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    <title>Numero TOKYONatsuki Kato | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>かつて“シューゲイザー”はカッコ悪かった？　WinterとLuby SparksのNatsukiが現在のドリームポップ〜シューゲイザーリバイバルを考察</title>
        <link>https://numero.jp/interview487/</link>
        <pubDate>Wed, 22 Apr 2026 07:00:45 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
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		<category><![CDATA[Luby Sparks / ルビー スパークス]]></category>
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		<category><![CDATA[Winter]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>インディーロックバンド、ルビー・スパークス（Luby Sparks）のブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが、気になるアーティストに独自の視点で取材し、自らの言葉で綴る不定期連載。第6回はウィンター（Winter）ことサミラ・ウィンターが登場。</p>
<p class="picture"></p>
<p>2015年のデビュー以来、作品ごとにさまざまな表情を見せるドリーム・ポップを奏でてきたウィンター（Winter）。NYを拠点にしながらブラジルをルーツに持つサミラ・ウィンターによるソロ・プロジェクトだ。美しい若きカップルの姿をアートワークに施し、愛とロマンスを語る最新作、『Adult Romantix』の物語の最終週着地点となったのはここ日本。そこで彼女が見出したカルチャー、迎えたアルバムのエンディングとは。そして近年、Z世代に浸透し、追い風吹く“シューゲイザー（※）”という音楽のジャンルやその言葉の意味はどんな変革を迎えているのか。同じ時代に共通の音楽様式を探求しているバンド、ルビー・スパークスの一員として語り合った。</p>
<p>※シューゲイザー<br />
1980年末〜1990年代にイギリスで誕生した、エフェクターなどを用いて歪ませたギターと囁くように歌われるボーカルによる、浮遊感あるサウンドが特徴的なオルタナティブ・ロックの一種。</p>
</p><p></p>日本のファンからの熱い愛に感動
<p>──ウィンターにとっての初めてのジャパンツアーはどうだった？</p>
<p>「これ以上ないくらい最高の経験だったよ。初日公演はツアーの幕開けとして完璧だったと思う。だってルビー・スパークスやハンマーヘッド・シャークといった、Winterとも近い音楽を奏で、似たようなことを試みているバンドたちと、この日本という地で共演できたんだから！」</p>
<p>──今回のツアーの中で特に印象的だった瞬間は？</p>
<p>「ファンからたくさんのギフトをもらったことかな。実はこれは愛をテーマとしたアルバム『Adult Romantix』の一部でもあって、日本に来るまでにアメリカ、ヨーロッパ、イギリスとツアーをしてきたんだけど、いつもみんなにお花や、何かの告白、愛についての物語、もしくは愛や友情の思い出などを綴ったラブレターを持ってきてもらうように伝えていたんだ。日本ではファンは完全に別次元のレベルに到達していたね。泊まっている場所がお花で一杯に埋まるほど、どの公演でも毎回たくさんの花束をもらったし、手紙には手描きの絵やコラージュが添えられてて、『ファーストアルバムの時から待っていました』とか、本当に優しい言葉ばかりで涙が出るほど美しい手紙もあったよ。それから猫とハートのTシャツや指輪、キャップ、靴下、チョコレート、ラーメンといったプレゼントもたくさん」</p>
<p>──素敵な経験だね、決して来日したアーティスト全員に起こる出来事ではないと思うよ。</p>
<p>「みんなからたくさんの愛を感じることができたし、ファンの前で演奏できて本当にうれしかった。それからアンコールが起きたときの手拍子が完璧に揃ってたのには驚かされた（笑）。私の育ったブラジルではアンコールは常に起きるカルチャーなんだけど、アメリカではショーやオーディエンスの熱量によるから、初日のライブでのあの手拍子が聞こえたときにこれは演奏しなきゃと思ったよ」</p>
<p class="picture"></p>
叶わなかったからこそほろ苦い<br />
人生に影響を与えた若い頃の恋
<p>──アルバムタイトルの『Adult Romantix』というタイトルはどこから来たの？</p>
<p>「確か2016か2017年の夏にLAから引っ越すために友達と車を運転していたとき、道中でAdult Romantixという名前のアダルトショップを見つけたの（笑）。この夏のことや、このとき一緒にいた友達は私にとってすごく重要な思い出だったから、今回のアルバムを作り終えたときに突然この記憶が蘇ってきて。でも私にとって『Adult Romantix』という言葉の本当の定義は、人生に影響を与えた若い頃の恋愛の思い出。それは叶わなかったからこそとてもほろ苦いものになったと思ってる。あのときはうまくいかなかったけど、でもそれは人生を変えるほどのインパクトがあって、いつまでも心の中に残っていて、ずっと大切にしていきたいもの。さらに具体的な例を上げると、それは憧れのミュージシャンに対する愛だったり、二人のアーティストの間に生じる愛だったりもする。これが私の頭の中での定義だけど、みんなにもそれぞれ独自の解釈を持ってほしいな。そして私にとっては昔住んでたLAへのラブレターみたいなものでもあるの」</p>
<p>──僕たちのやっているインディー・ロックやシューゲイザー、ドリームポップ（※）のジャンルには青春や恋愛、初期衝動といった若さの持つエネルギーやテーマがリンクしていることが多いと思うんだけど、ウィンターは2015年に1stアルバムをリリースし、そこから数年活動を続け、音楽家としても人間としても大人（Adult）になった現在も作品のテーマに紐づいている？　それともLAのような、サミラにとっての過去の場所や記憶を懐古することが主題？</p>
<p>※ドリーム・ポップ<br />
シューゲイザーと同時期に誕生したが少し異なり、歪みは少なくリヴァーブやエコーなどを多用したよりポップでドリーミーな音楽ジャンル。</p>
<p>「おそらくその両方を織り交ぜた内容かな。過去、現在、未来が少しずつ混ざり合っていると思う。LAに別れを告げたときに、いろいろな記憶がフラッシュバックしてきたあの感覚や、自分の創作活動においてとても重要な空想（Daydreaming）という行為。空想するってことは、ただ自分の中で想像しているだけでまだ現実に起きていない事象だから、未来とも少しつながっていると思っていて、同時に自分のアイデアやイマジネーションの入り口にもなっている。例えば、楽しくなかったり退屈したりするときに、現実逃避のために空想にふけることもあるよね。逆に、前へ進むために過去へのノスタルジアや出来事に別れを告げて、過去と向き合わなければならないという場面もある」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──アルバムジャケットやミュージックビデオに登場しているさまざまなカップルたちはみんな実際にも恋人なの？</p>
<p>「そう、テーマに沿って当初からアルバムカバーには一緒に音楽を作っている本当のカップルを探していて、カバー写真を撮ったときもあの二人は実際に付き合ってたんだけど&#8230;。実は少し前に別れてしまったの（苦笑）。だから今はまさにこの写真が本当に愛の思い出となり、『Adult Romantix』としてより意味を持つようになったんだよね」</p>
<p>──Luby Sparksの1stアルバムもキスをしてる実際のカップルによるジャケットで本作ともかなり近い雰囲気だけど、彼らは今もまだ一緒にいるので安心してください（笑）。キスジャケットのインディーポップやロックは実は他にもたくさんあるよね。僕らはスウェードなど80〜90年代のインディーを参考にしましたが、今回のインスピレーションはどこから？</p>
<p>「本当だ！　しかもタイプライターのフォントは本作でも採用しているからすごく似たバイブスだね、しかもこの類のキスジャケットは見た瞬間にシューゲイズ・サウンドだと認識できるのが良いよね。私の場合はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの『Glider』というEPかな」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──歌詞についても教えて。主に自分の昔の思い出を回顧するような内容？　それとも自分と近い過去を持つ、物語の登場人物の誰かになりきって歌わせたの？</p>
<p>「曲によって異なるんだけど、例えば『In My Basement Room』という曲は私自身の歌で、自分のベッドルームが時として大きなインスピレーションと解放感を与えてくれる場所になる、という点に誰しもが共感できるんじゃないかと思ってる。他の曲たちはそれぞれ異なるタイミングのポラロイド写真のように違った瞬間を切り取ってるんだけど、例えば『Just Like A Flower』はクリエイティブな女性であること、そして過去の女性たちからインスピレーションを受けることについての楽曲。その他にもメアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』などゴシック・ロマン主義時代の文学からすごく影響を受けて、それらが持つ影の部分をテーマにしているところもあるよ。産業革命の時代だったから人々は戦わなければならなかったし、当時のロマン派が持つ本当の”ロマン主義”（Romanticism）という言葉にはより強い意味があった。子どもたちは仕事に行き、まともな子ども時代を過ごすことができず、好きでもない人と結婚させられることを強いられていた。つまり、恋愛運動とは子ども時代を過ごす権利、愛する相手と結婚する権利のために戦うことだったんだよ。『Hide-A-Lullaby』もまさにそういった影の部分からインスピレーションを得て作った、自分の影と向き合うことをテーマにした楽曲。時々考える“死”について歌った『Existentialism』、これもまたゴシックでロマンチックな内容になってるよ。『Misery”は愛、そして手の届かない相手に恋をすることをテーマにした曲、他の曲も主にゴシックやロマンスをテーマにしたラブソングが多いかな」</p>
<p>──大人（Adult）になった今こういったラブソングを歌うことは、もっと若いころと比べてどう変化した？</p>
<p>「全然違うよね、これで5枚目のアルバムだし、歌は私自身の延長線上にある“人生と向き合う方法”みたいなものになってるかも。若い頃は、このバンドが好き、彼らみたいにかっこよくなりたい、とか彼らみたいに何かを作りたいって感じだったんだけど、アートを作るときに一番大切なのは、正直で勇敢であること、自分の人生をかけてアートを作ること、本や映画からインスピレーションを得ること、そして自分自身とつながることだって、今ならわかる。シューゲイザーやドリームポップが大好きだけど、自分独自のものを作りたいから、これらのスタイルを継続しつつ何か新しいものを加えていきたいと思ってる。だからこれからもずっと続くかはわからないけど、どんなことがあってもどんなに歳を重ねても、常につながりを保ち、心を純粋に保つように努めたいな」</p>
<p class="picture"></p>
“シューゲイザー”リバイバルのきっかけはパンデミック？
<p>──昨今、若者の間でシューゲイザーがリバイバルしているのは明らかだよね。ずっとこのジャンルを続けてきた身としてはどのように感じてる？<br />
「個人的にはとてもうれしいことかな。ウィンターを始めた2014年頃はシューゲイザーって全然カッコイイものじゃなかったよね、覚えてる？（笑）」</p>
<p>──うん、もっとオタクっぽいもの、オシャレではないものとされていたよね。</p>
<p>「まだブラジルで高校生だった頃は、多くの人にまだ知られてない音楽こそ素晴らしいっていう勝手なセオリーでとにかく人が聴いてない音楽をMy Space、Last FM、PureVolumeなどを使って探して聴いてたんだよね。それからアメリカに引っ越して、そこで初めて大学の友達がドリーム・ポップやシューゲイザーというジャンルを教えてくれたんだ。そのとき、すでにシーンはあったと思うんだけど小さかったし今のようにクールではなかった。日本ではどんな感じだった？」</p>
<p>──ここ日本でも同じような扱いだった。僕がルビー・スパークスを始めたのは大体2017年頃なんだけど、ライブシーンにこういうサウンドのバンドはあまりいなかったし、ファンも90年代当時からもっと歳上の人が多くて、今のようにシューゲイザーを好きと言っている若者はかなり少なかったと思う。でも数年前くらいから、シューゲイザーという言葉の印象は良い意味で大きく変わったよね。</p>
<p>「すごくわかるよ、たしかにウィンターのファンもそんな感じだった。私自身は周りの友達もクリエイション・レコーズやジーザス・アンド・メリー・チェインなどが好きで、このジャンルはいつだってカッコイイものだと思ってたけど、周りからの印象は違った。でも最近はおそらくZ世代がマイ・ブラッディ・ヴァレンタインやダスターといったバンドから、厳密にはサウンドは違うけどパンチコ、ポイズンガールフレンド、800チェリーズといった過去の隠れたアーティストをネット上で発掘してクールなものとして再び世に送り出しているよね」</p>
<p>──僕はそこにはSpotifyも一つの大きな役割を果たしたのかなと思ってる。シガレッツ・アフター・セックスの登場以降、まずコクトー・ツインズやマジー・スター、ビーチハウスといったスローコアやドリーム・ポップがSpotify、もしくはYouTube上でものすごい再生回数を獲得して、そこからどんどんこのジャンルに火が付いたように思う。</p>
<p>「コクトー・ツインズはTikTokでもよく使われていたのを見たことがあるよ。LAではシューゲイザーというといわゆるマイブラのようなサウンドのトリビュート的なバンドを指していて、ウィンターにはその要素があるだけで、実際はドリーム・ポップだったり、最近はエレクトロ、トリップホップにより傾倒している。ルビー・スパークスも同じような進み方をしているよね、私たちのショーに来てもいわゆるウォール・オブ・サウンド（※）があるわけではないしね。でもどこまで関係しているかわからないけど、もしかしたらZ世代はパンデミックの最中に癒やしや、ノイズによる刺激、夢の世界や異なる次元に連れて行ってくれる体験を求めて、シューゲイザーを聴くようになったのかも。実際マイブラのライブではノイズパートで、そういった特別なトランス体験をさせてくれるし。若い子たちはこの音楽によって現実逃避したり、実際のライブに行っているような体験ができたのかもね」</p>
<p>※ウォール・オブ・サウンド<br />
古くは60年代のプロデューサー、フィル・スペクターによって手がけられ、その後ビーチボーイズなどにも影響を与えた壁のように音を多重に録音する手法。ここではそれらからさらに派生したシューゲイザーにおける、ギターの重なりによる音の壁、のことを指す。</p>
<p>（左）ナツキ　（右）サミラ・ウィンター</p>
<p>──たしかにパンデミックの影響は大きくありそう。あのタイミングで若者はよりインターネットにのめり込んだだろうし、この手のサウンドって外で外出してるときに聴くより、部屋の中で一人で閉じこもって聴くような環境が合うようなところもあるよね。日本でのアルバムツアーを経て、ウィンターとしてこの先には一体どんなことが待っているの？</p>
<p>「日本では街や建物、色彩、人々など、あらゆるところから影響を受けたし、なにより”女性らしさ”や純粋に”女の子”として在ることについて改めて深く考えさせられたよ。アメリカ、特にニューヨークや東海岸では、もっとわざとふざけたり、とにかく元気だったり、可愛らしいところを隠してしまうことがあって。女性であってももっと強くタフでいないといけなくて、優しすぎると人から信用されなかったりする。でも今回の旅で、改めて自分の心の根底にある”かわいい”や女の子らしさを失わないようにすることが大切だと思った。もちろん男女関係なく日本の人々はみんな遊び心を忘れていなくて、とても尊敬してる。この日本の旅から持ち帰ったもの、あらゆる経験、あらゆる感情、そして日本人の感情表現もとても好き。ここで表現されている悲しみやノスタルジア、感傷性は本当に美しいと思ったんだ。だからこのすべてをアメリカに持って帰って、新たな曲作りをするつもりだよ」</p>
<p>──ここで暮らす僕たちにはなかなか気付けない良いところを教えてくれて嬉しいよ。ここでの文化からの影響がウィンターの音楽に何をもたらすのか今から楽しみです。ありがとう。</p>
<p>「ありがとう！」</p>
<p>Winter『Adult Romantix』<br />
https://lnk.to/adult-romantix</p>
<p>Luby Sparks『Romeo』<br />
https://ssm.lnk.to/_Romeo</p>
<p>



