜いた上から、さらに型をおこし、ステンシルで幾重にも色を重ねています」</p>
<p>──レースを重ねたピースもあります。</p>
<p>「デニムをどれだけエレガントに表現できるか、というところを目指しました。フェミニンというよりも、よりシックに昇華させたい考えから、見え隠れするインディゴとレースの組み合わせがあったらいいなと思ったんです。レースをレザー調にコーティングできる技術が京都にあると知ったことが始まりでした」</p>
<p>ワークジーントラウザー（ブラックレース）Numero CLOSETにて予約販売中。</p>
<p>──デニムのベースは定番の型ですか？</p>
<p>「はい。人気のダブルニーです。インディゴの色にもこだわって、ムラブリーチと呼んでいるんですけど、レースの透け感と相まって、なんともいえない複雑なカラーに仕上がったと思います」</p>
<p>刺繍スカルプチャージャケット CLOSETにて予約販売中。 </p>
<p>──白のジャケットは、ウエスタン風味ですね。</p>
<p>「ウエスタンの要素は、主軸のデニムと相性がいいので、よくジャケットに取り入れています。今回のジャケットの素材はウールですが、サージという綾織なので、ざっくりとしていてデニムに近い。ウエスタンシャツとジャケットの間のような着用感です。そこに、桐生の手振り刺繍を入れました。手振り刺繍というのは、わかりやすいところでいうとスカジャンによく入っている刺繍の技術です。職人さんの手仕事なので、立体感があって味が出ますよね。今回、ダウンやツイードにも入れてもらったんですけど、どうやら生地との相性が良くないみたいで、職人さんは最後まで納得がいかず……。私たちから見るとすごくきれいなのですが、それくらい職人さんたちはプライドを持って繊細な仕事をなさっています」</p>
<p></p>世界の「TANAKA」へ。その壮大なポテンシャル
<p class="picture"></p>
<p>──ブランドタグも目を引きます。手書きのサインですか？</p>
<p>「洋画家の父に頼んで書いてもらいました。生地もこだわっていて、キャンバスを白く塗る前のリネンを画材屋で調達しました。独特の素材感があって、プリントもテクスチャーのある乗り方をしています。それを手縫いでまつりつけています」</p>
<p>──サイズも大きいし、かなりインパクトがあります。</p>
<p>「TANAKA＝田中って、日本でトップ5に入るくらいに多い苗字じゃないですか。TANAKAは私個人のブランドであり、ファミリーレガシーを残したい気持ちもあって決めたブランド名ですが、同時に日本を代表する存在として、世界に羽ばたいていきたいという願いも込めています」</p>


	


<p>──羽ばたくといえば、鳩のモチーフをよく使っていますよね。TANAKAのクリエイションは、平和の希求と常にリンクしていますか。</p>
<p>「鳩はまさに平和を願うモチーフで、ホワイトドーブと呼んでいます。今、世界で起こっている悲惨な出来事と、私たちのクリエイションは、どうしてもつながってしまう。毎日暗いニュースばかりが飛び込んでくる中、そのやるせない気持ちや、世界を変えたいという強い信念をポジティブなパワーに変えてクリエーションに込めることができたら、と思っています」</p>
<p>──ファッションはまさに時代を移す鏡。</p>
<p>「アメリカには本当にいろんな国の人がいて、遠い国の話であってもニューヨークにいれば、それだけで身近に肌で感じることがたくさんあって、危機感もリアルに感じますし、それはずっとTANAKAの根底にあります。その中で私が今できることをやるしかない。ファッションには世界を変えていく力があって、社会的な問題に対する訴えも起こす力があると信じています。TANAKAの影響力はまだまだごくわずかですが、継続する中で発信力を高めていきたいです」</p>
<p></p><p></p>
<p>──70年代はフラワーチルドレンのような現実逃避的なムーブメントがありました。時代とともに、ファッションのあり方も変わっていますが、今どうあるべきだと思いますか。</p>
<p>「今のファッションは一辺倒の価値観でなく、皆それぞれの価値観や思想で自由に表現していけることが理想。それはこの先も変わらない理想のあり方だと思います。かつてファッションを巻き込んだムーブメントがあったことを知った上で、今に照らして考えることも１つの選択肢かと思います。<br />
私の価値観としては、自分のコミュニティだけ平和だったらいいみたいな保守的なムーブメントではないところを目指せたら。最終的にはやっぱり服を着ることで、テンションが上がったり、誰かの日々のサポートになったり、というのが衣服やファッションの素敵なところですよね」</p>
<p>平和への想いを象徴するするようなホワイトデニムで飾ったフィナーレ。</p>
<p>──以前のインタビューで「リーバイスやヘインズのような普遍的なブランドになりたい」とおっしゃっていました。改めて、TANAKA というブランドのこれからの成長をどのように見据えていますか？</p>
<p>「たくさんのモノで溢れている今の時代に、自分が新しくブランドを始める意義については、立ち上げのタイミングでとても考えました。考えた末、目指す方向はリーバイスのような存在になることだと思ったんです。リーバイスは、ワーキングウェアにファッションの価値を与えた。ここで意識したいのは、それは自分ひとりでできることではないということです。TANAKAではこれからも同じような志を持ったメンバーと一緒にチームで成果を上げていきたい。そして私がもしいつか倒れたとしても、ブランドは続いていくようにしたい。早い段階で後継者のことも考えるつもりです。あと、これはまだ先になると思いますが、TANAKA NY TYO LTDの中に他のメンバーや新しいデザイナーによる新しいブランドを立ち上げることも視野に入れています」</p>
<p>──TANAKAというブランドそのものが概念になる。TANAKAであるからこそ追求できる、他にないブランド設計ですね。</p>
<p>「デザインと会社、デザイナーズブランドと企業組織を、新しい形でハイブリッドしたい。今はまだ初期段階ですが、夢は大きく描いています」</p>
<p>TANAKA<br />
URL／https://www.tanakanytyo.com/ja<br />
Instagram／@tanakanytyo</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでART OF TANAKAのアイテムをチェック</p>




【デニム探訪 vol.1】100年先も続く普遍的な服を目指す「TANAKA」 
Fashion / 26 01 2022




<p></p><p>The post ファッション性と普遍性が共存する世界を描く「ART of TANAKA」の挑戦 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>海外アーティストのツアー衣装も話題「タナカダイスケ」デザイナー インタビュー</title>
        <link>https://numero.jp/20250720-tanakadaisuke/</link>
        <pubDate>Sun, 20 Jul 2025 03:00:18 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
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		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[tanakadaisuke / タナカダイスケ]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>5年目を迎える気鋭のファッションブランド「タナカダイスケ（tanakadaisuke）」。デザイナー田中大資は、幼い頃から布を使った創作に親しみ、20代は刺繍や衣装制作に情熱を注いだという。その狂気とも言えそうな繊細な手仕事を生かし、スタートした自身のブランドのコンセプトは「おまじないをかけたようなお洋服で、自分の中にいるまだ見ぬ自分と出会えますように」。独自のスタンスでファッションに向き合いながら、世界的なアーティストからのラブコールも絶えない。そんな彼に、自身のクリエイションについて話を訊いた。</p>
</p><p></p>アレキサンダー・マックイーンがファッションの世界への入り口
<p>2023 AW「white lace black tulle cloak」チュールとレース、ヴェルヴェットのリボン、ビジューを使ったブランドを象徴するケープコート</p>
<p>──ものづくりをしたいと思ったきっかけは何ですか。</p>
<p>「小学生の時から美術や図工、家庭科の授業が大好きでした。何か作りたいという欲求が芽生えたというより、手先が器用なことに気づき、徐々に向いているのかなと思い、興味が湧いてきました。特に家庭科の授業で、その時に布を触るのが好きでした」</p>
<p>──ファッションに関心を持ち始めたのはいつごろからですか。</p>
<p>「アレキサンダー・マックイーンが載っている雑誌を見て『自分がやりたいことはファッションなんだ』と気付きました。刺繍の緻密さや世界観に圧倒されました。他に影響を受けたのはレディー・ガガ。アルバムタイトルの『Born This Way』ツアーのライブで、彼女が曲毎に何回も衣装を着替えていくんです。世間を騒がせた生肉ドレスもその一つ。他にも球体みたいなドレスとか。本人の服を着ることへの根性もですが、観客がそれを見て沸く感じといい、エンターテインメントとしても衝撃的でした」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──「tanakadaisuke」はデコレーション的な要素の強い服という印象ですが、その理由は？</p>
<p>「一番最初に影響を受けたデザイナーがアレキサンダー・マックイーンで、その次がジバンシィ時代のリカルド・ティッシです。ファッション＝ロマンティックで手仕事の要素がギュッと詰まってるものだと思い、この世界に入りました。今は日常に寄り添ったファッションアイテムのデザインをしていますが、ブランドとしてのあり方は原点に忠実でありたいと思っています」</p>
<p></p><p>ショーやイメージビジュアルで使用した小道具にも刺繍が施されている。</p>
<p>──インテリアデザインも学ばれましたが、現在の服作りと共通点はありますか。</p>
<p>「インテリアもアールデコの時代のものが好きでした。やはり装飾的なものに惹かれます」</p>
<p>──装飾的なものや服飾史的なものは、どのようにして知ったんですか。</p>
<p>「姉が読んでいた雑誌『KERA』で知りました。あとは、アニメも好きです。『美少女戦士セーラームーン』や『カードキャプターさくら』などですね。物語や美術的感覚にも大きく影響を受けたと思います。そういった感覚の上に、衣装デザイナー、刺繍作家を経て、ブランドを立ち上げ、活動しているんだと思っています」</p>


	


<p>（左）2022AW「transforming cape」変身シーンをイメージしたケープドレス。（右）2024AW「Pink heart bijou tulle dress」ショーのラストルックを飾ったドレス。</p>
<p>──現在、ブランドはどのようなバランスで構成されていますか。</p>
<p>「コロナ禍にブランドを始めて、ターゲットを設定しないまま動き出しました。当時は自社でポップアップをやって、気に入ってくれた方々がオンラインで購入してくれていました。“自分が欲しいもの”や“見たいもの”を作ることからスタートして、徐々に日本のお店に少しずつ置いてもらえるようになったんです。お店側からリクエストをいただいたりして学びながら続けています。受注生産が今のブランドにとって一番いい方法だと感じています。自分がデザイナーですが、一緒に考えてくれるスタッフもいるので、アイテムの幅は増えてきました」</p>
<p></p>テクニックやディテールの追求から始める服作り
<p class="picture"></p>
<p>──衣装作家や刺繍作家としても活躍されていますが、一つのコレクションを作る際、どういったアプローチから始めているのでしょうか。</p>
<p>「テクニックやディティールからスタートします。刺繍やプリントから考え始め、シルエットは後から考えます。2025AWは、tanakadaisukeらしい黒を表現したいと思っていて。黒いビーズなど、素材集めから着手し、新しい黒のバランス感を作りたかったんです。スパンコールやビーズはマットなものからツヤっぽいものまで探しました。素材が集まったらモチーフ作り。その次はジャケットやドレスなど、どんなアイテムを作るかを決めて、その次にシルエットをどうするか考えます。</p>


	


<p>特にモチーフを重視しているので『これはどこにつけよう』『このバランスだとジャケットだな、これはパンツだな』と考えて、どんどん服を構成するパーツが集まってくるイメージです。物語の登場人物が決まると、ストーリーの流れが見えてくるじゃないですか。やりたいモチーフやテクニックは、1シーズンに何個かあるので、それをどうまとめれば面白く語れるのかを考えます。その時自分が研究したいテクニックがそのシーズンのテーマやアイテムに繋がっていくのが、tanakadaisukeならではかもしれません」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──世の中のトレンドと一線を画す、独自の世界観をお持ちです。常に大切にしていることは？</p>
<p>「素直でいること。何事にも共通することですけど。ものづくりで嘘をつくとバレると思うんです。『これは本当は好きじゃないんだろうな』とか。自分がブランドを始める前の、衣装作家時代に出会ったスタイリストさんたちに『面白い』と思われたい。お客様はもちろん、クリエイターや自分が憧れてた人たちに認められたい気持ちが強いんです。そのためには、創作する自分の直感に嘘をつかず正直でいることが大事というのが現時点の考えです」</p>
<p>──トレンドなど情報過多な時代ですが、流行というものをどう捉えていますか。</p>
<p>「たまたま流れてきたSNSで見た画像に対して『自分だったらこうする』と考える癖をつけていて。ゲーム感覚で向き合うことで、楽しんでいます」</p>
<p></p>独自の世界を生み出すのに欠かせない刺繍
<p>2023 SS「champagne gold moire jacket」多様な刺繍使いが特徴的なtanakadaisukeらしさが伝わるジャケットの一つ</p>
<p>──刺繍の技術や衣装製作はどこで学ばれたのでしょうか。</p>
<p>「学校を卒業して半年間だけ、コレクションブランドで働きました。その後は自分でブランドを始めたのでちゃんと学んだかというと正直あやしいです。20代でトライアンドエラーを繰り返しながら習得しました。学生時代から服のディテールをクローズアップした本が大好きで、アレキサンダー・マックイーンのドレスの寄りの写真を穴があくほど見ました。よく観察することで、どんな仕事が施されているかが分かるので、真似して作って自分がどこまで本物に寄せられるか挑戦していました。とにかく見て、自分の頭の中でイメージし、それに近づけていくみたいな作業。自分が手に入れられるパーツでどこまでマックイーンレベルの刺繍を目指せるか、それが学生時代にやっていたことです。写経みたいですね。『ここだけビーズの質感を曇らせて、1トーン落とせば色で立体感が出るんだ』『高さを出すためにパーツを組み合わせているんだ』というように手を動かすと発見があって面白い。絵を描くだけだと単純に色を変えるにすぎない表現になりますが、刺繍は手を動かすことで見えてくるものがあるんです」</p>


	


<p>（左）ビジューフリンジブラトップ（Numero CLOSETにて取り扱い中）（右）レースやスパンコール、ビジュー刺繍など装飾が施されたバッグ。</p>
<p>──それは楽しかったのか、それとも意地でやっていたのでしょうか。</p>
<p>「どっちもですね。やってやろうみたいな挑戦に燃えていたと思います。マックイーンの存在、仕事を見てファッション界に入ろうと決めたので。『マックイーンが16ルック作ったら、17ルック目を自分が作れる』というぐらいの気持ちや自信もありました。振り返ると学生が何を言ってるんだって感じですけど（笑）」</p>
<p></p>ファッションとエンターテインメントの融合が衣装制作の醍醐味
<p>2025SS「CLOAKED IN MYSTERY」深海の神秘的な一面を題材とし、ファンタジーでありながら現実的な側面を追求したコレクション。双子の人魚姫をイメージしたルック。</p>
<p>──衣装制作をするようになったきっかけは？</p>
<p>「レディー・ガガのステージ衣装を見て、こんなに自由なファッションがあるということに自分自身がやられてしまって。ファッションとエンタメが絡んでいるのがずっと好きだったので、今に繋がっていると感じますね」</p>
<p>──どのようにして衣装作りの技術を習得されましたか。</p>
<p>「出会ったスタイリストさんたちから学びました。少しずつ知識をもらい、「衣装制作において、こういうことを気にして作らないといけないんだ」と知りました。スタイリストさんとの仕事は彼らが「こういう方向性でいきたい」と考える参考資料をもらい、近づけられるよう追求します。自分の中にないものを引き出してもらえるので、課題みたいでとても面白い仕事でした。限られた納期や手に入る素材でできることと、できないことのせめぎ合いでした」</p>

  </p>










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<p></p>
<p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;">tanakadaisuke(@tanakadaisuke_official)がシェアした投稿</p>


<p></p>
<p></p><p>──衣装の場合は着る人が決まっていますが、コレクション制作においてイメージする人物像、女性像はあるのでしょうか。</p>
<p>「コレクションでも“着る人が誰か”は、はっきりイメージがあります。コレクション１カ月前に、モデルのオーディションをして、ドレスを着る人を決めます。それありきで「アクセサリーが必要だよね」とか「靴ってこうだよね」とルックの詳細を詰めていきます。他のファッションデザイナーとは違うやり方かも知れません。モデルの印象から、デザインのヒントを得たり、服を作ったり。衣装デザインという自分の持ち場に近づけて服作りをしていますね」</p>


	