プリティ・シックと語るY2Kカルチャー　by Natsuki Kato 
Interview / 04 04 2024



<br />




ソーリーにインタビュー「断片にこそ個性が宿る」by Natsuki Kato 
Interview / 14 01 2024



</p>
<p></p><p>The post かつて“シューゲイザー”はカッコ悪かった？　WinterとLuby SparksのNatsukiが現在のドリームポップ〜シューゲイザーリバイバルを考察 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>2025年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.2 Natsuki  Kato（Luby Sparks）</title>
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        <pubDate>Tue, 30 Dec 2025 03:00:29 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
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		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
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		<category><![CDATA[Luby Sparks / ルビースパークス]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>2025年も、素晴らしい音楽が次々と生み出された。Numéro TOKYO注目のクリエイターに、その人が超・個人的に思い入れのあった音楽アルバムBEST3と、その注目ポイントを聞いてみた。新たなお気に入りの一枚を見つけて。</p>
<p><br />
第2回目は、シューゲイザーバンド、Luby Sparksのブレーンであり、さまざまなファッションブランドへの楽曲提供など、活躍の幅を広げるNatsuki Katoが登場。</p>
</p><p></p>1.Junior Varsity 『My Star（Deluxe）』
<p></p>
<p>Y2K以降のリバイバルが進行中?!</p>
<p>“アーリーiPod Era”とも評されたオルタナ・ポップを炸裂させるNYの３人組グループ、Junior Varsity。最新EP『My Star（Deluxe）』収録のシングル『Cross The Street』『Give My Heart』を一聴した瞬間に、僕の心はスキニージーンズを履いていた2008〜10年付近の中高生時代に引き戻された。</p>
<p>まさに当時iPodのCMで使われていたThe Ting Tingsや、CSS、Teenagersなどのインディーポップ・バンドを彷彿とさせるおもちゃっぽいチープなシンセとギター、キュートな男女ツインヴォーカル、単純明快でボーイ・ミーツ・ガールなリリック、そのすべてが胸キュンでノスタルジック。</p>
<p>ここ数年、個人的に09年頃のディスコ・パンクとファッションがリバイバルするのでは、と勝手にトレンド推測し、ラジオ番組で特集させてもらったり、プレイリストを作ったりしていたが、一向に本格的な流行が訪れる気配はなかったところに登場したJunior Varsity。</p>
<p>カルチャー感度の高いNYの若者の間や巷ではすでに“Indie Sleaze（インディー・スリーズ）”という言葉でY2K以降のリバイバルが進んでいるが、いよいよ来年あたりにはあの頃のスキニーも履けるようになるかも？</p>
2.crushed『no scope』
<p></p>
<p>&#8220;テンポの速いトリップホップ”というジャンルを確立</p>
<p>今年一番聴いたかもしれない一曲は、米LAのシューゲイズ・ドリームポップデュオ、Crushedの1stアルバム『no scope』の冒頭を飾る「exo」。打ち込みの16ビートに幽玄なギターサウンドとゴシックな女性ヴォーカル。1980~90年代の耽美な4ADがエレクトロやトリップホップを経由してモダンにアップデートされたような、ありそうでなかった真新しいドリームポップ。</p>
<p>MVやアートワークの世界観も『マトリックス』や『スポーン』、『ザ・クロウ』のような90年後半〜2000年代前半あたりの映画、もしくはEvanescence、Deftonesら同時期のニューメタル・バンドのMVあるあるな肌の色が真っ白、もはや蒼白くなるほど飛ばした冷たいカラコレが施されていて、タイトルの小文字表記から一貫したコンセプトにこのデュオの気概を感じる。</p>
<p>自分がDJする際にも、同じ16分のハイハットが光るCibo Mattoの『Spoon』などとつないで何度もかけたキラーチューンで、このバンドをきっかけに“テンポの速いトリップホップ”というジャンルを提唱したいほど。</p>
<p>シューゲイズやドリームポップを軸にしながら色んなサウンドに寄り道をしてきた身としても、彼らのようにジャンル横断が大胆であればあるほどその巧妙な音作りに学びがたくさんある。</p>
<p></p>3.Winter『Adult Romantrix』
<p></p>
<p>“キス・ジャケ”のインディーにハズレ無し</p>
<p>Winterは2015年のデビュー・アルバムの頃から好きなアメリカのドリームポップ・アーティスト。</p>
<p>タワーレコード渋谷店で働いていたときはリリースのたびにポップも書いて推していたが、お店を辞めて以来、新譜情報や流行りの曲を見つけるのはもっぱらSpotifyのアルゴリズム頼りになってしまった僕は、このWinterの新作を完全に聴き逃していた。そんな中、X上でLuby Sparksの1stアルバムとジャケット写真がそっくりという投稿を見つけてこのアルバムにたどり着くことに。</p>
<p>内容は初期のMy Bloody ValentineやDrop Nineteensなどを思わせる、ジャグリーなファズ・ギターがほとばしる原点回帰なシューゲイズ・ポップ・サウンド、そしてこの完璧な構図の青春キス・ジャケット（“キス・ジャケ”のインディーにハズレ無し！他にもThe Radio Dept.、The History of Apple Pie、先述のThe Teenagersなどがある）。</p>
<p>今回の年間ベスト記事の依頼を受けて、ストリーミング中心の今はアルバム単位で音楽を聴くことすら減ってしまったことに気付かされた。やっぱりCDやレコード、カセット、フォーマットは何であれ、こういった素敵なジャケットの作品は手にしたい、僕自身も1stアルバムをリリースしたときのような気持ちに戻ることができた」</p>
Luby Sparks「Broken Headphones （Mars89 Remix）」
<p></p>
<p>2024年のLuby Sparksの「Broken Headphones」をDJ、コンポーザーのMars89がリミックス。ヘヴィ・シューゲイズな原曲が重心の低い流麗なダブ・シューゲイザーへと変貌を遂げている。</p>
<p></p>
<p class="btn_entry">「2025年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック」をもっと見る</p>
<p></p>
<p></p><p>The post 2025年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.2 Natsuki  Kato（Luby Sparks） first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>2024年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.2 Natsuki Kato （Luby Sparks）</title>
        <link>https://numero.jp/20241231-myfavoritesongsof2024-2/</link>
        <pubDate>Tue, 31 Dec 2024 07:00:08 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Luby Sparks / ルビー スパークス]]></category>
		<category><![CDATA[music]]></category>
		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[myfavoritesongsof2024]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>2024年いちばん聞いたのはどの楽曲？　音楽をこよなく愛するヌメロ注目のアーティストに、その人だけの“超偏愛”ベスト・ミュージックを聞いた。第2回目はカルト的人気を誇るオルタナティブロックバンド、Luby SparksのブレーンNatsuki Katoが登場。<br />
</p>
</p><p></p>1「Headliner」Pretty Sick
<p><br />
NY出身のサブリナ率いるPretty Sickは、2023年に韓国のフェスで共演して以来、東京でツーマンライブを開催したりと公私共に仲良くしているバンド。そんな彼女らが去年、次に出す曲はエレクトロな新路線なんだと教えてくれてずっと楽しみにしていた。宣言通り、これまでのファジーなギターは影を潜め、代わりに全編に渡って打ち出される上品なビートと妖しげなシンセサイザー、緻密に組み込まれたボーカルのレイヤー。そしてその不穏さが一気に昇華される1:48〜の転調は、僕が今まで聴いてきた転調の中で一番美しかった。</p>
<p></p>2「Anthems For A Seventeen Year-Old Girl （From “I Saw The TV Glow”）」 yeule
<p><br />
ずっと日本公開を楽しみにしているA24制作の青春ホラー映画『I Saw the TV Glow』。今年、インドへライブしに行った飛行機の中で一足先に鑑賞。Alex GやSnail Mailらが参加したインディーロックの豪華ランナップによるサントラの中でもひときわこの映画の世界を彩っていた楽曲。シンガポール出身のSSW、yeuleが2000年代カナダのバンド、Broken Social Sceneの名曲をエレクトロ・フォークなアレンジでカバー。映画の肝となる90年代VHSのピンク・ネオンなイメージと、曖昧なまま過ぎ去ってしまった思春期を見事に表現していて、映画冒頭からグッと心を掴まれた。</p>
<p></p>3「Bon Bon」Fcukers
<p><br />
今年はCharli XCXの『Brat』を皮切りに2000年代を彷彿とさせるクラブ・ミュージック的なサウンドがトレンドになっていたと思う。NYを拠点に活動するFcukersはまるでいち早くそれを予期していたようだった。実は2023年に来日公演を果たしていた彼ら。たまたまメンバーの男の子とカラオケに行ってインスタを交換したが、その後大手レーベルとサイン、LCD Soundsystemとのツアーとこのバンドの鰻登りなサクセスぶりは側から見ていても気持ちの良いものだった。あの時はまだ3曲ほどしかなかったSpotifyのディスコグラフィに満を辞して追加されたこの「Bon Bon」はシンプルすぎるリリックとキャッチーな“ボンボン”フレーズ、そして万人をダンスさせる硬派なハウス・ビートにもうすでに200万再生を超えているのも大納得。</p>
<p></p>4「Talk is Cheap」Dr. Dog
<p><br />
1999年から活動するフィラデルフィアの大所帯インディーロックバンド、Dr. Dogの6年ぶりのフル・アルバムからの一曲。もはやベテランの貫禄すらある強固な演奏と歌唱、レコーディング音源なのにまるでライブ盤のような、20年以上の活動歴が生み出す16ビートのグルーヴ、生楽器によるロックのマジックが凝縮されている。先代のThe BandやThe Byrdsなど60〜70年代アメリカン・ロックの確かな継承者として、現代にこのバンド・サウンドで新作を生み出してくれたことへの感謝すら覚える。</p>
<p></p>5「stargirl」Charlotte Plank
<p><br />
オーストラリア出身、イギリスを拠点に2020年に活動開始したシンガーCharlotte Plankが今年リリースしたシングルの一つ。たまたまインスタでミュージックビデオを見かけて、その強烈なサビに一瞬でノックアウト。先述した通り、2024年はクラブ・ミュージック・イヤーであったと同時に、この曲のように90年代UKブレイクビーツやドラムンベースを引用するアーティストもさらに増えたように感じる（現にLuby Sparksでもブレイクビーツのリズムを取り入れた“NOT Okay”という楽曲をリリースした）。”stargirl”というタイトルからキャッチーと思わせる（全て小文字表記なのもにくい）センスと、クールなブレイクビーツをバックに聴きやすいメロディーを重ねた、新時代のポップ・チューン。</p>
<p></p>「Broken Headphones」Luby Sparks
<p><br />
Luby Sparksが2024年12月20日に発表したニューシングル「Broken Headphones」。ドロップCにチューニングしたベース、ヘヴィなドラム、歪んだギターが特徴のニューメタル的ヘヴィネスの要素を取り入れたヘヴィ・シューゲイズ。1stアルバムのきらめくシューゲイズサウンド、2ndアルバムのキャッチーかつメタルやグランジの影響を受けたヘヴィなサウンドを経て打ち出した本作はバンドの真骨頂と言えるのでは。ぜひチェックして。</p>
<p>「Broken Headphones」<br />
https://lubysparks.lnk.to/BrokenHeadphones</p>
<p></p>
<p class="btn_entry">「2024年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック」をもっと見る</p>
<p></p>
<p>



2024年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.1 valknee 
Culture / 30 12 2024



<br />




プリティ・シックと語るY2Kカルチャー　by Natsuki Kato 
Interview / 04 04 2024



</p>
<p></p><p>The post 2024年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.2 Natsuki Kato （Luby Sparks） first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>プリティ・シックと語るY2Kカルチャー　by Natsuki Kato</title>
        <link>https://numero.jp/interview434/</link>
        <pubDate>Thu, 04 Apr 2024 03:00:01 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[Luby Sparks / ルビー スパークス]]></category>
		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[Pretty Sick / プリティ・シック]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>インディーロックバンド、ルビー・スパークスのブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが、気になるアーティストに独自の視点で取材し、自らの言葉で綴る不定期連載。第5回はプリティー・シックのサブリナ・フエンテスが登場。違う国に住みながら、共通の映画や音楽を追いかけ育ってきた彼らが語るY2Kカルチャーとは。</p>
<p><br />
サブリナはプリティー・シックという気鋭のオルタナティブ・ロックバンドを率いながら、モデルとしても活躍し、インスタグラム上でも頻繁に見かけるようなZ世代最注目アイコンの一人である。ロンドンとニューヨークを拠点とし、東京へも何度も撮影で訪れ、すでに世界の服好き、音好き両者を魅了し始めている彼女。CDのリバイバル、Y2Kの終焉、日本のファッションブランドの躍進など、今後の音楽からファッションのトレンドまで、等身大にSNSを駆使し表現する彼女の鋭い嗅覚がいま嗅ぎつけているものとは。韓国のフェスで出会い意気投合し共演イベントを開催、共通言語も多い同じくファッション好きなミュージシャンの身として語り合った。</p>
</p><p></p>CDリバイバルがやってくる
<p><br />
──プリティ・シックというバンドはいつ結成したの？　</p>
<p>「このバンドは13歳ごろに始めたんだ。その頃から漠然とバンドというものに入ってみたいという思いは常にあったけど、バンドを組んでみたいと思える人や、実際に音楽をやっている友達は周りにはいなかった。そんなときにサマー・キャンプで出会ったドラムのエヴァは、初めて一緒に音楽をやってみたいと思えるクールな女の子で、すでに立派なドラマーだったんだ。すぐに意気投合して親友になったし、今もずっと一緒に共作してるメンバーだよ」</p>
<p>──プリティ・シックの楽曲からは90年代のオルタナティブ・ロックからの影響を色濃く感じるよ。</p>
<p>「実は子供の頃は60年代や70年代の音楽が大好きで、50年代のドゥーワップからビートルズまで聴いて育ったんだ。母親に連れられてニューヨークの図書館へ行ったときに、そこにあった大量のCDの中から気に入ったものをレンタルして、ダウンロードしてた。無料でね（笑）」</p>
<p>──日本の図書館にも同じようにたまに洋楽ロックのCDが置いてあるよ。ルビー・スパークスのTamioも地元の図書館のCDコレクションの趣味がよくて、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどに出合ったらしい（笑）。</p>
<p>「ニューヨークの公営図書館のCDコレクションもとてもよく厳選されてたよ。よくそこで大量のCDを漁ってはパソコンにダウンロードして、iPodで四六時中音楽を聴いていた」</p>
<p>──iPodって僕らの世代にとってとても重要なアイテムだったよね。CDを大量にレンタルしたり買ったりして、アルバムを一枚ずつダウンロードし、そしてそれをiPodに同期させ、持ち歩いて有線のイヤホンで聴く。意外と手間暇がかかっていたけど、これも一種の文化だったと思う。今はストリーミング・サービスによって、この頃と比べると音楽を聴くことがとても簡単になったよね。</p>
<p>「お店に行かずとも、世界中の音楽を指先一つで保有できるのは本当に素晴らしいことだと思う。でもミュージシャン目線では、音楽による収益が格段に下がっているのも事実だと思う」</p>
<p></p><p><br />
──今でもその頃集めたCDは持っているの？</p>
<p>「ロンドンの家には今もたくさんCDがあるよ。妹も集めてるし、みんな誕生日に何をあげたらいいかわからないときはよくCDをプレゼントしてくるんだ（笑）。あとは映画のサウンドトラックもCDでたくさん持ってるから、映像関係の仕事をしている友達にはよく共有してあげてるよ。でも実はレコードは全く持ってないんだ、プレイヤーも持ってない（笑）」</p>
<p>──それは意外。日本ではまだまだレコードがリバイバル中でトレンドだけど、あえてCDを集めてるんだね。</p>
<p>「きっとCDはこれから先、大々的にカムバックすると思う。気軽に手に入れられる一番音質の高いフォーマットだし、いま21歳の妹やその周りの友達もレトロでおしゃれという理由で集めてるんだ。レコードよりも安いのもあって、アメリカではもうレコードを買う人はあまりいないよ」</p>
<p>──CDのリバイバルが起こりそうな雰囲気は確かに近年ひしひしと感じるよ。僕はCDのサイズやパッケージがすごく好き。</p>
<p>「サイズも良いし、中に入ってるブックレットも大好き。可笑しなことに両親はCDをよく何枚も入るCDホルダーに盤だけ入れて、ケースや歌詞カードを捨てちゃうんだよね、そこが一番最高な部分なのに！（笑）」</p>
<p>──実家の車にそういうCDホルダーが置いてあったのでよくわかる（笑）。ブックレットは大切に取っておくべきだよね。</p>
<p>「子供どもの頃にアヴリル・ラヴィーンのアルバム『Let Go』のCDをニューヨークのヴァージン・レコード・ストアで買って、初めてその歌詞カードを見たときは本当に感動したのを覚えてるよ」</p>
<p>──アヴリル・ラヴィーンのあのアルバムはまさしく“ザ・CD”なアルバムですよね。時代感的にもレコードではなくCDで持っておくべき作品。アヴリルはサブリナにとって最初のヒーローだった？</p>
<p>「確実に影響を受けたヒーローの一人だね。よく両親の車で流してもらいながら、後部座席で一人で叫んでた。アヴリルの他にはビートルズ、中学生のときはラナ・デル・レイ、高校生の頃はビョーク、あとはコートニー・ラヴ、キム・ディール、ビリンダ・ブッチャーといったアーティストたちが自分にとってのヒーロー」</p>
<p>──実家の車の中で聴いた音楽というものは、つくづく今の自分たちを形成していると思わされる。</p>
<p>「そうだね、スマッシング・パンプキンズなんかは両親に教わったけどいまだに自分も大好きなバンドだよ」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
『ブレックファスト・クラブ』からマック・デ・マルコまで。映画や音楽から影響を受けたファッション
<p>──他にも映画や本など、プリティ・シックとして活動するまでのあなたに多大な影響を与えたものは？</p>
<p>「『プッシーキャッツ』（原題: Josie and The Pussycats）という子ども向けの実写映画があるんだけど、子どもの頃の一番のお気に入りで、確実に大きな影響を受けたよ。子ども向けなんだけどとてもよく出来ていて、今もたまに見返すんだ。音楽はグリーン・デイみたいなサウンドで、めちゃくちゃ面白いから是非観てほしい」</p>
<p>──チェックしてみる、ルビー・スパークスのErikaはこの手の映画は絶対知ってると思う。他にはどんな映画がお気に入りだった？</p>
<p>「『エンパイア・レコード』、80年代の『ヘザース ベロニカの熱い日々』、『ブレックファスト・クラブ』、それから『ナチュラル・ボーン・キラーズ』、『フィフス・エレメント』とかかな。今は『マッドメン』というドラマにハマっているよ」</p>
<p>──サブリナのファッションもそういった映画からインスパイアされているように見えるよね。</p>
<p>「特に90年代の映画からはファッション面でも明らかに影響を受けているよ。あとはミュージシャンの服装から受けた影響も大きかったね。子どもの頃はマック・デマルコのスタイルが好きで、よくオーバーオールにキャップというファッションを真似てたよ（笑）。でもファッションにおける一番のインスピレーション源は、いつも周りにいる友達かな。高校時代から今まで自分のファッションのテイストはあまり変わってないんだけど、当時も一緒に遊んでた他のティーンエイジャーの女の子たちに影響されてたよ。服もその頃からほとんど何も捨ててないと思う。母親に捨てられそうになったときも、ずっと取っておくのと言って反抗してた」</p>
<p>──もしかしたらそのときの服もいつか流行として戻って来るかもしれないしね。</p>
<p>「まさしく、自分に子どもができてもあげたくないくらいだよ（笑）」</p>
<p></p><p></p>
エンジェルブルーがアメリカでアツい?!
<p>──サブリナはエックスガール、ヘブン バイ マーク ジェイコブス、ヒステリックグラマーといったブランドのモデルも務めているよね。エックスガールとヒステリックグラマーは特に90年代の日本で人気だったブランドで、今まさにY2Kブームの中心にいるけど、どのような経緯でサブリナをモデルに起用するようになったの？</p>
<p>「プリティ・シックの音楽を聴いたことがあって気に入ってくれていたり、こういったブランドはそもそもバンドや音楽が好きでミュージシャンをモデルに起用したいという理由があったり、さまざまだよ。あとは友達でクリエイターのManonが日本に知り合いが大勢いて、過去にそういったブランドと仕事をしたことがあって、紹介してくれたんだ」</p>
<p>──サブリナはY2Kファッションのアイコンの一人だと思うんだけど、自分より若い世代へファッションの影響を与える側の人物になっていることをどう感じている？</p>
<p>「ありがとう。でも実はあまりそのことについて深く考えた事はないな。実際の自分はもっとナードな人間だから、他の人からファッション・アイコンとして見てもらえるなんて光栄な事だよ」</p>
<p>──でも言っていたように高校生の頃からファッションが変わっていない、ということはこういったブランドの表現したいスタイルがもともと持っていたサブリナのセンスやファッションとぴったり一致したということかな。</p>
<p>「そうだね、自分でも90年代スタイルのブランドとはすごくよくマッチしていると思う」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──ファッション好きな友人がニューヨークから東京に遊びに来たときに、ヴィンテージのヒステリックグラマーやエックスガールを探していたんだけど、今どちらもアーカイブの価格が高騰していてなかなか見つからないらしい。</p>
<p>「そのあたりのブランドはアメリカでも今すごく人気だからね。他にもエンジェルブルーなどの日本のブランドがリバイバルしているよ」</p>
<p>──まさにエンジェルブルーはその友人も必死に探してた。見つけたパンツを大人のメンズである彼が履きこなしていたよ。僕らが子どものときに流行っていた子ども服なので、日本人にとってはとても興味深いよ（笑）。でも彼にもすごく似合っていたし、今はみんな年齢や性別を気にせず好きなように好きな服を着れる時代だよね。すでに巷ではY2Kは終わった、とも言われてもいますが、今後のファッションはどうなっていくと思いますか？</p>
<p>「次は一体どんなトレンドが来るのか気になってはいるよ。でも自分のスタイルは他の女の子みたいに完全なY2Kでは絶対ないし、もっと90年代寄りだと思ってるから、まだわからないけど個人的にはたぶん今後も90年代に留まるかな」</p>
<p>──僕が最近気になっているのは2000年代後半、特にレイト00sと呼ばれるような2007〜2009年頃のファッションや音楽。</p>
<p>「確かにそうかも。アメリカでは00年代後半のスタイルは”Indie Sleaze”と呼ばれていて、かなり人気になってきてるよ。ロンドンやニューヨークではファッションの若い人たちが増えてる。自分は違うけどね、今も90年代の男の子みたいな格好だから（笑）」</p>
<p>──特にパンツのサイズ感がそれぞれの時代を象徴しているよね。今はかなり太めのシルエットが流行っていますが、僕はエディ・スリマンの影響でもともとはすごく細いスキニーパンツを好んで履いていたので、00年代後半のタイトなシルエットがまた戻ってきてほしい。</p>
<p>「絶対大々的にカムバックすると思う！」</p>
<p></p>プリティ・シックとルビー・スパークス、国境を超えたカルチャーのつながり
<p>──10月はプリティ・シックとルビー・スパークスのツーマン・ライブを急遽開催したよね。</p>
<p>「あれは最高の時間だったね。あの場にいたお客さんもルビー・スパークスの演奏も素晴らしかったし、急だったのにこんなに良いイベントが実現できるなんて想像してなかったよ」</p>
<p>──僕らルビー・スパークスとプリティ・シックは、お互いが出演していた韓国の光州で開催した『FLOPPY Festival』というイベントで初めて出会って、そのわずか数日後に東京でフリー・ライブを一緒に開催することになりましたね。僕らにとってもメモリアルな1週間でした。</p>
<p>「そうだね、めちゃくちゃ楽しかったよ。近いうちにまた一緒に演奏したいね。日本に来るのは4回目だけど、本当はもっと頻繁に来たいくらいいつも楽しくて大好きなんだ」</p>
<p>──イベントに来てくれたお客さんの中には、男女問わずサブリナのようなファッションをしている人も目立った気がする。日本の若いオーディエンスとのセンスともすごくマッチしているなと。</p>
<p>「そうだね、自分でも日本にフィットしていると感じる部分があるよ。日本の若い子たちは、自分たちらしい楽しみ方を自分たち自身でしっかりわかってるように思う。ロンドンの若者やニューヨーカーたちはときに無気力だったり、逆に少し自惚れてたりすることがあるんだけど、日本人はもっとオープンで何においても大袈裟じゃない人が多いと思う」</p>
<p>──日本に来た時に必ず行くようなお気に入りの場所はありますか？</p>
<p>「温泉、中野ブロードウェイ、ブレックファスト・クラブ、あと俺流塩ラーメンはずっとビートルズが流れてて好き（笑）」</p>
<p></p><p>サブリナ（左）とナツキ（右）</p>
アートワークへのこだわり
<p>──アルバム・アートワークについても聞きたい。僕らルビー・スパークスの場合は映画のように架空の物語性を持たせたいので、いつも自分たちではないモデルの写真を起用してるんだ。プリティ・シックの場合はすべてサブリナ自身が被写体だよね。</p>
<p>「すべて自分のパーソナルなことを歌っているからかな。それは人生の中で自分が考えてきたことや出会った知人たちのことだったりする。カバーはその作品を象徴するものだと思うから、それぞれそのときの自分の気持ちやサウンドの気分ともマッチするように作っているんだ。『Deep Divine』では水中にいる自分とその他の人々と言う写真で、メランコリックでいて同時に少しハッピーな雰囲気を持たせたり、次の『Come Down』では水面に打ち上げられた死体のように浮かぶ姿でそのときの感情を表現した。新しいアルバム『Make Me Sick Makes Me Smile』ではタイトルの如く、吐き出してる人を見て笑うドレスアップした自分、それぞれ自分の人生の中でのそれぞれの感情を象徴しているよ」</p>
<p>──さらにはそれぞれがどんなサウンドのアルバムなのか、というところまで感じ取れるカバー写真だと思います。すべてのアルバムに共通したテーマなどはありますか？</p>
<p>「実は『Deep Divine』と『Come Down』は最初、30から40曲を収録した2枚組のダブル・アルバムにしたかったんだけど、レーベルから長すぎるから2枚のアルバムにわけたほうがいいと止められたんだ（笑）。だからこの2枚には確実に共通のテーマがあるね」</p>
<p>──僕は1曲を書き終えるのに平気で1〜2カ月くらいかかってしまうタイプなので、1アルバムのために30〜40曲も書けるなんて信じられない！ </p>
<p>「電車の中、家、飲みすぎて酔っ払ったとき、曲はいつでも常に書き続けてるよ。頭の中に思い浮かんだ言葉とメロディーをメモアプリに書き留めておいて、その後スタジオや家で曲として完成させていくんだ」</p>
<p>──だからプリティ・シックはいま毎年のようにアルバムをリリースし続けているんですね。今も新しい制作の最中だと思いますが、次はどんな楽曲になりそうですか？</p>
<p>「まだ完成していないんだけど、今まさに新曲を新しいプロデューサーと一緒に制作中だよ。今までとはかなり違っていて、エレクトロニックな要素が加わったより実験的なものになる予定なんだ。それでもメロディーや歌詞は今まで通りだと思うから、みんなに気に入ってもらえるといいな」</p>
<p>──きっとサウンドが変わっても変化しない部分がプリティ・シックらしさ、そしてサブリナらしさなのだと思います。新しい挑戦を今からとても楽しみにしています。</p>
<p>「ありがとう、みんなにどんな反応をしてもらえるか楽しみだよ」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>Pretty Sick『Makes Me Sick Makes Me Smile』<br />
CD、LP　オープンプライスにて発売中。<br />
配信リンク：prettysick.ffm.to/makesmesickmakesmesmile.bio</p>
<p>