<p>2025SSコレクションより。</p>
<p>──服作りで一番楽しい瞬間は？</p>
<p>「モデルが衣装を着た瞬間の全てがマッチした感じが一番幸せ。ショーの最中よりもです。フィッティングでモデルのテンションが上がっていたら最高ですね」</p>
<p>──逆に大変なときは？</p>
<p>「いつもです。一つ一つの作業の積み重ねとスケジュール的な時間に限りがあるので。今は刺繍を職人さんと一緒に作っていますが、ショーピースは自分で考えながらやったほうが早いことも。パターン化しているモチーフについては、一破片やって、これを6個を作ってくださいみたいなこともあります」</p>
<p></p><p>TAEYANG 2025 TOUR [THE LIGHT YEAR]アンコール公演にサプライズ出演したG-Dragonが着用した2024AWシーズンのジャケット。</p>
<p>──SEVENTEENをはじめ、数多くのアーティストの衣装を手掛けていますが、最近では、G-Dragonのワールドツアーの衣装が話題になりました。何がきっかけで手掛けることになったんでしょうか。</p>
<p>「韓国・ソウルのセレクトショップに卸していた赤いジャケットをG-Dragonのスタイリストさんが見つけてくれたみたいで。着用があったことは知らず、インスタを見ていたら、いきなり自分が作った服をG-Dragonが着た写真が流れてきて驚きました。その後「ツアー用に衣装を貸してください」と連絡が来たんです」</p>


	


<p>──そのツアー衣装についてもう少し詳しく聞かせてください。</p>
<p>「その後、オープニングで着用する赤い王冠のヘッドウェアと黒いノーカラージャケットに裾や袖口にクロシェ編みのフリルをあしらった衣装を作りました。衣装は25AWコレクションのカーディガンのデザインをベースに、ステージ映えするようにボリュームアップして作り変えました。夏のツアーになるということで、薄手で透けるくらい軽いツイードウールの素材を採用しました」</p>
<p>──実際に東京ドーム公演のステージで、自分が手がけた衣装を着用するG-Dragonを見た感想は？</p>
<p>「王冠と衣装の制作に2人の職人に入っていただいたので「とにかく使ってもらわないと」という気持ちが強かったです。偶然ですが、2人ともご自身でツアーのチケットを取っていたぐらいG-Dragonのファンだったんです。オープニングで王冠をつけて登場した瞬間、ホッとしました」</p>
<p></p>『美少女戦士セーラームーン』に憧れて
<p>胸元に蝶モチーフのビジュー刺繍をあしらったドレスは、2024年東京国際映画祭で橋本愛が着用したドレス。</p>
<p>──衣装は今後も制作していきたいという思いはありますか。</p>
<p>「作る対象が誰でもいい訳ではありませんが、絞りつつ全力が出せる現場で挑戦したいです。以前はいろいろと依頼を受けていましたが、コレクション制作も忙しくなってきたので現実的にオフシーズンでしかできないので。個人的には楽しいからやりたいですし、やっぱり学ぶことも膨大にあるんです」</p>
<p>──次は誰の衣装を手掛てみたいですか。</p>
<p>「やはりBLACKPINKのジェニーですね。過去に衣装のリースはありましたが、彼女のファンの一人でもありますし、アジアのDIVAとして女性をエンパワメントしていると思います。自分自身が『美少女戦士セーラームーン』を見て憧れていたものに重ねちゃうんです。あとはIVEのウォニョンも気になるし、学生の時からSHINeeのファンなので、ミノ（ミンホ）さんがチョーカーをつけてくれたときは驚きました」</p>
<p>──『美少女戦士セーラームーン』のどこに憧れたのでしょう？</p>
<p>「セーラームーンは強くて、素直なところ。ドジをしてもそのキャラクターが強みになって愛されるというか。あと、当時アニメや漫画を見ていて、作者の武内直子さんのファッションに対する描写も好きでした。ファッションブランドのモチーフがいっぱい描かれていて、本当に好きなんだろうなと。プリンセス・セレニティのドレスにもたくさんのディティールが描き込まれていて今でも忘れられないドレスです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──衣装を作るとき、一番心がけていることは？</p>
<p>「客観視すること。ファンが見たい姿と、自分の技術が重なり合うところの最大値を出していきたいと思っています」</p>
<p>──最後に、ご自身にとってファッションとは？</p>
<p>「いつもと違う自分になりたい時に僕が一番近くにいたいと思っています。魔法とかおまじないに一番近い存在に」</p>
<p>tanakadaisuke<br />
URL／https://tanakadaisuke.jp/<br />
Instagram／@tanakadaisuke_official</p>
<p></p><p>The post 海外アーティストのツアー衣装も話題「タナカダイスケ」デザイナー インタビュー first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>Tシャツコーデの新たな選択肢。「リブ ノブヒコ」のミニバッグ｜私たちのモノ語り #079</title>
        <link>https://numero.jp/miyukadota-6/</link>
        <pubDate>Sat, 19 Jul 2025 03:00:54 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Editor's Post]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[【連載】私たちのモノ語り]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[miyukadota]]></category>
		<category><![CDATA[Riv Nobuhiko / リブ ノブヒコ]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>夏本番はこれからだというのにすでにTシャツコーデがマンネリ気味…。ピアスやネックレスなどのアクセサリーをつけるのが少し苦手なので、コーディネートに物足りなさを感じてもアレンジの幅がないのが悩みでした。そんな私でもアクセサリー感覚で使えるリブ ノブヒコのミニバッグが今年の夏を100倍楽しませてくれそうな予感です。</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>ビーズやレース、リボン、ロマンティック派が心ときめくモチーフをふんだんに取り入れたクチュールライクなデザインが人気のリブ ノブヒコ。毎シーズン必ずチェックしている大好きなブランドなのですが、新たにワードローブにミニバッグをお迎えしました。</p>
<p>一見マーブル模様に見えるビーズはよく見るとレースのうねりで表現されており、まるでアートピースのよう。ミント色のレースを重ねた大小のファブリックビーズと透明な丸ビーズを一つ一つ手作業で縫い合わせており、さすがはメゾンキャリアを持つリブ ノブヒコならではのクチュールの技術に感動です。</p>
<p></p><p>トップ／Maison Kitsuné　スカート／Vivienne Westwood　シューズ／Onitsuka Tiger（すべて私物）</p>
<p>風とじゃれ合うようになびくストラップリボンは軽やかなアシンメトリースカートと相性抜群。ショルダー部分を伝うように咲く立体的なフラワーモチーフが幻想的なムードをプラスし、カジュアルなコーデも一気に華やぎます。</p>
<p class="picture"></p>
<p>肩がけでも斜めがけでも使える2way仕様で実用性も◎　内張りされたインナーバッグはスマホがすっぽり収まるサイズ感で、カードケースやリップ、コームなどさっと取り出したいアイテムを入れるのにぴったりです。</p>
<p></p><p>この夏はTシャツコーデの新たな選択肢として、ミニバッグを取り入れてみてはいかがでしょうか。ご紹介したアイテムは、Numero CLOSETにて販売中です。ぜひチェックしてみてください。</p>
<p>Numero CLOSET<br />
https://shop.numero.jp/</p>
<p class="btn_entry">【連載】私たちのモノ語りをもっと読む</p>
<p></p><p>The post Tシャツコーデの新たな選択肢。「リブ ノブヒコ」のミニバッグ｜私たちのモノ語り #079 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
                            <ldnfeed:image>
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        <title>日本の森と伝統工芸を守りたい。黒い漆器「しんこきゅう」のメッセージ</title>
        <link>https://numero.jp/20250707-shincokyu/</link>
        <pubDate>Mon, 07 Jul 2025 05:00:53 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Shincokyu / しんこきゅう]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>漆器の産地、加賀山中で木地師として、伝統工芸に日々向き合う中で生まれた職人発の漆器ブランド「しんこきゅう」。Numero CLOSETでも取り扱い中のこれらの木の器は、間伐材など価値が付きにくい規格外の木材を活用し、一つひとつ昔ながらの手作業で丁寧に仕上げられている。モダンな佇まいの漆器に込められた伝統工芸の未来への想い。「しんこきゅう」を通して伝えたいこととは何か。由緒ある堆朱塗宗家のDNAを受け継ぐ、木工ろくろ職人、堆朱杏奈にたずねた。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p><p>──漆工の道に進んだきっかけは？</p>
<p>「もともと絵画を学びたかったので高校から芸術コースに進学しましたが、途中で挫折してしまい、どうしようと思ったとき、ふと自分のルーツに立ち返ってみることにしたんです。私の『堆朱（ついしゅ）』という苗字は、伝統工芸の堆朱彫という漆器の技法からきています。本当に大昔の話に遡りますが、実は先祖代々、堆朱彫をやっていた家系でした。かつて中国に渡って堆朱彫を修得し、室町時代には足利家に収めるようになりました。足利氏から堆朱という苗字と楊成という名前を賜り、以来、堆朱彫の元祖として、堆朱楊成を代々継承していました。ですが、21代まで続き、戦後まもなくに途絶えてしまったんです。そこで道に迷ったときに、自分の原点やアイデンティティを見つめてもいいのかなと、漆の道に進みました」</p>
<p>──すごい家系ですね、もともと知ってはいたんですか？</p>
<p>「親からはなんとなく聞かされていましたが、幼い頃は絶対にやりたくないと思っていました。堆朱彫というのは、漆の液体を何回も塗り重ねるので、 堆積の堆と、赤い漆（朱色）を重ねるところからついた呼び名で、その漆の塊を本来は彫っていきます。それが後に鎌倉彫や新潟の村上堆朱という技法に派生していくんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──漆の道に進みましたが、なぜ堆朱彫でなく、漆器の職人になったのでしょう？</p>
<p>「山形県の大学で漆芸を勉強していたときに、ちょうど東日本大震災がありました。大学では最初はオブジェなどアート作品を作っていましたが、これに何か意味があるのかなと疑問に思ってしまって」</p>
<p>──震災を体験し、あの光景を目の当たりにすることで考え方が変わったと？</p>
<p>「瓦礫の撤去を手伝いに行った際、この瓦礫の山の中で、どれぐらい大切なものってあるんだろうと。今の自分にできることでいうなら、木の器を作って、 私がいなくてもそれを使うことで、みんなの思い出ができればいいんじゃないかなと思うようになって、それで器を作り始めました」</p>
<p>──そこから、どのように方向転換していったのですか。</p>
<p>「加賀にある漆器の木工ろくろの学校に通い、木地師の親方の下で修業をしました。普段は職人として、オーダーに合わせて作る卸の仕事が中心なので、直接お客さんと顔を合わせることはほとんどありません。そこから10年ほど経って、自分で『shincokyu（しんこきゅう）』というブランドを立ち上げましたが、作る意味をどうやって発信すべきかを模索しているところです」</p>
<p></p>本来の伝統工芸を守りたい
<p class="picture"></p>
<p>──「しんこきゅう」を立ち上げた経緯は？</p>
<p>「かつて伝統工芸というのは、現代のスマートフォンのように生活になくてはならないものでした。しんこきゅうの立ち上げのきっかけは『本来の伝統工芸を守りたい』と思ったから。私が考える伝統工芸とは何か？ それは身の回りのものを身の回りの材料で作ること。先人たちは『材料の確保』『技術の伝承』『材料の育成』の3つに取り組んでいました。漆器でいえば、木の器を作る人を木地師と呼びますが、木地師は山で木を見て、森の状態を把握しながら使う木を決め、そして、木や森を育てていました。後世に伝えるために、自分が死んだ後も次の世代が生活できるように配慮していたのです。でも今の木地師は、生きている木を見ても何の種類かがわからない人が多いように思います。</p>
<p>そして、伝統工芸において大きな問題は材料不足だと感じています。このままでは次の世代に繋いでいくことは難しいでしょう。便利になった世の中では各業種が働いていることで簡単に材料を手に入れることができますが、その材料がいったいどこからどのように運ばれてきているのかは不透明です。また、産業化の進んだ現代は、たくさんの業種が機械化しています。今の伝統工芸と呼ばれているものは、技術の機械化や新素材の開発などで、大量生産、大量消費のようになっているように思い、だんだん本来の伝統工芸とかけ離れ、迷子になっているように感じます。そこで、しんこきゅうを通して、材料の確保、手仕事の技術の伝承、本物の自然素材を使い手仕事を後世に伝えていきたいと思いました。目標は森の整備もありますが、まずは林業の方から直接木を購入し自然素材を使い、正当な価格で本当の手仕事にこだわり取り組んでいます」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──材料不足とはどういうことでしょうか。</p>
<p>「木はそこらへんにいっぱいあるのに、なぜ？と思うかもしれませんが、つまり欲しい木がないんです。例えば、漆器産業の職人は、作りたい器という目的に合った木を探していて、桜の木だったりと樹種や樹齢の長いものを指定するのが一般的です。ですが、樹齢100年、150年の木ばかり使っていると、そういう取りやすい木がどんどん減ってきてしまうんです。結局、今その問題に差し掛かり、また別の木を使い始めたところですが、数年後には同じことが起きるだろうと感じます」</p>
<p>──しんこきゅうではどのように材料を確保しているのでしょうか。</p>
<p>「木には針葉樹と広葉樹の2種類がありますが、戦後の植林政策により、山林の多くはスギ、ヒノキなど針葉樹が主です。これからは広葉樹を植えて移行していかないと、森のためになりません。でも林業の人が入って仕事をしようにも、広葉樹は活躍の場が少ないので、漆器に活用することで、多少の力にはなるのかなと思っています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──「しんこきゅう」の名前にはどんな思いが込められているのでしょう？</p>
<p>「この名前には『森に深呼吸を、人にやすらぎを』という願いを込めました。林業では様々な理由で木を伐採しますが、森の木を切ると、風が通り日の光が差し込んできます。それはまるで森が深呼吸しているようです。また、日本は世界の中でも特に水に恵まれた国です。我々の先祖が森を大切にしてきたおかげで、日本の林業は山の水をゆっくり土にしみ込ませて、ゆっくり川や地下水に、そして海へと流れるようにしていました。ゆっくり水が流れる中で微生物や植物が生き、生物の循環が生まれていました。</p>
<p>現在、整備できていない人工林やソーラーパネルによって山の土が保持できなくなって、結果、土砂崩れや鉄砲水、土石流による災害を引き起こしています。このままでは山が荒れ、豊かな水を確保することが難しくなってしまいます。今の日本人が忘れかけている、自然であり八百万の神の存在です。豊かになった世の中では食料、生活の道具すべての分野において、どこから材料が確保され、どのように作られ、どのように廃棄されるのかが見えません。こうして環境破壊が進んでいます。そして、便利な世の中は人を疲弊させるように思います。本当の環境保全とは？本当の豊かさとは？『しんこきゅう』を通して、日本を見つめ直すきっかけになれば。また、ひらがなには一音いちおんに意味があり、し・ん・こ・き・ゅ・うの意味をつなげていくと、『問題を根本から解決していく』という意味になるんです」</p>
<p></p>サステナブルな漆器作りのための創意工夫
<p class="picture"></p>
<p>──制作において難しかった、苦労した点は？</p>
<p>「通常の漆器の生産とは異なるため、生産ではかなり苦労しました。通常は生産するための見本や図面が存在し、漆器専門の製材所に材料をお願いすれば、材料屋さんが寸法や形状を元に、市場で原木を調達することで注文通りの材料が出来上がります。ですが、しんこきゅうでは間伐材を使います。樹種は様々で、木の乾燥や製材後の呼吸により（乾燥後も部屋の湿度や温度変化に合わせて、木が動くことを呼吸と呼ぶ）、使えるものと使えないものをたくさんの中から手探りで見つけていく必要がある。さらに、直径の細い木が多く、通常は直径が50～80cmくらいの年輪が80〜150年ほどの木を多用しますが、間伐材は直径15～30cm程度の年輪は30～50年の細い木がほとんどです。これらの木は切る必要はあるけど、使い道がありません。しんこきゅうでは森の整備はもとより林業に賃金を発生させることがひとまずの目標です」</p>
<p>──通常、使わない間伐材を使うための工夫やアイデアは？</p>
<p>「この細い木を使うために、通常の製材とは異なる方法を思いつきました。これは木材を扱っている人からも『この手があったか！』とお褒めの言葉を頂いたんです。まず、木の製材方法は、主に縦木取りと横木取りの２種類が存在します。私の工房のある山中漆器は縦木取りです。これは木の道管、師管が器の向きと同じ縦に通ることを言います。逆に、横木取りは、道管、師管が器の横向きに管が通っています。製材方法は地域によって異なりますが、方言のようなものでそれぞれに長所と短所があります。<br />
しんこきゅうでは、この二つの製材方法を組み合わせることで、直径が細くてもバリエーション豊かに器を制作できました。そして、器として制作が難しいところは、木地師が使う刃物はどこにも売っていないので、一つひとつ手作りです。その人の体型に合わせた、さらに器に合わせた刃物を作る必要があります。器に合わせて道具も作らないとならないのが手仕事の大変な点です」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──黒い漆にしている理由は？</p>
<p>「広葉樹として材料をひとまとめにしているからです。先ほども触れましたが、漆器産業では樹種の指定が当たり前で、だいたい4〜5種類の木が使われますが、森にはもっとたくさんの樹種が存在します。樹種別に器を作ったとしても、漆を塗ってしまうと木目には大差がないので、だったら黒一色に統一することで、樹種や木目にこだわらず活用することに重きを置きました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──いわゆる漆器の形とは違い、足の長いカップ、ワイングラスのようなカップなどもありますが、しんこきゅうのデザインや形状はどのように生まれたのでしょうか？</p>
<p>「私の拠点である石川県のご当地椀に合鹿椀（ごうろくわん）があります。これはどんぶりのような大きめのお椀に高い高台が付いたものですが、このお椀を元に、まず『glass』が生まれ、この形から派生していろいろな形状の器が生まれてきました。漆器といえばお椀ですが、現在は代表的なお椀の形状ではなく、器に興味を持ってもらうことを目的に一見奇抜な形状にすることで、和食にこだわらず洋食にも合う器を目指しました。今後は木の直径を活用するためにも子供の器を作ることも視野に入れています」</p>