ソーリーにインタビュー「断片にこそ個性が宿る」by Natsuki Kato 
Interview / 14 01 2024



<br />




ザ・ジャパニーズ・ハウスにインタビュー「いつだって最後には必ず終わりがやってくる」by Natsuki Kato 
Interview / 05 07 2023



</p>
<p></p><p>The post プリティ・シックと語るY2Kカルチャー　by Natsuki Kato first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ソーリーにインタビュー「断片にこそ個性が宿る」by Natsuki Kato</title>
        <link>https://numero.jp/interview423/</link>
        <pubDate>Sun, 14 Jan 2024 09:00:33 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
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		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
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		<category><![CDATA[interview]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>インディーロックバンド、ルビー・スパークスのブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが、気になるアーティストに独自の視点で取材し、自らの言葉で綴る不定期連載。第4回は2023年10月に来日し、東京・渋谷WWW Xでライブを行った、イギリスは北ロンドン出身のバンド、ソーリー（Sorry）にインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>待ちに待った初来日を果たしたロンドンの恐るべき子どもたち、ソーリー。満員の渋谷WWWXのステージで見せた桁違いのセンス感じるサウンドと、あまりにもクールな淡々としたパフォーマンスには、イギリスというロックの地への強い憧れを思い出さずにはいられなかった。そんなショーの数時間前に、メンバーのアーシャとルイスへ行った今回のインタビュー。そこには意外にも、気のおけない仲間たちと着飾らずに自然体で暮らす、音楽に純粋なロンドンの若者たちのリアルがあった。</p>
</p><p></p>言葉なしで音楽によって同じ方向を見ることができる
<p>──まず初めにずっと気になっていたことなのですが、ソーリー（Sorry）というバンド名の由来は何ですか？</p>
<p>アーシャ「初めはフィッシュ（Fish）というバンド名だったんだけど、同名のスコットランド人シンガーがいて、彼に訴えられたことで新しい名前を考えなきゃいけなかった。パブでトイレに行った時に、“Sorry”と書いてある標識があって、何に対してもすぐ謝るのはいかにもブリティッシュらしくて面白いと思ったんだ。結果、メンバーにとっても上手く馴染んだんだよね」</p>
<p>──何でもすぐ謝るのは日本人にも同じことが言えますね（笑）。シンプルでありながら同時にとてもインパクトのあるバンド名だと思います。アーシャとルイスは幼なじみだそうですが、昔から音楽やファッションの趣味は一緒だったのですか？</p>
<p>ルイス「そうだね、ほとんど常に同じだったよ。友達になったころはまだ自分たち自身で音楽を探り始めたばかりだったから、一緒に同じような音楽を聴きながら育っていったよ」</p>
<p>──それは何歳くらいから？</p>
<p>ルイス「12歳からかな。でも一緒に音楽を始めるのはそのさらに数年後だよ」</p>
<p>──二人で音楽を作り始めたきっかけはなんですか？</p>
<p>アーシャ「2人とも別々でサウンドクラウドに音源をアップロードしていて、お互いの音楽のファンだったんだ。それから学校でも他の友達を含めて一緒に遊びで音楽をやっていたよ。もう少し若い頃はたくさんの友達がいたから、週末にショーをやるとみんな見に来てくれた。まだ加入してもらう前のメンバー、マルコやキャンベルがショーを主催してくれたんだ」</p>
<p>ルイス「今もソロ名義で活動しているオスカー・ブラウンというミュージシャンの友達が学校にいて、彼の父親の家でよく3人で演奏していたよ」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──僕にとって日本の大学や高校生活では音楽の趣味が合う友人を見つけることはかなり難しかったので、とても羨ましい環境です。</p>
<p>ルイス「実際イングランドでも同じことが言えるよ。だからこそ僕らは少しニッチな音楽が好きなもの同士でバンドを始めることになったんだ」</p>
<p>──1人ではなく2人や複数人で活動する意義はどんなことだと思いますか？</p>
<p>アーシャ「それぞれ違った強みがあるから、お互いを受け入れることができるよね。それに考えをより多くの人に知ってもらうことで、より良いものにすることもできる。自分一人だと、音楽と一緒に旅に出てしまうような全く違った感覚になる。でも誰かと一緒だと、最後までやり遂げようという気持ちになりやすいと思う」</p>
<p>ルイス「それに僕らはかなり長いこと一緒に活動しているから、そういったことをあまり深く考える必要がないんだ。一緒に練習するだけで自然と互いにアイデアが出てくるし、アーシャとのこの関係性はとてもラッキーだと思ってるよ」</p>
<p>──素晴らしいですね。僕のバンドにもメンバーが5人いて、ときどき複数人での制作や活動は大変だと感じるんです。</p>
<p>ルイス「わかるよ、僕らもいまだにそう感じることがある」</p>
<p>アーシャ「自然と音楽について対話できるような相手を見つけるのはとても難しいことだと思う。だから私たちはあまり考えずに、言葉なしでも音楽によって同じ方向を見ることができるようになったんだ」</p>
<p></p>今回のツアーでは全員でスーツを着ることにした
<p>──最近の二人の好きなファッションの気分はどんなものですか？</p>
<p>アーシャ「今回のツアーではどの会場でもメンバー全員スーツを着ることにしてるんだ。きっとそれが面白いと思ってね。でも本当はそれぞれ違ったスタイルを持っているし、皆そんなにファッショナブルってわけではないんだ。だいたいの服はチャリティ・ショップで買ってるし、そこまで気にしてはいないよ」</p>
<p>──でも全員いつもどこかに統一感がありますよね。ショーの前に何を着るか話し合ったりしますか？</p>
<p>アーシャ「このスーツに関してはあえて可笑しく見せるために揃えることにしてるけど、普段は特にしないかな」</p>
<p>ルイス「僕らも5人もメンバーがいるから揃えるのは難しくて（笑）特にドラマーのリンカーンはすごくお洒落なセンスの持ち主だから、彼に何かを着るようにこっちから説得するのは難しいんだ、今回は合わせてもらったけどね」</p>
<p>──とてもよくわかります（笑）</p>
<p></p><p class="picture"></p>
それぞれ異なるほんの小さな断片が自分たちを表している
<p><br />
──僕は自分のバンドの2ndアルバムのプロデューサーをソーリーの『2 Down 2 Dance』のレコードのクレジットを見てアンディ・セイヴァースに頼んだほどの大ファンです。デビュー当時からリリースするシングルごとに全く異なるジャンル感を提示していて、まさしく”オルタナティブ”な姿勢にも僕自身とても影響を受けています。ソーリーの楽曲からはトリップホップ、グランジ、ジャズなどさまざまなジャンルのエッセンスを感じますが、軸にあるソーリーらしさとは何だと思いますか？</p>
<p>アーシャ「それはうれしいよ、アンディにも伝えなきゃね。たぶんそう感じるのはいろいろなものから影響を受けているからだと思う。常にお互いから音楽を学んでいるし、何か特定の表現方法に収まるような境界線を感じることはないんだ。いま世界にはさまざまなジャンルが溢れているから、自分の個性が特定のジャンルに縛られているという感覚はあまりないと思う。むしろ今現在自分がどういう人間なのかを反映するようなものだよ。一つのことに執着すると、自分を表現できていないと思う。それぞれ異なるほんの小さな断片のようなものたちが、自分たちの気持ちを表しているような気がする」</p>
<p>ルイス「異なるジャンルの曲を作ろうとするのは、自分たち自身を楽しませるためだったり、面白がるためだったりする。でも、自分の中に自然とあるメロディーは、どんなジャンルをやっても変わらないものだと思う。そうすることで、地に足がついた、自分たちらしいものになるような気がするんだ」</p>
<p></p>5人体制になり演奏技術が高まった2ndアルバム
<p><br />
──僕らも昨年2ndアルバムをリリースしましたが、アルバムごとに音楽性を変化させると、時には昔のほうが良かった、といった意見や1stアルバムと比較されたりすることがあります。ソーリーもアルバムやシングルごとに音楽性や方向性を変化させているように感じますが、バンドにとって変化することの意味とは何だと思いますか？</p>
<p>アーシャ「ソーリーの1stアルバムのときはとにかくたくさん曲を書いていてより多くのプロダクションが施されていたのに対して、2ndアルバムはよりライブ・アルバムのような仕上がりなんだ。最初のアルバムを聴き返すと、少しバラバラなイメージを感じる。だから今回は曲ごとにはそれぞれ小さな内面的な世界を持っていても、全体としてはよりスムースでひとつのものから生まれているような流れを組みたかったんだ」</p>
<p>ルイス「僕たちは、失敗から少しずつ学んでいるんじゃないかな。そこに本当の失敗があるわけじゃないけど、完璧だと思えるようなアルバムを作れることなんて今後もずっとないような気がする。進歩し、それを土台にした新たなチャレンジをしながら、より良い方向を目指して努力してるよ。それが本当に良い方法なのかはわからないけどね」</p>
<p>──他のメンバーが加わったことも新たな影響を与えましたか？<br />
アーシャ「マルコたちは実は以前からアルバムのレコーディングなどには参加していたんだ。でも今回のアルバム『Anywhere But Here』ではよりライブ感を加えたくて、ほとんどのパートはルイスと2人で書き上げたけど、彼ら3人の個性や演奏が加わることによって楽曲がより輝いた。というのも前のアルバムの頃、ソーリーはライブ・パフォーマンスにおいて少し弱かったんだ。でも今はこのアルバムによってライブの演奏技術も高まったと思うよ」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
より広い範囲に触れれば触れるほど、新たな発見がある
<p>──ルビー・スパークスの1stアルバムは、親友でもありヤックというバンドをやっていたマックスとレコーディングしたんですが、その際に1カ月ほどロンドンに滞在しました。その時実はSo Young Magazineのイベントでソーリーのライブを見逃したんですが、ソーリーの楽曲を聴くとロンドンで見た曇空や地下鉄、レンガの建物が並ぶ街並みが頭に浮かびます。ロンドンという環境はあなたたちの楽曲にどんな影響を与えていますか？</p>
<p>ルイス「ヤックは僕も大好きだよ、キャンベルも友達だって言っていたよ。6年前の懐かしいライブだね、このときの僕らの演奏は酷かったと思うから見られてなくて良かった（笑）」</p>
<p>アーシャ「どちらかというとロンドンで自分たちの周りにいた人たちとの経験がより大きな影響を与えているかな。大学には行かなかったけど、ほぼ10年間同じ仲間たちに囲まれて過ごしたんだ。それにロンドンにはさまざまなタイプの人たちが暮らしているから、本当に多くのカルチャーが溢れている。だからいろんな人に出会っていろんな経験をする、そのペースもとても速いしラッキーな環境だね」</p>
<p>ルイス「でも実際今、改めて自分の1stアルバムを聴くと、ロンドンでの若かりし日々を少し思い出すよ」</p>
<p>──その頃は何歳だったんですか？</p>
<p>ルイス「リリースした時は21か22歳くらいかな。でも曲を書き出したり、このバンドが始まったのは17歳の頃だよ」<br />
<br />
──今回の東京のように、ツアーで訪れた街や国からインスピレーションを受けることもありますか？</p>
<p>アーシャ「正確にいつどこで、とは言いにくいけど、ツアーというのは自分たちにとってすごく不思議な経験になっていると思う。各地で出会った友人関係も同様で、浮き沈みが激しくても妙な形で定まっていく。ツアーという経験に限らず、とても興味深い人たちと知り合ったり、その人たちから自分にとって新たな種類の音楽を教えてもらったりすることはとても意味があるよ。今日あなたに出会ったようにね。より広い範囲に触れれば触れるほど、新たな発見があると思うんだ」</p>
<p></p>スリーフォード・モッズのサポート・アクトは大変だった（笑）
<p>──僕らは今年初めてUSツアーを開催したのですが、音響システムやベニューの雰囲気の違いを感じて自分の音楽の方向性を見つめ直す機会になりました。</p>
<p>ルイス「確かに、アメリカのベニューで演奏するのは大変だよね。ソーリーの初めてのUSツアーはUKのスリーフォード・モッズのサポート・アクトとして周ったんだけど、彼らはメンバーがたった2人でしかも機材はラップトップ一台だけだから、毎回彼らの演奏の前にドラムから全部片付けなくちゃいけなくてとにかく大変だったよ（笑）」</p>
<p>アーシャ「車内が丸見えなとても安いバンで移動してたから、安全のために毎晩ホテルの狭い部屋にドラムや機材を詰め込んで、また会場に持って行きセットして、の繰り返しだった」</p>
<p>ルイス「僕らも彼らみたいにラップトップを買って、ただボタンを押して踊り回りたくなったね（笑）」</p>
<p></p><p>インタビュアーを務めたNatsukiも一緒に。</p>
作品のヴィジュアルをコントロールするのはとても重要なこと
<p>──ロンドンでのレコーディングでは、パトリックという友達のエンジニアも手伝ってくれたのですが、彼はあなたたちの昨年のアルバムにも参加していたようです。アルバムには他にもポーティスヘッドのエイドリアン・アトリーなども参加していますが、彼らは楽曲にどのような変化をもたらしましたか？　ソーリーのサウンドはポーティスヘッドと通う部分があると前から思っていたので完璧な組み合わせだと思いました。</p>
<p>アーシャ「パトリックは1曲のちょっとしたプロダクションで参加してくれたんだけど、とても良い友人でもあるよ。すでに曲はほとんどできあがってる状態だったんだけど、エイドリアンはそこに合うアンプのチョイスや、主にギターの音色作りを手伝ってくれたんだ」</p>
<p>ルイス「僕らは誰かにサウンドをより温かみがあるものに仕上げて欲しかったんだよね」</p>
<p>──初期の「Home Demo」をあげたYouTubeのDIYな映像や、シングルやアルバム、すべてのアートワークもそれぞれデザインが統一されていてどれもかっこいいです。こういったアートディレクションも自分たちで行っているのですか？</p>
<p>アーシャ「初期のアートワークや映像はフロー・ウェブという友人の子と一緒に作ったんだよ。あの頃はまだちゃんとした映像作品を作るための予算も十分になかったから、ただ楽しいプロジェクトとしてほとんどを周りにいる友達たちと一緒に制作していたんだ」<br />
<br />
──映像やカバーアートに関してはどんなものや作品から影響を受けていますか？</p>
<p>アーシャ「たくさんの映画を観て育ったから具体的な1タイトルに絞ることはできないな。父もアートをやっていて、有名なわけではないけれど墨を使って描いたりしてたよ。今はジュエリーを作ったり、フラワー・アートも手がけてる。他にもマックという友人はソーリーのTシャツをデザインしてくれたし、メンバーのマルコもアーティストだよ。アートをやっている友達が周りにとても多いんだ。私も他の人のための映像作品を作成してみたことも何度かあるけど、正直あまり上手くいかなくて諦めたんだ。アーティスト活動において、自分自身で作品のヴィジュアルをコントロールするのはとても重要なことだと思うよ」</p>
<p></p>ソーリーの次なるアイデア
<p>──現在、5人体制で活動していますが、今後ソーリーはどのようなバンドになっていきたいですか？<br />
アーシャ「もしかしたらもっとメンバーが増えるかもね。それから、ショーの規模感がもっと大きくなったら映像を組み合わせたり、ライブ体験としてもっといろんな形を探ってみたい」</p>
<p>ルイス「未来のことはわからないな。でも次のロンドンのショーではストリングスの楽隊と初めて一緒に演奏するんだ。もしかしたらそれがバンドにとって新しい良い形になるかもね」</p>
<p>──次に3rdアルバムを作るなら、どんなものにしたいですか？今、頭の中にあるアイデアを最後に少しだけ聞かせてください。<br />
アーシャ「次はもっと歌詞を減らして、物語性を高めるわけではないけど、ポエトリーな語りを入れてみたいと思ってる。あとは最近取り入れ始めたサンプリングを音楽とより融合させて、エモーショナルなものにできたら良いな。まだどうなるかわからないけどね」</p>
<p>──ありがとうございました、ライブを楽しみにしてます。<br />
アーシャ&amp;ルイス「こちらこそありがとう」</p>
<p></p><p><br />
Sorry『Anywhere But Here』<br />
価格／¥2,200（CD 国内盤）<br />
詳細はこちら</p>
<p></p><p>The post ソーリーにインタビュー「断片にこそ個性が宿る」by Natsuki Kato first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ザ・ジャパニーズ・ハウスにインタビュー「いつだって最後には必ず終わりがやってくる」by Natsuki Kato</title>
        <link>https://numero.jp/interview391/</link>
        <pubDate>Wed, 05 Jul 2023 09:00:21 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
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		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[The Japanese House / ザ・ジャパニーズ・ハウス]]></category>
		<category><![CDATA[music]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>インディーロックバンド、ルビー・スパークスのブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが、気になるアーティストに独自の視点で取材し、自らの言葉で綴る不定期連載。第3回はソロプロジェクト、ザ・ジャパニーズ・ハウス（The Japanese House）としてセカンドアルバム『イン・ジ・エンド・イット・オールウェイズ・ダズ（In the End It Always Does）』をリリースした、シンガーソングライターのアンバー・ベインにリモートでインタビューを行った。</p>
</p><p></p><p> Photo：Jay Seba</p>
<p>前作から4年、パンデミックによる閉鎖的でループされた日々を経て、信頼を寄せる才能ある仲間たちとともに再びオープンにポップスを奏でる『イン・ジ・エンド・イット・オールウェイズ・ダズ』。タイトルやリリック、カバーアートのサークルに示された、「どんなことが起きても最後にはきっとなんとかなる」というどこか哀愁があり同時にポジティブなメッセージがこの現代に響く。アンバーの親しみやすい人柄、フラットな思考、そして想像以上に軽快なトークから、ザ・ジャパニーズ・ハウスの音楽が多くの人々やアーティストを惹きつける魅力を探った。</p>
良い感情だけでなく、悪い感情も感じることが大切
<p>──約4年ぶりのアルバムとなりますが、この4年間で世界はパンデミックなどを含めさまざまなことが変わりました。アンバー自身の周りではどのような変化がありましたか。</p>
<p>「パンデミックの前は来る年も来る年も、生活の大半をツアーに出て過ごしていたんだけど、そこに突如として静かな日々が訪れて。毎日どこかからまた違う場所へ移動するツアーを中心とした、今思えば少し奇妙なライフスタイルから、国内での日常に戻ったんだ。その間に街を出てより海側に引っ越しもしたし、多くの人にとっても静かな毎日が繰り返されるようになったと思う。</p>
<p>その他にも、アルバムの最後の楽曲『One for sorrow, two for Joni Jones』にも登場する、ジョニ・ジョーンズと名付けた犬を飼い始めたり、ある人と交際中でもあった。でもちょうどアルバムを作り終えたときに、その関係にも終止符が打たれて、また街に戻ることになったんだ。まさに今回のアルバムタイトルやカバーのように大きなサークルの中を周って来たような感覚だったよ」</p>
<p></p>
<p></p><p>──アルバムタイトルには、ポジティブでありながら同時にネガティヴな意味合いも感じられます。今作には主にどんなテーマがあるのですか？</p>
<p>「&#8221;In the End It Always Does&#8221;は、基本的には文字通り『すべての物事はいつだって最後には必ず終わりがやってくる』という意味なんだけど、同時に誰かが何かの終わりへと向かうとき、最後にはきっとなんとかなる、という意味も込められているんだ。それからこの言葉はとある映画からの引用でもあって、父がいつもこの台詞を使っていたんだけど、なんて映画かわかる？　ダメだ、映画の名前をまったく思い出せない（笑）。でもそれは『何でも最後にはどうにかなる、もしならなかったとしたらそれはまだ終わってないということだ』といった内容で、父から本当によく言われた台詞だったんだ」</p>
<p>──とても素敵な話ですね。</p>
<p>「時には物事は終わる。でも私が今までに学んだ最高のことは、結末が必ずしも悲しいことである必要はないってこと。何かの結末を受け入れることはとても大切だと思う。『Sunshine Baby』でもヴァースの一箇所でアルバムタイトルを歌ってる。</p>
<p>“To be putting off the end<br />
cause in the end, it always does”<br />
（終わりを先送りにしたって<br />
だって結局いつだってそうだから）</p>
<p>ってね。</p>
<p></p><p>あと</p>
<p>&#8220;Everything is cyclical<br />
Hold on to this feeling cause you won’t feel it for long<br />
You won’t feel it for long”<br />
（全てが周期的<br />
この感覚を持ち続けよう、長くは感じないだろうから<br />
長く感じることはない）</p>
<p>という歌詞があるんだけど、これは映画『君の名前で僕を呼んで』からの引用なんだ。父親が主人公である息子エリオに、悲しみがあっても、それを消し去ってはいけない、そうしないと40歳になって何も感じなくなる、というような内容を語りかけているシーンがあって。この引用は、完全にその台詞からの使いまわしのようなものだけど、要はそういうことを感じているときは、良い感情だけでなく、悪い感情も感じることが大切だということなんだと思う。なぜなら誰だって関係は長く続くわけではないんだから。何かを感じるということは、とても素晴らしいことだよ。難しい感情的なことを対処するときに、とても助けになるからね」</p>
<p></p>
<p></p>私的な視点で身の回りのクィアな人間関係を描く
<p>──僕自身も作詞をする際、映画や物語からインスピレーションを受けて架空のストーリーを俯瞰的に描くことが多いのですが、本作の歌詞にはより主観的な視点も感じます。同時にその内向的な歌詞がミニマルなサウンドと見事にマッチしていると思います。パーソナルな経験や思考を歌詞に表現することはあなたにとってどんな意義がありますか？</p>
<p>「客観的に作詞することも好きだよ。というのも、ちゃんと机の前に座って、『よし、このことについてこの曲に書こう』みたいに思ったことはないんだ。でも、インスピレーションを受けたものからメロディーを探して、歌詞を書き上げるまでのプロセスは、ただなんというか、思いつきって感じで、潜在意識のようなところから来ているんだよね。</p>
<p>でも変な話だけど、歌詞を書いているときはまったく意味がわからなくても、それが後々自分の身に起こったり、このことについて書いていたんだと後から気づいたりする、セラピーのようにね。曲作りをしていると、自分が本当は何を考えているのかがよくわかる。自分自身に向けて声に出して考えたりすることは、自分の潜在意識を明らかにするためのプロセスでもある。</p>
<p>政治的な内容や、他人の話を書いたりしているわけではなくて、私的な視点で身の回りのクィアな人間関係を語ることが大事だと思ってる。実際そういう人たちが自分の周りにとても多いからね」</p>
<p></p><p></p>
<p>──歌詞の中の情景描写がどれも繊細で、映画のハイライトのように全ての場面、感情が聴き手の頭の中にもリアルに浮かび上がってきます。あなたの過去の思い出や感情を歌詞に書き起こし、歌うことは、あなたにどんな影響を与えていますか？</p>
<p>「ありがとう、映画に例えてくれるのは嬉しいよ。ザ・ジャパニーズ・ハウスと名付けたのも、バンドの名前じゃなくて映画のように表現したかったからなんだ。そもそもは自分の身に起こったことを基にした『ザ・ジャパニーズ・ハウス』というタイトルの映画のアイデアがあったんだけど、自分は映画監督じゃないし、もちろん製作できなかった。だからそのまま音楽のプロジェクト名に使うことにしたんだ。今でも映画への楽曲提供や書き下ろしにもとても興味があるから、数年以内に実現できたらいいなと思ってる。</p>
<p>結局のところ、自分の身の回りに実際に起こったとても具体的でパーソナルな出来事について、かなり深いところまで掘り下げて、踏み込んで語ったり歌ったりすることが、ある意味一番面白いんだと思う。それをインターネット上にアップして、世界中の誰もが聴けるようになってるのはちょっとクレイジーなことだけど、同時に素敵なことでもあると思う。</p>
<p>入り組んだところや、細かなディテールはそれぞれ違うけれど、最終的に核となるのは誰かを好きになったり、失恋したり、といった誰もが経験したことがあるような共感できる感情のことだからね。ギリシャ人哲学者のセネカっていう人が言ってたんだけど、人間が持っている飢え、欲、愛、忠誠心といった感情は、基本的には犬が持っているものと同じだそう。愛や人間関係についてのほうが自分にとっても題材として描きやすいんだ」</p>
<p></p>人間が繰り返し演奏したものにしか出せないサウンドがある
<p>──今度は本作のサウンド面について話を聞きたいのですが、今作にはレーベルメイトでもあるThe 1975のマシューとジョージがプロデューサーとして参加していますね。</p>
<p>「そう、あとプロデューサーのクロエ・クレイマーのことも忘れないでね（笑）」</p>
<p>──もちろんです。</p>
<p>「メイン・プロデューサーはクロエだったんだけど、ジョージとマシューもみんなで一緒になって取り組んだ。スタジオが全くの異空間のようで、とても良い経験だった。ジョージとはこれまでもずっと一緒に仕事をしてきたから、彼はザ・ジャパニーズ・ハウスの一部であり、不可欠な存在だと感じている。そこへクロエが新たに参加したことで、スタジオでのあり方や作業の進め方について、自分たちの視点を全部変えてくれたんだ。すごいことだよ」</p>
<p>──全体を通してThe 1975の最新作とも通ずる打ち込みの電子音とアコーステックな生楽器によるオーケストレーションの組み合わせが印象的でした。プロデューサーたちは楽曲にどのような変化を与えましたか。</p>
<p>「前作でも実はすでに生楽器の録音も多かったんだよ。いつも生演奏の側面をとても楽しんでるし、新たな演奏技術を学ぶのも好きなんだ。パンデミックの間にも下手くそだったピアノの練習をして、今ではかなりうまく弾けるようになったよ。チューニングの仕方も覚えたし、ギターを覚えたときのように異なるスキルを学ぶことにこだわってる。</p>
<p>それからクロエはヴァイオリンでとても素晴らしい演奏ができることに気がついて、それもミックスした。今作ではほぼ全曲にストリングスが入っているんだけど、それは単純にクロエのヴァイオリンがすごく良かったからなんだ。ジョージはとんでもない技術のドラマーだし、参加してもらった友達のドラマー、フレディ・シェードもとても上手。マシューと私はギターが得意だし、サックスを演奏できる友達もいるんだ。</p>
<p>こういった素晴らしいミュージシャンが周りに多くて、彼ら全員に参加してもらえばいいじゃんって。どんな楽器でも最高のサウンドを見つけることができるし、生楽器では嬉しいアクシデントも起きるよね。ちょっと変なミステイクでも、サンプリングして部分的に活用するとその楽曲を構成する大事な一部分になったりする」</p>
<p></p><p></p>
<p>──確かに、僕もよくミステイクをそのままレコーディングしたりしますね。</p>
<p>「打ち込みのようなすでにある音源サンプルだけに頼るのはつまらない。人間が繰り返し演奏したものにしか出せないサウンドがあるよね。誰しもがギターやヴァイオリンなどの生楽器で作曲できるわけではないから、何かスペシャルな物が生まれると思う」</p>
<p>──アンバーの言う通り、今の時代はコンピューターを使えば誰でも色んな音を作り出すことができるようになっていますよね。でもだからこそ、アコースティックギターのような生の楽器は、人の温かみや安らぎを与えてくれると思います。アコースティックなサウンドが光る作品として、例えばボン・イヴェールの『For Emma, Forever Ago』はいつ聴いても自分を落ち着かせてくれます。ボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンも今作に参加しているんですか？</p>
<p>「彼の音楽はいつ聴いても心が和むよね。厳密に言うと彼はアルバムのレコーディングに参加したわけではなくて、コード進行など作曲部分で手助けしてくれたんだ。彼とプロデューサーのBJバートンが鍵盤パートを書いて送ってくれて、それを曲の中で使わせてもらった。だからジャスティン・ヴァーノンが参加してるって言ったら嘘になるかも（笑）。でも以前も彼とは『Dionne』という曲で共演していて、本当に素晴らしい経験をさせてもらった。私も昔から彼の大ファンだからね」</p>
<p></p>ライブでみんなが一緒に歌ってくれる瞬間が楽しみ
<p>──一方で、今までアートワークに多かった写真から打って変わって、シンプルにデザインされた今回のアルバム・アートワークはどのようなコンセプトですか。</p>
<p>「アルバム・タイトルが循環を意味するような文章だから、サークル（円形）がシンプルでかつ物事が繰り返されるモチーフとしてぴったりだったんだ。撮影時の写真を使ってみたり、いろいろ試したんだけど、どうもしっくりこなかった。『Boyfood』の写真は楽曲には完璧にマッチしたんだけど、このアルバムにはさまざまな音、好きなもの、感情が詰まっていて、写真のような一枚の画像ではその感覚を表現できないんだ。でもサークルはそういった表現をするのに簡潔的で十分だった。それに、アートや視覚的なものに関しては、とてもミニマルなものに惹かれるんだよね」</p>
<p>──僕はファッションもその音楽性や人柄を視覚的に表現する一つの重要な方法だと思っていますが、あなたの無地のTシャツにデニム、などシンプルな服装も音楽性ともマッチした個性のように感じます。常にありのままの自然体でいるように見えるあなたにとって、音楽をプレイするときのスタイルに何かこだわりなどはありますか？</p>
<p>「ツアーでプレイしているときに自分のスタイルがどうなっているのかは正直よくわからないんだ。ただ、自分が何を着ているかは考えたくない。自分の皮膚や毛のように、自分が一番着心地のいいものを着ていたいんだ。基本はカジュアルなもの、でも毎晩スーツを着て演奏していた時期もあったよ。スーツを着ることで、何か特別な日のような気分になれるのは素敵なことだと思う。でも、自分が今何を着たいのか、何を着たいのかを考えるのは楽しいよ、衣装もライブにおいての一つの大きな要素だからね」</p>
<p></p><p>──最後に、このアルバムがリリースされる瞬間、あなたはどんな感情に包まれると思いますか。</p>
<p>「なんだろう、とにかくこのアルバムをリリースできてとても幸せだよ。みんなに聴いてもらえるのが本当に楽しみ。作品が良いか悪いか言われるのを待っているような、緊張している感じではなくて、ちょっと準備体操をして待っているような感覚。人々の反応やコメントはインターネットでも見れるし、それももちろん楽しみなんだけど、いつも大きな衝撃を受ける瞬間は、新曲を初めてライブで演奏してそれをみんなが一緒に歌ってくれたりするときなんだ。いつだって驚かされるけど、その瞬間がとても楽しみ」</p>
<p>──ありがとうございました。日本でライブが見れる日を楽しみにしています。</p>
<p>「こちらこそ日本で演奏するのが楽しみだよ」</p>
<p class="picture"></p>
<p>ザ・ジャパニーズ・ハウス<br />
『イン・ジ・エンド・イット・オールウェイズ・ダズ』<br />
発売日／2023年6月30日（金） 世界同時発売<br />
レーベル／ダーティ・ヒット<br />
価格／￥2,750<br />
ストリーミングリンク／lnkfi.re/BCwl0p7v<br />
日本オフィシャルHP／www.virginmusic.jp/the-japanese-house</p>
<p></p><p>2024年1月に来日公演が開催決定！<br />
日程／1月15日（月） 梅田クラブクアトロ<br />
　　　1月17日（水）渋谷クラブクアトロ<br />
　　　1月18日（木） 渋谷クラブクアトロ<br />
時間／各回OPEN 18：00　 START 19：00<br />
料金／オールスタンディング￥6,500（税込/別途1 ドリンク）※未就学児入場不可<br />
チケット／<br />
◎プレイガイド先行：7月6日（木）～　<br />
◎一般発売日7月29 日（土）～<br />
問／【東京公演】クリエイティブマン03-3499-6669<br />
　　【大阪公演】梅田クラブクアトロ 06-6311-8111<br />
URL／https://www.creativeman.co.jp/event/the-japanese-house/</p>
<p>制作・招聘：クリエイティブマン</p>
<p>