	


<p>──他にはない、しんこきゅうならではの魅力とは？</p>
<p>「学生時代に漆を学び、木地師の職人として仕事をしてきたからこそ生まれたブランドです。漆器の世界には、漆の良さの反面、いろいろな問題、課題があります。私は漆器を売ることよりも作るほうが好きですが、『このままでは本当の漆器がなくなってしまう』という危機感を抱き、解決策の一手として『しんこきゅう』を打ち出しました。こだわりすぎて迷子になることもありますが、そんなとき一つ支えになっていることがあります。以前、知り合いの子供に器を作ってあげたところ、なぜかこの器だと食べてくれると、嬉しい感想をいただきました。子供は感覚的に体にいいものが何かわかるんだなと。手を当てて治す『手当』という言葉があるように、手には見えない力があるのではないかと。大人にもこの器を通して本物の素材、手仕事、日本を感じてほしいと思います」</p>
<p></p>製品が完成するまでの工程
<p><br />
1：材料の製材（荒挽きという器用の製材）<br />
2：材料の乾燥<br />
3：仕上げ挽き（器の形に仕上げる）<br />
4：漆の加工（拭き漆と高台の底に漆の下地材「錆」を施す）<br />
＊拭き漆とは、器に生漆を塗って拭き取り乾かす。（漆は空気中の水分（湿度）と温度により酵素が働き化学反応で固まる）この工程を数回繰り返す。<br />
＊錆とは生漆に珪藻土ととの粉をまぜた漆器の下地材。</p>
「しんこきゅう」のこだわり


	


<p>高台の下（底）にざらっとした下地が施されている。それによって強度や安定感が高まる。漆が剥げやすい底の補強にもなり、高級感が出る。本来は、上から漆を塗ってしまうため見えない下地をあえて見せている。<br />
本来、漆は塗るとツヤが出るため、ツヤ消しにする場合は薬品を配合すると簡単に出来るが、職人さんのこだわり技術によって、人工的なものを加えずに漆だけでツヤ感を抑えたセミマットな仕上がりになっている。</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでしんこきゅうの作品をみる</p>
<p></p><p>The post 日本の森と伝統工芸を守りたい。黒い漆器「しんこきゅう」のメッセージ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>言葉にならない感覚を紡ぎ編む「カカン」という肌に触れるアート</title>
        <link>https://numero.jp/20250705-kakan/</link>
        <pubDate>Sat, 05 Jul 2025 03:00:10 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[KAKAN /カカン]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>2024年にデビューした、ニットを軸に展開する気鋭の注目ブランド「カカン（KAKAN）」。原毛から手紡ぎした糸を用い、アートと交差するコンセプトを、ウェアラブルな服へと編んでいく。ファッションを通して、KAKANが目指すクリエイションとは、服作りとは…、デザイナー工藤花観にインタビュー。</p>
</p><p></p>手で紡ぐことで表現できる理想の形
<p class="picture"></p>
<p>──「KAKAN」といえば、ブランドを象徴するピースとして手紡ぎ、手編みのニットが印象的です。なぜ糸を紡ぐことから表現するようになったのでしょうか。</p>
<p> 「子供の頃から粘土遊びが好きだったのですが、私の服作りはスカルプチャーに近いように思います。ファッションといっても、襟の形やステッチといったディテールにはあまり興味がなく、どちらかというと、コンセプトを構築して、それをウェアラブルに昇華する、パフォーマンスアートのようなアプローチが好きですし、実際に感動することも多いです。そういった表現をファッションとして捉えています。手紡ぎのきっかけは、学生時代のプロジェクトで原毛からフェルトを作ったんですが、そこから植物の根っこが出てるように編み目から継ぎ目なく自然と派生していく様子を表現したいと考え、思い付いたのが原毛から糸を紡ぐことでした」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──その手法を採用してみてどうでしたか。</p>
<p>「私は水彩でデザイン画を描くんですが、手紡ぎだと、ちょっとだけ違う色を混ぜたり、紡ぎ機の途中から色に変化をつけたり、自分の糸ができる。水彩画に近いフォーマットとしても適していたんです。それに糸自体も歪だったり、色が溶け込んでいたり。同じ色の中でも立体感や表情が出てきて、まるで絵を描いているような感覚。大変ではありましたが、面白いなと思って、卒業制作も手紡ぎのニット作品にしました」</p>
<p>──KAKANの出発点もそこにあったのですね。</p>
<p>「でも学生時代はあまり評価されなかったんです。卒業してから数年後、日本で展示する機会があり、その場で作品に興味を持ってくださる方と出会えたことがとても嬉しく、大きな転機になりました。これをちゃんと続けてみようと思い、KAKANを立ち上げました」</p>
<p></p><p>2024AWデビューコレクション</p>
<p>──そもそも、なぜニットを軸に展開しようと思ったのでしょう？</p>
<p>「母がハイゲージの薄手のきれいなニットを持っていて、個人的に女性がニットを着る、生活に根差した感じが好きだったんです。それに、ヨウジヤマモトでインターンとして働いていた時に、憧れていたラグネ・キカスというエストニア出身のニットデザイナーがいて、彼女の作るニットにインスパイアされて自分でも作ってみたいと思うようになりました。いまKAKANを一緒に手がけているパタンナーとも、その当時ヨウジヤマモト プールオムで出会いました。彼は文化服装学院のニット科を卒業後、ニット工場やプールオムでニットやカットソーのパタンナーと生産を担当していて、現場での知識が豊富です。学生のころから今に至るまで彼にアドバイスをもらい試行錯誤をしながら、ひとつずつ一緒に”かたち”にしています」</p>


	


<p>──ニットで表現したいことは？</p>
<p>「ニットで大きくてボリュームのあるものを作りたいけど、そうすると、どうしても重量が出てしまというジレンマがあって。それをちゃんと世の中に伝えるにはどうすればいいかを考えました。KAKANの手紡ぎのニットは、紡いだ糸を太い棒針で緩く手編みすることで、見た目の印象よりも空気をはらんでずっと軽いんです。また、強く撚ることでくるくるとシュリンクしたようになり、人の体型に合わせて伸縮する。ドレスもコートも伸びるから着る人の体型を選ばないし、ダウンの上から着ても、生き物のように這うようなシルエットになる。布帛だと裁断したり間違えたら戻れないけれど、ニットは解いて編み直すことができる。そういった寛容さも、自分にはすごく合っていると感じています」</p>
<p></p>アートから派生しファッションに変換する
<p>学生時代のスケッチブック</p>
<p>──セントマーチンではファインアートを学ばれていたそうですが、コレクションの中でどう影響していますか。</p>
<p>「コレクションの発表の仕方ももっとインスタレーション的にやりたいんですが…。対象があって『なんだこれは』という言葉にならないゾクっとする感覚が現代アートの魅力だと思いますが、まだそこは表現し切れていません。でも2025AWでは、学生時代のプロジェクトをアップデートしました。イメージソースとなったスケッチブックは、2020年頃に作ったもので、デビューから3シーズン目を迎え、少しブランドが認知されてきた今、もう一度スタート地点に立ち戻ろうと思いました」</p>
<p>2025AW</p>
<p>──どんなプロジェクトだったのでしょう？</p>
<p> 「『Biophilia &#038; Ephemerality（バイオフィリア＆エフェメラリティ）』というタイトルですが、バイオフィリアは、人が本能的に自然とのつながりを求める概念。エフェメラリティは儚さや短命さを意味する言葉で、両方を掛け合わせた造語です。このテーマの着想源になったのは、学生時代に見たダグ・エイトケンの映像インスタレーション作品『The Garden』でした。熱帯植物に囲まれたガラス張りの部屋で、登場人物が家具を次々に破壊していく。その行為は怒りの剥き出しでありながら、どこか静かで美しく、それと同時に心地の良い混沌がそっと心に残りました。私はロジカルなファインアートの概念に、感覚的にピンときた色や素材などの要素を足して、最終的に全部をマージ（融合）してファッションに変換するという作り方をしています」</p>


	


<p>2025AW<br />
──その考え方を発展させて、2025AWのコレクションへとつなげていったと？</p>
<p>「テーマに掲げた『Spring Ephemeral（スプリング・エフェメラル）』というのは、”春の儚さ、短命”という意味で、厳しい冬を乗り越え、雪解けの頃、わずか２ヶ月だけ地上から顔を見せて花を咲かせる植物を指し、春本番を迎える頃には枯れて地中に還ってしまう。そのためにある、この言葉が詩的で素敵だなと思って。一瞬の美しさにある儚さと強さにすごく惹かれました。同時に、バイオフィリック・デザインという、人と自然が建築や都市空間の中で共生していく思想にも共感していて。現代では高層ビルの屋上庭園が造られたりしていますが、昔から宮殿には庭があり、建物の中に植物を取り入れたり、人は本能的に自然を求めてきました。リサーチを通じて知った様々な事象から感じ取れる、意識と無意識の間の言葉にできない感覚を大切にしています。一見、ファッションとは直結していないことをファッションへとリンクさせていくのが好きなんです」</p>
<p>着こなし、色使い、ヘアスタイル、佇まいなど気になるビジュアルを切り貼りしたムードボード</p>
<p>──そうして築き上げた概念を実際に服に落とし込む時は、どういうアプローチですか？まず造形なのか、色なのか、それともスタイルから考えるのか。</p>
<p>「どちらかというと造形かもしれません。思いついたアイデアやイメージを切って貼ってという作業をしていますが、何度も繰り返すうちに、氷山の写真から形が浮かんで来たり、コラージュの先に現れるというか。今回は自然とのつながりをどう衣服で可視化できるかを探っていきました」</p>
<p></p>環境の一部としてのファッションを目指して
<p>2025SS</p>
<p>──セントマーチン卒業後はイタリアでさらにファッションを学んだそうですが、なぜイタリアだったのでしょうか。</p>
<p> 「ロンドンは美術館やギャラリーが充実していて、刺激を受けるにはいい場所でした。ただ、日本と同じ島国だからか、文化的にもカラーパレット的にも日本に似ている印象も受けました。もともとヴァレンティノやジョルジオ アルマーニ プリヴェのようなイタリアのクチュールが好きだったのもあり、私もヴィヴィッドできれいな色を使いこなせるようになりたいと思って。それに食文化も街も建築もいい意味でのアンバランスな感覚が天才的で、どこか洗練されきってない素朴さが残っている気がします。また、若者とお年寄りが自然におしゃべりしている、そんな日常の風景もすごく素敵で、イタリアという場所の無邪気な人間らしさを感じました」</p>


	


<p>2024AW</p>
<p>──実際にイタリアで暮らしてみて肌で感じたことは？</p>
<p>「とにかく色彩感覚が豊かで鮮やかで、その大胆さに何の迷いもない。年配の女性も臆することなく水色のワンピースを着ていたり、自由にファッションを楽しんでいる。イタリア人は日常の中に美しさを見出すのがうまいので、そこで暮らすことで、彼らの生き方、色や光の捉え方、感性を自分のものにしたかったんです。デザイナーとしてもそうありたいと思っています」</p>
<p></p><p>2025SS</p>
<p>──お話を伺っていると、その土地での暮らしやその人の生き方から培われた美意識で気ままにファッションを楽しむことの豊かさを感じます。工藤さんにとってファッションとはどういう存在ですか。</p>
<p>「私がファッションを好きになったきっかけは、幼稚園の頃から外に出ることや人前で自然体でいることに不安があったことにあるのかな、と思います。そんな日々の中で”おしゃれをすること”は自分の機嫌を取ることや安心感に繋がっていました。ファッション=戦闘服や防御をするため鎧というような言い回しをよく見聞きしますが、私にとってファッションは奥深く自分の一番柔らかいところを包み込む羊水ような存在という表現がしっくりくる気がします。ファッションに私はずっと救われてきました。</p>
<p>また、私はファッションを環境の一部として捉えています。ヨーロッパで暮らして感じたのは、建物や街の風景と人の装いが調和しているということ。例えば、ロンドンのパブや、ミラノのレストランやカフェ。外にテーブルが並び、街のなかで人が楽しそうに食事や会話をしている光景には、街全体がひとつの舞台のように感じられる瞬間があります。建物も、人も、服も、バラバラに点として存在しているのではなく、都市という大きな景色の中で有機的に関わり合っている、そんな印象を受けました。</p>


	


<p>だからこそ、生まれ育った国や文化が違っても、KAKANの服を身に纏うことで、誰かがその場に“ただ存在するだけで”少しの自信が湧いたり、通りすがりの誰かの心にもそっと視界の隅で花を添えることができるような。視界の隅のちょっとしたノイズでもいい。そんな服作りができたらと願っています。必ずしも美しさだけではなく、ちょっとした異物感であっても、それを含めて空間が成立しているというか。アート的なアプローチですが、そんなふうに人と環境の間に自然と存在するファッションを目指しています」</p>
<p>──いい意味での違和感のようなものでしょうか。 調和しながらも個として存在を証明できる服でないと成立しないですよね？</p>
<p>「極論、KAKANの服を着ているから、その人が魅力的に見えるということをも超えていきたいと思っていて。魅力的な人がいて、ふと見たらKAKANを着ていた。そのくらい自然な佇まいを理想としています。コム デ ギャルソンやマルタン マルジェラの服も、”人が装うことで生まれる空気”まで設計されているような気がしています。そうした服と人間の関係性まで思考するデザイナーという在り方に私は惹かれます。デザイナー＝表現者としての側面だけではなく、プロフェッショナルな仕事として自分自身もそうありたいと思います」</p>
<p></p>受け継がれる服、最初に選ばれる服になりたい


	


<p>2025SS</p>
<p>──イタリアから帰国後、インターンを経て、早い段階でKAKANを立ち上げていますが、インターンで経験したことは、ブランドにとって、工藤さんにとってどう生きていますか。</p>
<p>「在学中にコロナ禍で一時帰国をすることになり、その間、いくつかファッションブランドで働いた後、化粧品会社でもインターンをしました。そこでの経験は私にとって人生の財産と言えます。装うことの本質を学びました。着飾ったり、顔だけをメイクアップで整えたり、外見を繕えばいいわけではなく、『皮膚』は人体最大の臓器として体内と繋がっている。顔や、頭皮から粘膜まで繋がっていて多くの機能や感覚を持っています。だから、アートを見て心が揺さぶられることも、肌に服が触れることも、それは誰もが持つ身体感覚としての美しさであると実感しました。<br />
そして何より現場の美容部員さんを教育、サポートをするエデュケーション部署の方々の姿が本当に素敵でした。外見だけでなく、知性も、哲学も、自分もしっかりある。“美しくある”とは内面からにじみ出るものだなと、あらためて気づかされました。一方で、美しさに正解はないことも学びました。完璧さも、不完全も、醜さもまた美しさかもしれない。その上でその曖昧さや機微に耳を澄ませながら、私は”美しくある”ことへ向き合いたい。私はその揺らぎを服に映し出したいと思っています」</p>
<p></p><p>2025SS</p>
<p>──その考えが、KAKANの女性像にもつながっているのですね。</p>
<p>「化粧を施していなくても、ジュエリーをつけていなくても、さらりと服を纏うだけでかっこいい。でも子どものような愛らしさも宿しているような、そんな女性に私は色気を感じます。また、古着、新品、ブランド物、たとえファストファッションでも、偏見なく自由に楽しんで服を着る人。自分の内側に豊かな多様性を持つ人。土壌に多様な微生物や栄養素が豊富であるほど、植物は健やかに育つそうです。人もまた多様な感情や経験、想像力を同時に持つことができる。知性の本質は優しさだと私は思います。KAKANの女性像にも、そんなしなやかさを映し出したいです」</p>
<p>2025SS</p>
<p>──数ある選択肢の中で、KAKANの服とはどんな存在ですか。どんな存在であってほしいと思っていますか。</p>
<p>「私にとってファッションがそうであるように、KAKANの服も誰かにとってのお守りのような存在になってくれたらと願っています。<br />
そして、私の場合は、女性なので母のお下がりをたくさん着て育ちました。だからこそ、母から娘へと引き継がれる服を作りたい。また一方で、自分のお金で買う一本目のリップをシャネルにするか、ディオールにするかって、それはとっても重大な選択だと思うんです。そんな”人生の一本目のリップスティック”のような一着になれたら嬉しい。日常生活の彩りとしてはもちろん、結婚式であったり、人生の大事な節目に選ばれるブランドを目指して日々頑張っています。</p>