The xxのロミーにインタビュー「愛が持つ前向きな側面は未踏の領域だった」by Natsuki Kato 
Interview / 17 06 2023



<br />




もっとヘヴィーに、正直に！　ロック界のニューアイコン、ペール・ウェーブスのヘザーにインタビュー　by Natsuki Kato 
Interview / 04 09 2022



</p>
<p></p><p>The post ザ・ジャパニーズ・ハウスにインタビュー「いつだって最後には必ず終わりがやってくる」by Natsuki Kato first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
                            <ldnfeed:image>
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        <title>The xxのロミーにインタビュー「愛が持つ前向きな側面は未踏の領域だった」by Natsuki Kato</title>
        <link>https://numero.jp/interview387/</link>
        <pubDate>Sat, 17 Jun 2023 09:00:27 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[music]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[The xx]]></category>
		<category><![CDATA[Romy]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>インディーロックバンド、ルビー・スパークスのブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが、気になるアーティストに独自の視点で取材し、自らの言葉で綴る不定期連載。第2回はザ・エックス・エックス（The xx）のメンバーとして活躍し、ソロデビューアルバム発売を控えるロミー（Romy）にインタビュー。<br />
<br />
唯一無二のモノクロームな音楽で世界を魅了する孤高のバンド、ザ・エックス・エックス。フロントに立つロミーがこれまでのシャイで内向的な世界から飛び出し、意を決してカラフルでポップなクラブミュージックへ挑戦する。どんな人にもオープンなスペース、“クラブ”で見つけた多幸感、それを見事に表現する彼女の新たなチャレンジの数々から、音楽性や心境の変化、そしてクラブ・ミュージックへの想いなど、ロックとクラブ・カルチャーを行き来するロミーならではの視点で語ってもらった。</p>
</p><p></p>ギターを置いて、ダンス・ミュージックに接近
<p>──今作がソロ名義で初のフルアルバムとなりますが、作曲のプロセスはバンドの時とソロとではどんな違いがありましたか？</p>
<p>「ソロでは曲全体を自分自身で仕上げなくてはいけないから、大きく違いました。ザ・エックス・エックスの楽曲では1つのヴァースを自分で書いて、別のヴァースはオリヴァーが書く、といった形で彼と共有しながら作曲していくことが多いので、完全に自分だけの視点で曲を完成させるのは自分にとって良いチャレンジでした。楽曲の持つストーリーを人とシェアしたり、コラボレーションするのがとても好きなので、オリヴァーと曲を書くのはいつでも心地良いですが、これまでとは違ったことに挑戦できるいい機会になりました」</p>
<p>──今回クレジットされているプロデューサーたちはどんな役割を担っているのですか？</p>
<p>「多くの楽曲を共作したフレッド・アゲインとはソロアルバムの構想を始める前に出会ったんです。数年前はまだソロとして曲を書いてみたいとは思っていても、自信がなくて、とてもシャイになっていた。だからその時期は誰かへの楽曲提供を積極的にしていて、フレッドとも共作をしたことで友人になりました。その後も二人で作曲を続けていたあるとき、彼が『この曲は誰に贈るべきかな』と尋ねてきたので、『もしかしたら私かも』と。そこからゆっくりと自分の中に自信が育ってきて、彼と共作したソロ名義の楽曲が増えていったんです」</p>
<p>──そうやってファースト・シングル『Strong』が誕生したんですね。</p>
<p>「実はあの曲は結構前なんだけど、2019年に書いたんです。そのときは彼と本当にたくさんの曲を作っていて、ソロ作に関してはもう一人のプロデューサー、スチュアート・プライスと一緒にとてもゆっくり進めていた。今ついに全曲の制作が終わってこれからリリースされるけど、曲ごとは少し前に書かれたものが多いんです」</p>
<p></p>
<p></p><p>──新曲からはザ・エックス・エックスで担当しているギターのサウンドは無くなり、ピアノのコード進行がリードする印象を受けました。ギターとピアノでは作曲においてそれぞれどんな違いがありましたか？</p>
<p>「ギターはいつでも自分にとって安心安全な楽器だったので、新たな挑戦としてそれを置くとどんなことが起きるのか見てみたかったんです。いくつかの曲ではギターも使ったけれど、今作の主なチャレンジはそれを取り除いて、よりダンス・ミュージックへ接近することでした。ギターで作曲する時は馴染みのあるコードを用いていましたが、ピアノを弾くフレッドの隣に座って彼の鳴らすコードに対して浮かんだメロディや歌詞でリアクションしていく、という全く新しい方法で取り組みました」</p>
<p>──完全に新しいチャレンジだったんですね。ジェイミー・エックス・エックスもプロデューサーとして参加しているんですか？</p>
<p>「彼はシングル『Enjoy Your Life』に参加してくれました。実は彼とももっと多くのセッションを行なっていて、それもまた素敵な瞬間だったのですが、もっとお互いに新しい経験や新しい人との仕事が必要だと考え、結果的に彼との共作はその１曲だけになったんです。彼はいつでも献身的に演奏やプロダクションを行ってくれるので、今回はいろんな人たちと作業してみることで、今度は自分自身が学んだことをジェイミーとの仕事に戻ったときにシェアすればまた一緒に新たな経験を積むことができると考えました」</p>
<p></p>
<p></p><p>──ザ・エックス・エックスの3作に渡る音楽的変化、そしてあなたのソロにおけるクラブ・ミュージックへの接近は、エヴリシング・バット・ザ・ガール（以下、EBTG）やセイント・エティエンヌのような90年代後期に生楽器を使うバンドでありながらUKクラブシーンを作り上げていったアーティストの姿とも重なります。僕の両親はEBTGが大好きで、トレイシー・ソーンの歌声を幼い頃から聴いていた僕にはロミーの歌声にどこか似た雰囲気を感じ、ノスタルジックな気持ちになりました。</p>
<p>「どちらのバンドも大ファンなのでその言葉はとても嬉しいし、最大の褒め言葉ですよ。ありがとう。トレイシーは本当に素晴らしいアーティストだし、同じようにEBTGを親と一緒に聴きながら育ったので、間違いなく自分の潜在意識の中にある音楽ですね」</p>
<p>──その一方で、モジョやスターダストといったフレンチハウスの影響も感じました。</p>
<p>「まさしく、『Enjoy Your Life』はそういった楽曲から大きなインスピレーションを受けた曲です。影響を受けた過去の楽曲に敬意を払いながら、でも新しい方法で表現することを心がけています」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
父親から受けた影響
<p>──ロミーにとって90年代のクラブ・ミュージックはどのような存在ですか？</p>
<p>「たぶん9〜11歳くらいの頃からラジオで耳にしていたから、自分にとってもやはりノスタルジアがあります。特にイギリスではモジョの『Lady』みたいなクラシックなクラブ・ヒッツは、結婚式やクラブでかかるとその場のみんなが知っているような未だに人気の楽曲なので、祝賀的な記憶としても自分のどこか一部に存在しています。もちろんそういった場面でみんなが一体感を得れる楽曲としても好きですが、クラブ・ミュージックの持つエモーションやソングライティングには大きな影響を与えてもらっています」</p>
<p>──9歳でクラブ・ミュージックに接していたとは驚きです。ご両親もそういった音楽が好きなんですか？</p>
<p>「そのくらいの歳のときはまだ何を聴くか自分で選択できなかったから、ラジオで流れてきたものをそのまま聴いていたんですね。そして14歳ごろにインディー・ミュージックに恋をして、ライブ・ギグに足を運ぶようになったんです。両親はミュージシャンではなかったけど、幼い頃に母が他界して父と二人で暮らしていて。父が集めていたレコードをかけながら食事をしていました。その頃はそれが普通のことだったのでなんとも思っていなかったけど、今思えばとてもいい思い出だし、父のおかげで色んな種類の音楽と触れ合えたので感謝しています」</p>
<p>──僕も父がいつも車で音楽をかけていたのでよくわかります。当時はわからなかったけれど、こうやってミュージシャンとして成長した今、そういう瞬間に聴いていた音楽や思い出が今の自分たちを作り上げたんだなと気付かされますよね。</p>
<p>「間違いないですね、全く同意です」</p>
<p></p>はじめて愛の持つ前向きな側面を綴った
<p>──『Strong』や先行曲の『Lifetime』、『Lights Out』の歌詞はどれもシンプルかつポジティブで、ダンスミュージックにおける美学ともとれるキャッチーなフックの繰り返しが心地よいです。今作を通して歌詞には共通したテーマなどありますか？</p>
<p>「ザ・エックス・エックスでは失恋に関する曲をとてもたくさん書いてきたから、これもまた新たなチャレンジとしてよりポジティブで高揚するような歌詞にしたんです。そうすることで自分の人生において一つのピリオドを打つことができるとも思っていて。今はパートナーもいてとても幸せを感じているので、今の自分にはそういった歌詞のほうが簡単に書けるし寄り添えるんです。本当に多くの失恋ソングを書いたから（笑）」</p>
<p>──ザ・エックス・エックスの時とは全く違う方向性なんですね。</p>
<p>「バンドでは切望するような内容が多かったし、実際そのときはそういった感情を強く持っていた。なので愛が持つより前向きな側面は、自分にとっては未踏の領域でした。でも歌詞の中で自分のセクシュアリティに関してオープンに語ったり、より素直になることは自分自身の物語を話すような感覚でとても楽しかったです」</p>
<p>──歌詞はその時々のシチュエーションや自分の置かれている環境によって変化しますよね。また、若いときはより愛に敗れたり、失恋したりすることが多いですからね（笑）。<br />
「まさしくそうですね（笑）」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
クラブは自分を解放できるセーフスペース
<p><br />
──近年はDJとしても、世界中でプレイをしているのをインスタグラムでよく拝見しています。僕自身もバンドをやりながらたまにレコードを使ってDJをしますが、クラブのDJブースに一人で立つのはバンドでステージに立つとき以上の緊張感があります（笑）。ロミーにとってDJをすることはバンド活動とどのような関係を持っていますか？</p>
<p>「レコードを使ってDJするのはとても難しいと思うから尊敬しますよ。初めてDJをしたのは17歳のときで、まだザ・エックス・エックスとしてツアーを始める前だったんだけど、すぐ好きになりました。ギターを演奏したりライブ音楽により重点を置き始めると、DJしているときに自分が曲をどうミックスするか、どうつなげるかを考えるため、何度も繰り返しその曲を聴いたりすることで構造を理解していたことに気づいたんです。それはバンド活動においても活きているし、逆にツアーで旅をすると同じ曲を何度も聴いたりするから、DJするための知識構築にもつながっています。同じようにDJはいまだに緊張するけど、それはとてもいいことだと思いますよ（笑）。新しいスキルをまだ学んでいるわけだし、バンドで新しいことをステージで披露するときは自信満々にできてもそれとは全く違う。時間と共に練習を重ねれば楽しめると思うから、ひたすら続けていくしかないですね」</p>
<p></p><p>──あなたにとってクラブとはどんな場所ですか？ </p>
<p>「クラブは一種の逃避できる場所だと思うし、クラブ・コミュニティが持つ空気感が好きです。これはライブハウスでも同様だけど、誰もが音楽に没入することができる所ですね。中でもクィアなクラブは、自分にとってセクシュアリティを解放できて安全を感じることのできる特別な場所です」</p>
<p>──その地域の若者と知り合ったり、カルチャーを知るのに最適だと思うので、僕はツアーやレコーディングで他の国に行ったときは必ず合間を縫ってメンバーとその地のクラブに遊びに行くようにしています。東京のクラブには行ったことありますか？</p>
<p>「ミュージック・バーのようなところに何回か行きました、新宿二丁目のニューサザエ（NEW SAZAE）というところです。そのときは土曜の夜に行ったんだけど、おそらく50代くらいの素晴らしい女性DJがいて、とにかく有名なポップ・ミュージックだけをかけていてとても楽しかった。彼女もとても幸せそうに見えて、フロアにいる人たちもみんな踊っていてなんだかすごくピュアな空間だった。素晴らしい経験でした」</p>
<p>──とても素敵な瞬間ですね。純粋にハッピーな感情になれる、それこそまさにクラブのいいところだと思いませんか？</p>
<p>「まさしく、有名な曲がかかると『この曲大好き！　ずっと昔からこの曲聴いてる！』と言ってその場にいるみんながつながっていくんです。どこかオススメのクラブはありますか？」</p>
<p>──僕は翠月（Mitsuki）というクラブにたまに行きますよ。小さいですが全てがオレンジ色にライトアップされていてとてもカッコいい場所です。</p>
<p>「良いですね、絶対にチェックしてみます。ありがとう」</p>
<p></p><p>（左）ロミー　（右）ナツキ</p>
スポーティなストリートスタイルは、フットボールの影響
<p>──シングルのアートワークやマーチャンダイズはザ・エックス・エックスのモノクロームなトーンとは対照的にカラフルでポップなのが印象的です。フォントなど自身でデザインもしているのですか？</p>
<p>「すべてを自分でデザインしているわけではないけど、マーチャンダイズでも方向性やヴィジョンは自ら関与してディレクションするのが好きです。ネオン・カラーやレーシングカーのロゴ、2000年代らしいデザインなどにインスパイアされています」</p>
<p>──よくレーシングジャケットや、トラック・スーツ、フットボールのユニフォームなどを着こなしていて、とてもお洒落だと思っていました。何をきっかけにスポーツ関連のアイテムを着用するようになったんですか？</p>
<p>「2018年のザ・エックス・エックスのツアーが終わり、1年ぶりくらいに家に帰ってきたときに、久しぶりに時間ができて。友人が女性のフットボール・チームを結成していたので、そこに加わりよくフットボールをするようになり、自然とフットボール関連の服を着るようになったんです」</p>
<p>──実際にプレイヤーでもあったんですね。</p>
<p>「フットボールはとても楽しいですよ。着心地もとても良いので、よりカジュアルに着れるユニフォームを探すようになって、今のファッション・スタイルに変わっていったんです」</p>
<p></p><p>──でも今やスポーティなユニフォームをストリートなスタイルで着るのは一種のトレンドですよね。とても早い時期からそのスタイルを取り入れていたんですね。他に好きなブランドなどはありますか？</p>
<p>「X-girlがとても好きです。メンズのストリート・ウェアをよく着るんだけど、X-girlのアイテムにはユニセックスなスタイルのものが多くて、サイズやシルエットが自分にとてもフィットするんです」</p>
<p>──僕もレディースの服やアイテムを着るのが好きですよ。</p>
<p>「とても良いと思います。もしその服のどこかを気に入ったのなら、それがメンズ用かレディース用かなんて心配する必要なんてないんです。その服が着る人にフィットしたら、それだけで素敵な雰囲気が生まれると思います」</p>
<p>──ソロアルバムのリリースを目前に控えた今、どんな心境ですか？</p>
<p>「とても緊張してます（笑）。でももちろん、みんながどんな感想をくれるかとても楽しみです」</p>
<p>──僕も聴くのを今からとても楽しみにしています。今日はありがとうございました。</p>
<p>「ありがとう。あなたの音楽もぜひ聴かせてください」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>Romy『Mid Air』<br />
価格／¥2,640（国内盤CD）<br />
発売日／2023年9月8日<br />
詳細はこちら。<br />
&nbsp;<br />




The XXインタビュー「ハッピーな愛を歌う新章の幕開け」 
People / 06 02 2018



</p>
<p>&nbsp;<br />




もっとヘヴィーに、正直に！　ロック界のニューアイコン、ペール・ウェーブスのヘザーにインタビュー　by Natsuki Kato 
Interview / 04 09 2022



</p>
<p></p><p>The post The xxのロミーにインタビュー「愛が持つ前向きな側面は未踏の領域だった」by Natsuki Kato first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>THE 1975のジャパンツアーが開幕！　彼らの“ベスト”ライブ初日をLuby SparksのNatsukiが熱狂レポート</title>
        <link>https://numero.jp/20230425-the1975/</link>
        <pubDate>Tue, 25 Apr 2023 10:18:58 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[music]]></category>
		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[THE 1975]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>サマーソニックのヘッドライナーとして観客を熱狂の渦に包んだことも記憶に新しい、イギリスはマンチェスター発のバンド「THE 1975」。その待望のジャパンツアーが幕を開けた。2023年4月24日に東京ガーデンシアターで行われた初日公演の様子を、インディーロックバンドLuby Suparks（ルビー・スパークス）のブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが熱狂レポート！</p>
</p><p></p>至福の体験を約束する彼らの“ベスト”ライブ
<p class="picture"></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>“At their very best”と題され、黒いスーツに身を包んだメンバー4人のシンプルな写真が載るポスターには全5公演ソールドアウトの文字。往年の大御所バンドがベストヒットライブをしに来日したわけではない、紛れもなく2023年を生きる現代のロック・バンド、THE 1975の約７年ぶりの単独公演である。</p>
<p>今回のツアーに先駆ける形で追加された本公演の舞台は東京ガーデンシアター、まさに現在彼らが行っているショーのテーマにぴったりな最新音響が設備されたシアター型の会場である。おそらくメンバー選曲による、マジー・スターやロキシー・ミュージック、ジーザス・アンド・メリーチェインといった80年代以降のアーティストから、チェット・アトキンス、エヴァリー・ブラザーズ、横田進までを含んだ、ニューウェーブ、ジャズ、映画音楽などこれまでの彼らの影響源を辿るようなプレイリストが優しく響き渡り、性別や年齢も幅広い各々のファッションを楽しむファンが集う。</p>
<p>彼らのマーチャンダイズを着用する人はもちろん、近年のCelineを彷彿とさせるようなスキニーなパンツにシャツとジャケットできめた男女や、一方で古着に身を包みテックなスニーカーにルーズなシルエットのストリートな装いの若者など、まるでTHE 1975のステージ衣装とヴィンテージ好きとしても知られるフロントマン、マシュー・ヒーリーの私服それぞれを表現したようなファンの姿に、彼のファッション・アイコンとしての影響力も感じ取れる。</p>
<p></p><p><br />
ステージ上にはシンプルで無骨な照明機材と、白い幕で覆われた雛壇。暗転と共にエルヴィス・プレスリーの「Love Me Tender」が流れる中、ステージ後方とサイドのスクリーンにジム・ジャームッシュさながらのモノクロの映像で、舞台裏に一人佇むマシューの姿が映し出される。</p>
<p>その上に大きく浮かび上がる“Atpoaim”（A theatrical performance of an intimate moment）の文字、まさにこれから彼らが披露するライブはこの会場に集まった観客のための演劇であり、観客には特別な時間が約束されています、という旨のオープニングタイトルにデヴィッド・バーンの2021年のライブ・ショー映画『アメリカン・ユートピア』の謳い文句、“一生に一度の、至福の体験（Once in a Lifetime）”を思い出す。</p>
<p>綺麗なオープンカラーシャツとスラックスに身を包んだマシューは真っ赤なストラトキャスター片手にステージに登場、ライブメンバーのジェイミーと二人で「Oh Caroline」「I Couldn’t Be More In Love」などをピアノとギターによる弾き語りでメドレー式に演奏、マイクや声の調子を探るようなミニマルなイントロダクションを経て、マシューの呼びかけでメンバーが登場し一斉にバンドが演奏開始。</p>
<p>演奏中にマシューの周りにはペルシャ絨毯とアンティーク調のローテーブル、チェア、フロアランプなどが設置され、欧米公演での大規模なハウスセットではないものの今回も家をモチーフにした新しいモードのショーから地続きであることが明かされる。</p>
<p></p><p><br />
</p>
観客を多幸感で包み込む、ヒット曲の数々
<p>「コンニチハ！ハロー、ウェルカム！」とマシューが声をかけ、観客が迎え入れられた会場は一気にTHE 1975の“劇場”と化した。新作アルバムよりロスの印象的なベースラインがリードする「Looking For Somebody (To Love)」、続く「Happiness」ではアダムの真骨頂でもあるリズミカルなギターにサックスソロ、そして誰もが歌いやすいコーラスとのコール＆レスポンスがふんだんに含まれており、その名の通り今までになくハピネスなオープニングが完成。前回の来日では含まれなかった「UGH!」では今回新たに加わったパーカッショニストのアクティブな演奏によってより肉体的なグルーヴが生み出される。</p>
<p>「Me &amp; You Together Song」、「Oh Caroline」と新旧の人気曲が続き、「If You’re Too Shy (Let Me Know)」ではピアノとサックスによる80年代風味なイントロがアレンジされており、そこへギターのリフが切り込まれると同時に叫び声のような歓声が会場から上がる。サビでは最上階のオーディエンスまでシンガロング、まだほんの3年前に発表された楽曲がまるで80年代のヒットソングのようにファンに染みついており、彼らがもう十分にベストヒットライブを行えるようなバンドであると改めて思い知らされる。「I’m in Love With You」にいたっては去年リリースされたばかりだが、そのストレートでキャッチーなメロディーには聴く人を多幸感で包み込むような力があった。</p>
<p>新メンバーの女性ギタリスト／バックコーラスと掛け合う「About You」、2010年代を代表するバラード「Robbers」、このバンドの核でもあるジョージのテクニカルなドラムに圧倒される「She’s American」など、別の国の一人のアーティストが書いたラブソングがパフォーマンスを経て会場にいるみんなのものになっていく。これはMCでマシューが「THE 1975の楽曲はもちろんマンチェスターの景色に合うんだけど、ここ東京、日本にもとてもマッチすると思ってる」と言っていたが、まさに遠く離れた土地でこれほど多くのファンの心を掴んで離さないのは、彼らの世界が持つ景色が東京ともリンクするからではないだろうか。</p>
<p></p><p>&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
ロック・バンドへ回帰し、大団円
<p>終始おちょこでお酒を口にしながら演奏していたマシューだが、「タバコ吸ってもいい？」と問うとファンから全力で「No!!」と答えられ、それに従う姿には発言などで不安定さを孕む彼をファンダムが支える、という単独公演でしか見られないような構図が誕生しており、ホームがここ日本にもあるんだと彼にとっても安心させられる瞬間だったはずだ。</p>
<p>「Sincerity Is Scary」ではフロアランプをつけ、椅子に腰掛けてまさにホーム＝家にいるかのようにリラックスして歌う。ミュージック・ビデオでもオマージュを捧げたトーキング・ヘッズの『ストップ・メイキング・センス』を彷彿とさせ、今回のテーマもTHE 1975の先にいつもいるデヴィッド・バーンの掲げた演劇のようなライブからヒントを得ているのかもしれない。</p>
<p>その後、「Paris」に合わせて丁寧なメンバー及びこの劇のキャスト紹介を挟み、久々に演奏するという「Chocolate」へ。「I Always Wanna Die (Sometimes)」の前にはアコースティックギターでセットリストにはなかった「Guys」の一節、“The first time we went to Japan was the best thing that ever happened”を披露し、日本への思いを表現した本公演のハイライトとなった。「Sex」では、ライブメンバーが減りマシューもあの頃のように歪んだギターをかき鳴らす。</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>そしてフィナーレとなる「Give Yourself A Try」はついにTHE 1975のメンバー4人だけとなり、このバンドが始まったときと同じ本来のロック・バンドへと回帰した。4年前までは定番だった“Rock &amp; Roll is Dead, God Bless”という皮肉めいたエンドロールはもう出ない、再び“Atpoaim”のタイトル。彼らは見事にロック・バンドというエンターテインメントを演じ切った、そしてこれからもこの演劇を続けていく覚悟を決めているのだ。</p>
<p>自ら“At their very best”（彼らのベストライブ）と俯瞰して表現するこのショーは、今のTHE 1975というパッケージを演劇のように完璧にこなすことでより大きなバンドへと成長させていく。そんな今回の1公演の中だけでもマシューはファンの掲げるメッセージを一つ一つ読み上げたり、演奏を中断してファンの体調を気にかけたりと、演者やアーティストとしてだけではなく、一人間としての魅力も垣間見えるバランス感覚の持ち主であり、きっと世界中から愛されるに値する人物なのだと思わせてくれた。このツアーを経てファンとより強固になっている彼らなら、 “Rock &amp; Roll”を本当に蘇らせることができるのかもしれない。</p>
<p></p><p>The post THE 1975のジャパンツアーが開幕！　彼らの“ベスト”ライブ初日をLuby SparksのNatsukiが熱狂レポート first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>もっとヘヴィーに、正直に！　ロック界のニューアイコン、ペール・ウェーブスのヘザーにインタビュー　by Natsuki Kato</title>
        <link>https://numero.jp/interview334/</link>
        <pubDate>Sun, 04 Sep 2022 09:00:58 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[People]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Luby Sparks / ルビー スパークス]]></category>
		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[Pale Waves / ペール・ウェーブス]]></category>
		<category><![CDATA[music]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>インディーロックバンド、ルビー・スパークスのブレーンとしてはもちろん、音楽への愛と知識に溢れた“音楽オタク”としても知られるNatsuki Katoが、気になるアーティストに独自の視点で取材し、自らの言葉で綴る不定期連載がスタート！　第1回はペール・ウェーブスのボーカル、ヘザー・バロン・グレイシーにインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>ペール・ウェーヴスのサードアルバム『アンウォンテッド（Unwanted）』は、溢れんばかりのディストーション・ギター（ひずみを効かせたギター）で暗雲立ち込める2022年の現代社会を突き破るストレートなロックンロール・アルバムだ。ポップ・パンク・リバイバルの訪れを確実なものにするハイファイなミキシングと、フロントマン、ヘザー・バロン・グレイシーのアイデンティティから成るフラストレーションの爆発が混じり合い、僕ら世代の新たなセーフスペースがここに誕生した。今回はヘザーにこの作品のバックボーンや彼女が今考えていることなどを、同世代のミュージシャンとして僕自身の共感を交えながら尋ねた。</p>
“本当の自分をさらけ出すことができるようになった”
<p>──前作からわずか1年半でのサードアルバムのリリースとなりますが、『Who am I?』と自問しながら自身のルーツに回帰したセカンドアルバムとのテーマやコンセプトの違いや変化を教えてください。</p>
<p>「セカンドアルバムでは恋に落ちる自分についての旅路＝ジャーニーを、1990〜2000年代のムードから影響を受けた音楽性で表現していた。でも今回のサードアルバムでは、ペール・ウェーヴスとしては初めて触れるようなジェラシー、怒りといった何年も自分の内側に抱えていたフラストレーションを外に向けてリリースすることが主なコンセプト。そういった意味では今作は前作とは正反対のことをやろうとしたんだ」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──2018年のファーストアルバム『マイ・マインド・メイクス・ノイジーズ』の歌詞にはロマンチックな恋に盲目的な少女像を感じていましたが、今作では自分を苦しめる相手を振り払う力強い面と、同時にそれでも愛を諦められない人間の弱さが共存しているようでした。この4年間で歌詞に対しての向き合い方にどのような変化がありましたか？</p>
<p>「ファーストアルバムの時はまだリリシストとしての自信も付いてなくて、作家としての自分をひたすら模索している時期だった。自分の感情をどれくらい外に吐き出して良いのかまだ分からなくて、愛について表現しながらもロマンスやメタファーを用いることで自分自身をその背後に隠している部分があったと思う。でも成長を経たことで今作では自分を完全に受け入れていて、本当の自分をすべてさらけ出すことができるようになったんだよね」</p>