	


<p>2025AWのコレクションより。（左）海外で暮らしている中で励みになった言葉「IT&#8217;S OK TO SAY NO」を編み込んだカウチンカーディガン。（右）ボリューム感はありながら軽い着心地を再現したフリース素材のロングコート。</p>
<p>そして、世の中には優れたプロダクトがたくさんありますが、ブランドとデザイナーの哲学が線になっているからこそ価値を持つと思います。可愛いから作るという純粋な楽しさやパッションもファッションの大切な一面。ですが、芯を持ち、それを伝えること。共感され、結果として永く愛されることで、受け継がれていく存在、服になれるのではないかと感じています。ブランドを始めて約一年。お客さまからの連絡に胸を打たれ、涙することも多くありました。これからも愛と感謝を込めて、ものづくりを続けていきたいと思います」</p>
<p>KAKAN<br />
URL／https://kakanars.com/<br />
Instagram／@kakan.ars </p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでKAKANの手紡ぎニットをチェック</p>
<p></p><p>The post 言葉にならない感覚を紡ぎ編む「カカン」という肌に触れるアート first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>新たな伝統を紡ぐ、幸福の国ブータンの手織物</title>
        <link>https://numero.jp/20250430-bhutan/</link>
        <pubDate>Wed, 30 Apr 2025 07:00:54 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
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        		<category><![CDATA[Life]]></category>
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		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>Numero CLOSETにて期間限定で展開中の、ヒマラヤ⼭脈に囲まれた秘境のような国、ブータンの伝統工芸の一つである手織物。ウールやシルク、コットンなどの自然素材を、原料探しから糸を紡ぎ染めることに始まり、昔ながらの織機を用い、工房を支える女性職人によって織り上げられている。現代に受け継がれるブータンの手織物文化を背景のストーリーとともに紹介する。</p>
<p>世界一幸福度が高いと言われる国、ブータン。そのゆえんは後述するとして、まずは今どきの幸福って何？　とCHAT GPTに聞いてみた。</p>
<p>「すごく大きな問いだね。でも、だからこそ面白い。『幸福（しあわせ）』って、人によっても、時期によっても、状況によっても違うものだと思う。ざっくり言えば、幸福は「心が満たされている状態」。でも、どう満たされるかは人それぞれ。</p>
<p>たとえば──<br />
・誰かと深くつながっていると感じたとき（家族、友達、恋人）<br />
・自分のやっていることに意味ややりがいを感じられるとき（仕事、趣味、学び）<br />
・安心して過ごせる日常があるとき（健康、安定した暮らし）<br />
・未来に希望が持てるとき（夢、目標、ワクワクすること）</p>
<p>でも、逆に言えば『足りないものがあっても、心が満たされていれば幸せ』とも言えるかもしれない」</p>
</p><p></p><p>標高約3000mの崖のように切り立った山、その名もタイガーズネストにあるタクツァン僧院。その歴史は17世紀まで遡ることができるチベット仏教の聖地だ。</p>
<p>なるほど。なかなかにまとまった回答をくれるものだ。昨今はこんな原稿だってAIを駆使して、さらさら書けるのかも……。それはさておきブータンの幸福指標とされているのはGNH（Gloss National Happiness）という考え方だ。日本を含めた欧米諸国ではこれまでGNP（Gloss National Production）またはGDP（Gloss Domestic Production）、つまりプロダクション＝どれだけたくさん生産できるか、というのを基準に国の経済力を測り、その数値が高いほど良い、とされてきた。一方で、ブータンは経済優先でなく、国民の幸福度を指標に発展を目指そう、というポリシーを掲げている。</p>
<p>パロ空港から首都ティンプーまで道のりに広がる風景。ヒマラヤ山脈に囲まれたブータンは地理的には中国とインドという2大国にはさまれた位置にある。面積は日本で言うと九州くらい、人口は約80万人弱が暮らす。</p>
<p>このGNHというコンセプトの草案ができたのは1971年のこと。現在の国王の祖父、第3代のジグミ・ドルジ・ウォンチュク国王が「国民の繁栄と幸福」という趣旨のスピーチを国連で行ったことに端を発す。現在も外交としてはEUと近隣諸国など56カ国のみしか正式国交を結んでおらず、GDPランキングの1位と2位であるアメリカと中国とは国交がないというのは特徴的だ。ここにもブータン発展において資本主義的な指標には基づかない、という意識的な方針が見えてくる。</p>
<p></p>ブータンの考える幸福のための指標とは？
<p>具体的にGNHの指標を見てみよう。「持続可能な開発の促進」、「文化的価値の保存と促進」、「自然環境の保全」、「良い統治の確立」という4つの基軸と、さらに「教育」「生活水準」「健康」「心理的幸福」「コミュニティの活力」「文化の多様性」「時間の使い方」「良い統治」「環境の多様性」という9項目を掲げている。昨今、私たちがよく耳にするSDGsにも近い考え方で、ブータンは何なら先進国と言われる諸国より先見の明があった、ともいえそうだ。</p>
<p>今回Numero CLOSETで紹介するブータンの手織物はそんなGNH指標のひとつ“文化的価値の保存と促進”にあたるプロダクトである。まずブータンの人たちは、今も毎日、民族衣装を着用することが国で義務づけられていて、そのためブータンでは手織物の伝統が保護されてきた。ロイヤルファミリーによってサポートを受ける工房も少なくない。</p>


	


<p>ブータンの民族衣装は日本の着物やインドのサリーにも似ている。女性はキラ（Kira）、男性はゴ（Gho）という。</p>
<p>織物は小国ながらも地域性に富んでおり、ウールやシルク、イラクサなどの天然繊維を使い、地元で採取できる原料から草木染めが施されたものも多い。ヒマラヤの大自然やチベット仏教などに根差した紋様は、古来より真信深いブータンの人たちによって大事に受け継がれてきた。ブータンには手織りを指す“Hingham”という言葉があり、それは単なる手作業や技術ではなく、“心で織る”という意味をもつ。織物職人の9割は女性で、伝統と技術は母から娘へ、と伝えられてきた。</p>


	


<p>玉ねぎの皮やマリーゴールド、茜、藍などブータンで採取でされる原料による草木染め。</p>
<p></p>手織の伝統で新たな産業を作る
<p>今回紹介するようなインテリアのアイテムがブータンで作られ始めたのは実は最近のこと。残念ながら経済的な自立ができていない人も多いという現状から、約5年前、国連の関連機関であるITC（International Trade Centre）の指導のもと、手織物を新たな産業として強化していこうというプロジェクトが立ち上がった。インテリア分野が採択されたのは、クッションカバーやブランケットなどであれば、服飾に比べパターンが単純であり、またミシンがなくても手作業で仕上げができるからという理由。ただ、ブータンにはそもそも、こうしたインテリア製品を日常生活で使う習慣があまりなく、また同じデザインやサイズのものを量産するのはもとより、海外輸出の経験もほぼ皆無だったので全てのステップはチャレンジの連続だった。</p>
<p><br />
今回ポンチョとしても着られるブランケットとクッションカバーを作っている工房の製品。</p>


	


<p>工房の指揮をとるソニーさん（左上）。紡糸に使われる道具も昔ながらのものだ。ウールのアイテムはティタと呼ばれる高織で作られる。</p>
<p>ITCのチームはスイスやフランス、イギリス、アメリカ、日本など多国籍編成で、デザインやビジネス、マーケテイングなど全てのノウハウをブータン在住の職人たちと約3年をかけて共有していき、少しずつだが世界各地のハイエンドなリテーラーにブータン産のプロダクツが展開されるようになった。ちなみに私は2019年にアメリカと日本のマーケットコンサルタントとしてプロジェクトに参加し、ITCのサポート体制が終了した後は個人的にエージェントとしてプロジェクトを率いている。</p>


	