<p>──嫉妬や怒りは愛に関すること？それとももっと大きな社会的なこと？</p>
<p>「当然、それは愛よりももっと大きなことについて言っているよ。ジェラシーなんかはもちろん愛の上での関係についてだけど、怒りは人間関係や音楽業界に対してだったり、虐められている人たちの持つフラストレーションだったり。何か明確な一つのトピックに対してのものではなくて、いろんな出来事に対する全体的な怒りを歌ってる」</p>
<p>﻿</p>
</p><p></p>“みんながなりたい自分になるべき”
<p>──僕も1996年生まれでヘザー（1995年生まれ）とほぼ同い年で、感覚としてはZ世代ともミレニアル世代とも言えない絶妙な年齢だと思います。僕自身も好きな服を着たり（例えばレディースの服やスカートを着ること、ネイルやメイクをすること）、男らしくなくてもいいんだと親からは育ててもらいながらも、子ども時代の学校や社会ではまだまだ制限してくるものがたくさんありました。子ども時代と比べてジェンダーに関するここ数年での社会的なポジティブな変化について、ヘザー自身どう感じていますか？</p>
<p>「ジェンダーフリーの考えは日々前進していて、性別の壁やルールはどんどん壊せていると思う。スカートを履くのもクールだね。確かに昔は『男の子は泣いちゃいけない』、『女の子は男の子とフットボールで遊んじゃいけない』みたいな古臭い固定概念があった。でも私はフットボールをするのも大好きだったし、スケートボード片手にビッグシルエットのバギージーンズを履いてるようなやんちゃな子どもだったから、いわゆる典型的な女の子らしい女の子だったことは一度もないんだよね。そんな誰にとっても有毒な伝統や基準がなくなろうとしている現状はとても嬉しいことだよ。みんな自分のしたいことをすべきだし、なりたい自分になるべきだし、それは他人がとやかく言うことじゃない。あなたがハッピーだったらそれでいいの、それを誰かが邪魔できるわけないよ」</p>
<p>──ヘザーはライブでよくレインボーフラッグを掲げていますが、LGBTQIコミュニティの代弁者としてもあなたの音楽を通して人々に伝えていきたいことはありますか？</p>
<p>「自分に自信を持つこと、あるいは自己愛の大切さ。この世界の現代社会には、自分らしくいるべきじゃないと思わせてくるたくさんの要因があると思う。でもそういった声は取り払って、とにかくバンドとして尽力しているのはありのままのみんなを受け入れてあげること。シャイにならないで、自信を持って、自分自身を誇りに思ってほしいと伝えたいな」</p>
<p></p><p>Photo by Kelsi Luck</p>
よりハードに斬新に進化したサウンドに込めた思い
<p>──僕のバンド、ルビー・スパークスではインスピレーションの源としてペース・ウェーヴスからも多大な影響を受けてきました。ペール・ウェーヴスがファーストアルバムでの80年代のシンセポップなサウンドから今作ではより明瞭なサウンドのポップパンクやギターロックに変化したように、僕たちもリファレンスが80年代ドリームポップから2000年代以降のエモやオルタナティブ・ロックへ自然とシフトチェンジしていきました。昨今のY2Kブームに代表されるように2000年代のポップ・パンクが現代のモードにマッチしたのはどんな理由があると思いますか？</p>
<p>「基本的にすべての物事や流行は繰り返されると思う。今はちょうどポップ・パンクやその周辺の年代が戻ってきてるよね。そういった音楽の流行は人々の気分とつながっていて、みんなの憧れが反映されてる。きっとポップ・パンクのような音楽が持つ『正直さ』こそ、今の若い子たちが本当に求めていて、知りたがっていることなんだと思う。だからこそこういったスタイルが今広がっているんじゃないかな」</p>
<p></p>
<p></p>
<p>──そういった音楽の成分を組み込もうと思ったきっかけは？</p>
<p>「とても自然なプロセスだったよ。パンデミックによってすごく長い間じっとしていたから、次にステージへ戻る時は最高に楽しいことをしようと思ってたんだ。私にとって『楽しいこと＝もっとヘヴィーな音楽』だったし、バンドとしても軽い音やソフトな曲はもう書きたくなくて、よりハードで斬新なサウンドを加えたかった。だから音楽性の変化は自然な過程だったけど、同時に変わりたいというすごく意図的な決断でもあった。その決意こそが今回のサードアルバム誕生のきっかけだよ」</p>
<p>──パンデミックの真っ只中に製作された前作には歌詞やコード感にも内向さが感じられたのに対して、今作にはより外向きな力強さを感じます。この1年半での製作を取り巻く環境の変化はサウンドにどのような影響をもたらしましたか？</p>
<p>「制作環境の面では今作のプロデューサー、ザック・セルヴィーニが与えてくれたインスピレーションや影響は特に大きかった。今では大切な友人の一人でもある彼が元から持っている弾けるような音作りやプロデュース技術と、バンドのソングライティングによる組み合わせによって今作の最終的な音が仕上がったと思う。ザックなしでは絶対にこのサウンドは作り出せなかったね」</p>
<p></p><p></p>
“ゴス”ファッションの参照源
<p>──今回はアートワーク、写真、ミュージックビデオまでモノトーンで統一されていますが、そこにはどんなストーリーがありますか？</p>
<p>「このレコードを作っていたときに、カラフルではなく白黒の美しさが最初からしっくりきていて。アートワークの色付きのバージョンも見てないし、元からカラフルなバンドってわけではないけど、今まで以上にロックンロールでラウドなサウンドだから自ずとモノトーンの世界観が馴染んだんだ」</p>
<p>──ルビー・スパークスのボーカリストであるエリカも常にゴスなメイクやファッションに身を包んでいて、1999年生まれの彼女にとってのゴスはもうザ・キュアーやバウハウスではなくマイ・ケミカル・ロマンスや映画『The Crow』の世界観だそう。80〜90年代をリアルタイムで経験していない今のあなたにとってのリアルな『ゴス』とは？</p>
<p>「これはめちゃくちゃ難しい質問だね（笑）。私にとってゴスと言われてまず思いつくのは比較的トラディショナルなゴスかな。自分自身をゴスだとは思ってなくて、インスピレーションとしてその美学を吸収しているんだけど、自分にとってのトラディショナルなゴスは例えばスリップノットとか。これもすでにちょっと古い考えかも（笑）。マイ・ケミカル・ロマンスにももちろん賛成、彼らも確実にゴスの世界観をインスピレーションとして持っているよね。でもやっぱり一番は顔を真っ白に塗って、エクストリームなメイクアップを施して、顔中ピアスだらけ、みたいな古典的な形容がゴスらしいと思うな。眉も剃ったりまでは自分がするにはちょっとゴス過ぎるけど（笑）、好きなのはそういったヴィジュアル」</p>
<p></p><p>──ファーストアルバムの頃から軸となるスタイルはありつつも、作品ごとにファッションも変動しているように感じます。今作に合わせたヘザーのファッションやメイクにはどんな変化がありますか？</p>
<p>「まさしく自分の中の美学は常に少しずつ変化してる。やっぱり年齢を重ねるにつれて大人っぽい服を着たいと思うようになったし、ファーストアルバムの時はまだ迷いもあって自分を隠そうとしたりしていたけど、今は以前より自分に自信が持てたことでコルセットやスカートといったアイテムも着れるようになった。自分の好きな服がより明確になったから、そういった服に身を包むことが心地いいんだよね。ファッションはこのバンドにとって一つの重要な表現方法でもあるから、その境界線をさらに押し広げようとまだまだ探求してる。今作におけるヴィジュアルで言うと、黒髪からブロンドに変えたこと、グラム・ロックっぽいニーハイのブーツや、細めの眉毛などが大きな変化でありポイントかな。同時に90〜00年代からの影響も大いに受けてるよ」</p>
<p>──これからペール・ウェーヴスとして成し遂げたい野望はありますか？</p>
<p>「ペール・ウェーヴスはとても野心的なバンドなんだけど、今全員で目指しているのはもっと大勢のオーディエンスの前で演奏するようなアリーナ級のバンドになることだね」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>ペール・ウェーヴス『アンウォンテッド』<br />
価格／￥2,750<br />
レーベル／Dirty Hit<br />
購入・ストリーミングはこちら</p>
<p>2022年来日公演日程<br />
大阪 2022/10/31（月） BIGCAT<br />
愛知 2022/11/1（火） 名古屋クラブクアトロ<br />
東京 2022/11/2（水)）恵比寿ガーデンホール<br />
神奈川 2022/11/3（木・祝） 横浜ベイホール</p>
<p>チケットの詳細はこちら</p>
<p></p><p>The post もっとヘヴィーに、正直に！　ロック界のニューアイコン、ペール・ウェーブスのヘザーにインタビュー　by Natsuki Kato first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>2020年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.3 Natsuki Kato （Luby Sparks）</title>
        <link>https://numero.jp/20201231-myfavoritesongsof2020-3/</link>
        <pubDate>Thu, 31 Dec 2020 11:00:47 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[music]]></category>
		<category><![CDATA[Natsuki Kato]]></category>
		<category><![CDATA[myfavoritesongsof2020]]></category>
		<category><![CDATA[Luby Sparks / ルビー スパークス]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>サブスクリプションサービスが勢いを増し、ますます音楽のトレンドが細分化された2020年。パーソナライズされたプレイリストは心地よく楽しいけれど、そろそろ飽きてきたのでは？　そこで、音楽をこよなく愛するヌメロ注目のアーティストに、2020年の超・偏愛ベスト・ミュージックを大調査！　新たなお気に入りの一枚を見つけて。</p>
<p class="picture"></p>
<p>第3回目は、きらめくシューゲイザー・サウンドで注目の新世代Jバンド、Luby Sparks（ルビー スパークス）のベース、ボーカルを務めるNatsuki Katoがコメントを寄せてくれた。</p>
</p><p></p>センスが良すぎるロンドンの若き世代を代表。オルタナティブ・ロックの新機軸
『925』Sorry
<p class="picture"></p>
<p>「2020年僕が最も楽しみにしていたアルバムの一つが、このSorry（ソーリー）のアルバム。生楽器と打ち込みの足し引きが完璧なバランスで、絶妙に少ない音数や、印象的なギターリフ、サックスリフでリードする新手のジャズ／ロック。そして男女ツインボーカルをこんなにもセンス良く、モダンでスタイリッシュにこなしたバンドが未だかつていただろうか。歳下のこのセンスに悔しくなって、思わずすぐに真似た曲を作ってしまったほど。一聴した瞬間からオルタナティブ・ロックの新しい風が耳の奥に流れ込んでくるのを感じた、最高峰のデビュー・アルバム」</p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>ダークな終末世界をリアルタイムで体現する、哀しきZ世代のゴス・ロマンス
『The Great Awakening』Johnny Goth
<p class="picture"></p>
<p>「僕は去年ごろからレイト90s〜アーリー00sへの関心が強くなってきている。そこへこの男が拍車をかけてきた。顔面はロバスミ（※1）ばりの白塗りなのに、パーカーやニット帽を身に纏い、足元はVansのスニーカー。カジュアルな装いのゴス、トリップ・ホップからトラップまで通過した強烈なビートにドリーミーなアコースティックギターと囁く歌声から成るサウンドは、Adore期のスマパン（※2）からブリトニー・スピアーズまでをも思い出させ、逆に新鮮。自分の好きなものだけを自由に組み合わせたようなチグハグな世界観、リアルタイムに直面してる終末世界を表現したようなダークさ、Z世代による全く新しいゴス定義、クールだ」</p>
<p>（※1）The Cure（ザ・キュアー）のフロントマン、ロバート・スミスの略。<br />
（※2）The Smashing Pumpkins（スマッシング・パンプキンズ）の略。</p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>もうシューゲイザーなんて言ってられない、三歩先を行ってしまった異形ドリームポップ
『Motherhood』No Joy
<p class="picture"></p>
<p>「こちらもどこか00sを感じながらも全くの異世界へ到達してしまった作品。元々は生楽器中心の王道なシューゲイザー・バンドだったNo Joy（ノー・ジョイ）が、ニューメタル、トリップ・ホップ、インダストリアルなどなどをごちゃ混ぜにして衝撃の変貌を遂げた。サンプリング・ビートにツーバス、甘い歌声にシャウト、ダンスもメタルもシューゲも何のその、自由奔放なサウンドに思わずニヤリ。僕のバンドもジャンルという枠にはめ込まれて身動きが取りづらくなる事が多々あった、しかしバンドは何をやってもどんなに変化しても良いという勇気すら貰えた強烈なジャンルレスアルバム」</p>
<p></p>
<p></p>
<p></p><p></p>
<p></p>
<p class="btn_entry">2020年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック</p>
<p></p>
<p>



2020年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.1 あっこゴリラ 
Culture / 28 12 2020



<br />




2020年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.2 Maika Loubté 
Culture / 31 12 2020



</p>
<p></p><p>The post 2020年、あの人の偏愛ベスト・ミュージック vol.3 Natsuki Kato （Luby Sparks） first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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