<p>今回紹介するブランケットを説明してくれるカルマさん。ブータン伝統の建築様式で建てられた彼女のお店にて。</p>
<p></p>1枚の手織物を介して「幸福」な世界に
<p>現在、日本での展開は直接エンドユーザーに受注をとるポップアップの形式で各地を巡回しており、オンラインではNumero CLOSETが初の試みとなる。受注会の形式を取る理由はまさに「GNH」の精神から。デジタル化も進み、多くのものが簡単に入手できる昨今だが、受注した数量のみを生産することで余剰在庫を発生させない。1枚の織物にまつわるストーリーとして、作る人から売る人、そして買う人までが相互にリスペクトとプライドを持つことができるビジネスモデルを作りたい、そんな願いをプロジェクトの根底に込めている。資本主義が飽和状態を迎えた今、たくさん作ること、そして多くを所有することが必ずしも「幸福」とは限らないのだから。</p>
<p>腰ベルトで縦糸を固定するタシン（腰機）は織機の中では最も原始的な形だが、ブータンでは今も日常的に使われている。日本ではもうこの織機はほとんど使われておらず、重要無形文化財となっている結城紬など数えるほどしか存在しない。</p>
<p>注文後、商品を受け取るまでには約4〜6カ月の時間を要するが、人の手によるクラフトを完成させるためにはそれだけの時間と労力がかかることを知る機会、と捉えていただけたなら幸いである。1枚の織物を完成させるには季節にもとづいて採取される自然原料の手配から始まり、紡糸や染色、織りなど数多くの工程があり、最低数週間、手が込んだものになれば数カ月かかることも多い。全ては人の手によって作られるもの、いわばトレンド主導型のファストファッションやAIとは対極にあるプロダクトである。</p>
<p></p>

	


<p>今回Numero CLOSETで予約注文を受け付けるテキスタイルの一部（サンプル）。</p>
<p>ここまで読んでいただいて、Numero CLOSETで製品をご覧になる方へ、価格のことを少し。アジア諸国はこれまで人件費の安さから世界の「生産工場」としてさまざまなプロダクトの製造を行ってきた。ブータンの両隣にあるインドと中国はもちろん、ベトナム、バングラデシュなど……。　それらの国々にもそれぞれ伝統があり、美しいクラフトがあるが、それらと比較してブータン製品は割高、と思われることもあるかもしれない。手仕事の価値に優劣をつけることはできないが、安すぎるものにはどこかで誰かの負担を強いている可能性も高い。価格競争から、劣悪な労働環境が生まれたり、悲惨な事故に繋がったり。原料調達から企画生産、輸送、販売まで全てのステップが適正価格であること。そして正しい価格設定のものを選びとる美意識、というのも今後は大切になってくるのではないだろうか。</p>
<p>職人たちの「心」で織られ完成したプロダクトは、機械生産にはない味わいと温もり、それぞれの表情がある。注文される際に手触りを確かめていただけないのは少々心苦しいが、デジタルの良さは、より多くの方たちにブータンについて、そしてこのプロジェクトの存在を知っていただけること。一枚の手織物が、人々の心や生活を「幸福」にし、少しでも世界を優しい気持ちで満たすことができたら。</p>
<p>今回草木染めのクッションカバーを紹介する工房。タシン（腰機）とティタ（高機）の両方が設置されている。</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETでブータンテキスタイルをチェックする</p>




ヒマラヤの秘境ブータン王国へ、幸福を探す1週間の旅 
Life / 26 05 2025




<p></p><p>The post 新たな伝統を紡ぐ、幸福の国ブータンの手織物 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>気になる新ブランドから定番まで、Numero CLOSETでトレジャーハント</title>
        <link>https://numero.jp/20250429-numerocloset/</link>
        <pubDate>Tue, 29 Apr 2025 07:00:13 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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		<category><![CDATA[enlace / エンラセ]]></category>
		<category><![CDATA[Beatriz Palacios / ベアトリス・パラシオス]]></category>
		<category><![CDATA[ASAMIFUJIKAWA / アサミフジカワ]]></category>
		<category><![CDATA[±BALANCE / バランス]]></category>
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		<category><![CDATA[BONEE / ボーニー]]></category>
		<category><![CDATA[Riv Nobuhiko / リブ ノブヒコ]]></category>
		<category><![CDATA[Novesta / ノヴェスタ]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>オリジナルキャラクターSocksが繰り広げる世界を描く、注目アーティストLottaのキュートなカートゥーンに載せてお届けする、Numero CLOSETのファッション小物たち。気になる新ブランドから定番まで今のスタイルにプラスしたいアイテムをご紹介。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年6月号掲載）</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
相反する要素が共存するハンサムな帽子 
<p>エレガントでマニッシュ、トラディショナルでありながらモダンさを併せ持つ、ハットデザイナー南雲詩乃が手がける「エントワフェイン」。（右）アンティークのブンタール素材を使用したブランドを代表するアイテム、アーミッシュハットは、シグネチャーの長いリボンとアイコニックなゴールドの金具がポイント。 ハット￥71,500 （上）乗馬帽を原型に発展させたシルエットの美しい定番キャップ￥35,200／ともにEntwurfein</p>
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<p class="picture"></p>
ハンドクラフトが光るクチュールライクなバッグ
<p>日常にフィットするクチュールを表現するブランド「リブ ノブヒコ」。手作業によるクチュール要素を取り入れた、フェミニンなレース生地とフラワーモチーフビーズのストラップが印象的なショルダーバッグ（W18 H14 D4cm）￥59,400／Riv Nobuhiko</p>
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<p></p><p class="picture"></p>
有機的な造形が美しいジュエリー
<p>シルバーを中心に展開する曲線的なフォルムの美しさが魅力のモードなジュエリーブランド「アサミフジカワ」。（右上）ボリュームのバランス感が絶妙なリング¥46,200　（下）巻き貝から着想を得て、アンモナイトの化石をモチーフにしたダブルフィンガーリング ¥48,400  （左）野菜や果物、植物といった自然が生み出す特有の形に魅せられ、空豆をイメージしたピアス¥63,800／すべてAsamifujikawa</p>
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<p class="picture"></p>
耳元にオニキスのモダンなアクセントを
<p>アップサイクルされたヴィンテージ素材を使用し、環境への負荷削減を目指すスペイン発ジュエリーブランド「ベアトリス・パラシオス」。 （上）ゴールドプレートにオニキスをあしらい、キャッチにも同サイズのオニキスをセットした片耳ピアス¥25,300  （下）オリジナルカッティングのオニキスをあしらい、シンプルでありながら存在感のあるピアス￥52,800 ／ともにBeatriz Palacios</p>
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<p></p><p class="picture"></p>
天然石や自然界のモチーフをお守り感覚で身につけて
<p>森羅万象をモチーフとした独特な造形と固有のストーリーを持つ石の美しいフォルムを融合させたデザインが特徴の、デザイナー武笠綾子によるジュエリー「バランス」。（左）有明の月のような大ぶりなピアス（片耳）￥22,000  （右）天然石を組み合わせたブレスレットは、石の色や形、チェーンとの組み合わせなど二つと同じものはない一点物。ブレスレット（ソーダライト×ラピスラズリ）￥63,800／ともに±Balance</p>
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<p class="picture"></p>
ひとひねり効かせたジェンダーレスなジュエリー
<p>「Inner Self, Open-minded」をテーマに多様で豊かな生活の一端になるようなジュエリーを提案する「ボーニー」。（右）アーティスティックなモチーフのトップにインダストリアルな雰囲気のブロックチェーンを合わせたユニセックスなネックレス￥44,000　（左）多様なアレンジでヘアスタイルに遊び心をプラスするヘアージュエリー。ツイストしたデザインがさりげない存在感を放つバレッタ￥19,800／ともにBonee</p>
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<p></p><p class="picture"></p>
オブジェのようなミニバッグ
<p>日本で開発されたホールガーメントの編み機の特性を生かし、無縫製で立体的に編み上げ、壺のようなフォルムに仕上げた。「持ち運ぶインテリア」がデザインコンセプトの「ラストフレーム」のTSUBO BAG ショルダーストラップ付き（H26 W14cm）¥29,700／Lastframe</p>
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<p class="picture"></p>
東欧生まれの素朴なローテクスニーカー 
<p>チェコ・スロバキア時代に創業した、ヨーロッパの繊細さと東欧の素朴な質感を残すハンドメイドスニーカーブランド「ノヴェスタ」。ドイツブランドのテニスシューズを原型とするスリムな形が特徴のITOH ATHLETIC MODEL。イタリアンレザーを使用したオーセンティックな作りながら、履き心地を追求して現代にアップデートした一足。スニーカー￥36,300／Novesta</p>
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<p></p><p class="picture"></p>
伝統技術を今の気分でアレンジしたビーズネックレス 
<p>先住民族に伝わる伝統技術をモダンなデザインで、サステナブルなクリエイションを提案するエシカルブランド「エンラセ」。精緻に編み込まれた立体的なデザインが華やかなビーズネックレス（左） ¥80,300　（右） ¥41,800／ともにEnlace</p>
<p class="btn_entry">
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アーティストLottaが描く、ソックスと巡るモノクロの妄想の世界 
Art / 10 04 2024




<p></p><p>The post 気になる新ブランドから定番まで、Numero CLOSETでトレジャーハント first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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